子どもに「サラダ油の原料は何」と聞かれたら?

 揚げ物や炒め物など、家庭での料理に欠かせないものがサラダ油だ。しかし、そもそもサラダ油とはなんなのだろうか。原料は?どこの国のもの?など、よく考えてみるとわからないことが多い。

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サラダ油は何からできているの?意味は?疑問にお答えします
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サラダ油は何からできているの?意味は?疑問にお答えします

揚げ物や炒め物など、家庭での料理に欠かせないものがサラダ油だ。大きな容器でサラダ油を常備している家庭も多いのではないだろうか。しかし、そもそもサラダ油とはなんなのだろうか。原料は?どこの国のもの?など、よく考えてみるとわからないことが多い。そこで今回は、サラダ油とは一体何者なのかを詳しく紹介する。

1. サラダ油のサラダとは?

サラダ油に関する疑問で最も気になるものは、サラダ油の「サラダ」が一体何を意味しているのかではないだろうか。サラダ油以外にも様々な種類の油があるが、ごま油、なたね油、オリーブオイルなどは、全て何が原料なのか、名前を見ればすぐにわかる。この法則で考えれば、サラダ油はサラダ、つまり葉物野菜からとれた油なのかもしれないと考えることもできるが、当然キャベツやレタスなどから油をとることはできない。
実は、サラダ油は、ゴマや菜種、トウモロコシなど様々なものを原料としている、日本のオリジナルの油だ。1924年に日清オイリオが「日清サラダ油」を発売したことがサラダ油の始まりである。その頃、欧米ではオイルを使ったドレッシングで生野菜を食べていたが、日本ではまだそういった習慣がなかったため、生野菜に合う油を開発し、サラダ油として販売したというのが経緯である。
お煎餅やスナックにもサラダ味が存在するが、このサラダはサラダ油を意味しており、味自体は塩味だ。サラダ油を塗り、塩味をつけていることから、昔は高級品であったサラダ油の「サラダ」という名前を使ったそうだ。

2. サラダ油の定義

サラダ油の原料は、ゴマや菜種、トウモロコシなど様々だと前述したが、「サラダ油」と名乗るには基準を満たしていなければならない。現在、サラダ油の定義は、日本農林規格(JAS)で正式に定められている。
原材料は菜種、綿実、大豆、ごま、ひまわり、とうもろこし、紅花、ひまわり、米(米糠)、落花生など。ただし、2種類以上の原料を混ぜたものは調合サラダ油と呼ばれ、「サラダ油」とは呼ばれない。そして、重要な点が、低温でも濁ったり固まったりしないことだ。バターやマーガリンは、温度が下がると固まってしまうが、固まったサラダ油を見たことがある人はいないだろう。
実は、サラダ油も製造途中では固まる、つまり結晶化してしまう。そのため、これを長時間冷やし、結晶化したものを取り除いてから出荷することで、低温でも固まらないサラダ油が私たちの手元に届くのである。

3. サラダ油の使い方や合う料理

調理に使う

サラダ油は、揚げ物や炒め物、焼き物をするときに使うことが多いだろう。炒め物や焼き物をする際には、熱したフライパンに薄く広げて使うと、食材がフライパンにくっつくことを防げるが、実はサラダ油の役割はそれだけではない。サラダ油を使うことで、食材が油にコーティングされ、旨味が閉じ込められる、食材の温度が100度以上になるため、よりしゃきっと仕上がるなどのメリットがある。
難しいのは揚げ物の扱いだろう。揚げ油は、3~3.5cmくらいの深さにするのが適量だ。食材を一度に大量に入れると温度が下がってしまうため、少しずつ揚げよう。使い終わった油は3~4回は使い回しができるので、再度揚げ物に使う場合は、新しい油を継ぎ足しながら使う。また、炒め物に使うと効率よく使い切ることができる。

調味料として使う

サラダ油という名前の通り、調理だけでなく、ドレッシングとして使うこともできる。例えばパセリや炒めた玉ねぎ、柚子胡椒などと合わせることで、様々なバリエーションのドレッシングを自分で作ることができる。

結論

サラダ油の「サラダ」は、サラダにかける油として使えることを意味していたことがわかった。揚げ物や炒め物に使うことが多いが、様々な食材や調味料、香草などと組み合わせることでオリジナルドレッシングを作って楽しむこともできる。サラダ油という名前の由来を思い浮かべながら、いつもとは違う使い方にもチャレンジしてみよう。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

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《オリーブオイルをひとまわし編集部》

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