デジタル世界の子どもたち…ユニセフ世界子供白書2017発表会12/13

 日本ユニセフ協会とUNICEF東京事務所は2017年12月13日、ユニセフ世界子供白書2017の発表会「デジタル世界の子どもたち」を開催する。白書の概要紹介のほか、大学生とユニセフ事務局長による対話などを実施。参加無料、定員は先着順で50名。

教育ICT その他
ユニセフ世界子供白書2017発表会「デジタル世界の子どもたち」
  • ユニセフ世界子供白書2017発表会「デジタル世界の子どもたち」
  • 日本ユニセフ協会
 日本ユニセフ協会とUNICEF東京事務所は2017年12月13日、ユニセフ世界子供白書2017の発表会「デジタル世界の子どもたち」を開催する。白書の概要紹介のほか、大学生とユニセフ事務局長による対話などを実施。参加無料、定員は先着順で50名。

 ユニセフ(国連児童基金)が1980年から毎年発行する「世界子供白書」は、世界の子どもたちの現状を伝えるユニセフの基幹刊行物。5歳未満児死亡率や就学率など、世界各国の子どもに関するさまざまな統計情報とあわせ、「栄養」や「障がいのある子どもたち」など子どもに関するテーマを取り上げ、子どもたちが置かれている状況の改善への取組みの重要性を国際社会に訴えている。

 2017年版のテーマは「デジタル世界の子どもたち」。白書ではインターネットやICTが急速に普及している“デジタル世界”を、世界の子どもたちがどのように生きているのか、恩恵を受けていない子どもたちはどこにいるのか、子どもたちがネットやICTからどのような機会を得て、同時にどのようなリスクに直面しているのかをまとめている。また、日本を含む26か国で子ども向けに実施したワークショップで得られた子どもたちの生の声も白書の中で紹介している。

 発表会では、ユニセフ事務局長のアンソニー・レーク氏が世界子供白書2017の概要を紹介するとともに、大学生・大学院生と事務局長による対話を実施。「子どもたちはデジタル世界をどう生きているのか~リスクと機会~」と題し、ユニセフのワークショップの実施に携わった学生たちが自分たちを取り巻く現状を踏まえ「デジタル世界の子どもたち」について意見を交わす。さらにICT関連企業による発表「ネット上の子どもの保護とさらなる可能性~ICT企業の挑戦~」も行われる予定。

 聴講は学生から企業、団体、一般まで誰でも参加可能。参加費は無料で、先着50名を募集する。申込みは日本ユニセフ協会のWebサイトにて受け付けている。

◆ユニセフ世界子供白書2017発表会「デジタル世界の子どもたち」
日時:2017年12月13日(水)13:00~15:00(12:30開場)
場所:ユニセフハウス(東京都港区高輪4-6-12)
対象:学生、企業、団体、一般など誰でも参加可
定員:50名(先着順)
参加費:無料
申込方法:Webサイトから申し込む
申込締切:2017年12月12日(火)※定員になり次第受付終了
《畑山望》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top