値上げと節約の限界をユニークに表現…サラ川ベスト10発表

 第一生命保険は2023年5月25日「2022年サラっと一句!わたしの川柳コンクール」の全国ベスト10を発表した。全国から8万5,437句が寄せられ、長引く節約生活の限界をストレートかつユーモラスに詠んだ「また値上げ 節約生活 もう音上げ」が1位に選ばれた。

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2022年サラっと一句!わたしの川柳コンクール ベスト5
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 第一生命保険は2023年5月25日「2022年サラっと一句!わたしの川柳コンクール」の全国ベスト10を発表した。全国から8万5,437句が寄せられ、長引く節約生活の限界をストレートかつユーモラスに詠んだ「また値上げ 節約生活 もう音上げ」が1位に選ばれた。

 「2022年サラっと一句!わたしの川柳コンクール」は、2022年9月から10月にかけて作品を募集。全国から8万5,437句が寄せられ、2023年1月に全国優秀100句を発表。約6万人のサラ川ファンの投票により、ベスト10が決定した。

 1位は、2,574票を獲得した「また値上げ 節約生活 もう音上げ」。「値上げと音上げをかけたところが面白い」「韻を踏んでいるのが上手!」といった、値上げに関する共感の声や、時流をユニークに詠んだ作品への称賛が多く寄せられた。

 2位は「ヤクルト1000 探し疲れて よく寝れる」、3位は「店員が 手とり足とり セルフレジ」、4位は「下腹に 脂肪が集合『密ですよ』」、5位は「サイフより スマホ忘れが 致命傷」。セルフレジの操作に戸惑うようす、スマホはもはや財布以上に欠かせない等、現代生活の日常におけるようすがランクインした。

 審査員のやくみつる氏は、「実質コロナ3年目の2022年度。いつまで続くのかというイラ立ちの一方で、いささかコロナにも慣れ、早期解放を求める声。そんな感情がない交ぜとなった一年をよく表している」等とコメントしている。

 Webサイトでは、ベスト10の他、11位から100位までの作品、その他の審査員の総評等も掲載。世相を反映したユーモアあふれる作品を楽しむことができる。

◆2022年サラっと一句!わたしの川柳コンクール
1位:また値上げ 節約生活 もう音上げ
2位:ヤクルト1000 探し疲れて よく寝れる
3位:店員が 手とり足とり セルフレジ
4位:下腹に 脂肪が集合「密ですよ」
5位:サイフより スマホ忘れが 致命傷
6位:「キレイです」褒めてくれたの レントゲン
7位:パスワード つぶやきながら 入れる父
8位:送料を 無料にするため ムダ使い
9位:オミクロン 家族全員 株主に!!
10位:熱が出て はじめて個室 もらう父

《宮内みりる》

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