【2024年7月最新】弁理士通信講座・予備校のおすすめランキング|人気11社を徹底比較!

「弁理士」とは、知的財産を取り扱う法律の専門家です。

データやアイディア、発明品や商標など、いわゆる知的財産権を保護と利用の促進を主な仕事としています。

「将来性がない」「AIに仕事を取られる」と、若手が少なく高齢化が進む弁理士。

しかし、インターネットが普及した現在では、コピー商品が増えており、知的財産権が脅かされている問題があります。

出典:リシード

教育現場では、「公正かつ自由な経済活動」における知的財産権の重要性を、生徒の興味関心を引きながら伝えられる動画を特許庁が公開しました。

若年層から、知的財産権の重要性を把握することが、大切だと考えての動きなので、弁理士のように法律の専門家は、今後需要が増える可能性があります。

しかし、弁理士を目指したくても、「学ぶための費用の相場がわからない」「弁理士資格の取得までの道のりがわからない」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、以下のポイントを押さえながら、わかりやすく比較した内容を紹介します。

・選び方① 受講費用で比較して選ぶ
・選び方② サポート体制で比較して選ぶ
・選び方③ 教材の内容で比較して選ぶ

「先に調査結果を見たい」といった声も多いので、まずは「ランキング結果」から調査結果を解説しますので、通信講座選びの参考にしてください。

目次

【2024年7月最新】弁理士の予備校・通信講座おすすめランキング11選

数ある弁理士の、予備校や通信講座の中から、筆者が厳選したサービスを紹介していきます。

今回、掲載しているサービスは次の通りです。

スクロールできます
サービス名料金(税込)特徴学習期間
LEC495,000円合格のために必要な知識を、1年でゼロから習得できる1年
スタディング88,000円教材はオンライン版テキストのみ、スマホやタブレットがあれば通勤中でも受講可能申込〜2024年11月30日まで
(2025年度版の場合)
資格スクエア265,000円講師満足度96.4%!親しみやすさとわかりやすい講義が特徴申込〜2025年7月末まで
(2025年度版の場合)
アガルート195,800円高い合格実績!効率のいい学習で最短ルートでの合格を目指せる申込〜2024年10月31日まで
(2024年度版の場合)
TAC308,000円忙しい人でも受講できる、週1回学習の効率的なカリキュラム申込〜2024年7月31日まで
(2024年度版の場合)
代々木塾271,920円募集人数に限りがあるが、少人数制のため徹底的な指導を受けられる申込〜2024年3月末まで
(2024年度版の場合)

おすすめランキング内でも、TOP5はとくに優れており、詳しく分析しているのでチェックしてみてください。

※当サイトでは、重要な情報のみを届けるため、各サービスの情報をできるだけ圧縮してご紹介しています。

実際に利用を検討する際は、最終確認として公式サイトをチェックしてみてください。

1位:アガルート|合格までの最短ルートをサポート【期間限定20%OFF】2024年合格目標カリキュラム

アガルート弁理士試験講座
出典:アガルート

【評価項目】

  • 受講費用の安さ
    5
  • 講義の質
    5
  • 教材の充実度
    5
  • サポート体制
    5
  • 会社の信頼性
    4

受講費用の安さ
講義の質
教材の充実度
サポート体制
会社の信頼性
総合評価24/25点

\弁理士講座が最大20%OFF!/

アガルート「弁理士試験/総合カリキュラム」は、試験いでやすい箇所を抑えた、効率的な学習をしたい方におすすめの通信講座。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①高い合格実績をもち、合格したら全額返金

アガルート受講生の合格率は、34.4%と全国平均の5.6倍と高い合格率を出しています。

「2025年合格目標 総合カリキュラム」は218,000円(税込)からと、他社の弁理士講座より比較的安く受講することができ、試験に合格すれば「全額返金」という合格特典がもらえます。

②選択科目対策も万全にできる

民法は範囲が広く、知識をインプットするだけでも大変です。

アガルートの選択科目対策は、弁理士試験における民法の論文対策として必要十分で、論文対策に直結する内容を学べます。

③合格に必要な最低限の知識だけを学べる

カリキュラムは、講師やスタッフが、過去の短答と論文試験を分析して作られた、効率よく学習できる講義内容に設計。

知識を学ぶインプット学習と、問題演習などのアウトプット学習を、並行して行う方法がカリキュラムの中心となっています。

無駄のない、本当に必要な情報だけを詰め込んだ、忙しい方にもおすすめの講義です。

④講師作成オリジナルフルカラーテキストで楽しく学べる

オリジナルテキストは、難しいイメージがある弁理士の知識を、図表を多く盛り込み初学者でも理解しやすいように作られています。

見やすいだけでなく、特許法などの最新の法改正にもしっかりと対応。

弁理士試験を熟知した講師が、合格に必要な知識だけを精査して作成しているので、試験までの勉強をフォローしてくれる強い味方になります。

⑤プロの講師によるわかりやすい講義

授業を担当する講師は、長年弁理士試験に関わってきたベテランのプロ講師ばかりです。

司法試験と弁理士、両方の資格を取得した講師は、まさに法のスペシャリストともいえ、あなたの学習にも必ず良い成果をもたらします。

公式サイトで特徴や料金をチェック推奨

単純に知識を学ぶだけでなく、現場で生かせる法的思考が身につくのも特徴です。

【「合格者の声」から抜粋】
膨大な民法の中から、弁理士試験で必要な項目のみが抽出されており、効率的な勉強が可能です!

注目できる特徴

・必要最低限の知識だけを詰め込んだ効率の良い学習
・楽しく学べる講師作成オリジナルフルカラーテキストを使用
・プロの講師陣による充実した講義内容
・講義内容はオンラインで配信され、効率よく学べる
・全額返金などの合格特典が豊富で、モチベーションも上がる
・高い合格実績
・比較的安価で学習可能

\弁理士講座が最大20%OFF!/

20%OFFキャンペーンは予告なく終了する可能性があるので、ぜひお早めに検討してください!

料金(税込)218,000円
合格率34.4%(受講生アンケートの回答をベースに過去累計のトータルで算出)
主な教材やテキスト講師作成オリジナルフルカラーテキスト

アガルートでは教育クレジットローン分割手数料0円を実施中!
2025年総合カリキュラム(民法オプションあり)を購入した場合、
カリキュラム料金:218,000円(税抜)
月々のお支払い:19,984円(税込)で学習可能!
アガルートが負担する手数料22,890円分お得に受講可能になります!

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⬇公式サイト⬇
https://www.agaroot.jp

2位:スタディング|独自の学習ツールでスキマ時間を有効活用【簡単30秒】無料登録で10%OFFクーポン配布中!

出典:スタディング

【評価項目】

  • 受講費用の安さ
    5
  • 講義の質
    5
  • 教材の充実度
    5
  • サポート体制
    4
  • 会社の信頼性
    4

受講費用の安さ
講義の質
教材の充実度
サポート体制
会社の信頼性
総合評価23/25点

\無料のお試し登録で10%OFFクーポンプレゼント!/

スタディング「基礎・短答・論文総合コース」は、忙しくて時間のない方におすすめの通信講座。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①忙しくて時間のない人でも学習できる

スタディングは、短期合格者の勉強方法を徹底的に分析して作られた、オンライン講座を展開しています。

分厚いテキストは一切なく、スマートフォンがあれば、通勤や通学中いつでも学習可能。

バイトや仕事で忙しく、まとまった勉強時間を確保できない方も、スキマ時間で学ぶ事ができます。

②スキマ時間で効率的に学べる独自のシステム

初心者でもわかりやすい動画での講義、検索機能やメモ機能が充実した独自のWebテキストを採用。

さらに、自動採点付きの問題演習や、学習レポート機能まであり、あなたの学びをシステムがサポートしてくれます。

外ではスマートフォン、自宅ではタブレットやPCを活用するなどし、効率よく弁理士の知識を取得できるでしょう。

③運営コスト削減で圧倒的な授業料の安さを実現

スタディングの講座の最大の魅力は、圧倒的な受講料の安さです。

安さの理由としては、全授業がオンライン講座のWeb特化型の授業であり、運営コストがかなり削減されている事が挙げられます。

価格は安くても、独自のオンライン用勉強ツールが充実しており、サクサクとストレスなく学べます。

注目できる特徴

・運営コスト削減のため業界最安の圧倒的な授業料の安さ
・学習レポート機能やノートなど、学びをサポートしてくれる独自のツールを採用
・暗記ツールもあり、短答試験対策に特化した内容になっている
・充実のWebテキストで分厚い参考書が一切なく、スマートフォンひとつで受講可能
・1講義が短く、昼休みや休憩中を使って効率的に学べる

\無料のお試し登録で10%OFFクーポンプレゼント!/

料金(税込)基礎・短答 合格コース[2025年度試験対応]
79,000円

基礎・短答・論文総合コース[2025年度試験対応]
99,000円

【論文添削・個別指導付】基礎・短答・論文 総合コース[2025年度試験対応]
272,000円
合格率公表なし
主な教材やテキスト・ビデオ講座
・音声講座
・スマート問題集
・セレクト過去問集
・パターン別練習問題
・採点ワーク教材

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://studying.jp

3位:資格スクエア|オンライン合格実績No.1の弁理士通信講座

出典:資格スクエア

【評価項目】

  • 受講費用の安さ
    5
  • 講義の質
    5
  • 教材の充実度
    4
  • サポート体制
    4
  • 会社の信頼性
    4

受講費用の安さ
講義の質
教材の充実度
サポート体制
会社の信頼性
総合評価22/25点

資格スクエア「基礎・短答・論文パック」は、わかりやすい授業や質問できる環境を重要視する方に、おすすめの通信講座。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①スマートフォンに対応したWeb機能が充実

資格スクエアは、分からないところもワンクリックで質問できる、業界最速返答のWeb機能が充実。

講義を見ながら、オンラインでレジュメが確認でき、マーカーや付箋がつけられる機能もあります。

受講中にワンクリックで作成できる、「マイ単語帳」も大人気です。

②ステップ学習で段階的に学べる

資格スクエアのカリキュラムは、基礎固め3ステップ、論文対策3ステップで構成され、1科目ごとに段階的に学ぶことが可能。

また、このサイクルを重ねることで、合格へ向けて理解が進み、知識がどんどん定着していきます。

基礎講座からスタートするため、初めての人でも安心して勉強する人はもちろん、周回した後の知識整理にも役立ちます。

③弁理士として実績のあるベテラン講師

国際特許事務所で、弁理士としての経験を持つ講師から、試験対策だけでなく心構えなども学るのが魅力。

弁理士になった後も、必要な知識や考え方も指導してくれて、将来働くことを見据えた実践的な講義内容で実力をつけられます。

また、実際に受験を経験した講師から、短期合格へ向けた得点力向上のノウハウを学べます。

注目できる特徴

・経験と実績のある講師陣から学ぶことができる
・「ステップアップ学習」で段階的に学べる
・オンライン学習に特化したWeb機能が充実
・合格者も絶賛する、わかりやすく無駄のない講義内容
・デジタル教材を活用してスキマ時間にも学習できる

料金(税込)25年度合格:237,600円
26年度合格:297,000円
合格率公表なし
主な教材やテキスト・製本教材(基礎講座、論文書き方講座、論文解き方講座、論文実践講座短答問題集)
・PDF教材(青本講座、短答対策講座)

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⬇公式サイト⬇
https://www.shikaku-square.com

4位:LEC(東京リーガルマインド)|司法試験指導から42年の経験と実績がある弁理士通信講座

出典:LEC

【評価項目】

  • 受講費用の安さ
    4
  • 講義の質
    5
  • 教材の充実度
    4
  • サポート体制
    4
  • 会社の信頼性
    4

受講費用の安さ
講義の質
教材の充実度
サポート体制
会社の信頼性
総合評価21/25点

LEC「1年合格ベーシックコース」は、ゼロから学び最短ルートで合格を目指す方におすすめの通信講座。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①独自の3回転学習法で、効率的かつ確実に力をつける

LECは、長年の経験と、近年の試験傾向から生み出された独自の方法。

弁理士に必要な力を、「入門→論文→短答」の順番で、3回繰り返し効果を倍増させます。

試験突破に必要な主要科目四法(特許法・実用新案法・意匠法・商標法)を、効率的に学びます。

②基礎を学び、知識と結びつける「知識の体系化」

カリキュラムは、LECが独自に試験傾向などを分析して作られたもの。

入門講座の後に論文対策を行うことで、断片的な知識を各制度や原理を基礎と結びつけ、知識を点ではなく線で捉えられるように学びます。

早めに論文対策を開始することで、知識の体系化を図り、早期合格が可能になります。

③基礎を身につけ応用できるようになる学習法

初中級講座が終わると、論文合格答案講座や短答実践答練が含まれる上級講座に進むので、段階的なレベルアップが可能。

弁理士は、単純に知識を暗記すれば受かるというわけではなく、インプットとアウトプットのバランスが重要です。

基礎をしっかりと身につけてから応用に移ることで、実践力が身につき、確実に合格への道を進めます。

注目できる特徴

・合格に必要な知識が1年間でゼロから学べる
・短期合格実現へ向けて探求・作成した独自のゼミ
・学習方法などを無料で相談できる(予約制)
・実績のある3回転学習法を採用している
・知識の体系化を意識したカリキュラム

スマート攻略コースのインプットとアウトプット同時申し込みで
\受講料55,00円割引!/

料金(税込)505,000円
合格率初回受験合格者の5人に4人がLEC出身
主な教材やテキスト入門テキスト、論文テキスト、短答テキスト、秒速ドリル

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.lec-jp.com

5位:資格の学校TAC|仕事と勉強を両立したい人をサポートしてくれる弁理士通信講座

出典:資格のTAC

【評価項目】

  • 受講費用の安さ
    4
  • 講義の質
    4
  • 教材の充実度
    4
  • サポート体制
    4
  • 会社の信頼性
    4

受講費用の安さ
講義の質
教材の充実度
サポート体制
会社の信頼性
総合評価20/25点

TAC「1年本科生(2024年合格目標)」は、仕事と勉強を両立したい方におすすめの通信講座。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①週1回の学習で完結する効率的なカリキュラム

弁理士は、通常年に120〜130回を超えるカリキュラムで、最低でも週3回の講義が必須でした。

しかし、TACは受験者に負担の少ない「週1回(1日2コマ)」の学習プランを開発し、効率的な学習を実現。

「基本講義」「基本講義(論文編)」「各種答案練習、全国公開模試」の、3段階で構成されています。

②プロの講師陣による丁寧な指導が受けられる

TACは、実務経験のあるプロの講師陣が、実体験を交えたわかりやすく、丁寧な講義をしてくれます。

生徒に合わせて伝え方や教え方を工夫し、どのようにしたら理解が深まるのか考えて指導してくれるのが魅力。

受講期間中の悩みや不安をヒアリングし、いつでもフォローしてくれて、合格までの後押しをします。

③本試験の傾向を分析した教材を使用している

TACには、本試験の傾向を分析している教材スタッフがいるため、常に最新の情報を研究しています。

作成した教材は何段階にもチェックがされており、クオリティが高いのが特徴。

試験範囲を的確に網羅し、的中率も高いため、効率の良い学習ができます。

注目できる特徴

・週1回受講の効率的なカリキュラム
・プロの講師陣による丁寧な指導を受けられる
・本試験を意識した教材で合格を後押し
・ゼロからでも基礎をしっかり学ぶことができる
・疑問や不安はリアルタイムで質問ができるメール機能がある

\7月31日まで夏の早割キャンペーン実施中/

料金(税込)385,000円
合格率公表なし
主な教材やテキスト専用テキスト、動画配信

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
​​​​https://www.tac-school.co.jp

6位:代々木塾|少人数で徹底指導してくれる弁理士通信講座

出典:代々木塾
注目できる特徴

①定員50名の少人数制を採用
②昭和56年から続く豊富なノウハウを提供
③最新の法改正をテキストに即反映

【調査コメント】

少人数制により、充実した個別指導が受けられるという魅力もありますが、「LEC」のように一人の講師が一貫指導しているところでも代用できます。

「代々木塾」は、個別指導としては比較的安価な料金に設定されています。

しかし、短い期間で必要な知識を学びたい方は、「スタディング」などのツールが充実したWeb特化型の講座もおすすめです。

料金(税込)2025論文短答入門コース(通信)
158,400円
合格率約10.5%
主な教材やテキスト各講義に必要な資料のPDFをメール配信

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.yoyogijuku.jp

【選び方】弁理士の予備校や通信講座の比較ポイント

弁理士の通信講座を選ぶ、3つのポイントを紹介します。

ランキングで気になった講座がある方も、自分に合ったカリキュラムか、ポイントを参考に比較検討してみてください。

選び方① 受講費用で比較して選ぶ

スクロールできます
評価費用目安解説
LEC505,000円料金は高いが1年間で合格をしたい人に向いている
スタディング79,000円料金が安く知識が乏しい方に向いている
資格スクエア237,600円料金は高いがオンライン合格率No.1の実績がある
アガルート218,000円料金が相場より安く、合格までに必要な知識を補いたい人に向いている
TAC385,000円料金は高いが仕事をしながら勉強したい人に向いている

弁理士の通信講座を選ぶ際、受講料や入会金などに費用を比較しましょう。

また、弁理士は難関資格なので、一発合格を狙うのではなく、長期間で資格取得をすることを考えなければいけません。

費用で比較すると、スタディングが業界内では圧倒的に安いことがわかります。

ただし、質問サポートなどフォロー体制が整っている通信講座を探している場合は、サポート内容と価格のバランスが良い講座を選びましょう。

選び方② サポート体制で比較して選ぶ

スクロールできます
評価サポート体制解説
LEC本試験の模範解答を提供、成績結果をWebで確認、学習に役立つメールマガジンサポートは手厚いが、追加費用が発生する
スタディングすべてWeb完結、効率がアップする学習システムが勉強をサポート自分のペースで勉強を進めたいという人には向いている
資格スクエア講義への質問が無制限、定期的なフォローアップイベントを開催プロによる直接的なサポートがすべてプラン費用に含まれている
アガルート質問サポートをしてくれるFacebookグループへ招待、スタッフへ質問したり受講者同士で議論したりできるとにかく手厚いサポートで、不安を解消しながら合格までをサポート
TACWebスクーリングによる問題演習で弱点を補強、デジタル教材、Webフォローで教室講義を何度でも視聴可、Web復習講義わからないところをリアルタイムで質問できる質問メール制度が好評

各社サポート内容は様々ですが、予備試験の要ともいえる論文添削や、困ったことを相談できる窓口が充実しているかは重要視したいポイントですよね。

「資格スクエア」「アガルート」「TAC」の3社は、プランの費用に個別相談や論文添削のサポートも含まれているため、サポート重視の方にはおすすめです。

「LEC」の添削指導はオプションのため追加費用が発生しますが、予備試験を上位で合格した講師から直接指導を受けられるので、受ける価値ありです。

スタディングはコスパ重視、Web完結が売りのため、サポート重視の方にはおすすめできません。

選び方③ 教材の内容で比較して選ぶ

スクロールできます
教材内容解説
LEC入門テキスト
論文テキスト
短答テキスト
秒速ドリル
独自の事例問題集やチェックシートがあり、反復練習が可能
スタディング入門テキスト
論文テキスト
短答テキスト
秒速ドリル
メモや検索機能がついたWebテキストや自動採点付き問題演習などのシステムが充実
資格スクエア製本教材
(基礎講座、論文書き方講座、論文解き方講座、論文実践講座短答問題集)
PDF教材
(青本講座、短答対策講座)
「どの科目を、どの順番で」「次は何を学べば良いか」を明確にしてくれる教材
アガルート講師作成オリジナルフルカラーテキスト全ページフルカラーのテキストで、難しそうという弁理士のイメージを一新
TAC専用テキスト
動画配信
再生スキップ機能や、便利なしおり機能がついた専用アプリで動画を視聴できる

上記の表は、各社紙媒体を使うか、使わないかを比較対象にしています。

自宅で授業を受ける感覚で受講したい方は、紙のテキストがあればメモを取ったり、繰り返し見直しながら進める事ができます。

Webコンテンツのみであれば、通勤や通学中の隙間時間を有効活用しながら学べたりと、スキマ時間で学習が可能。

本はかさばるし、WebはWi-Fi環境が必要ですが、教材の形態はライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

紙媒体なら「LEC」「資格スクエア」「アガルート」、Web版なら「スタディング」がおすすめです。

そもそも弁理士とはどのような仕事?

弁理士とは、知的財産権を保護し、運用を促進するのが主な仕事です。

発明や発見をした人が、損をせず、権利を独占できるように、特許や商標の出願を弁理士が代理で行います。

特許を個人で申請するには書類も多く、記入方法も複雑。

弁理人は、書類の作成も代理で行い、申請者をサポートします。

弁理士に仕事を依頼するには、まず日本弁理士会のホームページから無料相談をしましょう。

独学で弁理士の資格は取れるの?

独学で弁理士の資格を取ることは、不可能ではありません。

しかし、弁理士の知識は複雑で、独学では難しいというのが現状。

この項目では、弁理士の資格取得の勉強が、独学では難しいと言われている理由をいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。

難しい理由① 法律用語が頻出する

法律で使われる用語の中には、私たちが普段使っている言葉でも、法的に意味合いの異なるものも含まれます。

たとえば、法律における「善意・悪意」は、悪気があったかどうかではなく、「知っていたか・知らなかったか」で判断される際に使用されます。

法律用語の意味として単語を理解しておかなくては、勉強しても考え方に差が出てきてしまうでしょう。

他にも、日常では目にすることのない単語や、権利の名前などが頻出するため、独学での勉強は難しいといえます。

難しい理由② 参考書が少ない

弁理士の資格取得に必要な参考書は、一般的な書店に置かれている事が少なく、種類も限られます。

また、絶対必須の「六法」も、「ポケット六法」や「六法全書」など複数あり、最適な参考書を自分でピックアップするのは難しいでしょう。

過去問集や、論文対策など資格取得に必要な参考書が複数あるので、参考書を選ぶだけでも時間がかかってしまいます。

その点、弁理士の予備校や通信講座を活用すれば、独学と比べて費用はかかるものの、必要な教材はすべて揃うので安心です。

難しい理由③ 試験に論文がある

弁理士の試験で、最も重要とされているのが「論文試験」です。

論文を書くには基礎をしっかりと学び、得た知識を論文として表現する、インプットとアウトプットの作業が必要になります。

第三者が内容を添削してくれて、論文の内容を評価してくれる事が成長への近道ですが、独学ではそれが難しいでしょう。

独学で、弁理士資格を得るのが難しいといわれる最大の理由は、論文対策にあります。

弁理士資格の合格率や試験内容について

試験は大きく分けると、筆記試験と口述試験の二つ。

試験から合格までは次の流れで行われ、合格すると日本弁理士協会が行う登録前研修に参加する資格が得られます。

【試験の流れ】

1.受験願書の入手
2.受験願書の提出
3.受験票の発送
4.短答筆記試験
5.論文筆記試験(必須科目)
6.論文筆記試験(選択科目)
7.口述試験
8.最終合格発表
9.合格証書発送

弁理士試験合格率・難易度について

スクロールできます
令和5年度令和4年度令和3年度令和2年度
志願者数3,417人3,558人3,859人3,401人
受験者数1,065人3,177人3,248人2,947人
受験率89.7%89.3%84.2%86.7%
合格者数188人193人199人287人
合格率6.1%6.1%6.1%9.7%
合格者平均受験回数2.8回3.4回3.7回4.1回
引用:弁理士試験の結果概要|特許庁

弁理士資格は、難関国家資格と言われるほど合格への道は狭く、合格率は例年かなり低くなっています。

受験人数は司法試験とほぼ同じですが、司法試験合格者数が40%前後なのに対し、弁理士資格は6〜7%と、かなり難易度が高い傾向。

しかし、難易度が高い上に高齢化が進む弁理士業界に、若手の合格者が生まれるということは、需要が高まる可能性があるということです。

適切な、弁理士の予備校・通信講座を選び、効率よく学ぶことが合格への近道です。

弁理士資格を取るのに必要な勉強時間

弁理士になるための勉強時間は、最低でも3000時間と言われ、長い勉強時間を確保しなければいけません。

単純計算でも、1日5時間ほど勉強しても1年半はかかるでしょう。

社会人や学生が、空き時間を使って学ぶためには、無駄のない学習プランで効率良く勉強する必要があります。

時間をかけて資格を取った後も、継続して知識の更新や勉強することも求められます。

勉強時間3,000時間以上
資格取得後継続して勉強が必要

【2024年最新】弁理士試験の試験日程と申込日

2024年(令和6年度)弁理士試験の、日程と申込日は以下の通りです。

【弁理士 短答式筆記試験 (1次試験)】

受験願書交付インターネット:令和6年3月1日(金)〜令和6年3月22日(金)
郵送:令和6年3月1日(金)〜令和6年3月22日(金) ※必着
窓口:令和6年3月1日(金)~令和6年3月29日(金) 午前9時~午後5時
受験願書交付期間令和6年3月7日(木)~令和6年4月4日(木)
試験日令和6年5月19日(日)
合格発表令和6年6月10日(月)

【弁理士 論文式筆記試験 (2次試験)】

試験日必須科目:令和6年6月30日(日)
選択科目:令和6年7月21日(日)
合格発表令和6年9月24日(火)

【弁理士 口述試験 (3次試験)】

試験日令和6年10月19日(土)〜令和6年10月21日(月)のいずれか
合格発表令和6年11月11日(月)

また、弁理士試験を受けるにあたって、以下の情報は必ず確認しておきましょう。

【受験資格】(下記のいずれかに該当する者)

とくに無し

【申込みまでの流れ】

①受験願書の入手

②受験願書の提出(3月中旬〜4月中旬)

③受験票の発送(5月上旬頃)

④短答筆記試験
日程:5月中旬ころ
合格発表:6月中旬頃
※短答試験に合格しないと、⑤の論文筆記試験に進むことはできません

⑤論文筆記試験(必須科目)

⑥論文筆記試験(選択科目)
日程:6月下旬〜7月上旬
合格発表:9月中旬頃

⑦口述試験
日程:10月中旬〜下旬
最終合格発表:10月下旬〜11月上旬

⑧合格証書発送(11月上旬)

弁理士に似ている資格や相性のいい資格は?

弁理士に似ている、法務・司法系の資格にはほかにも種類があり、法律に興味のある方におすすめ。

弁理士は、知的財産の保護を主な仕事としていますが、ほかの司法資格は民事・刑事など、各ジャンルの専門家にあたります。

①司法書士

司法書士は、私たちの財産や権利を守る専門家です。

主に書類作成と、手続き代行が仕事で、不動産の名義変更などが主な仕事。

②行政書士

司法書士とよく似ていますが、行政書士は夫婦間や近所のトラブルなど、当事者で解決できないトラブルの仲介人を担う役割を果たします。

司法書士と同じく書類作成と、手続き代行が主な仕事です。

③刑務官

刑務官は、犯罪を犯した人を更生させ、社会復帰させる職業。

受刑者が指定の場所にいるかの巡回、その他必要書類の作成を行います。

④裁判所職員

裁判所の職員も、立派な司法の仕事であり、試験をクリアした者しかなる事ができません。

裁判官の補佐や書記官のサポートが、主な仕事です。

まとめ

このページでは、数ある弁理士の予備校・通信講座の中から厳選したサービスと、その選び方などを紹介しました。

そのほかにも、基礎的な知識などを伝えたので、話が混ざってしまった方もいるでしょう。なので、最後にもう一度ランキングをまとめておきます。

総合評価特徴
LEC①独自の3回転学習法で、効率的かつ確実に力をつける
②基礎を学び、知識と結びつける「知識の体系化」
③基礎を身につけ応用できるようになる学習法
スタディング①忙しくて時間のない人でも学習できる
②スキマ時間で効率的に学べる独自のシステム
③運営コスト削減で圧倒的な授業料の安さを実現
資格スクエア①スマートフォンに対応したWeb機能が充実
②ステップ学習で段階的に学べる
③弁理士として実績のあるベテラン講師
アガルート①合格に必要な最低限の知識だけを学べる
②フルカラーのオリジナルテキストで楽しく学べる
③プロの講師によるわかりやすい講義
TAC①週1回の学習で完結する効率的なカリキュラム
②プロの講師陣による丁寧な指導が受けられる
③本試験の傾向を分析した教材を使用している

【6位以下】

・佐々木塾
個別指導の割に安価だが、ほかの業者の方がプラスαのサポートが多い

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