神奈川県は平成30年2月7日、同日に志願変更の受付を締め切った平成30年度（2018年度）神奈川県公立高等学校一般募集共通選抜等の志願者数および競争率（志願倍率）を公表した。志願変更締切時の志願状況を見ると、全日制課程は募集人員43,043人に対し51,780人が志願し、競争率は1.20倍となった。各学校の倍率は、横浜翠嵐（普通）2.17倍、湘南（普通）1.53倍など。 平成30年度神奈川県公立高等学校入学者選抜について、神奈川県は一般募集共通選抜の出願を1月29日から31日まで受け付けた。2月5日から7日までは志願変更を受け付け（連携型中高一貫教育校連携募集は除く）、7日に志願変更締切時の集計結果を公開した。県立・市立をあわせ、全日制課程普通科は募集定員30,727人に対し37,180人が志願し、競争率は1.21倍。 各学校の全日制普通科における志願状況および競争率を見ると、横浜翠嵐は募集定員358人に対し777人が志願し、競争率は前年度（平成29年度）の2.01倍から0.16ポイント増えて2.17倍となった。横浜翠嵐の志願者は、1月31日時点から63名減少した。湘南は募集定員358人に対し597人が志願し、競争率は1.53倍（前年度1.37倍）。湘南の志願者は、1月31日時点から49人減少した。このほか、各学校の競争率は柏陽1.34倍、横浜緑ケ丘1.64倍、多摩1.81倍、厚木1.29倍、川和1.52倍、相模原1.30倍など。 工業科・商業科・理数科などの全日制専門学科は、4,551人の募集人員に対し5,109人が志願し、競争率は1.12倍となった。単位制普通科は1.20倍、単位制専門学科は1.25倍。単位制専門学科における競争率は、市立横浜サイエンスフロンティア（理数）1.60倍、横浜国際（国際）1.53倍など。 一般募集共通選抜は今後、平成30年2月14日（水）に学力検査等を実施する。面接および特色検査は、2月14日（水）・15日（木）・16日（金）のうち、志願校が指定する日に実施する（一部2月19日実施の場合あり）。合格発表は2月27日（火）。
