岡山県教育委員会は2018年（平成30年）12月14日、2019年3月中学校卒業見込者の進学希望状況第1次調査（2018年12月1日現在）を発表した。卒業見込者は、前年比495人減の17,690人。学校別の志願倍率は、岡山城東（普通）1.43倍、岡山朝日（普通）1.04倍など。 岡山県教育委員会が実施した2018年12月1日現在の第1次進学希望調査によると、2019年3月中学校卒業見込者（中等教育学校の前期課程修了見込者を含む）は17,690人、進学希望者は17,548人で卒業見込者の99.2％を占める。前年度の同調査と比較すると、卒業見込者は495人減少、進学希望者は473人減少。進学希望率は0.1ポイント増加した。 進学希望者のうち、県内の県立高校を希望する割合は72.9％、市立高校は3.2％、私立高校は17.9％、県外の高校は2.7％が希望した。県内全日制における学科別の志望倍率は、普通系専門学科の体育がもっとも高く1.43倍、ついで普通系専門学科の国際情報1.35倍、看護に関する学科1.34倍、家庭に関する学科1.24倍など。前年度調査と比較すると学科ごとの倍率の開きは少なくなった印象。全体では1.10倍となり、前年より0.03ポイント減少した。 学校別に見ると、志望倍率が高いのは岡山工業（情報技術）2.15倍、岡山工業（デザイン）2.15倍、岡山工業（土木）2.13倍、瀬戸南（生活デザイン）1.90倍、岡山工業（建築）1.75倍、倉敷工業（機械）1.75倍、倉敷中央（看護）1.73倍、津山東（看護）1.60倍、総社南（普通）1.56倍、東岡山工業（設備システム）1.55倍、水島工業（情報技術）1.55倍、倉敷中央（家政）1.50倍など。そのほか岡山城東（普通）1.43倍、岡山朝日（普通）1.04倍となった。 募集定員に対する倍率が2倍以上の学校・学科は1校3学科。一方、希望者が募集定員に満たない学校・学科は、県立全日制高校で29校47科。岡山県立高校の一般入試（第I期）は、2月26日から2月28日正午にかけて出願受付、3月7日に学力検査、3月8日に面接・実技を実施。3月15日に合格発表を行う。
