当ページでは「中小企業診断士は稼げない!?」「中小企業診断士は資格の取得が大変!?」といったイメージが強い人気職業”中小企業診断士”の仕事内容を調査してまとめました。
中小企業診断士は「経営に関しての勉強をしたい」「社会人としてキャリアアップをしたい」「経営者として独立をいつか考えている」といった人に向いていると言われています。
【仕事の特徴と言えば…】
・中小企業診断士×◯◯といったかけ合わせが主流
・”中小企業診断士”のみで稼げている人はごく一部
・とは言え資格取得が難しいため、大きなスキルUPにはつながる
今回は、上記のような特徴を持つ中小企業診断士の仕事内容について、実態調査した結果をまとめました。
中小企業診断士の試験は、700時間から1,000時間以上の勉強時間が必要です。
1年以上かけて試験対策をするので、今から学習を始める方は(2024年12月現在)早めにスケジュールをたて、勉強をスタートさせましょう。
2025年度の試験では8ヶ月ほどしかないため、2026年度以降の試験を受験するのがおすすめです。
キャリアアップをしたいと考えている方は、仕事内容を確認し資格取得をするか検討してみてください。
「中小企業診断士」として働く場合の仕事内容とは?
中小企業診断士の活躍の場は広く、さまざまな業種で活用が可能です。
今回は主な業務内容を解説します。
- 経営コンサルティング
- 経営に関する専門知識の発信、出版
- 経営改善書や経営診断書の作成
- セミナーや講演活動
- 公的機関からの依頼
仕事内容① 経営コンサルティング
1つ目の業務内容は、経営コンサルティングです。
企業や個人事業主の事業を確認し、今後活動に必要な内容を解説もしくは弱点の解決をします。
企業や中小企業としてどのような経営戦略を考えればいいのかなど、経営者に対して必要な知識や情報を的確に伝えます。
経営者自身では気が付かない、客観的な視点から経営判断もしくは経営改善に助力するので、やりがいのある仕事でしょう。
仕事内容② 経営に関する専門知識の発信、出版
一部の著名な中小企業診断士は、本や新聞などのメディアにも出演します。
経営に関する情報が豊富な中小企業診断士は、知識や経験を発信する仕事も可能でしょう。
専門知識を発信することで、経営者からの信頼や仕事の依頼を受けられるメリットも。専門家としての見地や経験を活かせば、高収入も期待できます。
最近ではSNSで仕事の依頼も増えているため、情報の発信がますます重要になっています。
仕事内容③ 経営改善書や経営診断書の作成
各種申請や書類作成も中小企業診断士の能力が必要です。とくに経営改善書や経営診断書の作成が主な業務です。
経営改善書とは、将来的な経営改善を具体的な方法で説明する書類で、金融機関からの融資や支援金を受け取るときに使われます。
企業の財務関連に大きな影響を与えるため、高額報酬になることもあります。また経営診断書とは、産業廃棄物許可申請を提出するときに重要な書類の一つです。
産業廃棄物を取り扱う業者に対して、財務状況の確認と不法投棄の監視が義務化されています。
仕事内容④ セミナーや講演活動
セミナーや講演会活動も中小企業診断士の業務の一つです。
経営者とのやりとりや経営診断の実績を活かして、今後の経営に関する説明会を開きます。
最近では、セミナーや講演会以外にもSNSで経営に関する内容の発信が多くなり、集客の一つとなっています。一部の業界に関しての経営を説明する特化型の中小企業診断士が増加中です。
マーケティングやインターネット関連の中小企業診断士は不足気味で、講演会だけでなくSNSで有料セミナーを開催しています。
仕事内容⑤ 公的機関からの依頼
最近では、中小企業診断士は、中小企業基盤整備機構や商工会議所などの公的機関で働くこともあります。
経営のサポートはもちろん、政府の支援活動の補助も業務の一つです。
政府が中小企業の支援を発表したため、中小企業に関しての業務が増えています。
中小企業診断士の活動実態について
ここまで中小企業診断士の仕事内容を解説しました。しかし中小企業診断士の活動の実態はいかがでしょうか。
当記事では、仕事の実態ややりがいキャリア関連の情報も解説します。
仕事内容とやりがいを調査した結果
中小企業診断士の仕事内容ややりがいを調査した結果、将来性はあるが高い収入を得るのは難しいといえます。
理由としては以下が挙げられます。
- 経営コンサルタントや戦略コンサルなどほかの職業に仕事を取られる
- 資格だけでは生きていけない
- 独立している中小企業診断士は少ない
高い収入を得ている中小企業診断士は多数の実績と、大量の顧客を抱えています。
また大量の顧客をほかの中小企業診断士に下請けとして任せている事務所も多いです。
2025年のキャリア・転職の事情は?
中小企業診断士のキャリアは非常に広いです。理由はさまざまな人と共同で業務を行ったり、多数の業種で案件をこなすからです。
たとえば以下の人や組織と関わります。
- 他資格保有者
- 実務家・専門家
- 中小企業診断協会
- 取引先(経営者、社長、経営部門)
- 勤務先企業(独立している方は除く)
- 研究会・勉強会
- 行政機関
- 共同実務担当者
そのためさまざまな方から案件や依頼を受けることができ、転職の幅は広いです。
2022年の年収データを調査した結果
中小企業診断士の年収は739万円です。日本の平均年収よりも300万円ほど高いです。
ただし中小企業診断士はさまざまな業務から報酬を得ています。下記をご参照ください。
業務内容 | 平均報酬(平均) | 最高報酬(平均) | 回答数 | 構成比(%) |
---|---|---|---|---|
経営指導 | 97千円/日 | 141千円/日 | 1,092 | 29.78 |
講演・教育訓練 | 130千円/日 | 191千円/日 | 892 | 24.33 |
診断業務 | 108千円/日 | 207千円/日 | 807 | 22.01 |
原稿執筆 | 5千円/枚(400字) | 6千円/枚(400字) | 444 | 12.11 |
調査・研究 | 49千円/日 | 87千円/日 | 432 | 11.78 |
経営指導や経営診断がメインですが、セミナーによる案件の集客や本などの出版物もあります。
中小企業診断士の具体的な魅力とは?
「経営相談」「経営者との関係を作れる」「経営者向けにセミナー開催」など、幅広い業務で活躍できる中小企業診断士ですが…。
具体的にはどのような魅力があるのでしょうか?今回は3つのポイントで分析してみました。
魅力① 年収を上げられる
中小企業診断士は、年収が高くなります。
理由は下記のとおりです。
- 企業からの追加報酬
- 転職しやすい
- 副業で収入を増やせる
正社員として働きながら、資格を取得すれば追加報酬がもらえます。企業によって報酬額は違い、高ければ50万円ほどもらえます。
また資格取得によって副業所得を得られるチャンスが高いです。副業や経験を活かせば、転職や経営に関する案件を獲得しやすくなります。
魅力② 経営に関しての相談で信頼を獲得しやすい
中小企業診断士の資格を取得すれば、経営に関する相談案件が得られます。
理由は資格取得のときに経営に関する内容を学ぶからです。
経営コンサルタントや戦略コンサルなどが行うフレームワーク(3C、4Pなど)はもちろん、経営に関する内容をすべて学びます。ほかにも肩書を活用すれば、SNSを用いて知名度の向上が可能。
集客がうまくできれば多数の経営相談案件を取得できます。
魅力③ 経営ノウハウに関して学べる
資格取得のときに経営ノウハウに関して学べるため、起業が可能です。経営者が知らない補助金の受け取り方や経営診断を自分で行えます。
つまり起業したときに、自社の強みや弱みを客観的に判断可能です。中小企業診断協会に定期的に足を運べば、最新の経営方法を学び、最大効率で利益を生み出せます。
中小企業診断士はやめとけ?苦労して大変?
「スキルアップや転職に役に立つ」や「高収入が期待できる」といった点で魅力的な中小企業診断士ですが…。
もちろん中には、大変な事もあり「中小企業診断士はやめとけ…」とアドバイスする方もいるでしょう。
とは言え、一体どのような理由で「中小企業診断士は大変…」と言われているのか?2つの理由について分析しました。
理由① 資格取得自体が大変
「中小企業診断士をやめとけ」という声が大きい理由は、中小企業診断士の資格取得に対して、直接的なメリットが少ないからです。
中小企業診断士の資格取得には、長い年月が必要です。合格率の推移を見ていきましょう。
年度 | 1次合格率(A) | 2次合格率(B) | 試験合格率(A)×(B) |
---|---|---|---|
平成29年(2017) | 21.7% | 19.4% | 4.2% |
平成30年(2018) | 23.5% | 18.8% | 4.4% |
令和元年(2019) | 30.2% | 18.3% | 5.5% |
令和2年(2020) | 42.5% | 18.4% | 7.8% |
令和3年(2021) | 36.4% | 18.3% | 6.6% |
令和4年(2022) | 28.9% | 18.7% | 5.4% |
令和5年(2023) | 29.6% | 18.9% | 5.6% |
合格率は非常に低く、一般的に5%台で一発で合格できる方はほとんどいません。
それに対して、税理士や公認会計士は複数年の受験でより高い年収が期待できます。
【解決策】
資格取得のときは、必ず予備校を使いましょう。理由は合格率5%台には、独学者も含まれているため、予備校や通信講座受験生はより高い確率で合格します。
たとえば合格者全体の13%が、大手資格予備校のTACの講座を受けました。また資格の大原やLEC東京リーガルマインドなども多くの合格者を輩出しています。
以上から予備校や通信講座の活用がおすすめです。
理由② 資格自体で年収が上がることは無い
中小企業診断士の資格だけで劇的に年収は上がりません。理由は中小企業診断士の資格に独占業務がないからです。
独占業務とは医師や弁護士のように資格保有者しかできない業務のことです。中小企業診断士には独占業務はなく、実績がない頃は安定した案件獲得はできません。
しかし転職やキャリアアップには、役に立つため一概に使えないわけではありません。
【解決策】
解決策として、SNSやほかのメディアを通して知名度を上げていきましょう。
知名度が上がれば案件の依頼が増えていき、収入も増加します。また案件が増えれば自分の好きな業界や知っている業界に属している企業の経営診断ができます。
案件が十分に増えれば、独立や副業として収入増加も。
会社に所属している方は、資格手当がないか確認しましょう。
日本中小企業診断士協会連合会の「中小企業診断士活動状況アンケート調査 結果について」では、資格を取得後の評価で資格手当が支給されたと回答した方がいました。
関係先から良い評価を得た方もいたので、資格を取得すると評価が上がり年収を上げやすくなる可能性もあります。
会社の方針や資格手当を確認し、仕事で活かせないかも検討してみましょう。
中小企業診断士は独立・開業する場合、簡単にできる?
中小企業診断士として、独立・開業する場合は、主に次のようなステップで進めていくことになるでしょう。
ステップ① 中小企業診断協会へ入会する
独立するための最初のステップは中小企業診断協会に入会することです。
入会費と年会費を払えば複数の教会からの勉強会や意見交換会に参加可能です。
仕事の獲得や人脈作りはもちろん、仕事の需要の予測なども知れるメリットがあります。
とくにネットワーク作りは非常に重要で、仲良くなった人から新しい案件を受けとっている人も。
ステップ② 行政業務を多くこなし実績を積む
次に行政業務を大量にこなしましょう。
行政業務は安定した需要が存在し、キャリアアップと安定した収入源を獲得できるメリットがあります。
相談内容は以下が多いです。
- 経営戦略の見直し
- 補助金申請代行
- 資金繰り
また商工会議所での窓口の相談や企業訪問によるコンサルティングやアドバイザーなどの契約もあります。
行政業務は年単位での契約が多く、半年の案件も多いため、安定した収入につながります。
一つひとつ丁寧に案件をこなせば、よろず支援拠点・中小機構・商工会議所など、さまざまな組織から安定した案件の依頼の獲得が可能。
ステップ③ 先輩の中小企業診断士や行政で働く職員の方と仲良くなる
3つ目のステップは、案件を獲得しながら、ほかの中小企業診断士と仲良くなることです。
自分の得意分野やアピールできるスキルを誰かが知っていれば、高単価案件の依頼が来るかもしれません。
経営相談や経営診断は競争が激しく、新規案件を獲得するのは難しいです。
しかし先輩や行政機関からの信頼を勝ち取れば、直接お仕事を受注可能です。
ステップ④ 開業資金を確保する
安定した収入源を得た状態で独立が望ましいです。
理由は独立当初は安定した収入を得るのが難しく、収入が大幅に減ったり、ネットワークが使えなかったりするからです。
そのため独立前にある程度の貯金を準備しましょう。
金銭的な不安があれば、心身の不調で業務が遂行できなくなるデメリットも。
中小企業診断士として、独立後に重要なスキルは?
中小企業診断士として独立するにあたって、独立をうまくいかせる方法を知りたい方は多いはず。
当記事では、独立してからも活躍できるようになるための最低限のスキルを紹介します。
- 忍耐力
- コミュニケーション
- マネジメント能力
- 学習能力
重要スキル① 忍耐力
1つ目のスキルは、忍耐力です。
入念に独立を準備しても、独立後に必ずしもすぐに結果が出るものではありません。
一人で対応しなければならない作業が増え、計画通りに進まないことも多いです。
また案件の依頼を受けていても取引先の業績悪化が進めば、契約を打ち切られる可能性も。
独立前から実績作りや案件営業の工夫やSNSの活用など、人脈と資金確保の準備をしましょう。
また最初からうまくいくことはなく、失敗を通じて一つひとつ成長すれば企業に雇われているときよりも多くの収入が見込めます。
重要スキル② コミュニケーション
コミュニケーションは、中小企業診断士にとって、もっとも重要なスキルです。
さまざまな経営者の悩みの相談を受けるため、相手が抱える悩みを正確に捉える必要があります。
表に出ている悩みだけでなく、経営者自身が気づかない悩みを解決できれば向こうから指名依頼が来るかもしれません。
ただし最初から高いコミュニケーションを発揮することができなくても問題ありません。
実務を重ねていくうちにスキルや能力は向上します。
重要スキル③ マネジメント能力
時間管理が重要になります。相談業務や書類作成、セミナーなど多くの案件を獲得しても、自己管理ができなければすべてを十分に遂行できません。
企業内診断士と違い、給与は保証されておらず、休んだ分だけ収入が減ります。
体調管理や仕事の時間の管理をしなければ、健康を維持できず非効率な状態になります。
重要スキル④ 学習能力
常に新しい内容を学ぶ姿勢も重要です。
とくにITや医療、法律関連の内容は毎日のように変化しており、常に経営以外の分野の学習もしなければなりません。
知識が乏しければ、企業が抱えている問題はおろか、ビジネスモデルさえも把握するのに時間がかかってしまいます。
工数削減、具体的なアドバイスを提供するためにも新しいことを学ぶ意欲を常に持たなければなりません。
中小企業診断士として、独立した後のメリットは?
中小企業診断士として独立する方法や必要なスキルを紹介しました。
また今後独立を検討している方に向けて、独立のメリットも解説。
メリットは3つあり、それぞれ重要なので必ず目を通しましょう。
メリット① 高収入獲得できる
1つ目のメリットは、独立すれば高収入が期待できます。
理由は企業内中小企業診断士は、各社で決まっている給料テーブルを無視できないからです。
つまりどのように頑張っても給料は上がらず、コストパフォーマンスが悪いです。独立すれば、自分ががんばった分だけ収入になります。
案件を大量に獲得できれば、会社で働いていたときよりも時給や収入が高くなります。
メリット② 初期費用が安い
2つ目のメリットは、初期費用が安いもしくは不要です。
独立したときに貯金があっても、初期費用が高ければ貯金がなくなり、資金に余裕がなくなってしまうからです。
中小企業診断士は独立するときに必要なものは少なく、人によってはパソコンだけで事業を始められます。
オフィスや誰か人を雇う必要もなく、必要最小限で開業が可能です。
最近では0円開業もあるため、自分のパソコンを持っていれば初期費用タダでできます。
メリット③ 自由な働き方が実現できる
独立すれば、自由な働き方が可能です。
好きな時間や好きな場所で作業ができ、人によっては企業で働くよりも短い時間で多くの収入が期待できます。
企業で働くと規定の時間の間は働かなければなりません。早く仕事が終わっても早く帰れず、正社員であれば8時間労働しなければなりません。
独立すれば、稼ぐ量と自由な時間を同時に増やせます。
中小企業診断士として、独立した後のデメリットは?
独立してメリットもあれば、デメリットも中小企業診断士にはあります。
- 作業量が増える
- 責任が増える
- 独立後すぐは収入が安定しない
デメリット① 作業量が増える
独立して1つ目のデメリットは、作業量が増える点です。
独立した中小企業診断士は、税金や各種経費、営業などを自分で行わなければなりません。
つまり今まで企業のほかの従業員が行ってきたことを自分ですべて行う必要があります。書類作成や経営診断のみを担当していた方には、大きな負担がかかります。
デメリット② 責任が増える
企業から独立すれば、自分への責任が大幅に増えるデメリットも。企業に属していれば、失敗しても上司が責任を取り自分は大きな責任を取る必要がないです。
しかし独立すれば、業務に関するすべての責任が自分に向います。
つまり誰も代わりに責任を取る人がいなく、自分で取り返さなければ収入源を失います。
デメリット③ 独立後すぐは収入が安定しない
3つ目は独立後は収入が安定しないことです。
独立する前に複数の企業から案件を獲得できれば、安定した収入も期待できます。
しかし独立後に案件を獲得する場合、最初は収入源がなく安定しません。そのため独立する前に自分で案件を獲得するか、安定した案件の集客の環境を作る必要があります。
【最後に】そもそも中小企業診断士になるには?
中小企業診断士になるためには、2つのステップを踏まなければなりません。
- 中小企業診断士試験に合格する
- 経済産業大臣の登録を受ける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ステップ① 中小企業診断士試験に合格する
中小企業診断士になるためには、最初に資格を取得しなければなりません。
一次試験受験後、2つの方法があります。
1つ目は二次試験を受験して、実務補習を修了または15日以上の診断実務を行う方法です。
もう一つは、中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了する方法です。
どちらかの条件を満たすことで、中小企業診断士になれます。
試験概要は以下のとおりです。
スケジュールを確認し、資格を取得する際は学習スケジュールを立てましょう。
日程 | |
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申込期間 | 【1次】5月上旬〜下旬 【2次】8月下旬〜9月中旬 |
試験日 | 【1次】8月上旬の2日間 【2次】(筆記)10月下旬、(口述)12月中旬 |
次に、試験内容を紹介します。
試験の種類 | 内容 |
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第1次試験 マークシート試験 | 1日目 経済学 経済政策 財務 会計 企業経営理論 運営管理 2日目 経営法務 経営情報システム 中小企業経営 中小企業政策 |
第2次試験 筆記と口述試験 | 筆記 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ~Ⅳ 口述 筆記合格者を対象にした10分間の面接 |
試験は、第1次試験と第2次試験があり、それぞれマークシートと筆記、口述が行われます。
出題される内容を把握し、第1次と第2次で合格できるようにしましょう。
ステップ② 経済産業大臣の登録を受ける
最後に経済産業大臣からの登録をすれば、中小企業診断士になれます。
注意点は五年ごとに更新が必要で、更新のときは研修を受講や実務経験がなければなりません。