「子どもは人参が嫌い」はもう古い!?意外と知らない人参の産地と種類

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「子どもは人参が嫌い」はもう古い!?意外と知らない人参の産地と種類
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「子どもは人参が嫌い」はもう古い!?意外と知らない人参の産地と種類

日本の家庭に馴染みの深い野菜、人参。子供の頃は苦手だった…という人も多いかもしれない。栄養価も非常に高く、比較的安価で購入できる、いわば日本の家庭料理を支える存在でもある。今回は、そんな人参の産地や品種、栄養を余すことなく取り入れるオススメの調理法などをご紹介していく。

1. 人参の生まれ故郷

ヒンズークシ山脈生まれ

人参は、現在のアフガニスタン周辺が原産国とされている。ヒンズークシ山脈で栽培されていたのが始まりと言われている。その歴史は古く、古代ギリシャではすでに薬用として広く用いられていた。そこから、人参は2つのルートを通って世界に広がりを見せてきた。

円錐型の西洋系

現在のような円錐型の人参が登場したのは、10世紀頃と推定され、その後、ヨーロッパに広がった。この人参を西洋系という。現在のようなオレンジ色の人参が登場したのは、17〜18世紀頃オランダ。日本に伝わったのは、江戸時代後期になってから。明治以降に普及し、今では日本で流通しているそのほとんどが西洋系だ。

細長い東洋系

もう1つのルートで広がったのが、東洋系の人参。ヒマラヤ山脈を通り、中国、そして日本へと伝来したと言われている。この東洋系の人参で現在、一般的に流通しているのが、金時にんじん。特に関西圏での消費が多い、

2. 西洋系の人参

大きさと種類

西洋系の人参は、江戸時代後期に長崎に渡った。「洋角にんじん」として栽培記録が残っているそうだ。これが、のちに「長崎五寸」となり、各地に浸透した。現在、流通している一般的な人参といえば、この五寸にんじんがほとんど。サイズが、ちょうど五寸に近いことから、この名前がつけられたようだ。そのほかにも4寸、3寸と大きさによって分類される。

品種改良と味

昔は、人参といえば子供の嫌いな野菜というイメージが強かった。その原因とされていたのが、独特の香り。現在は、品種改良が進み、あの香りが減り、甘みを増した品種が多く出回っている。その結果、好きな野菜ランキングで上位に食い込む程の人気に。人気の品種としては、「向陽2号」や「ひとみ五寸」などがある。

3. 東洋系の人参

流通量の少ない東洋系

西洋系と比較するとより細く、根が高いものが多い。さらに、甘みも強め。色も多彩で、オレンンジはもちろん、赤や黄色、紫などがある。現在では、栽培されている数もあまり多くなく、日常的に使われるというよりは、地域や季節などを限定して、親しまれている。薬膳料理に使われることも多いようだ。

お正月に欠かせない金時人参

別名京人参と呼ばれる金時人参は、東洋系を代表する品種。お正月のシーズンに関西圏では、欠かすことのできない存在だ。そのほか、沖縄県のみで育てられている島にんじんもこの東洋系に属する。現地では「黄色い大根」を意味する「チデーグニ」と呼ばれている。根と呼ばれる可食部が長いので、その分西洋系より生育に時間がかかるとされている。

4. オススメの人参

豊富な栄養

βカロテンを多く含む野菜として知られている。βカロテンは免疫力を高める効果や抗酸化作用があり、がんや生活習慣病の予防効果が期待できる。皮のあたりに、栄養素が多く含まれているので、皮は薄くこそげとるか、無農薬や有機農法など、安心できるものであれば、よく洗って皮ごと食べるのが正解。

葉付きの人参

産直野菜を扱っているスーパーなどで、葉つきの人参を見かけたら、ぜひ買ってみてほしい。家に帰ったら、葉に栄養が奪われないよう、すぐに葉を切り落として、保存する。葉は傷みやすいので、すぐに食べよう。油と相性がいいので、素揚げにしたり、天ぷらにするのがオススメ。

結論

栄養豊富で、手に入りやすい家庭の定番野菜、人参。現在食べられているのは、そのほとんどが西洋系の人参だ。昔の人参と比べると臭みもなく、ぐんと食べやすくなっているので、苦手意識のある人もぜひトライしてほしい。キンピラやナムルなど、油を合わせるとより食べやすい。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

《オリーブオイルをひとまわし編集部》

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