【中学受験】過去問に挑戦…東大寺学園中学校<算数>

 記憶力のみではなく、思考力や理解度を試される問題が多く出題される有名校の膨大な“過去問”(提供:英俊社)から厳選した、大人から子どもまで頭を使う中学受験の問題を紹介する。東大寺学園中学校の2012年度「算数」の入試問題にいざ挑戦。

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【中学受験】過去問に挑戦…東大寺学園中学校<算数>
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  • 東大寺学園中学校<算数>
 有名中学校の入試に出題される問題は大人でも難しいものが多い。記憶力のみではなく、思考力や理解度を試される問題が多く出題される有名中学校の膨大な“過去問”から厳選した、大人から子どもまで頭を使う中学受験の問題に挑戦してみるのはいかがだろうか。

 1926年5月華厳宗大本山東大寺の僧侶たちが開いた夜間の学校が出発点、ひとりひとりの生徒の個性を大切に、生徒の自主性を重んずる教育が伝統の東大寺学園中学校、2012年度「算数」の入試問題にいざ挑戦。
問題提供:英俊社

東大寺学園中学校 2012年度「算数」入試問題より



問題:図1の展開図を組み立てて作ったサイコロが4個あります。この4個のサイコロを図2のように木の机の上に積みました。「隠れている(どの方向からも見えない)面」の目の数の和を求めなさい。



東大寺学園中学校<算数>

解説・解き方



 図2のようにサイコロを積むとき、隠れている面は、下の3個のサイコロでは、向かい合う面が1組ずつ、一番上のサイコロでは、5と向かいあう面になる。

 図1より、サイコロの向かい合う面の数の和は7なので、一番上のサイコロの隠れている面の数は、7-5=2

 残り3個のサイコロの隠れている面の数の和は、7×3=21

 よって、求める数の和は、21 +2 =23

 解答はこちらから。
《編集部》

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