建築士の仕事は主に個人や企業の依頼を受けて、建築の独占業務を行い報酬を得ています。建築士の職業に就き、夢や目標に向かい活動するには、魅力あふれる職業である一方で、難易度の高い国家試験に挑戦しなければなりません。
資格の種類は大まかに3種類(一級建築士・二級建築士・木造建築士)あり、設計できる建築物や年収も資格により大幅に変わります。建築士の中でも一級建築士の資格を持てば高収入が期待できますし、就職や転職にも有利になります。
その影響から、おすすめの一級建築士講座について記事として取り上げているサイトも急増中です。
今回、当サイトでも「おすすめの一級建築士講座」について取り上げるわけですが…
「一級建築士ユーザーの不安①通信講座で本当に国家資格がとれるのか」
「一級建築士ユーザーの不安②テキストベースなので本当に合格できるのか不安」
といった意見が、当サイトにもよく寄せられます。
そこで、このページでは以下のポイントを押さえながら、わかりやすく比較した内容をまとめました。
・選び方① 受講料金で比較して選ぶ
・選び方② 講義の内容で比較して選ぶ
・選び方③ サポート体制で比較して選ぶ
「先に調査結果を見たい」という声も多いので、まずは「ランキング結果」から調査結果を報告していきたいと思います。
一般建築士講座おすすめランキング11選
それでは早速、数ある一般建築士講座の中から筆者が厳選したサービスを紹介していきます。今回、掲載しているサービスは次の通りです。
サービス名 | 料金(税込) | 特徴 | 学習期間 |
---|---|---|---|
スタディング | 99,000円 | ・一級建築士に関する講座の費用が安価 | 3ヶ月~ |
日建学院 | 330,000円(学科) 143,000円(製図) | ・建築系資格の種類の多さを誇る建築士専門予備校 | 6か月 3か月 |
TAC | 370,000円(学科) 200,000円(製図) | ・一流講師によるハイクオリティな授業 | 6か月~10か月 2か月 |
合格ロケット | 69,300円 | ・24時間以内の質問 ・回答サービス | 3か月~ |
総合資格学院 | 1,199,000円(学科+製図) | ・受講期間や受験回数に合わせた多様な講座 | 3か月~ |
全日本建築士会 | 210,000円(学科+製図) | ・学科試験 ・製図試験込みの料金 | 5か月 |
製図試験.com | 248,000円 | ・製図試験のみを扱う建築士予備校 | 3か月~ |
教育的ウラ指導 | 235,400円 | ・製図のみを扱う | 3か月~ |
建築士の塾by archicom | 56,100円(製図) | ・リーズナブルな料金設定 | 3か月~ |
建築士塾 | 330,000円 | ・長期の通信合格講座 | 3か月~ |
おすすめランキング内でも、TOP5はとくに優れており、詳しく分析しているのでチェックしてみてください。
※当サイトでは、重要な情報のみを届けるため、各サービスの情報をできるだけ圧縮してご紹介しています。
実際に利用を検討する際は、最終確認として公式サイトをチェックしてみてください。
1位:スタディング|スキマ時間で一級建築士にチャレンジできる!合格するとお祝い金10,000円進呈!
【評価項目】
受講費用の安さ | 20点 |
講義の質 | 20点 |
教材の充実度 | 19点 |
サポートの充実度 | 18点 |
信頼性 | 19点 |
総合評価 | 96点 |
\合格お祝い金10,000円進呈中!!/
スタディングの「一級建築士講座」は、多忙な方でも学習できるようにデジタル教材を活用し、なおかつ受講費用を抑えたい方におすすめの通信講座。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
一級建築士のコースは学科と製図の対策を学ぶ必要がありますが、大手講座の10分の1の費用で受講ができてしまいます。また、スタディングの名前の由来はもともと「通勤講座」ですが、通勤時間や休憩時間といった働く人が資格取得に向けて挑戦しやすいのが好評です。また、スキマ時間に勉強できるカリキュラムが人気の理由のひとつです。業界最安価格の受講費用なので、デジタル環境が十分な方は検討してみましょう。
スタディングは一級建築士の学科試験と製図試験両方に対応したコースと一級建築士の製図試験のみに対応したコースの2つになりますが、どちらか一方の対応のみ通信講座や予備校も多いため、どちらも対応しているスタディングの一級建築士講座は費用面も受講しやすく抜群の対応度を誇っています。ただし、単独講座には対応していないため、組み合わせ受講をしたい場合は、ほかの通信講座を受講しましょう。
スタディングでは動画によるオンラインサポートが有名で、スマートフォンを使いどんな勉強をすれば良いかを確認できます。「学習レポート機能」をうまく使いこなせば、勉強時間や進捗状況もグラフ化することができるので、モチベーション維持にも適しています。
・机で勉強しなくても、スマートフォンで受講可能
・独学で不安な方にも、講座が続けられる内容
・学科&製図対策のノウハウを凝縮した講座内容
・一級建築士講座が初心者でも、効率的に学べる
・通学講座と同様の教材で一級建築士を学べる
\合格お祝い金10,000円進呈中!!/
料金(税込) | 99,000円~ |
合格率 | 記載なし |
主な教材やテキスト | 郵送教材なし 動画による講義 |
\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/
⬇公式サイト⬇
https://studying.jp
2位:資格の学校TAC|初心者でもわかりやすい質の高い授業で、一級建築士講座が受講できる
【評価項目】
受講費用の安さ | 18点 |
講義の質 | 19点 |
教材の充実度 | 18点 |
サポートの充実度 | 18点 |
信頼性 | 19点 |
総合評価 | 92点 |
TAC「一級建築士講座」は、自分に合った学科・製図の講座を組み合わせたい方におすすめの通信講座です。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
TACの一級建築士通信講座は、初めての受験者、受験経験者、苦手を克服したい方など、自分自身に合った講座の組み合わせで受講が可能です。開講している一級建築士に関する講座は計9講座あり、学科対応講座が3つ、製図対応講座が2つ、その他5つと講座の種類が豊富で多彩なのが特徴です。
通常なら学科試験コースと製図試験コースを合わせると高額になってしまう受講料も、TACなら割引が適用されるケースがあるために、お得に受講ができるのが特徴です。一般的に一級建築士講座の相場は400,000〜500,000円を超えるのが平均なのですが、検討の際はお得にセット割引制度を併用ができるという仕組みがあります。
オリジナルテキストのみではなく、モバイル学習や講義などを移動時に、スマートフォンなどで持ち運べることが特徴です。製図は実践なので、講義をただ視聴するだけでなく、丁寧な添削を実際に受けることができるのは、受講者が実際に製図試験に臨む際の安心につながります。また、通信講座のメリットでもある自宅学習がマイペースに行えます。
・受講する講座をカスタマイズできる
・充実な割引制度を活用してお得に受講ができる
・一流講師から質の高い講義が受講できる
・質問は回答があり、丁寧な添削で安心
・自教室があり、気分転換に通うことも可能
料金(税込) | 370,000円(学科) 200,000円(製図) |
合格率 | 記載なし |
主な教材やテキスト | テキスト・動画講義など |
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https://www.tac-school.co.jp
3位:日建学院|信頼の合格実績を誇り、こだわりの映像講義が特徴
【評価項目】
受講費用の安さ | 17点 |
講義の質 | 17点 |
教材の充実度 | 18点 |
サポートの充実度 | 17点 |
信頼性 | 20点 |
総合評価 | 89点 |
日建学院「一級建築士講座」は、圧倒的な合格率を誇り、実績のある通信講座を受講したい方にはおすすめの通信講座です。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
過去に一級建築士合格者のうち日建学院受講者が占めており、合格率の高さにおいて一級建築士の受講を検討する方が多いです。受講料は平均相場よりもやや高め設定ながらも、日建学院では合格者を多数輩出している講義やテキストを使用しているのが主な特徴です。
①で述べたように日建学院の一級建築士の合格率の高さは驚異的で、こだわり抜いた映像講義や質の高いオリジナルテキストの使用が合格率の高さを生み出しているのでしょう。とくに映像による講義は、教科書だけではわかりにくいところも、学習が進んでも理解がしやすいととても評判です。
受講者問わず読者からの、とても厚い信頼がある理由のひとつに、日建学院が建築分野の市販書籍を扱っている出版社母体だからということが挙げられます。過去出題傾向のノウハウが詰まったオリジナルテキストは、受講者が合格に向けて内容の取りこぼしなく学習できると評価が高いです。
・徹底分析したオリジナルテキストで学習できる
・試験の実践力が身に付く公開模試の教材を使用
・教材活用でより良い効率の良い学習ができる
・講義の質で合格に向けて必要な内容が身に付く
・映像講義による高合格者率を支えている
料金(税込) | 330,000円(学科) 143,000円(製図) |
合格率 | 記載なし |
主な教材やテキスト | テキスト・公開模試 |
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https://www.ksknet.co.jp/
4位:総合資格学院|資格予備校が運営するWEB受講の通信講座
【評価項目】
受講費用の安さ | 9点 |
講義の質 | 19点 |
教材の充実度 | 19点 |
サポートの充実度 | 18点 |
信頼性 | 19点 |
総合評価 | 84点 |
総合資格学院「一級建築士講座」は、対面講義が受講に含まれているコースあり!通信講座のみでは不安が募る方におすすめの通信講座です。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
学科+製図合わせて1,199,000円と高額な受講料ながらも、合格率が業界では実績トップです。平均の相場価格よりも2倍以上となりますが、合格率における信頼性はズバ抜けています。また、学科本講座コース26回のうち13回まで対面による講義が受講できるのは相手の見えない通信講座に安心感を得やすいでしょう。
全く通信講座のみではなく、対面講義が含まれるので、一概に一級建築士通信講座のみの相場価格の400,000〜500,000円という価格では単純に比較はできません。価格の比較よりは、対面講義などへ行った時の学習の進め方や不安な点を対面相談できるなど、メリットなどが挙げられるのが特徴です。
受講料はやや高めながらも、通信講座と校舎へ通学のいいとこどりができてしまう講座内容は、魅力的です。通える範囲で学校校舎が近い方や、通信だけでは何だか学習に物足りなさを感じる方にはおすすめの講座です。また、対面講義とほかのサービスを上手に利用することで、より知識の定着をし、一級建築士への合格に近づけることが可能です。
・実績の高い信頼の合格率が特徴です
・通信・通学の両方良いとこどりができる
・充実した内容のオリジナル教材使用
・通信講座メインでの対面講義が含まれる
・対面ならではの添削指導などが受けられる
料金(税込) | 1,199,000円 |
合格率 | 2014年〜2023年の累計合格者数:19,984人 2023年のストレート合格者数:557人(全国のストレート合格者占有率51.8%) |
主な教材やテキスト | テキスト |
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https://www.shikaku.co.jp
5位:合格ロケット|一級建築士の学科対策コースが69,300円で受講可能
【評価項目】
受講費用の安さ | 13点 |
講義の質 | 18点 |
教材の充実度 | 18点 |
サポートの充実度 | 18点 |
信頼性 | 17点 |
総合評価 | 84点 |
合格ロケット「一級建築士講座」は、低価格693,00円で学科対策コースをまず受けてみたい方におすすめの通信講座です。
↓その理由は、次のような特徴がある
一級建築士の受験は初めてで、とりあえずは学科試験対策のみを低価格な受講料の69,300円で受けてみたい方には、とてもお得に試しやすくおすすめです。また、独学で勉強してきた方などで+アルファで本試験対応力などを身に着けたい方にもおすすめの内容です。
合格ロケットユーザーであればオンライン講義を無料で受けられる特典があります。映像や音声からの学習は知識が早く定着しやすいため、無料ユーザーであればオンライン会議は利用したいところです。また有料プランですがオンライン会議を繰り返し学べる「動画ライブラリー会員」などもあります。
一級建築士への合格に近づけるために、過去20年間分の問題をアプリにて網羅し、学習できます。時間や場所を問わない学習スタイルは、スマートフォンにて持ち運べるアプリや多くの教材などを使用して、スキマ時間を効率よく勉強に充当することが可能です。
・合格ロケットには割引制度が3つある
・アプリ学習で繰り返しの勉強ができる
・いつでもどこでも学習スタイルが実現
・受講料を抑えて学科試験対策を受けられる
・独学にプラスして自分のペースで学習ができる
料金(税込) | 69,300円 |
合格率 | 記載なし |
主な教材やテキスト | アプリ学習 |
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https://goukakurocket.com/app/
6位:全日本建築士会|高実績を叩きだす一級建築士講座
①企業の研修に採用されている講座
②丁寧な質疑応答を無料で受けられる
③合格率の実績と企業からの支持がある
【調査コメント】
学習テキストの分かりやすさや見やすさが良く、現場経験がなくてもイメージしやすいと受講者には評判があります。公益事業の一環として提供されているこの価格210,000円は高品質かつ低価格を実現しているために、学科と製図合わせての210,000円という安さで受講ができるのはとても魅力的です。
料金(税込) | 210,000円 |
合格率 | 【令和5年度】 学科試験合格率:70.2% 長期設計製図講座受講生 合格率:76.9% 令和5年度 設計製図受験講座受講生 合格率:72.4% |
主な教材やテキスト | テキスト |
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https://ssl.kenchikukouza.org/
7位:製図試験com|製図試験対策に特化した一級建築士の講座です。
①一級建築士講座は4つのコース
②4つのうち通学コースが含まれる
③質問・添削のサポートが手厚い
【調査コメント】
わずか20年間の間に一級建築士の合格者を28,00名も輩出しています。製図試験対策に特化した通信講座で、多くの受講者からの支持を得ています。製図のみの通信講座で248,000円はやや高めの価格設定に感じる方も多いようですが、個別で直接指導が受けられる形式なので、通信講座としては珍しいシステムです。
料金(税込) | 248,000円 |
合格率 | 記載なし |
主な教材やテキスト | コースにより異なる |
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⬇公式サイト⬇
https://seizushiken.com
8位:教育的ウラ指導|一級建築士試験独学受験者を支援する通信講座
①製図試験に特化した一級建築士講座
②教材は自分でダウンロード形式
③独学受験者支援と銘打つ講座
【調査コメント】
教育的ウラ指導では通信講座では見ることができないほかの受講生の添削課題を閲覧することができるシステム。また、受講生の添削課題を見ることにより自分自身の引き出しを増やすことができます。
料金(税込) | 234,500円 |
合格率 | 記載なし(合格者の声は多数あり) |
主な教材やテキスト | コースにより異なる |
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⬇公式サイト⬇
https://www.ura410.com
9位:建築士の塾by archicom|6課題で51,600円の低価格
①企業内資格取得研修からの依頼を受けている
②問題演習を中心としたカリキュラム
③学科と製図それぞれに対応している講座
【調査コメント】
学科・製図対策共にオリジナルの課題や模試での構成になっているために独学での学習にプラスするサブ的な教材としても良いでしょう。とにかく合格に近づくために本試験対応力を養いたい方には向いています。
料金(税込) | 51,600円 |
合格率 | 記載なし |
主な教材やテキスト | 確認テストやオリジナル模試 |
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https://www.archicom.co.jp
10位:建築士塾|製図のみ対応の通信講座
①講座のコースは分かりやすい2通り
②製図のみコースとしては高い価格
③丁寧で対応の早い添削指導が特徴
【調査コメント】
建築士塾は一級建築士の製図試験に特化した通信講座で、長期・短期の2講座から成り立ちます。たくさん課題をこなし添削指導を受けながら、合格できる力を身に着けるのが建築士塾ならではのサポートです。また、課題数がたいへん充実しているのでこなしながら学習ができます。
料金(税込) | 51,600円 |
合格率 | 記載なし |
主な教材やテキスト | 確認テストやオリジナル模試 |
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https://www.kenchikusi.co.jp
【選び方】一級建築士講座の比較ポイント
一級建築士講座のおすすめランキングの紹介を終えたところで「この中からどうやって自分に合ったサービスを選ぶの?」と感じた方もいるでしょう。そこで、ここではランキング評価を別として、3つのポイントにおいて比較を行い、自分に合った選び方を紹介していきます。
選び方① 受講料金で比較して選ぶ
スタディング | 99,000円 | 3か月 |
日建学院 | 330,000円 | 6か月 |
TAC | 370,000円 | 6か月 |
合格ロケット | 69,300円 | 3か月 |
総合資格学院 | 1,199,000円 | 3か月 |
一般的な一級建築士講座受講料の相場は400,000〜500,000円と決して安い受講料ではありません。受講費用をよく吟味して選ぶことはとても大切です。講座を選ぶうえでまず気になるのは料金ではないでしょうか。料金が高ければ良いわけではないですし、安すぎると、本当に通信で合格できるのかと不安なども感じてしまうでしょう。
上記の比較は学科試験のみや製図試験、両方含まれているなど、条件の揃った平均値ではないために、単純に受講費用のみでの比較は難しいかもしれませんが、あくまで頭の片隅の参考程度にしていただければ幸いです。
選び方② 講義の内容で比較して選ぶ
スタディング | 動画講義 | 学科+製図 |
日建学院 | 映像講義+テキスト | 学科 |
TAC | モバイル学習 | 学科 |
合格ロケット | アプリ学習 | 学科 |
総合資格学院 | テキスト | 学科+製図 |
動画講義学科+製図一級建築士の試験には学科試験と製図試験があります。学科に関しては過去問をひたすら解いて合格できるという合格者の声があり、過去の出題傾向を分析したカリキュラムの講座を選ぶのが大切です。また、大まかに分けるとテキストと映像講義の強みを活かした講座が見受けられます。
一級建築士の場合、製図は実践力が問われます。本試験に臨むために対応力を養いながら、たくさんの添削指導を受けたり、動画講義などを取り入れて確認しながら学べる講座を選ぶのがおすすめです。
自分の解答を添削し、解説やアドバイスがもらえるのは心強いですし、添削指導付きは何より安心につながるでしょう。
選び方③ サポート体制で比較して選ぶ
スタディング | オンラインサポート | スマホ学習メイン |
日建学院 | 学習面サポート | 講義の質が高い |
TAC | フォロー制度充実 | 丁寧な添削あり |
合格ロケット | アプリの活用 | オンライン講義に参加できる |
総合資格学院 | プロのサポートチーム | 対面講義が含まれる |
疑問が何だか解決しないままの学習は、途中で挫折しがちです。とくに通信講座の弱点はまさに途中挫折に当てはまります。添削や質問、講師などのサポート体制が整っていることは、通信講座を選ぶうえでとても大切なことです。
通学とはまったく違う通信講座の弱点を補ったり、通信講座で不安なく学ぶためにも、一級建築士合格までのモチベーションを保つサポート選びは必須です。上記のサポート体制を比較してみて、よければ自分に合った通信講座選びの参考にしてみてください。
そもそも一級建築士とは?おすすめできない人の特徴も深掘り
建築士の資格は難易度が高く、何年も挑戦する人が少なくはありません。まずはじめに建築士になると家やビルを建てるときに、どんな建物になるかを正確に示した設計図が必要になります。建設会社はその設計図に基づき建物の建築を行うわけですが、「設計図を作ること」が建築士の重要な仕事のひとつなのです。
【分析結果】資格取得をおすすめできる人の特徴
建築士は仕事をするのに依頼主(お客様)など多くの人と関わりがあります。常にコミュニケーションを取りながら協力し合うことが、建築士のみならずですが求められるでしょう。
目標を達するうえで、根気よく粘り強い方こそ建築士には向いています。どんなことにも最後まで諦めない気持ちを持てることは、とても大切です。
建築士になるには数年かけて勉強して、大学に入ったりかなりの努力が必要な仕事の一つです。建築士に限らずですが、資格をようやく取得したからといって、経験を積まないことにはすぐには設計を任せてはもらえません。責任感の強さや最後まで粘り強く頑張れる人は向いているでしょう。
美的センスは好奇心があるからこそ高まり磨かれるのだから、自分にはセンスが無いと悩まなくても大丈夫です。好奇心があればこそ自然に美的センスは磨かれるのだから安心してください。
純粋にモノ作りが好きな人は建築士になるうえでとても大切です。実際に建築士として活躍されている方の中には、建築の仕事が好きだから辛くても乗り越えられるとか。多少大変でも、好きでこの仕事を続けているのだから頑張れる。好きという気持ちはいつまでも忘れないことが大切だといえるでしょう。
【分析結果】資格取得をおすすめできない人の特徴
建築士になるためにいろいろな壁を乗り越えたり、苦労はするかもしれません。建築士に向いてる方に最後まで粘り強く諦めない人を挙げましたが、コミュニケーションが少々苦手だと、せっかくの取得した資格も、水の泡になる可能性もあります。コミュニケーション克服のためにも日頃から常に人と話せる環境を整えるのも大切かもしれません。
建築士は依頼主(お客様)や現場監督などとコミュニケーションを交わしながら、相手の気持ちを聞き入れて尊重することが求められます。自分の意見をぜったい押し通したいという考えをお持ちの方には、建築士はおすすめできません。
建築士の仕事は長く続けていく仕事です。建築士が建物をひとつ建てるにしても、建築士は現場をまとめていく必要があります。その観点からもすぐに諦めてしまう性格の方にはおすすめはできないでしょう。
独学で一級建築士は受かるのか?
一級建築士は独学で合格することはできるのでしょうか。一級建築士は国家資格であるため、簡単ではありません。それだけではなく国家資格を受けるためには学歴に応じた一定年数の実務や経験が必要になります。
このような観点から一級建築士の独学は難しいとされています。ここからはそれぞれ難しい理由を解説していきます。
難しい理由① スケジュール管理を自分でしなくてはいけない
一般的に一級建築士の試験はとにかく範囲が広く、配点が多い科目から勉強するのが鉄則だともいいます。勉強する順番と試験日までどのくらい時間があるのかを計算し、自分でスケジュールを立てなくてはいけないのが難しいのです。
難しい理由② 製図の試験がある
製図試験は一級建築士になるには必須ですが、独学で合格するには勉強方法を考えなければなりませんし、すぐには難しいです。製図試験に合格するためにはコツコツ練習する必要がありますし、上手くいかなかったら練習量などを工夫しなければなりません。
難しい理由③ 質問ができない
一級建築士になるために独学で合格を目指すことはできます。難易度の高い資格ですが、毎日コツコツ勉強時間を確保して積み重ねることができれば決して合格は夢ではないでしょう。しかし、独学のデメリットとして一人では学習スケジュールを立てづらいですし、誰かに質問をしたりしながら学習を進めるのはとても難しいです。
一級建築士の合格率や試験内容について
試験内容は以下になります。
・学科Ⅰ(計画)
・学科Ⅱ(環境・設備)
・学科Ⅲ(法規)
・学科Ⅳ(構造)
・学科 V (施工)
学科試験の合格者は製図試験に挑むことになります。製図試験は学科試験よりも合格率は高いのですが、学科試験を突破した上での受験なので、合格率は低い試験であるために、難易度が高めの試験となります。
合格率・難易度について
学科 | 製図 | 総合 | |
---|---|---|---|
平成24年 | 18.2% | 41.7% | 12.4% |
平成25年 | 19.0% | 40.8% | 12.7% |
平成26年 | 18.3% | 40.4% | 12.6% |
平成27年 | 18.6% | 40.5% | 12.4% |
平成28年 | 16.1% | 42.4% | 12.0% |
平成29年 | 18,4% | 37.7% | 10.8% |
平成30年 | 18.3% | 41.4% | 12.5% |
令和元年 | 22.8% | 36.6% | 12.0% |
令和2年 | 20.7% | 34.4% | 10.6% |
令和3年 | 15.2% | 35.9% | 9.9% |
令和4年 | 21.0% | 33.0% | 9.9% |
令和5年 | 16.2% | 33.2% | 9.9% |
一級建築士の試験合格率は上記の表になります。
特徴を一言で表すと「とても難しい試験」です。建築士の学習は範囲がとても広く、問われる内容が多岐にわたるために、中途半端な学習では合格までの道のりはとても難しいでしょう。
勉強時間について
上位資格である一級建築士は、多くの勉強時間を必要としますが、初学者の場合は1000〜1500時間とまでともいわれています。個人差はありますが1年間の学習で試験に臨む場合は最低でも毎日3時間ほどの勉強時間を確保する必要があります。
資格名 | 必要時間数 |
---|---|
二級建築士 | 500時間〜700時間 |
一級建築士 | 700時間~1,500時間 |
【2024年最新】一級建築士の試験日程と申込日
2024年(令和6年度)の一級建築士試験の日程と申込日は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
受付期間 | 令和6年4月1日(月)~4月15日(月) |
学科試験 | 令和6年7月28日(土) |
学科試験合格発表 | 令和6年9月4日(水) |
設計製図試験日 | 令和6年10月13日(日) |
設計製図合格発表 | 令和6年12月25日(水) ※予定 |
また、一級建築士の試験を受けるにあたって、以下の情報は必ず確認しておきましょう。
【受験資格】
建築に関する学歴又は資格等 | 実務経験年数(試験時) |
---|---|
大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校、職業訓練校等において、指定科目を修めて卒業した者 | 最短2年以上 |
二級建築士 | 4年以上 |
その他都道府県知事がとくに認める者 | 所定の年数以上 |
【申込みまでの流れ】
①事前準備(書類・顔写真の準備)
↓
②受験申込
↓
③申込み完了の確認
まとめ
このページでは、数ある一級建築士講座の中から厳選したサービスと、その選び方などを紹介しました。
そのほかにも、基礎的な知識などを伝えたので、話が混ざってしまった方もいるでしょう。なので、最後にもう一度ランキングをまとめておきます。
総合評価 | 特徴 | |
---|---|---|
スタディング | 5 | ・受講料の安さ ・スマホでの学習 ・製本テキストなし |
TAC | 5 | ・有名資格予備校 ・豊富な割引制度 ・講座の組み合わせ可能 |
日建学院 | 4 | ・資格に特化した講座 ・教育訓練給付制度 ・映像講義あり |
合格ロケット | 3 | ・アプリ学習メイン ・割引制度活用 ・受講しやすい価格 |
総合資格学院 | 4 | ・合格者高め ・対面講義含まれる ・割引制度あり |
【6位以下】
・全日本建築士会
他校と比較すると、決して分かりやすい授業や教材ではない
・建築士塾
製図試験対策コースのみ
・製図試験com
学科試験対策コースは扱いがない
・建築士の塾by archicom
通信講座料金の告知がない
・教育的ウラ指導
添削指導がない
また、とにかく安く学びたい初心者の方におすすめなのは「スタディング」で、初期費用0円から(税込)、月額支払い8,800円(税込)からとリーズナブルな料金で学べます。
まずは各公式サイトをチェックして、資料請求もしてみてください。
※資料請求は「BrushUP学び(https://www.brush-up.jp)」というサイトであれば、一括請求できます。