どんなお茶?色の変化を楽しめる「ブルーマロウティー」

 世界には我々がまだ知らない、めずらしいお茶が存在する。神秘的な青さが特徴のブルーマロウティーもその一つだろう。粘液質が多く含まれるブルーマロウティーは、喉の痛みや胃の荒れを和らげるなど健康効果も高い。

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色の変化が楽しめるお茶「ブルーマロウティー」
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色の変化が楽しめるお茶「ブルーマロウティー」

世界には我々がまだ知らない珍しいお茶が存在する。神秘的な青さが特徴のブルーマロウティーもその一つだろう。粘液質が多く含まれるブルーマロウティーは、喉の痛みや胃の荒れを和らげるなど健康効果も高い。ブルーマロウティーとは一体どのようなお茶なのだろうか。

1. ブルーマロウとは

ブルーマロウ(blue mallow)はヨーロッパや北アフリカ、西アジアを原産とする、アオイ科の多年生植物だ。コモンマロウ(common mallow)とも呼ばれ、和名ではウスベニアオイとも言う。ローマ時代にはすでに栽培されていたとされ、その後各地で薬用や食用として重宝されるようになった。
マロウという名前はギリシア語の「malache」に由来し、柔らかいという意味を持つ。ブルーマロウには粘液質が多く含まれているが、緩和剤としての働きをしたことから名付けられたそうだ。
ブルーマロウは大きいものでは背丈が2mにもなり、長さ6~8cmほどの葉をつけ、赤紫色の5枚の大きな花弁をもつ花が咲く。お茶以外にも、ブルーマロウの若葉や未熟な果実も食用とでき、花と一緒にサラダにしたり炒めたりして美味しく食べられる。

2. 色変化が楽しいブルーマロウティー

ブルーマロウティーは花や葉を茶葉とするが、特に花を使った美しい色のお茶に魅了される。花の赤紫色はブルーベリーでおなじみの成分、アントシアニンの色素によるものだ。花にお湯を注ぐと、えも言われぬ鮮やかな青色のお茶となり思わずため息が出る。しばらくそのままにしておくと紫色に、そして灰色へと変化する。不思議なことに、ブルーマロウティーはレモン汁を数滴入れると淡いピンク色に変わる。
色が変化するのはアントシアニンの作用によるもので、水溶液の酸性度によって色が変化するのだ。余談となるが、ブルーマロウは理科の実験や自由研究でもよく使われる。酸性液ではアントシアニンが赤~ピンク色となり、アルカリ性液では青~緑色に変化するというから面白い。

3. ブルーマロウティーの効能

ブルーマロウティーは、他のハーブティー同様に健康効果の高いお茶である。ブルーマロウの花に含まれるアントシアニンは、ブルーベリーでも知られているように目の機能を向上させる
働きがある。現代人はパソコンやスマホの長時間使用により、多くの人が眼精疲労を訴えている。ブルーマロウティーは疲れ目を癒し、近眼予防にも効果があるのだ。
ブルーマロウティーには少しとろみがあるが、これは粘液質が含まれているからだ。粘液質には傷ついた粘膜を修復し強化させる働きがある。そのため喉や気管支の痛みや腫れ、胃炎や膀胱炎を和らげる効果があるとされる。1日3回、生または乾燥させたブルーマロウの花・葉のお茶を飲むと、効果が得られるだろう。

4. ブルーマロウティーの入れ方

ブルーマロウティーにはフローラルな香りとかすかな甘みがあるが、クセがなく誰にでも飲みやすい。お湯でお茶を入れるほか、水出ししても良い。お湯で入れる難点は、わずかな時間でお茶の青色が消えてしまうことだが、水出しをすると長い時間鮮やかな青色が楽しめる。
お茶の入れ方は、乾燥した花ならば5g、生の花なら15gを用意する。ティーポットに入れ、熱湯を注ぎ、そのまま10分蒸らせば出来上がりだ。水出しの場合は、乾燥または生の花を水の中に入れて、1~2時間ほど抽出されるのを待つ。水の温度が低い場合は抽出にもう少し時間がかかる。水出ししたお茶は、湯で入れたものとは異なり、ハーブの苦味が出ずまろやかな味となる。
ブルーマロウティーはクセがない分、味にもう少しインパクトが欲しくなるかもしれない。その場合はミントやレモングラスなど、他のハーブをブレンドしてみると良いだろう。またレモン汁やハチミツを加えるなどして、味に変化を加えることもできる。
水出ししたブルーマロウティーは、ちょっとお洒落に、カクテルにしてみてはどうだろうか。爽やかな青色、そしてレモン・オレンジ果汁を加えれば淡いピンク色に変わり、視覚的にも癒されるオリジナルカクテルとなろう。

結論

ブルーマロウティーは、見るものをハッとさせる色の美しいお茶である。鮮やかな青色が特徴で、酸性の果汁を入れると瞬く間にピンク色に変化する。健康効果の高いお茶であり、眼精疲労や喉や胃の荒れを改善する働きがある。ブルーマロウを水出しすれば、長時間、綺麗な青色を保つことができる。色を活かしてカクテルにしてみるのもおすすめだ。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

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《オリーブオイルをひとまわし編集部》

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