【大学入学共通テスト2022】現役高校生の志願率は45.1%…50%超は5都県

 2022年度(令和4年度)大学入学共通テスト(旧センター試験)が1月15日と16日に実施される。追・再試験の実施期日は令和4年1月29日と30日。都道府県別の現役志願率を概観する。

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 2022年度(令和4年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)が1月15日と16日に実施される。追・再試験の実施期日は令和4年1月29日と30日。

 共通テストの2年目の実施となる今回は、大学708大学、専門職大学7大学、短期大学149大学の計864大学が参加。志願者数は、共通テスト初年度だった前年度に比べ4,878人減の53万367人だった。2022年3月高等学校等卒業見込者(現役生)のうち共通テストに出願した者の割合(現役志願率)は全国では45.1%、もっとも高いのは東京の58.2%、もっとも低いのは沖縄の30.7%となった。

 現役志願率が50%を超えたのは、東京都(58.2%)、広島県(54.6%)、愛知県(53.6%)、富山県(52.3%)、石川県(50.1%)の5都県だった。

 現役志願率が高い上位10は以下のとおり。

 東京都58.2%
 広島県54.6%
 愛知県53.6%
 富山県52.3%
 石川県50.1%
 新潟県49.3%
 愛媛県47.5%
 山梨県47.1%
 茨城県47.1%
 福岡県47.1%

 2018年度から2022年度の5年間(2020年度までは大学入試センター試験)をみてみると、出願者数は2018年度58万2,671人、2019年度57万6,830人、2020年度55万7,699人、2021年度53万5,245人、2022年度53万367人と高等学校等新規卒業見込者の減少の影響もあり年々減少している。志願者のうち高等学校等卒業者の割合は、2018年度17.8%、2019年度18.5%、2020年度18.0%、2021年度15.1%、2022年度14.5%。大学入試改革元年となった2021年度より、浪人生の割合は減り続けている。

 共通テスト第1日程の1日目1月15日には、地理歴史(世界史A/世界史B/日本史A/日本史B/地理A/地理B)、公民(現代社会/倫理/政治・経済/倫理、政治・経済)、国語、外国語(英語:リーディング/ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語:筆記、英語:リスニング)。2日目の1月16日には、理科1(物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎)、理科2(物理/化学/生物/地学)と数学1(数学I/数学I・数学A)、数学2(数学II/数学II・数学B/簿記・会計/情報関係基礎)の試験が実施される。

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《編集部》

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