イーオンとSAPIXが業務提携、英語教育を強化

 英会話教室を運営するイーオンとSAPIXを展開する日本入試センターは2019年11月12日、業務提携契約を締結したと発表した。グローバル人材育成のために新たな英語教育の可能性を創出していくという。

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 英会話教室を運営するイーオンとSAPIXを展開する日本入試センターは2019年11月12日、業務提携契約を締結したと発表した。グローバル人材育成のために新たな英語教育の可能性を創出していくという。

 イーオンは1973年に創業し、「日本人のための英語教育」のノウハウを培ってきた。一方、日本入試センターは、SAPIXブランドを擁し、中学・高校・大学受験の塾を展開。また、帰国生対象のSAPIX国際教育センターや海外進学をサポートするY-SAPIX Global Campusなど、グローバルな教育プログラムも提供している。

 近年、小学校の英語教科化や高校・大学入試の英語4技能評価などにより、入試の多様化が進み、英語選択入試の導入校が増加している。そこで、受験指導に強みを持つ日本入試センターと英会話講師の育成やオリジナルの教材カリキュラムに強みを持つイーオンが業務提携契約を締結。互いのノウハウを共有することで、新たな英語教育の可能性を創出し、子どもたちが英語の習得・学習を通じて世界を広げ、グローバルな人材として成長できる環境を提供する。

 具体的には、「受験領域における英語指導プログラムの開発」「英語資格試験対策ノウハウの共有」「イーオンからの英会話教師(ネイティブ/日本人)の派遣」「共同イベントの開催」「ICTを活用した教育の研究」「教材・テスト等の開発ノウハウの共有」「人材交流」を行う。両社は、提携推進のため、業務提携委員会を発足する。
《工藤めぐみ》

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