【とっておきの私立中学校2023】明治学院中学校…「出会い」を大切に進路を実現、大学連携も強化

 「中高6年間一貫教育を考える会」発行の中学受験情報誌『とっておきの私立中学校』と連携し、注目の私立中学校を紹介する本企画。本記事では、明治学院中学校を紹介する。

教育・受験 小学生
明治学院大学として初の理系学部が誕生予定
  • 明治学院大学として初の理系学部が誕生予定
  • キリスト教に基づく人格教育を実施
  • 主要大学合格実績
  • 専用理科室の光学顕微鏡は1人1台

 夏休みも明け、2023年度の中学受験を目指すご家庭では、そろそろ第一志望校・併願校を決定したいところだ。

 リセマムでは「中高6年間一貫教育を考える会」と連携し、同会が発行する『とっておきの私立中学校』の中から抜粋して、注目校の魅力をお伝えしていく。

 本記事でご紹介するのは、明治学院中学校。東京都東村山市にある中高一貫の共学校だ。学校長・伊藤節子先生からのメッセージの他、特色のあるプログラム等を紹介する。

2023年度「明治学院中学校」入試情報

「道徳人・実力人・世界人」の育成

 本学院では、「出会い」を大切にします。人との出会い、知識との出会い、自分との出会い、神さまとの出会い等、ひとつひとつの出会いが人を作ることを信じて大切にしています。そして、私たちに与えられた命に、そして取り巻く自然に、またそれぞれに備えられた能力(タレント)にも感謝の気持ちをもちつつ、のびやかに育っていくひとりひとりであってほしいと心から願っています。

 教育目標として「『道徳人・実力人・世界人』の育成」を掲げていますが、その中心には隣人愛があります。隣人愛を土壌として、道徳人(自分に与えられている使命に気づき、権利と義務をわきまえ、規律を守って、神さまと人々のために働くことのできる人間)、実力人(自分の使命や目標に向かって、与えられている自分の能力を高め、学問と技術を身に付け、その能力を時や場面に応じて発揮することのできる人間)、世界人(世界的視野と行動力をもち、世界の平和を祈念しつつ、世界を活躍の場とする力をもつことのできる人間)へと成長していくことを願っています。

 そのため、生徒には学習だけではなく、年間のさまざまな行事にもしっかりと取り組むこと、自分で選んだ課外活動にも精一杯取り組むことを求めています。(校長・伊藤節子)

大学単位認定講座スタート、卒業後の学びもスムーズに

 高2の段階で自分の目指す進路に合わせて3つのコースに分かれ、受験コースでは演習を中心にしたそれぞれの受験対応カリキュラムにより、現役の国公立大学、難関私立大学への合格を目指します。高2から繰り返し行われる担任との出願指導面談により、生徒ひとりひとりの入試戦略と学習計画を教師と生徒が一緒になって組み立て、進路実現を目指していきます。

 明治学院大学への推薦進学を目指す推薦進学コースは、大学で学ぶ意欲と大学での研究活動に要求される基礎力の習得を目指す「アカデミック・リテラシー」の授業に取り組みます。高3の火曜日の2コマをゼミ活動とし、各ゼミでは基本書の精読やプレゼンテーション、ディベートを行ったり、4,000字以上の卒業研究レポートも高3の必須課題となります。

 さらに、明治学院大学単位認定講座「教養原論」がスタートしました。質・量ともに大学レベルの全14回の講座を履修し、大学が単位を認定するアドバンスト・プレイスメント講座です。この講座の履修により、さらに大学での学びにスムーズに連結できることとなり、今年度の明治学院大学への進学者は全体の50.2%となりました。

進路指導・進学実績

主要大学合格実績
主要大学合格実績

キリスト教に基づく人格教育

 キリスト教の理念に基づいて「道徳人・実力人・世界人」の育成を目指す同学院の朝は、中学生は講堂、高校生はチャペルに集まって、15分の礼拝から始まります。中1~高3までの全クラスにはキリスト教活動委員がいます。活動委員は礼拝の司会の担当をはじめ、キリスト教関連の行事ではさまざまな役割を担います。6年間週1時間聖書の授業を行い、定期試験も実施して成績をつけるということです。

キリスト教に基づく人格教育を実施
キリスト教に基づく人格教育を実施

コース制で自分の進路を実現

 高校生になると高2で文系・理系に分かれ、高3からは受験コースと明治学院大への推薦コースに分かれます。

 「受験コース」では、国公立大学、難関私立大学への進学を目指し、演習中心の授業が展開されます。始業前の時間は国、数、理、社等の「朝講習」。高2、高3で模擬試験を構内実施。結果を分析し、担任や教科担当者と生徒で、学習方法の改善等に役立てます。

 「推薦コース」では、大学での研究に要求される基礎力や課題を追求できる探究力を養います。週2コマ(100分)は「ゼミ活動」。8つのゼミに分かれ、基本書の精読やディベート、プレゼン等に取り組みます。そして各自がテーマを選び、調査やインタビューをしてまとめるのが「卒業研究レポート」。アカデミック・リテラシーを高め大学での学びの準備をします。

専用理科室の光学顕微鏡は1人1台

明治学院大学に初の理系学部、誕生予定

 150年以上の歴史を持つ明治学院大学。文学部、経済学部、社会学部、法学部、国際学部、心理学部の6学部16学科を有する伝統校です。特に近年は人気が高まり、同校からも系列校特別推薦入試を利用して約半数の生徒が進学します。その明治学院大学において、社会的な要請が高まっている分野である「情報数理学部(仮称・設置構想中)」を2024年に開設が予定されています。

 AI・データサイエンスや情報システム・セキュリティ等、社会からの期待が高い情報数理分野は、産学官連携の機会創出にもつながり、港区白金という大学の立地を生かしてさまざまな連携が生まれるのではないでしょうか。

明治学院大学として初の理系学部が誕生予定

学校概要

所在地:東京都東村山市富士見町1-12-3
アクセス:西武拝島線・国分寺線「小川駅」徒歩約8分、JR武蔵野線「新小平駅」徒歩約25分
電話番号:042-391-2142

キャンパス紹介
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《編集部》

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