東大合格数最多は開成148人…男子難関4校の大学合格実績2023

 難関大学合格に実績のある男子校4校(開成・武蔵・筑駒・灘)が、Webサイトで2023年度の大学入試結果または進学状況を相次いで公表した。「東大現役合格者数」は開成が118人で最多、「東大現役合格率」は筑駒の45.63%が最高だった。

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2023年国公立大学等の合格者比較(男子校4校)
  • 2023年国公立大学等の合格者比較(男子校4校)
  • 2023年私立大学の合格者数比較(男子校4校)
  • 2023年東京大学の合格者数比較(男子校4校)

 難関大学合格に実績のある男子校4校(開成・武蔵・筑駒・灘)が、Webサイトで2023年度の大学入試結果または進学状況を相次いで公表した。「東大現役合格者数」は開成が118人で最多、「東大現役合格率」は筑駒の45.63%が最高だった。

 開成・武蔵・筑波大学附属駒場・灘の各校のWebサイトに掲載されている最新の情報をもとに、2023年度入試の大学合格者数を一覧表にまとめた。武蔵については、合格者数を公表していないため、進学者数をもって比較した。また、開成と筑駒については、2022年3月の卒業生数が公表されていないため、中高入試での募集合計数で算出した。麻布・聖光学院は、5月26日時点では合格実績をWebサイトで公表していない。

 4校を比較してみたところ、東京大学の合格者数(現役・既卒の合計)については、「開成」が148人ともっとも多く、「筑駒」87人、「灘」86人、「武蔵」21人だった。最難関とされる理科III類の合格者数については、「灘」が最多の15人となった。

 卒業生に占める東大合格者の割合である「現役合格率」については、「筑駒」が45.63%ともっとも高く、「灘」が30.00%、「開成」が29.50%、「武蔵」が9.36%だった。

 国公立大学医学部(東大理III含まず)の合格者数については、「灘」が50人ともっとも多く、「開成」35人が続いた。防衛医科大学の合格者数については、「灘」17人、「開成」13人の順に多かった。私立大学医学部の合格者数については、「開成」が83人で最多となった。なお、灘については、私立大学医学部の合格者数を公表しておらず一覧表内でも数値を記載していない。

 女子難関4校の大学合格実績2023については以下を参照のこと。


《増田有紀》

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