まちづくりで子どもの創造性を伸ばす「ダビンチクラブ」千葉県柏市で始まる

 あんふぁには2019年11月1日より、まちといっしょにミライをつくる子どもスタートアップラボ「ダビンチクラブ」を放課後等デイサービスせいび学園で開始した。

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ダビンチクラブの仕組み
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 あんふぁには2019年11月1日、まちといっしょにミライをつくる子どもスタートアップラボ「ダビンチクラブ」を放課後等デイサービスせいび学園で開始した。

 「ダビンチクラブ」は、子どもたちが街の人と「ものづくり」をすることで価値を作る力を楽しく育てるプログラムで、学童保育施設や放課後デイサービス、学習塾、小・中・高校などを対象に開催している。

 小学校高学年以上が対象のクラス「コペル・ニプレ」では、その地域の課題や住民の困りごとを子どもたちが解決する方法を考える。「お困りごと」をネットやSNSで募集し、解決策を企画・実行する。必要であれば商品開発にも取り組むため、子どもたちを主体に地域の大人と協力してまちづくりを行う。

 地域の人たちとの実践的なものづくり教育で想像力を育てる仕組みを「まち育」と称し、半径50メートルの世界から自分たちで変えていく姿勢を身に付けることを目指す。そのとき、その場所だからこその学びは地産“知”消とも言える体験となるはずだ。また、つくられた成果物は、地域のイベントに出品・出展されたり、ネットで販売されることもある。

 クラスは年齢ごとに4つに分けられる。4歳くらいから小学校高学年までのワークショップ「二コラコラ」(価値創造型プログラムの準備コース、楽しいカード教材で遊びながら学ぶクラス)、小学校3年生くらいまでの「フェルマージュ」(同年代の子どもと楽しめるものをつくる)、高学年対象の「コペル・二プレ」(地域の課題を解決)、大人が対象の「ジェジュール」(商品開発などで起業体験を行う)がある。

 せいび学園で導入されたのは遊び創造「フェルマージュ」(毎週金曜日16時から)と価値創造「コペル・ニプレ」(毎週金曜日17時30分から)の2つ。その他のコースも随時始まる予定だ。
《村本茉生》

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