特別支援教育理解啓発イベント、東京10/14…車いすバスケ実演も

 東京都教育委員会の中部学校経営支援センターは10月14日、都立王子総合高校で特別支援教育理解啓発推進事業「中部フェスタ」を開催する。東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向け、障害者スポーツへの興味・関心を高めるイベントなどが行われる。

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 東京都教育委員会の中部学校経営支援センターは10月14日、都立王子総合高校で特別支援教育理解啓発推進事業「中部フェスタ」を開催する。東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向け、障害者スポーツへの興味・関心を高めるイベントなどが行われる。

 「中部フェスタ」は、障害のある幼児・児童・生徒ひとりひとりの自立と社会参加の実現を目指すため、地域の人たちとの交流や情報発信、自らの考えを発表する機会を提供し、広く都民に特別支援教育への理解啓発および障害者スポーツへの興味・関心の向上を図る取組み。

 平成28年度はパラリンピックメダリストによる講演会や、特別支援学校の幼児・児童・生徒と高校・中学校の生徒が連携した舞台発表、生徒作品の展示や販売、障害者スポーツの体験などが行われ、約1,200人が参加した。

 7回目となる今回は、「輪」をテーマに東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に向け、障害者スポーツへの興味・関心を高める取組みを実施する。車いすバスケットボールチーム「NO EXCUSE」による講演や障害者スポーツの実演のほか、障害者スポーツ競技の体験、特別支援教育理解啓発やオリンピック・パラリンピック教育のパネル展示なども行われる。

 ほかにも、吹奏楽や和楽器の演奏、手話や演劇などの舞台発表、学校生産物の販売、茶道などのおもてなし、美術・書道・工芸などの作品展示などが予定されている。

 イベントの詳細は9月中旬以降にWebサイトにて公開される。

◆特別支援教育理解啓発推進事業「中部フェスタ」
日時:平成29年10月14日(土)9:30~16:00
場所:都立王子総合高等学校(東京都北区滝野川3-54-7)
《外岡紘代》

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