電子レンジや食器洗浄機は使っていい?お気に入りの磁器製品のケア方法

 食事の時、コーヒーを飲む時など、どんな食器を使っているだろうか。お気に入りの食器でいただく食事は格別なものだ。磁器製品は和食器だけでなく洋食器にも広く活用されているが、そのお手入れ方法について詳しく知っておくと、大切な食器を長持ちさせることができる。

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電子レンジや食器洗浄機は使っていいの?磁器製品のケア方法とは

食事の時、コーヒーを飲む時など、どんな食器を使っているだろうか。お気に入りの食器でいただく食事は格別なものだ。磁器製品は和食器だけでなく洋食器にも広く活用されているが、そのお手入れ方法について詳しく知っておくと、大切な食器を長持ちさせることができる。

1. 磁器の特徴

磁器製品のケアの前に、磁器の特徴について触れておこう。
磁器は、陶石を砕いたもの(石英や長石)や、焼結して多結晶となるような粘土を原料に使うため、「石もの」ともよばれ、磁器の種類によって組成は大きく異なる。
陶器よりも高温の1300前後で通常2~3段階に分けて焼成する。このときの焼成温度の違いで、温度の高い硬質磁器と、比較的低温で焼成される軟質磁器に分類される。
焼き締めているため硬く、ガラス化した釉薬によっても強度を高められているため、丈夫なのが特徴で、吸水性がなく、熱くなりやすく冷めやすい。素地は白く、軽くはじくと金属音のような高音を発する。透かしてみると光を通す透光性または、半透光性の性質がある。
磁器の有名産地には、日本の有田焼、伊万里焼、九谷焼、砥部焼など、洋食器ではマイセン(ドイツ)などがある。
磁器と陶器に明確な境界が区別されないことも多いが、陶器と磁器の中間に炻器(せっき)とよばれるものがある。こちらも定義はややあいまいだが、鉄やアルカリ分の多い土を使い高温で焼き締めて作るため、陶磁器両方とも違った特徴がある。硬質ながら磁器と異なり非透光性あるいは薄い部分がわずかに透光性、多孔質の陶器と異なり吸水性もほとんどない性質を持つ。備前焼、信楽焼、益子焼、笠間焼、ウェッジウッドのジャスパーウエアなどの中に炻器とよばれるものがある。

2. 電子レンジや食器洗浄機は使える?普段のお手入れ方法

前述したように磁器は吸水性がなく、表面はつるつるとしていて強度も高いため、陶器と比べると扱いやすい。購入したての磁器は陶器のように目止めの必要もないが、消毒のつもりでいきなり熱湯をかけるといった行動は器を傷めてしまうので避けよう。
磁器製品は急激な温度変化に弱く、温かい食器を水に浸けて急冷したり、冷えた食器を温まったオーブンに入れたりといった過度な急熱や、オーブン・直火での使用は、ひび割れや破損の原因ともなるのだ。
磁器は基本的に電子レンジの使用は可能であるが、金や銀などの色が付いたものは「電子レンジ可能」とされているものでなければ、変色が起こるため電子レンジの使用はできない。食器洗浄機も同様である。絵柄のついたものは避けておいた方がよい。
手洗いの場合は、食器用中性洗剤を使いやわらかいスポンジや布で汚れを落とすようにしよう。表面はつるつるしているため、汚れは比較的落ちやすいだろう。
吸水性はないため、よく乾燥させなければいけない陶器と違って、水気をよく拭きとるとすぐに収納できる。
収納については、比較的丈夫なので重ねてもよいが、金銀など絵柄のあるものは傷つかないよう間に布や和紙などやわらかい紙をはさんでからしまうようにしよう。

3. 汚れがこびりついたときの洗い方

表面はつるつるしており汚れがつきにくいのが特徴の磁器は、食事のあとすぐに洗う様にすると汚れはこびりつきにくい。
とはいえ、毎日使う磁器だと、すぐには取れにくい汚れが付着してしまうこともあるだろう。
茶渋のようなよごれは、たいていはメラミンスポンジでこするととれることが多い。しかし、金銀などの絵柄のついたものや上絵付けされたものは激しく研磨すると剥げやすいため、食器用中性洗剤を使いやわらかいスポンジや布で汚れを落とすようにし、絵柄の無ない部分のみ軽くこするようにしよう。
研磨剤付のたわしやクレンザーは表面に傷をつけ、ひび割れや破損の原因になる。いきなり熱湯をかけるのも避けよう。
絵柄のないものは基本的には漂白剤も使えるが、絵柄があるものは漂白剤で変質するので要注意だ。
その他、昔からの方法として、指先に塩を付けて直接擦る方法や、クエン酸、重層を使うといった方法がある。みかんの皮で擦ったり、酢を付けて洗う方法もあるが、こちらも絵柄のあるものに使うときには細心の注意が必要だ。
なお、これらの汚れを取る方法が器を傷めてしまわないかどうかは、あらかじめ目立たないところで試してみてからにするとリスクが少ない。

結論

高温でしっかりと焼き締めて作られる磁器は、丈夫で表面もつるつるしているため、扱いもそれほど毎日難しくなく、お手入れもしやすい。しかし、高価なものや金銀彩のもの、上絵付けをしたものは扱いが異なる。扱いの難しい磁器は、汚れが付かないようにすることが一番だろう。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

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