恥かきにならない!"鏡開き"は何を開く?由来や意味は?

“鏡開き”とは正月に供えた鏡餅を割って食べる行事だが、なぜ“割る”ではなく“開き”と表現するのだろうか。今回は、鏡開きと呼ぶ理由や概要について詳しく解説する。餅を美味しく食べるレシピも紹介するので、是非ご参考に。

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恥かきにならない!"鏡開き"は何を開く?由来や意味は?

“鏡開き”とは正月に供えた鏡餅を割って食べる行事だが、なぜ“割る”ではなく“開き”と表現するのだろうか。今回は、鏡開きと呼ぶ理由や概要について詳しく解説する。餅を美味しく食べるレシピも紹介するので、是非ご参考に。

1. 鏡餅や門松など、正月飾りにはどんな意味がある?

"鏡開き"とは、門松やしめ飾りと同じく新年に歳神様を迎えるために重要な正月飾りである"鏡餅"を下ろして食べる行事である。なぜ歳神様を迎えるのかというと、新年に降臨する歳神様はその年の幸せを授けてくれるからだ。それぞれの飾りの意味を覚えておこう。

門松

門松は、立松(たてまつ)や飾り松、松飾りとも呼ばれる。平安時代の行事に由来すると考えらえており、一見すると竹の存在感が目立つが、縁起の良い木とされる松が主体にある。家の門の前に門松を飾る家は減っているが、門松は歳神様にとっての目印であり、新年に幸福を迎え入れるために門松を置くのだ。門松は、12月13日から1月7日(関西は1月15日)の"松の内"と呼ばれる期間に飾る。処分はどんど焼きが一般的である。

しめ飾り

しめ飾りとは、お正月に玄関ドアなどにかける飾りである。近年はあまり見かけないが、一昔前までは車に飾る人も多かった。しめ飾りは藁で作られており、手作りする家庭もある。歳神様を迎える準備が整っていることを示しており、門松と合わせて歳神様を家に迎える目印である。飾る期間、処分方法ともに門松と同じである。

鏡餅

鏡餅は歳神様への供物であり、同時に神様の居場所である。門松やしめ飾りを目印に降臨した神様が、お正月の間に依り代とする場所が鏡餅なのだ。飾り始める時期は門松やしめ飾りと同じだが、鏡餅は1月11日(関西は1月20日)まで飾り、その餅を食べる。供物には神様の魂が宿っており、その供え物を食べることによって神様の力を分けてもらえると考えられている。

2. 鏡開きの"開き"とは?

鏡開きの歴史

鏡開きとは神様の力の宿った鏡餅を食べることで無病息災などを願う行事であり、その歴史は江戸時代にさかのぼる。江戸時代、武家ではお正月に兜や鎧を飾り、その前に鏡餅を供えていた。武家社会ではこの鏡餅を下げた後に雑煮などに入れて食べており、これが鏡開きの始まりである。やがて武家以外にもこの風習が広がり、鏡開きが一般的な日本の行事となったのだ。鏡開きはもともと1月20日だったが、徳川家光が4月20日に亡くなり、毎月20日が月命日となったことから1月11日に変更された。これによって、それまで1月15日までとされていた松の内も1月7日までに変わった。

なぜ"開き"?

近年の鏡餅はパック入りのものが多い。そのパックを開封するから"開き"と表現するのだろうか?鏡開きは武家の習慣が元であり、切腹を連想させる刃物を使うことはできない。そのため、乾燥した鏡餅を木槌や金槌を使って小さく割るが、"割る"という言葉は縁起の悪い禁忌ワードであるため、良い意味を持つ"開く"という言葉が使われるようになった。

3. お餅を使った簡単レシピ

お正月は楽しみが多い。初詣や初売りも良いが、家族でゆったりと時間を過ごすこともお正月の醍醐味。そして、団欒の時間に欠かせないのが料理だ。お雑煮やお汁粉など、お正月には餅を食べる機会が増えるが、どんなに美味しくてもいつも同じでは飽きてしまう。餅を使った簡単レシピを参考に、いつもの餅を美味しく食べよう!

キムチ・チーズ餅

餅にキムチ(適量)とチーズを乗せる
オーブントースターに餅を入れ、焼き色がつくまで焼く
  • キムチとチーズのみで風味が足りない場合は、しょうゆやポン酢、だし汁などをかけてみよう。

餅グラタン

餅を食べやすいサイズに切り、耐熱皿に餅と、餅がかぶるくらいの水を入れ、電子レンジで2~3分加熱して柔らかくなったら、水気をきる
耐熱のグラタンざらに餅を並べ、好みの野菜(玉ねぎ、パプリカ、マッシュルームなど)を細かく切って乗せる
の上にホワイトソースをかけ、チーズをたっぷり乗せる
250に余熱したオーブンで10〜15分ほど焼く

揚げ出し餅

餅を1センチ角に切る
フライパンにサラダ油を入れて熱し、180になったら餅を入れて揚げる
餅の油をよく切り、熱湯(大さじ3)を混ぜためんつゆ(大さじ1)に浸す
大根おろし(適量)をかけ、小口切りにしたネギ(適量)を乗せる
  • 明太子、生姜など、好み次第でアレンジしてみよう。

結論

日本の正月の風物詩、鏡開きについて解説した。時代の移り変わりとともに、正月飾りを見かけることが少なくなった。年賀状の発行枚数も減少している。しかし、デジタル時代になろうとも、日本の伝統を守ることは大切である。ミニサイズの鏡餅を供え、しっかりと鏡開きをして1年をスタートさせよう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

《オリーブオイルをひとまわし編集部》

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