クイズ「いくらとすじこの違いは?」

 すじこといくらは同じ魚卵というのはご存じの方は多いですが、明確な違いを説明できるだろうか?違いが明確にわかるよう、いくらとすじこのそれぞれの特徴をお届けしていこう。

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違いが説明できたあなたも料理上手!いくらとすじこ
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違いが説明できたあなたも料理上手!いくらとすじこ

すじこといくらは同じ魚卵というのはご存じの方は多いですが、明確な違いを説明できるだろうか?違いが明確にわかるよう、いくらとすじこのそれぞれの特徴をお届けしていこう。

1. いくらとは

寿司ネタとしても人気の高いいくら。鮭の魚卵のことで、卵巣から卵を一粒ずつにほぐしたもののことをいう。生のままで醤油などの調味料につけて食べることが多い。主にすぐに食べられる状態で販売されている。

いくらの旬は

ご存知の通り、鮭は生まれた川=母川に戻ってきて、産卵する習性がある。カムチャッカ半島付近に渡った鮭は、だんだんと北海道に南下してくる。そして、川を上り、産卵するのだ。日本では9月に漁が解禁され、11月まで続く。いくらは、一粒、一粒、バラバラにするので、卵膜がある程度しっかりとした卵が選ばれる。おもに成熟し、孵化直前のものを使用するといわれている。旬は、9月から10月初め頃。

いくらの語源はロシア語?

いくらは、実はロシア語。魚の卵を指す、「ikra」が語源だと言われている。魚の卵という意味なので、ロシアではキャビアやたらこも「ikra」のうちのひとつというわけ。日本のいくらは鮭の卵が主流だが、ロシアでは鱒の卵が主に使われているようだ。

2. すじことは

すじこもいくら同様、鮭の魚卵のこと。異なるのは、卵巣に包まれた状態のものであるという点。鮭やマスの卵巣は、たらこのように卵全体が粘膜で覆われているのではなく、卵の粒、ひとつひとつが薄い膜で繋がっている。だから容易にはバラバラにならないのだ。塊の状態で塩漬けされたもの、または生の状態で販売されるケースが多い。

すじこの旬は

すじこは、未成熟の卵を使用して作られるのが一般的。そのままの状態では、いくらのようにほぐすのが難しいほど、やわらかいものが使用される。いくら同様、旬は解禁直後から、10月頃まで。

すじこは日本語

すじこは漢字で書くと筋子。日本で生まれた言葉だ。由来はいくつかあるといわれているが、有力なのはその名の通り、筋に包まれている状態というもの。いくらに比べるとぎゅっと密集しているので、色が濃く見えるのも特徴だ。

3. いくらとすじこの違い

卵の状態

最大の違いは、卵の状態。いくらはばらばら、すじこは卵巣に包まれているものと見た目はもちろん、卵の成長状態にも大きな違いがある。いくらは、ある程度育った孵化直前の卵であるのに対し、すじこは未成熟な卵が使われる。言い換えると、ある程度成熟して、卵殻がかたくなりはじめたすじこをばらしたものがいくらとということになる。

味わいの違い

いくらは、ぷちぷちとした歯ごたえが美味しさの秘訣。皮にハリのあるものを選ぶといいだろう。醤油や塩漬けなど、バリエーションは豊富。すじこは塩漬けにされるケースが多い。濃厚なねっとりとした舌触りが特徴だ。

価格の違い

前述の通り、いくらはほぐし、味付けするという手間がかかっている。味付けをしない状態では保存がきかないので、その分、価格は高くなる。対して、すじこのなかでも生筋子は、手が加わっていない状態なのでいくらに比べるとリーズナブル。旬の季節であれば、生筋子を購入して、自家製いくらにするのがおすすめだ。皮を取り除くのにコツがいるが、それさえ済めば、あとは漬けるだけ。冷凍もできるので、旬の時期に大量に作るといい。

結論

いくらとすじこは卵の状態に大きな違いがある。一見バラバラにしたものをいくら、塊のままのものをすじこと呼ぶと思われがちだが、実は使用する卵の状態も異なることがわかった。すじこから作るいくらは、家庭だからこそできる裏技ということになる。ぜひ、旬のうちに挑戦してみてはいかがだろう。

フォトジェニック&ヘルシー!スイーツみたいな「寿司ケーキ」に挑戦投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:
管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

違いが説明できたあなたも料理上手!いくらとすじこ

《オリーブオイルをひとまわし編集部》

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