記述式試験、中止法案提出へ…大学入学共通テスト

 立憲民主党は2019年11月7日、国会内で第58回政調審議会を開催し、2021年1月に実施される大学入学共通テストでの記述式試験の導入を中止することとする議員立法について法案登録することを了承した。ほかの野党との協議を進め、来週には法案を提出する予定。

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立憲民主党【政調審議会】大学入学共通テストでの記述式試験導入を中止することとする議員立法を登録
  • 立憲民主党【政調審議会】大学入学共通テストでの記述式試験導入を中止することとする議員立法を登録
  • 大学入試センター「大学入学共通テスト(新テスト)等について」
 立憲民主党は2019年11月7日、国会内で第58回政調審議会を開催し、2021年1月に実施される大学入学共通テストでの記述式試験の導入を中止することとする議員立法について法案登録することを了承した。ほかの野党との協議を進め、来週には法案を提出する予定。

 従来の大学入試センター試験に代わり、大学入学共通テストが2021年1月に実施され、国語と数学で記述式問題が導入される。しかし、採点体制の問題点や、受験生の自己採点が困難となり第一段階選抜で不合格となる可能性など、さまざまな問題が指摘されている。

 大学入学共通テストでの記述式試験の導入を中止することとする議員立法(通称「記述式試験中止法案」)は、大学入学共通テストを「マークシート式試験」として実施する旨法律に定め、記述式試験の導入を注視することとするもの。法案登録することが了承され、今後はほかの野党との協議を進め、来週には法案を提出する予定という。
《工藤めぐみ》

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