クレアール公認会計士講座の評判・口コミは？2025年向け！合格率や安い時期を比較！

監査業務が行える唯一の国家資格である「公認会計士」の試験は、毎年1回金融庁の審査会が開催しています。

公認会計士試験に合格してから指定の研修や実務経験を踏み、協会による修了考査に合格すれば資格が付与される仕組みです。そのため、公認会計士を目指す人にとって最初の難関は公認会計士試験の合格となります。(参照：日本公認会計士協会)

公認会計士の資格取得に必要な勉強時間は3,500時間といわれています。12月から始めたとして、1.5〜2年以上はかかるのが一般的です。

この記事では公認会計士試験の試験対策講座を開講する「クレアール」の評判についてまとめました。

知識ゼロの状態でもクレアールで公認会計士試験の合格を目指したい人や、すでに試験を受けたことがある人も、クレアールの評判についてチェックしてみてください。

最新！公認会計士の試験日程を紹介

最初に、公認会計士の試験日程について紹介します。

公認会計士の短答式は、年2回実施されます。試験日を把握しておき、どの講座を選ぶか検討する材料にしてください。

クレアール公認会計士講座の評判をいい口コミ・悪い口コミから調査した結果

まずはクレアール受講生の実際の評価を紹介していきます。

いい口コミや評判だけでなく、悪い口コミについてもしっかり紹介していきますので、これから受講するか迷ってている人は悪い評判も加味しながら検討してみてください。

クレアール公認会計士講座のいい口コミから分かったメリット・強みは3つ

クレアール受講生の声で多かったポジティブな意見から分かったメリット・強みは以下のとおりです。

クレアールの公認会計士講座は、「非常識合格法」と呼ばれる学習メソッドを独自に導入しています。

これは合格に必要な得点範囲だけを短期間で抑える学習法のことで、徹底的にカリキュラムの内容を絞り、シンプルにまとめたテキストを基にした講師陣の解説で確実な合格に近づける方法です。

また、内容を声に出して読むスピーチ学習を取り入れることで、記憶を脳に定着させ論文式試験にも素早く対応できる力を身につけます。

忙しい社会人やほかの資格も併用して学習している人にとっては、効率良く学習できると好評でした。

また、完全通信講座で人件費や維持費用を抑えている分、他社よりも安い受講費用で公認会計士講座を受けられる点もメリットです。

一部コースでは「合格お祝い金」と「未受講分授業料の返金」が保証されているコースもあり、黒字収支で公認会計士試験対策ができたという人もいました。

クレアール公認会計士講座の悪い口コミから分かったデメリット・注意点は2つ

クレアール受講生の声で多かったネガティブな意見から分かったデメリット・注意点は以下のとおりです。

メリットとしてクレアール公認会計士講座の「非常識合格法」について紹介しましたが、あくまでも合格得点範囲内の内容に留まるため、教材の網羅性は低いです。

初学者で万全な知識を身につけたいと考えている人にとっては、内容が物足りないト感じてしまうでしょう。

クレアール公認会計士講座と他社を比較して分かった評判をまとめてみた

ここからは、他社とクレアールで異なる公認会計士講座の内容を比較して評価していきます。

公認会計士講座はほかの通信講座でもたくさん展開されていますが、クレアールを選ぶべきかまだ迷っている人はこちらの評価を参考に選んでみてください。

受講法を比較した結果、クレアールはVラーニングシステムで手軽に受講できた

	クレアール	資格の大原	LEC東京リーガルマインド
受講方法	通信	通学／通信	通学／通信

クレアールは完全通信学習に特化したスクールで、資格の大原やLECのように教室を持っていません。

オリジナルの「Vラーニングシステム」を使って、好きなタイミングに好きなペースで学習に取り組むことができます。

スマホやタブレットなどマルチデバイス対応となるため、移動中やお昼休みなどのちょっとしたスキマ時間を使って学習を進められるのが魅力的です。

費用を比較した結果、クレアールは合格お祝い金や全額返金保証が魅力だった

	クレアール	資格の大原	LEC東京リーガルマインド
受講費用(税込)※	520,000円～820,000円	399,000円〜770,000円	158,000円～498,000円
割引制度	・特待生制度 ・合格お祝い金制度(一部) ・返金保証制度(一部) ・各種割引	・各種割引	・奨学金制度 ・各種割引

3社の一部コースを参考価格で比較してみると、クレアールは平均的な費用であることが分かります。

しかし、クレアールの参考価格で利用できる「セーフティコース」や「トータルセーフティコース」には、合格時にもらえるお祝い金と未受講分の返金が魅力的です。

特典を利用することで、受講料の安価なレギュラーコースや他社よりもお得にフルパックカリキュラムを受講できますよ。

講師を比較した結果、クレアールは科目別に専門講師が在籍していた

	クレアール	資格の大原	LEC東京リーガルマインド
講師	全14名 科目別専門講師	不明(学校全体は130名)	全13名 科目別専門講師制

クレアールの講師陣は科目別に14名のプロフェッショナルが在籍しています。

非常識合格を考案した石井講師をはじめ、元公認会計士試験試験委員で日本大学商学部教授の堀江講師、神奈川大学教授の比佐講師など、精鋭がそろっています。

実際に公認会計士として実務の経験がある人の視点から学べることもあれば、試験合格者として解き方のポイントを知れることもあるので、それぞれの講師の魅力を知ってみてください。

サポート内容を比較した結果、クレアールはサポート内容がシンプルだった

	クレアール	資格の大原	LEC東京リーガルマインド
サポート内容	・担任制による個別相談対応 ・質問対応(無制限) ・学習ガイダンス ・受験料負担(一部コースのみ)	・振替制度 ・質問対応(無制限) ・転校制度 ・欠席時のアーカイブ配信 ・途中入学対応 ・添削、採点指導 ・個人別成績表 ・成績分布表	・欠席時のアーカイブ配信 ・質問対応(無制限) ・キャリアサポート
質問窓口	電話、メール、Skype	対面、電話、メール、Zoom	対面、電話、Zoom、LINE、インターネット

とにかく受講費用の安さが魅力的なクレアールですが、サポート体制は必要最低限のサービスに留まっています。完全通信講座のスクールなので他社と比べてサービスがやや乏しいように見えてしまいますが、内容は充実しています。

まずは担任制を導入することで学習相談やアドバイスだけでなく、メールや電話での励ましを送ってもらえるというサービスが魅力的です。1人で学習を続けていると不安になりがちな通信講座ですが、事務局担任からの応援を糧に学習を続けられることもあります。

また、毎月1回学習ガイダンスの動画が配信されます。全体の流れや合格までの理想的なスケジュール、目安の達成ポイントなどを具体的に提示してくれるので、自分の進め方を都度見直すきっかけにもなるでしょう。

クレアールで学べる公認会計士講座を一挙に解説！タイプ別に選べるコース28種

ここからは、クレアールで学べる公認会計士講座についてそれぞれ紹介していきます。

クレアールでは目標とする合格年や受験する試験、そして状況別に豊富なコースを全28種類展開しているため、数が多いです。

初学者向けはセーフティコース1種類、トータルセーフティコース2種類を含む全15種類のコースです。

それぞれ目標とする合格年度や状況に合わせてコースを選べます。

簿記検定1級をもつ学習経験者向けには、トータルセーフティ2種類を含む全15種類以上のコースを用意しています。

クレアール独自のセーフティコース・トータルセーフティコースにはうれしい4つの特典があります。

初学者でも安心して受験勉強に集中できるよう、合格までの負担を最大限まで軽減してくれるサポートつき。レギュラーコースよりも受講料は高くなってしまいますが、合格すればお祝い金＋返金保証でレギュラーコースよりもお得に受講できますよ。

レギュラーコースでも、内容によっては合格プレゼント(5,000円分の図書カード進呈)・再チャレンジ制度(公開模試受講サポート等)が特典にあるので、特定の試験だけ対策をしたい人におすすめです。

公認会計士と税理士どちらがおすすめ？クレアールはどちらも講座を開講

お金を取り扱う職種として公認会計士の他に有名なものが「税理士」です。

クレアールでは公認会計士だけでなく、税理士試験の対策講座を受講することもできます。

「公認会計士・税理士」は厚生労働省の賃金構造基本調査で同じグループで年収が調査されており、いずれも平均年収が約701万円と言われています。

経験年数が10年を超えると850万円前後が平均年収となり、個人の頑張りや法人次第では1,000万円を目指すことも可能な職種です。

ここからは、公認会計士と税理士の仕事内容と税理士のクレアール通信講座について紹介していきます。

どちらの職種も気になっている方はぜひ参考にしてみてください。

公認会計士は企業の依頼を受けて財務諸表や会計処理の適正を監査する仕事

公認会計士の主な仕事内容は以下のとおりです。

公認会計士としての活躍の場は独立開業だけではありません。日本公認会計士協会が紹介する「公認会計士の活躍の場」は以下のようにあります。

こうして確認してみると少ないように感じますが、会計士がもっとさまざまなフィールドで活躍できるよう、金融庁もアクションプランを提案しています。今回紹介した監査法人や事務所開業に限らずとも、活躍できる場所はあるでしょう。

税理士は個人や企業の依頼を受けて税金や会計に関する相談対応や書類作成を行う仕事

税理士の主な仕事内容は以下のとおりです。

税理士は個人事務所を開業して個人や企業の依頼に応える機会が多く、複雑な税法についての知識をしっかり備えて相談対応やアドバイスを行う必要があります。

企業の財務・会計関係に携わる公認会計士とジャンルは似通っていますが、税理士はとくに税に関するスペシャリストという認識を持っておくとよいでしょう。

クレアール税理士通信講座の講座情報をチェック

クレアールの税理士講座は初学者向けに全27種類、経験者向けに全7種類と幅広いコースを展開しています。

公認会計士と同様にVラーニングシステムを使った通信学習と、「非常識合格法」を採用した重点に絞ったカリキュラムで勉強を進めるのが特徴。

公認会計士講座のように特典が魅力的なセーフティコースも、初学者向けで提供していますよ。

【FAQ】クレアールや公認会計士に関するよくある質問まとめ

最後に、クレアールや公認会計士に関するよくある質問をまとめました。

公認会計士の資格は独学でも取得できる？難易度は？

簿記1級などの資格をすでに取得している学習経験者なら独学でも合格できる可能性が高いですが、初学者の独学はおすすめしません。

2023年度の公認会計士試験の合格率は7.6%と、数ある資格試験のなかでもかなり難易度の高い試験です。

ただし、合格者の平均年齢は24.5歳と若い方が多く合格しており、大学在学中や社会人1～2年目の頃でも合格を目指すことは十分可能です。(出典：金融庁)

試験の難易度が高い分、公認会計士として活躍することで安定かつ高収入の働き方を実現できます。

クレアールのセーフティコース・トータルセーフティコースなら、設定された最終目標年度までであれば、1回落ちてしまっても次の受験まで受講を続けることができます。

1回で合格した場合は未受講分もしっかり返金されるので、一発合格に不安がある場合は余裕を持って合格を目指せるコースを選んでみてください。

クレアールの公認会計士講座をおすすめする人・おすすめしない人は？

クレアール公認会計士講座をおすすめする人・おすすめしない人の特徴は以下の通りです。

クレアールの特徴は完全通信講座にすることでムダをカットしたお得な受講費用、さらに短期間でも合格を目指せる「非常識合格法」です。

試験範囲の知識をすべて備えようとするとどうしても勉強時間が増えてしまいます。

しかしクレアールの非常識合格法で効率よく絞られたカリキュラムを選ぶことで、最短1～1.5年での合格を目指すことも可能です。

試験傾向を捉えて的を絞ったカリキュラムを希望する人はクレアールがよいでしょう。

クレアールは受講料金の負担を軽減できる費用補助制度がある？

クレアールではキャンペーンや常時開催の割引制度を導入しているほか、合格お祝い金や全額返金保証制度を利用できるコースも提供しています。

初学者で受講料を抑えたいと考える人は、セーフティコース・トータルセーフティコースがおすすめです。

受講料だけで比較するとレギュラーコースよりも高くついてしまうコースですが、費用補助のある特典を利用することでお得に受講するチャンスがあります。