【高校受験2020】神奈川県公立高入試、マークシート方式の注意点

 神奈川県教育委員会は2019年11月6日、2020年度(令和2年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜におけるマークシート方式に関するリーフレットを掲載した。マークシート方式の解答用紙について、特徴や注意点などをまとめている。

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「マークシート方式」による公立高校入学者選抜学力検査の実施について
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 神奈川県教育委員会は2019年11月6日、2020年度(令和2年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜におけるマークシート方式に関するリーフレットを掲載した。マークシート方式の解答用紙について、特徴や注意点などをまとめている。

 神奈川県公立高等学校入学者選抜では、2017年度入試から共通選抜の学力検査において「マークシート方式」を導入。記号選択式問題と記述式問題との併用となっており、2020年度入学者選抜においてもマークシート方式による学力検査が実施される。リーフレット「『マークシート方式』による公立高校入学者選抜学力検査の実施について」では、マークシート方式の特徴や注意点を説明している。

 学力検査で使用する筆記用具は、HBまたはBの黒鉛筆が適している。シャープペンシルを使用する場合は、芯の太さが0.5mm以上のものがよい。ボールペンの使用は不可。

 マーク欄は丁寧に塗りつぶす必要があり、線を引くだけで塗りつぶしていない、はみ出している、塗りつぶ方が薄いなど「悪い例」として掲載されている塗り方では、読み取りエラーが起こる可能性がある。また、消しゴムを使う場合はきれいに消すこと。消し忘れや消し方が不十分、消しくずが残っている場合は読み取りエラーとなることがある。

 記述式の解答も、解答欄の枠からはみ出さないよう書き入れること。また、解答用紙は裏面を使用することもあるため注意するようアドバイスしている。そのほか、リーフレットには、マークミスでよくある事例も掲載。特に受験番号について、すべての教科の解答用紙において左から右に記入することを説明。国語の解答用紙(縦書き)についても同様に、受験番号は左から右に記入するという。

 神奈川県教育委員会のWebサイトでは、2017年度から2019年度までの共通選抜における学力検査問題を公開。検査問題、正答表ならびに採点上の注意、マークシート解答用紙のほか、英語のリスニングCDの台本や音声データがダウンロードできる。マークシート方式に関するリーフレットとあわせて、2020年度入学者選抜に向けての準備に活用することを勧めている。

 2020年度神奈川県公立高校入試における共通選抜は、2020年1月28日から30日まで出願を受け付け、2月4日から6日までの期間を志願変更期間とする。学力検査は2月14日、面接・特色検査は2月14日・17日および18日に実施。合格者の発表は2月28日に行う
《黄金崎綾乃》

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