土地家屋調査士とは、国家機関である法務局の「登記簿」に関する登記申請手続きを行える専門職です。
具体的には、依頼を受けて建物を新築・増改築する際や土地の分割・合併で面積が変わる場合に、登記簿への土地の申請手続きや審査請求の手続きを行います。(参考:jobtag)
土地の境界線を決める重要な専門職でもあるため、土地家屋調査士試験に合格して資格を有する必要があります。法務局が試験を主催する国家試験なので、土地家屋調査士を目指す人は徹底した試験対策が求められるでしょう。
そこで今回は、数ある通信講座のなかでとくにおすすめしたい土地家屋調査士講座について紹介していきます。
- 土地家屋調査士講座でおすすめの通信講座5選
- 土地家屋調査士講座の失敗しない選び方5選
- 土地家屋調査士の仕事内容やWライセンスでおすすめの資格について
不動産業界で活躍したいと考えている人は、この記事を最後までチェックして通信講座での試験対策を検討してみてくださいね。
【試験概要】
試験の流れ | 筆記試験(午前の部・午後の部) →口述試験 |
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受験資格 | とくになし |
試験科目 | 【筆記試験】 不動産の表示に関する登記につき必要と認められる次の事項 ①民法に関する知識 ②登記の申請手続き及び審査請求の手続に関する知識 ③土地及び家屋の調査及び測量に関する知識及び技能であって次に掲げる事項 ア. 平面測量 イ. 作図 ④その他土地家屋調査士法第3条第1項第1号から第6号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力 【口述試験】 ①登記の申請手続き及び審査請求の手続きに関する知識 ②その他土地家屋調査士法第3条第1項第1号から第6号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力 |
受験手数料 | 8,300円(収入印紙で納付) |
試験科目の免除 | ・前年度の筆記試験合格者は筆記試験免除 ・測量士、測量士補、一級/二級建築士の資格がある者 ・法務大臣認定者は筆記試験午前の部免除 |
【試験日程】
筆記試験 | 例年10月第3日曜日 午前の部→9:30~11:30 午後の部→13:00~15:30 |
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口述試験 | 例年1月中旬(筆記試験合格者のみ) |
合格発表 | 筆記試験:例年1月上旬 口述試験:例年2月中旬 |
土地家屋調査士講座を取るならココ!おすすめ通信講座TOP5
それでは早速、土地家屋調査士の試験対策講座を開講している次の5社について、気になる講座内容を紹介していきます。
【比較表】
受講料(税込) | サポート体制 | 合格特典 | |
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アガルート | セット:162,800円~448,800円 単科:5,280円~162,800円 | ・ホームルーム ・質問制度(回数制限あり) ・YouTubeLIVE受講相談会 ・定期カウンセリング(有料) ・合格ゼミ(有料) ・バーチャル校舎 | Amazon5万円分 または全額返金 ※【土地家屋調査士試験】2025年(令和7年度)合格目標|合格総合講義/一発合格カリキュラム/ダブル合格カリキュラムを購入した方が対象 |
LEC東京リーガルマインド | セット:264,000円~440,000円 単科:8,000円~27,500円 | ・教えてチューター制度 ・口述試験対策 ・フォローアップ講義 ・記述答案添削指導オプション(有料) | ・受講料返還制度 ・合格祝賀 ・交流会の開催 |
東京法経学院 | セット:152,600円~611,700円 単科:17,600円~231,000円 | ・質問対応 ・オンラインカウンセリング ※一部講座のみ | 全額返金 ※一部講座のみ |
日建学院 | セット:231,000円~451,000円 単科:5,500円 | ・ライブサポート ・コンピュータクリニック ・聴講サポート ・ライセンスアドバイザー ・質問対応 | とくになし |
早稲田法科専門学院 | セット:44,000円~352,000円 単科:1,100円~6,600円 | ・質問対応(回数制限あり) ・添削指導 ※一部講座のみ | とくになし |
それぞれのメリット・デメリットについても解説しているので、気になる通信講座がないかチェックしてみてください。
アガルートの土地家屋調査士試験対策講座はサポート体制が充実した人気の通信講座
コスパ評価: 4.5
合格実績: 4.8
カリキュラム・教材: 4.7
サポート体制: 4.5
アガルートの土地家屋調査士試験対策講座は、他社の通信講座と比べてもとくに人気や評判の高い講座です。
その理由は講師により制作された教材・講義のクオリティの高さと、充実した学習サポートにあります。
アガルートでは試験を受ける人の状況に合わせたカリキュラムコースを大きく分けて4つ開講しています。
【アガルートアカデミー土地家屋調査士試験対策講座│カリキュラムの選び方】
・午前の部の免除を受けられない
➡ダブル合格カリキュラム(土地家屋調査士試験+測量士補試験の合格を目指す)
・土地家屋調査士試験の受験は初めてだが、午前の部の免除対象である
➡一発合格カリキュラム
・午前の部免除+土地家屋調査士試験の受験経験があり、インプットメインで知識を再整理したい
➡中上級カリキュラム
・午前の部免除+土地家屋調査士試験の受験経験があり、アウトプットメインで知識を再整理したい
➡上級カリキュラム
いずれのカリキュラムも講師が効率良く目標達成するための教材を製作しており、アウトプット教材と合わせてもレベルの高い内容と評価されています。
また、毎月開催されるホームルーム配信やYouTubeLIVEを使った質問会を通して、講師に直接アドバイスをもらえる点も魅力的。
オプションを利用すれば月に1回講師と生電話ができる「定期カウンセリング」も人気です。
難易度の高い土地家屋試験調査士試験は、とくに試験本番が近づいてくると不安になってしまう人も多くいます。
そのなかで合格に必要な知識やテクニックをもった講師から励ましの言葉や勇気をもらえるアドバイスをいただけると、自信をもって試験に臨めるでしょう。
【口コミ・評判をまとめると…】
-メリット-
- 電話での定期カウンセリング相談で講師から直接励ましの言葉をもらえる
- 合格に必要な基礎知識がすべて教材に詰め込まれている
- 質問会で講師の話し方や雰囲気が事前に伝わっていい
-デメリット-
- テキストにないレジュメや表を自分で印刷するなど手間がかかる
- アガルートのマイページにサーバーエラーが起きることがある
【講座情報】
受講料(税込) | 【初学者向け】 <2025年合格目標> 合格総合講義:162,800円 一発合格カリキュラム:321,860円 一発合格カリキュラム/ライト:259,160円 ダブル合格カリキュラム:374,110円 ダブル合格カリキュラム/ライト:311,410円 <2026年合格目標> 合格総合講義:162,800円 一発合格カリキュラム:393,800円 一発合格カリキュラム/ライト:272,800円 ダブル合格カリキュラム:448,800円 ダブル合格カリキュラム/ライト:327,800円 【中上級者向け】 中上級総合講義:162,800円 中上級カリキュラム/ライト:280,060 中上級カリキュラム/フル:395,010円 【上級者向け】 上級総合講義:162,800円 上級カリキュラム/ライト:217,360円 上級カリキュラム/フル:342,760円 【オプション】 定期カウンセリング:110,000円 合格ゼミ(ウェビナー参加あり):55,000円 合格ゼミ(視聴のみ):33,000円 【単科講座】 新・定規の使い方講座:32,780円 【中山式】 複素数計算:27,280円 過去問解説講座(択一・記述):131,560円 実践答練(後半3回):49,500円 実践答練(全6回):87,780円 書式ひな形対策講座:38,280円 【午前の部】 過去問解説講座:32,780円 記述式過去問実演講座:47,300円 記述式計算ステップ講座:27,280円 作図特化答練:21,780円 直前予想模試:10,780円 要点総まくり講座:162,800円 |
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カリキュラム | 【一発合格カリキュラム】 導入講義(3時間) 合格総合講義(76時間) 過去問解説講座(択一・記述)(43時間) 新・定規の使い方講座(4時間) 【中山式】 複素数計算(5.5時間) 書式ひな形対策講座(7.5時間) 実践答練(前半3回分) 法改正対策過去問解説講座(法改正部分) 直前予想模試(全1回) 【ダブル合格カリキュラム】 導入講義(3時間) 合格総合講義(76時間) 過去問解説講座(択一・記述)(43時間) 新・定規の使い方講座(4時間) 【中山式】複素数計算(5.5時間) 書式ひな形対策講座(7.5時間) 実践答練(前半3回分) 法改正対策過去問解説講座(法改正部分) 直前予想模試(全1回) 測量士補 総合講義(24時間) 測量士補 3時間で押さえる計算問題(3.5時間) 測量士補 3時間で押さえる文章問題(3.5時間) 実力診断模試(全1回) 【中上級カリキュラム】 中上級総合講義過去問解説講座(択一・記述)(44時間) 実践答練(前半3回分) 法改正対策過去問解説講座(法改正部分) 書式ひな形対策講座(7.5時間) ※記述式過去問実演講座(平成27年度~令和5年度) ※直前予想模試(全1回) 【上級カリキュラム】 上級総合講義過去問解説講座(択一・記述)(44時間) 実践答練(前半3回分) 法改正対策過去問解説講座(法改正部分) 書式ひな形対策講座(7.5時間) ※記述式過去問実演講座(平成27年度~令和5年度) ※記述式計算ステップ講座 ※作図特化答練 ※直前予想模試(全1回) ※フルカリキュラムのみ |
サポート体制 | ・月1回のホームルーム ・質問制度(回数制限あり) ・YouTubeLIVE受講相談会 ・定期カウンセリング(有料) ・合格ゼミ(有料) ・バーチャル校舎 |
視聴期限日 | 2025年合格目標:2026年1月31日 |
合格実績 | 63.41% ※令和5年度 |
合格特典 | 3~5万円分Amazonギフト or 全額返金 |
無料体験 | あり |
- 合格通知書データの提出
- 土地家屋調査士試験 記述式問題の開示請求答案と成績通知書の提出
- 合格体験記の提出
- 合格者インタビューへのご出演
※全額返金保証の適用条件に関する注意点を見る
- 特典を申し込む際は、合格発表後1週間に行わなければいけません。条件を全て満たした方のみ、全額返金の対象となります。
- 返金額は、受講した講座(税抜価格)の金額分です。その他の単価講座などは含まれないので、注意しましょう。※セール価格で購入した場合は、割引した価格(税抜価格)が返金されます。
- 合格特典は、原稿料または講演料を支払いするものであるため、源泉所得税を控除した残が振り込まれます。合格特典に申込みした時点で、源泉徴収後の残額のみを振込みする点について同意したものをみなされます。
- 5万円以上の返金を申し込む場合は、ナイマンバーカードの提出が必要です。提出は、特典の受付時に案内がきます。
- 返金は、個人で受講した方のみ対象となります。
- 合格体験記やインタビューされた際の情報は、アガルートの販促物に利用されます。氏名や写真、映像が使用されるので注意しましょう。
- 合格特典の申請期間経過後は、理由を問わず特典の受付はできません。
- キャンペーンの仕様や内容は、予告なく変更されることがあるので、申し込む際は必ず確認してください。
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LEC東京リーガルマインドの土地家屋調査士講座は無料の口述試験対策講座を受けられる
コスパ評価: 4.8
合格実績: 4.6
カリキュラム・教材: 4.7
サポート体制: 4.7
LEC東京リーガルマインドの土地家屋調査士講座では、Web通信受講と通学受講の2種類で選べる学習スタイルを提供しています。
Web通信ではマイページからコンテンツを利用する際、現在勉強中の同じ講座の受講生の人数がわかり、自宅にいながらでも受験仲間と一緒に勉強しているような気分になれるのが特徴です。
また目的別に細かく分けられたカリキュラムコースで、無駄のない費用で試験対策をすることができます。
筆記試験合格者向けに無料の口述試験対策講座が開講されるほか、受講生限定のフォローアップ講義を生配信でお届け。
通学しなくても生の講義を受けられるほか、各科目の総まとめとして学習意欲アップにもつながる講座です。
その他にも、おためしWeb受講のほかYoutubeの無料体験講座もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
【口コミ・評判をまとめると…】
-メリット-
- 担当講師から合格させたいという想いが伝わってくる
- 穴埋め式対策講座は自然と解く力が身についてくる
- 現在学習中の受講生の人数がわかってモチベーションになる
-デメリット-
- 会場受験の公開模試は受験者が少なくてモチベーションがあがらない
- 受講料が高いと感じる
【講座情報】
受講料(税込) | 【初学者向け】 土地家屋調査士&測量士補W合格コース(Web通信):385,000円 土地家屋調査士合格コース(Web通信):319,000円 測量士補合格パック(Web通信):69,300円〜 【学習経験者向け】 フルコース(Web通信):215,600円 コンパクトコース(Web通信):161,700円 記述強化コース(Web通信):177,100円 ベースアップコース(Web通信):246,400円 【その他】 直前対策・答練(Web通信):8,000円 公開模試(Web通信):15,400円~27,500円 |
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カリキュラム | 【W合格コース】 インプット完成講座(全69回) 測量士補スピード合格講座(全15回) 測量士補公開模試(全3回) 直前ファイナル答練(全6回) 直前ファイナル公開模試(全2回) 【合格コース】 インプット完成講座(全69回) 直前ファイナル答練(全6回) 直前ファイナル公開模試(全2回) 【フルコース】 基礎数学講座(全3回) リスタート講座(全10回) スーパー特訓講座(全20回) 計算特訓講座(全7回) 申請書マスター講座(全8回) 範囲指定答練(全6回) 直前ファイナル答練(全8回) 最終チェックテスト(全2回) 【コンパクトコース】 スーパー特訓講座(全20回) 範囲指定答練(全6回) 直前ファイナル答練(全8回) 最終チェックテスト(全2回) 【書式特化コース】 スーパー特訓講座(全20回) 計算特訓講座(全7回) 申請書マスター講座(全8回) 範囲指定答練(全6回) 直前ファイナル答練(全8回) 最終チェックテスト(全2回) 【ベースアップコース】 インプット完成講座(全66回) 計算特訓講座(全7回) 申請書マスター講座(全8回) 範囲指定答練(全6回) 直前ファイナル答練(全8回) 最終チェックテスト(全2回) |
サポート体制 | ・教えてチューター制度 ・口述試験対策 ・フォローアップ講義 ・記述答案添削指導オプション(有料) |
視聴期限日 | 要確認 |
合格実績 | 29.3% ※令和4年度 |
合格特典 | ・受講料返還制度 ・合格祝賀 ・交流会の開催 |
無料体験 | あり |
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東京法経学院の土地家屋調査士講座は徹底分析された独自の予想問題集が好評
コスパ評価: 4.5
合格実績: 4.5
カリキュラム・教材: 4. 7
サポート体制: 4.2
東京法経学院は的を絞ったメディア教材やテキスト教材を販売している通信講座サービスです。
答練や模試のオリジナル問題を数多く製作しており、毎年の試験傾向を徹底分析した講師陣による作問は網羅性が高いと受講生からも好評です。
東京法経学院では、試験を受ける人の状況に合わせたカリキュラムコースを大きく分けて3つ開講しています。
【東京法経学院 土地家屋調査士講座│カリキュラムの選び方】
・午前の部の免除を受けられない
➡フルパック合格講座(土地家屋調査士試験+測量士補試験の合格を目指す)
・土地家屋調査士試験の受験は初めてだが、午前の部の免除対象である
➡新・最短合格講座
・午前の部免除+土地家屋調査士試験の受験経験があり、アウトプットメインで知識を再整理したい
➡合格直結答練パック【Ⅱ期】
初学者向けの内容としてはやや難しめのアウトプットになるため、一度受験した経験のある方のアウトプット強化用として購入してみるのもおすすめです。
給付金やキャンペーンを適用すると受講料がお得になるチャンスもあるので、もっと試験対策を極めたい人はチェックしてみてください。
【口コミ・評判をまとめると…】
-メリット-
- 無料の口述試験対策資料を利用できるのがうれしい
- キャンペーン込みで他社よりもお得に受講できる
- 予想問題集の教材は痒いところに手が届く網羅性の高さ
-デメリット-
- やや不明瞭な画質の動画講義に違和感がある
- 専門知識を淡々と説明されるため初学者には難しく感じる
【講座情報】
受講料(税込) | 【初学者向け】 新・最短合格講座2025:152,600円~279,800円 土地家屋調査士+測量士補 超短期合格講座2026 フルパック (通信のみ):341,000円~381,500円 土地家屋調査士+測量士補 超短期合格講座2026 合格パックA(通信のみ):341,000円~371,800円 土地家屋調査士+測量士補 超短期合格講座2026 合格パックB(通信のみ):349,800円~381,500円 【学習経験者向け】 合格直結答練フルパック2025(通信のみ):269,500円~ 2025年度(令和7年度) 土地家屋調査士 合格講座パックプラン:160,300円 【ダウンロード教材】 土地家屋調査士 記述式BASIC すっきり! まるわかりゼミ :27,500円 土地家屋調査士 合格ナビ作図攻略講座 すっきり! まるわかりゼミ:23,320円 土地家屋調査士 基礎から始める調査士試験の 数学・求積・作図:25,300円 |
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カリキュラム | 【新・最短合格講座2025】 基礎力総合編(全72回) 実力養成編(全14回) 全国公開模試(全2回) ハイレベルVロードプレミアム答練(全18回) 【超短期合格講座2025 フルパック】 測量士補最短合格講座 測量士補本試験対策答練 新・最短合格講座または本科 合格直結答練 ハイレベルVロードプレミアム答練 【超短期合格講座2025 合格パックA】 測量士補本試験対策答練 新・最短合格講座または本科 合格直結答練 ハイレベルVロードプレミアム答練 【超短期合格講座2025 合格パックB】 測量士補最短合格講座 新・最短合格講座または本科 合格直結答練 ハイレベルVロードプレミアム答練 など |
サポート体制 | ・質問対応 ・オンラインカウンセリング ※一部講座のみ |
視聴期限日 | 要確認 |
合格実績 | ・合格者424名中309名が東京法経学院生 ・合格占有率 72.9%※令和4年度 |
合格特典 | ・全額返金 ※一部講座のみ |
無料体験 | あり |
- 土地家屋調査士 新・最短合格講座【2025年試験対象/初学者向け 通信講座】の総合コースを受講
- 対象年度試験の合格書の提示
- 合格者アンケートの回答
- 返金依頼フォームからの申請
※全額返金保証の適用条件に関する注意点を見る
- 申請期間は、最終合格発表から1ヶ月間です。申請期間を過ぎると、受付できなくなります。
- 再履修の方は対象外です。申請する際には、対象講座や年度試験を確認しましょう。
- 合格者座談会やインタビューを依頼されることがあります。(交通費は受講者負担)
- 申請はフォームからのみです。電話やメールでの受付はしていないので、注意しましょう。
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早稲田法科専門学院の土地家屋調査士講座は指導歴35年のベテラン講師が添削を実施
コスパ評価: 4.3
合格実績: –
カリキュラム・教材: 4.6
サポート体制: 4.5
早稲田法科専門学院は、土地家屋調査士・測量士補の試験対策指導を50年以上行っているベテラン予備校になります。これまで多かった受講生からの声を受け、通信学習でも講座を受けられるようになりました。
テキストや問題集を使用してひたすらインプット・アウトプットを行うコースから、DVD付きで講師による解説をチェックできるコースもあります。一部講座ではベテラン講師による添削指導を受けられる課題が付いてくるのが魅力的です。
通信講座でも通学レベルのアドバイスをもらえる上、弱点克服にピンポイントで対策をすることができるでしょう。
【口コミ・評判をまとめると…】
-メリット-
- 教材や六法・電卓などの必要ツールの質が高い
- 書式の添削指導は丁寧なアドバイス付きで細かく指導してもらえる
- お得なセットコースでは必要な教材がすべてそろっている
-デメリット-
- 具体的な合格実績がわからないため不安もある
- 合格した際に受けられる特典が用意されていない
【講座情報】
受講料(税込) | 入門総合DVDコース:128,150円 書式実力養成コース:58,300円 実戦項目別答案練習コース:48,400円 項目別答案練習コース:41,800円 パーフェクト全国答練コース:139,700円 【書籍等】 土地家屋調査士受験100講[1]理論編:4,950円 土地家屋調査士受験100講[2]理論編:4,840円 土地家屋調査士受験100講[3]書式編:4,620円 令和5年度 本試験 択一・書式模範解答・解説【午後の部】:1,100円 詳細登記六法(きんざい):6,600円 土地家屋調査士「栄光への記録」:1,100円 カシオFX375ES A-n:3,300円 三角定規:1,980円 全円分度器:770円 コンパス:660円 書式問題練習用紙一式1000枚:4,715円 |
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カリキュラム | 【入門総合DVDコース】 総論/各論(土地)/各論(建物)/各論(区分建物)/筆界特定・調査士法/申請書と図面の作成/民法など |
サポート体制 | ・質問対応(回数制限あり) ・添削指導 ※一部講座のみ |
視聴期限日 | 要確認 |
合格実績 | 不明 |
合格特典 | とくになし |
無料体験 | 無料資料あり |
\詳細はこちらから/
日建学院の土地家屋調査士講座は本試験当日までアウトプット対策ができる
コスパ評価: 3.8
合格実績: –
カリキュラム・教材: 3.5
サポート体制: 4.0
土木・建築関係の予備校として有名な日建学院では、Webコースとして土地家屋調査士講座の通信講座を展開しています。
Webコースの他にも最寄りの教室に通学して映像講義を受講するタイプのコースもあるので、教室通学も可能です。
アウトプットの公開模試や答練はもちろんのこと、インプットメインの本講義でもテストや宿題を豊富に展開しているアウトプットメインのカリキュラムを採用しています。
受講期間は本試験当日までなので、試験前日までとにかく問題の数をこなしたい!という人にもおすすめです。
【口コミ・評判をまとめると…】
-メリット-
- 分からない時の質問対応で納得できる回答をもらえる
- 通学と通信のハイブリッド学習を選べる
- 本試験まで受講できるためアウトプットを強化しやすい
-デメリット-
- 質問対応の回答の質は担当者によって変わりやすい
- 動画講義で倍速再生や巻き戻し、項目別の見直しができない
【講座情報】
受講料(税込) | 本科Webコース:451,000円 本科Webサポート(オプション):33,000円 答練Webコース:231,000円 模擬試験(自宅実施):5,500円 ※午前の部免除者のみ対象 |
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カリキュラム | 【本科Webコース】 入門民法講義(全6回) オリエンテーション(全1回) 基礎力養成講義(全12回) 本講義(全46回) 公開模擬試験(全1回) 答練講義(全13回) ポイント講義(全6回) 総まとめ(全1回) 【答練Webコース】 公開模擬試験(全1回) 答練講義(全13回) ポイント講義(全6回) 総まとめ(全1回) |
サポート体制 | ・ライブサポート ・コンピュータクリニック ・聴講サポート ・ライセンスアドバイザー ・質問対応 |
視聴期限日 | 2024年本試験日まで |
合格実績 | 不明 |
合格特典 | とくになし |
無料体験 | あり |
\詳細はこちらから/
土地家屋調査士の通信講座で失敗しない選び方5つをチェックしよう
ここまで、おすすめしたい土地家屋調査士講座について紹介しました。
魅力的な講座ばかりで自分に合った講座を決めるまで迷ってしまいますよね。そこで、通信講座で失敗しないための選び方について5つのポイントをご紹介します。
- 受講費用は総額でシミュレーションを行い比較する
- 合格実績を確認できると通信講座の安心材料になる
- テキストや動画講義はサンプルをチェックしておく
- どんな学習サポートを受けられるかは確認しよう
- 気になる通信講座はまとめて資料請求やWeb体験を申し込む
それぞれチェックしていきましょう。
①受講費用は総額でシミュレーションを行い比較する
通信講座の受講料には主に以下の費用が含まれています。
- 講義受講料
- 教材費
- 質問・添削対応
- 試験対策セミナー・カウンセリング
など
追加オプションで質問回数が増えたり、特別講座や模試に参加できることもあります。これらの追加費用を総合的に考慮することで、最終的な受講費用を正確に把握することが可能です。
また、受講費用だけでなく、割引制度やキャンペーン情報も確認しましょう。キャンペーンによっては追加費用分を抑えられたり、一部費用が無料になることもあります。
②合格実績を確認できると通信講座の安心材料になる
通信講座の信頼性を確かめるうえで大きな要素となるのが、これまでの受講生による合格実績です。多くの合格者を輩出していたり合格率が高い通信講座であれば、講座の有効性や試験的中率への信頼度が上がるでしょう。
また、講座で公表している合格実績だけでなく、サイトや資料で公開されている合格者の声や体験談も確認してみましょう。これらを通して、講座の質やサポートの充実度を把握することができます。
③テキストや動画講義はサンプルをチェックしておく
講座で提供されている動画講義やテキストのサンプルを確認することで、事前に学習スタイルや授業内容を把握することができます。講師の話し方やスタジオの雰囲気、そしてカリキュラムの進行具合まで事前に体験できる貴重な比較要素です。
テキストのサンプルでは文章・図表のわかりやすさや内容の濃さを確認することができます。
また、スマホで学習する機会が多い場合はスマホでテキストや動画をチェックした時の見やすさも確かめてみましょう。毎日勉強を続けるためには教材に対する違和感がないことが大切です。受講する前にサンプルをチェックしておくことで、自分に合った効果的な学習につなげることができますよ。
④どんな学習サポートを受けられるかは確認しよう
通信講座によって受講生の学習をサポートする体制は異なりますが、主に以下のような学習サポートがあります。
- 専任講師による質問対応
- 受講生コミュニティを活用したホームルームや交流会の開催
- 学習進捗やタスクをチェックできる機能の提供
- 模擬試験などを通したフィードバック
- 個別の悩みに寄り添うカウンセリング
学習サポートが充実していると、個別で感じた疑問や気付かなかった弱点を迅速に解決・把握できるため、ペースを乱さずに学習を進めることが可能になります。サポートが不十分な通信講座だと、理解できないまま試験直前までほったらかすことになり、合格に導けない結果になることも。
⑤気になる通信講座はまとめて資料請求やWeb体験を申し込む
ここまでの選び方を軸に通信講座をピックアップしてみた時、1つに絞り切れないこともありますよね。気になる通信講座はまとめてWeb体験や資料請求を申し込んでみましょう。
資料チェックや体験を通して、サイトや記事では知りえなかった情報を知ることができたり、学びやすい環境であるかを直接確かめることができます。
土地家屋調査士とはどんな仕事?通信講座で誰でも取得できる資格?
土地家屋調査士の仕事は主に以下のとおりです。
【土地家屋調査士の仕事内容】(参照:jobtag)
- 顧客の依頼を受けて土地の調査や測量の計画を立てる
- 土地の所有者や隣人立会いのもと、土地の境界線を確認して測量する
- 土地・建物の測量結果や図面に基づいて申請書類を作成し、法務局に提出する
- 測量結果をもとにして土地面積を計算・製図化する
- 平板測量、トランジット測量、光波測距器を使って土地の面積を算出する
- スチールのテープで測量して家屋の面積を算出する
- 売買当事者の依頼を受けて登記に必要な資料・情報・法的制限について助言する
など
土地や家屋の面積を測量し、「この土地の境界線はここです」と示す図面や申請書類を依頼主に代わって作成・提出する仕事になります。
専門性の高い職種ですが、通信講座の試験対策講座を受講することで資格の取得率を上げることは可能です。
土地家屋調査士の試験は難易度が高いと言われています。実際に令和5年度の土地家屋調査士試験の合格率は9.7%と、10%を切る難易度であることが分かります。(出典:法務省)
効率よく学習する方法を熟知した通信講座を利用することで、全国平均の合格率よりも高い合格可能性をもって試験に臨むことができるでしょう。
土地家屋調査士を目指すために必要な勉強時間は1000時間
一般的に土地家屋調査士試験合格に必要な勉強時間は1000時間程度とされています。
たとえば平日に1時間・休日に5時間勉強する場合、1年半~2年前後の学習期間が必要です。
とくに忙しい社会人にとっては、平日に1時間の学習時間を確保することも難しい人もいるでしょう。
限られた時間のなかで一発合格を目指すためには、効率よく学習する方法を掴まなければいけません。
通信講座では効率よく学習するためのカリキュラムが確立されており、独学で1年半~2年かけずとも1年以内で一発合格できるチャンスも多くあります。
なるべく期間をかけずに合格を目指すなら、今回ご紹介した通信講座を利用してみるとよいでしょう。
土地家屋調査士とのダブルライセンスにおすすめの資格は?似ている資格一覧まとめ
土地家屋調査士 | 司法書士 | 測量士 | 宅建士 ※ | 建築士 | 不動産鑑定士 | |
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国家資格 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
独立開業 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
平均年収 | 971万円 | 971万円 | 487万円 | 564万円 | 620万円 | 580万円 |
合格率 (2023年度) | 9.7% | 5.2% | 14.4% | 17.2% | 2級:22.3% 1級:9.9% | 16.5% |
受験資格制限 | なし | なし | なし | なし | あり | なし |
(参照2:賃金構造基本統計調査)
土地家屋調査士とのダブルライセンスにおすすめしたい資格は上記のとおりです。
また、土地家屋調査士と同様に国家機関への提出書類作成業務を主に行う司法書士の資格は、独立したときに高収入を期待できる職種です。
自分が目指したいキャリアをイメージしておき、土地家屋調査士とセットで活用できる資格の取得も目指してみてくださいね。
【FAQ】土地家屋調査士の通信講座に関するよくある質問まとめ
最後に、土地家屋調査士の通信講座に関するよくある質問をまとめてみました。
クレアールやユーキャンで土地家屋調査士の通信講座は受講できる?
士業資格の試験対策講座を数多く展開しているクレアールやユーキャンでは、現在は土地家屋調査士の通信講座を開講していません。
ユーキャンではかつて開講されていた講座ですが、現在は休講中となっています。
クレアールやユーキャンでは以下の関連資格の試験対策講座を開講中です。
【クレアールの通信講座】
・司法書士
・行政書士
・宅建士
・公務員
・社会保険労務士
・ファイナンシャルプランナー
・簿記検定
・税理士
・公認会計士
・中小企業診断士
・情報処理
【ユーキャンの通信講座(法律・ビジネス)】
・宅建士
・司法書士
・2級建設業経理士
・社会保険労務士
・簿記検定(2級・3級)
・ファイナンシャルプランナー
・行政書士
・メンタルヘルス・マネジメント検定
・衛生管理者
・秘書検定
・マンション管理士・管理業務主任者
・気象予報士
・サービス接遇検定(3級~準1級)
土地家屋調査士は独学でも取得できる?予備校・通信講座・独学の違い
土地家屋調査士を目指すには、予備校に通う・通信講座を受ける・独学で対策するの3つが主な試験対策法になります。
メリット | デメリット | |
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予備校 | ・専任講師の生の講義に参加できる ・対面で分からないことを質問できる ・教室の集中できる環境で勉強できる | ・自分のスケジュールに合わせた学習計画を立てづらい ・費用が高額になりやすい |
通信講座 | ・スマホでも学習しやすい環境 ・予備校より低価格で効率のいいカリキュラムを学べる ・オンライン環境でも充実したサポート体制を受けられる | ・自分のやる気次第で進捗度合いが変わりやすい ・学習仲間を見つけにくい |
独学 | ・費用を抑えて試験対策ができる ・自分好みのカリキュラムを作れる | ・分からないことを質問できる相手がいない ・自分のやる気次第で進捗度合いが変わりやすい ・学習仲間を見つけにくい ・効率良く学習する方法を確かめづらい ・アウトプットの機会が少ない |
予備校と独学のよいところを揃えたのが通信講座の魅力でもあります。予備校レベルのカリキュラムや教材を自宅にいながら利用できる点や、分からないことを相談しやすい環境である点は、独学にはないメリットと言えるでしょう。
予備校に通う必要もないため自分のライフスタイルに合わせて学習計画を立てやすいというメリットもあります。また、スマホ学習ができる通信講座なら通勤中にコツコツと勉強を進めることも可能です。
3つの試験対策法のなかでは通信講座が最もおすすめしたい対策方法と言えます。
土地家屋調査士の試験対策はアウトプット多めに取り組むといい?
初学者は基礎をしっかり定着させるためにインプット多めにスタートしたほうがよいでしょう。
ただし、初学者でも学習経験者でもアウトプットとして過去問や答練・模試に取り組むことをおすすめします。
筑波技術大学の論文(2012)によると、国家試験の対策として過去問や模試の反復学習が効果的であることが分かりました。
国家試験のなかでも難易度の高い土地家屋調査士の試験対策として過去問や模試を積極的に活用してみましょう。
午前の部免除のために測量士補試験を受けておいた方がいい?
土地家屋調査士試験の筆記試験では、午前の部と午後の部に分かれて試験が開催されます。
午前の部の試験は測量士・測量士補や1級・2級建築士の資格をもつ人は試験免除となり、午後の部の成績だけで筆記試験を通ることができます。
土地家屋調査士試験の午前の部は難易度が高いことで有名です。たとえ午後の部で合格点を達成していても、午前の部で合格点に達さなければ筆記試験は不合格です。
そのため、通信講座によっては午前の部の免除対象とならない方向けに「測量士補」のダブル取得を目指すカリキュラムを用意しているところも。
午前の部の対策を行うよりも、一番難易度のやさしい測量士補試験で資格を取って免除を受けるほうが、土地家屋調査士試験の合格に近づける可能性があるでしょう。