東京五輪、2,020円のチケット販売…子どもなど含むグループ向け

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は2018年7月3日、チケット販売戦略に関する有識者会議を開催し、子どもや高齢者、障害者を含むグループ向けに2,020円のチケットを販売する方針をまとめた。

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 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は2018年7月3日、チケット販売戦略に関する有識者会議を開催し、子どもや高齢者、障害者を含むグループ向けに2,020円のチケットを販売する方針をまとめた。チケット販売は、2019年春以降を予定している。

 チケッティング戦略に関する有識者会議は、東京2020大会におけるオリンピックおよびパラリンピックのチケット販売戦略や価格設定、各種施策などについて議論するもの。2018年4月11日に初開催し、メリハリのある座席種類と価格設定により、なるべく多くの人、特に次世代を担う子どもや若者に会場に来てもらう方針を示した。5月30日開催の第3回会議では、小中高校生100万人分の低価格チケットを学校や自治体向けに販売する「学校連携観戦プログラム」の導入が検討された。

 2018年7月3日開催の第4回会議では、各種企画チケットの施策について、子どもや高齢者、障害者を含むグループ向けのチケット価格を議論した。結果、開催年にちなみ2,020円のチケットを販売する方針をまとめた。国際オリンピック委員会(IOC)の承認後、2018年7月末ごろに決定する予定。
《工藤めぐみ》

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