計量スプーンが無いときに使えるものって?大さじ・小さじの正しい計り方

 料理のレシピ本を読むと、必ずと言っていいほど材料や調味料の量が書いてある。計量カップはメモリがあるので分かりやすいが、大さじ・小さじの正しい計り方はご存じだろうか。正しい計量の方法と計量スプーンがない時、どうしたらよいのか解説する。

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計量スプーンが無いときのコツも!?大さじ・小さじの正しい計り方とは?
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計量スプーンが無いときのコツも!?大さじ・小さじの正しい計り方とは?

料理のレシピ本を読むと、必ずと言っていいほど材料や調味料の量が書いてある。計量カップはメモリがあるので分かりやすいが、大さじ・小さじの正しい計り方はご存じだろうか。正しい計量の方法と計量スプーンがない時、どうしたらよいのか解説する。

1. 計量スプーン開発の歴史

計量スプーンの正しい使い方について解説する前に、計量スプーン開発の歴史について説明する。

今でこそ当たり前のように使っている計量スプーンや計量カップだが、いつから、なぜ使われるようになったのだろう。実は、計量スプーンと計量カップが登場したのは戦後間もなくのこと、1948年である。海外から伝わってきたのではなく、現在の女子栄養大学の創設者である香川綾が考案、作ったものなのである。

江戸時代には既に料理本が存在したが、当時計量するという考え方は存在しなかった。料理は経験や勘によるところが大きく、舌で味わいを確認しながら作るものであった。やがて明治、大正時代になっても、そうした状況は続いたという。香川綾は医師の免許を取得し、今の東京大学医学部の島薗内科に入局する。しかし、当時、女性医師には病気を診るという仕事は与えられず、やがて香川は病院給食の改善について研究を進めることになった。大学で勤務する傍ら研究のために料理学校に通ったのだが、「ほどほどに」とか「ちょうどよい加減」という言葉で語られる料理は、非常に分かりにくいものであった。そこで香川は、誰もが美味しい料理を作れる方法として、食材や調味料の量を数値で表すことに目覚め、その後研究を進め計量スプーンと計量カップを開発した。

2. 計量スプーンの正しい使い方

計量スプーンや計量カップを使って計量することで、初心者でも料理ができるようになったのだが、ここで正しい計量スプーンの使い方を確認しておきたい。

■しょうゆなど液体を計る方法

まず、大さじ1は15cc、小さじ1は5ccである。液体と液体以外の塩や砂糖では、計量の方法が異なる。しょうゆなどの液体の場合、大さじ1の分量は、表面張力の影響で液体があふれそうな感じに見える。もし、少し盛り上がった感じがしなければ、大さじ1より少ないと考えていい。

では、液体の大さじ2分の1はどうなのだろう。大さじに液体を入れた時、3分の2くらいの水位まで入れると、見た目には多いような気がするが、実際には大さじ2分の1量が入っているのである。どうしても厳密に計りたい場合は、目盛りがついた計量スプーンもあるので、そちらを利用することをおすすめする。

■塩や砂糖、小麦粉などを計る方法

塩や砂糖などを計る時に、大さじ1や小さじ2と表現されている場合もあるが、"すりきり一杯"と言われることもある。どちらも量に大幅な違いはないが、すりきり一杯の場合は、より正確に計るという意味合いがある。では、すりきり一杯をどう計ればいいのかというと、とりあえず大さじ1、固まりが混ざっていない状態で計る。その後、別の計量スプーンの柄で平らにならすと、すりきり一杯が計量できる。2分の1という場合も、計量スプーンの柄で半分のところに線を引き、そこから半分を取り除いて計量する。

3. 計量スプーンがない場合、どうしたらいいのか。

計量スプーンがないけれども計りたい、そんなシーンになったらどうしたらいいのだろうか。その話をする前に、アメリカの計量について説明する。

アメリカでも計量スプーンはあるが、日本とは若干量が異なる。大さじはテーブルスプーンと言われていて、1杯14.8mlだ。小さじはティースプーンと呼ばれ、4.93mlになる。

つまり、大さじはカレーを食べる時に使うスプーンと同じくらいの量なのだ。小さじはティースプーン程度の容量である。カトラリーなのでデザインによって多少容量の差は生じるが、計量スプーンがない場合、この方法で代用できる。

また、1リットルのペットボトルのフタ1個分は大さじ2分の1程度なので、こちらを使っても大まかな計量はできる。では、スプーンやペットボトルのフタがない場合はどうしたらいいのか。"はかり"があれば、重量に換算して計量することができる。

農林水産省が換算表を公表しているのだが、水や酢、酒は小さじ1が5g、大さじ1が15g、カップ1が200ccである。同じ液体でも醤油やみりんは小さじ1が6g、大さじ1が18g、カップ1が230gである。味噌も同じグラム数だ。塩や砂糖、小麦粉も換算されているので、冷蔵庫など見えやすい場所に貼り付けておくと便利である。

結論

もとはといえば、病院給食に端を発し、人々が健康に生きるために、そして、美味しい料理を誰もが同じように作れることを目指して作られた計量スプーン。料理に慣れてきたら自分の塩梅で作ればいいのだが、初心者の方はぜひ正しい計量の仕方を覚えて、活用してみることをおすすめする。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

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