子どもの防犯グッズ「防犯ブザー」が最多、気を付けることは?

 夏休み中に子どもが出歩く際に持たせる防犯グッズは「防犯ブザー」が最多であることが、防犯カメラのインターネット通販を行うアルコムの調査により明らかになった。子どもに持たせるときには「すぐに使える場所に付けること」などが大切だという。

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夏休み中に子どもが出歩くときに持たせているもの
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 夏休み中に子どもが出歩く際に持たせる防犯グッズは「防犯ブザー」が最多であることが、防犯カメラのインターネット通販を行うアルコムの調査により明らかになった。子どもに持たせるときには「すぐに使える場所に付けること」などが大切だという。

 警察庁が発表した「平成26、27年の犯罪情勢」によると、19歳以下の少年が被害にあう刑法犯の認知件数は2005年から2015年まで一貫して減少傾向にあるが、2015年の19歳以下の被害認知件数は15万1,644件。全年齢の被害件数のうち17.6%を占めている。

 アルコムが実施した「夏の犯罪に関するアンケート調査」は、全国の20~40代の女性551名を対象に実施した。集計期間は5月29日~30日。

 夏休みに子どもが出歩く際に持たせている防犯グッズは「防犯ブザー」55.7%がもっとも多く、ついで「GPS付き携帯」40.2%、「防犯ブザー付き携帯」15.5%、「携帯ではないがGPS」8.2%、「リフレクター」7.2%などであった。

 アルコムによると、子どもに防犯ブザーを持たせる際には、ランドセルの肩掛け部分など「すぐ使える場所に付けること」「いつでも鳴らせる用意をしておくこと」が大切。いつでも使うことができて、ある程度目立つところに付けておくことは犯罪の抑止にもつながるという。また、電池切れなどのチェックを欠かさず、使い方を親子で確認しておくことも必要だとしている。
《外岡紘代》

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