京都府教育委員会は2019年9月3日、2020年度（令和2年度）京都府公立高等学校入学者選抜の前期選抜等実施要項を公表した。各校の前期選抜における配点一覧や選抜方式、募集人員などを掲載。前期選抜は2020年2月17日・18日に検査を実施する。 前期選抜は、全日制課程のすべての学科、定時制課程（昼間）の農業および家庭に関する学科で実施。募集人員は各学科等の募集定員のうち、別に定める人数とする。検査日は、2020年2月17日・18日（音楽科は2月1日・2日に実施）。実施要項では、各校の求める生徒像、募集人員の割合、選抜方式、検査内容、配点比率、検査実施時間割などを記載している。 嵯峨野は、普通科が募集定員120人のうち、30％を前期選抜で募集。選抜方式はA方式、共通学力検査（国語・数学・英語）と面接を実施するほか、報告書と活動実績報告書を検査項目とする。京都こすもす科は募集定員200人の100％を募集。選抜方式はA方式、学校独自問題による学力検査（国語・数学・英語・理科・社会）と面接を実施するほか、報告書を検査項目とする。 そのほか、桃山（自然科学）は、募集定員80人の100％を募集する。選抜方式はA方式で、検査項目は学校独自問題による学力検査（国語・数学・英語・理科）と面接、報告書。市立堀川（探究学科群／人間探究・自然探究）は、募集定員160人の100％を募集する。選抜方式はA方式。検査項目は、学校独自問題による学力検査（国語・数学・英語・理科・社会）と作文（小論文）、報告書とする。 中期選抜は、前期選抜で募集定員100％を募集する学科および府立清明を除くすべての学科で実施。募集人員は、募集定員から前期選抜または特別入学者選抜に合格したものを除く人数とする。検査日は2020年3月6日。報告書および学力検査（国語・数学・英語・理科・社会）の成績を総合的に判断し、合格者を決定する。 後期選抜は、前期選抜、特別入学者選抜および中期選抜を実施した後、相当の欠員が生じている場合に実施。実施校は、中期選抜の合格者の発表と同時に発表する。検査日は2020年3月24日。報告書、学力検査（国語・数学・英語）の成績および面接の結果を総合的に判断し、合格者を決定する。
