教育に関する総合情報サイト「テラコヤプラスby Ameba」では、子供のオンライン授業に関する調査を実施。保護者の約7割がオンライン授業に満足と回答。一方、6割以上が「仕事を休んだ」「場所がない」等オンライン授業で困っていたことがわかった。
調査は小学1年生～小学6年生の子供をもつ保護者500人を対象に、インターネットで行われたもの。調査期間は2022年2月18日～3月15日。
子供のオンライン授業を見たことがある保護者に、オンライン授業への満足度を聞いたところ、約7割が「満足」「ある程度満足している」と回答した。
保護者が子供のオンライン授業を見る頻度は「ときどき見ている」が最多。学年が低いほど、「毎回見ている」「ほぼ見ている」の割合が多かった。
オンライン授業で気になる点を聞いたところ、「授業に集中しているかどうか」「パソコンやタブレットが使えているか」といった回答が上位。学年が上がると「授業内容」や「教員の指導力」を見ている保護者が多いことも明らかとなった。
子供がオンライン授業に集中していたかどうかの質問には、77.4％が「とてもよく集中している」「集中している」と答えた。
さらに、オンライン授業で保護者自身が困っていることがあるかを聞いたところ、6割以上が「はい」と回答。具体的な困り事は「仕事を休んでオンライン授業ができるか確認する必要があった」「場所の確保が難しかった」等。
今後もオンライン授業を望むかどうか尋ねると、59.2％が「望む」「どちらかと言えば望む」と答えた。一方で学年が上がるほど、オンライン授業を望む保護者は減少。勉強の複雑さや思い出作り等を心配する思いがうかがえる。
