Scratchで学ぶ、初心者親子向け「プログラミング入門書」…インプレス

 インプレスは、Scratchでゲームを作りながらプログラミングの方法と概念を学ぶことができる初心者向け入門書籍「できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch プログラミング入門」を7月13日に発売する。価格は1,880円(税別)。

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 インプレスは、Scratchでゲームを作りながらプログラミングの方法と概念を学ぶことができる初心者向け入門書籍「できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch プログラミング入門」を7月13日に発売する。価格は1,880円(税別)。

 現在、世界規模でIT人材が不足していると言われており、日本においてもIT人材・理系人材の育成に向け2020年から小学校においてプログラミング教育が必修化される。民間でも子ども向けプログラミングスクールが増加している中、親世代からは「子どもの学習内容が分からない」「子どもからの質問に答えられない」と、プログラミングに不安を抱える声もあがっているという。

 「できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch プログラミング入門」は、そうしたプログラミングを初めて学ぶ親子向けの書籍。マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発した教育用のプログラミング言語学習環境「Scratch(スクラッチ)」を使い、ゲームを作りながらプログラミングを学んでいく手順を紹介している。Scratchは、キーボードやアルファベットに不慣れな子どもにも簡単に操作でき、インターネットに接続できるパソコンがあればどこでも無料でプログラム作成を行えるのが特徴だ。

 書籍は、すべての手順とすべての画面を紙面に掲載し、操作の流れをわかりやすく紙面に再現してシリーズ累計7,000万部を突破したパソコン入門書の元祖「できるシリーズ」の関連書籍。「自動で動く車を作ろう」「シューティングゲームを作ろう」など、全11種類のゲーム作成の手順すべてを画面付きで掲載しており、誌面の通りに操作するだけでプログラミングの概念や方法を学ぶことができる。巻末には、プログラミングの理解を深めるための用語集やプログラミングのコード表も収録。レッスンごとの無料練習用ファイルもダウンロードできる。

 著者は、子ども向けプログラミングスクールの先駆けである「TENTO(テント)」で現役講師を務める竹林暁氏と澤田千代子氏。書籍にはオリジナルのプログラミングを掲載し、プログラミングを初めて学ぶ人が間違えやすいところやわかりにくいところを丁寧に解説している。価格は1,880円(税別)。電子版もリリースされる。

◆できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch プログラミング入門
著者:竹林 暁・澤田千代子&できるシリーズ編集部
価格:1,880円(税別)
電子版価格:1,690円(税別)※インプレス直販参考価格
発売日:2017年7月13日(木)
ページ数:272ページ
《畑山望》

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