翻訳のおすすめ通信講座ランキング!人気のある講座を徹底比較!

ビジネスでも私生活でも、昔と比べて世界との繋がりが深くなってきている現代において、外国語の「翻訳」を行う仕事のニーズは増えて来ています。

その影響から、おすすめの翻訳講座について記事として取り上げているサイトも急増中です。

今回、当サイトでも「おすすめの翻訳の通信講座」について取り上げるわけですが…

「どこの講座が自分に合っているかわからない」
「本当に力がつく教材なのか不安」

といった意見が、当サイトにもよく寄せられます。

そこで、このページでは以下のポイントを押さえながら、わかりやすく比較した内容をまとめました。

・選び方① プロの翻訳家に添削をしてもらえるか
・選び方② 実務に沿った方法で学べるか
・選び方③ 専門分野の知識を深めることができるか

「先に調査結果を見たい」という声も多いので、まずは「ランキング結果」から調査結果を報告していきたいと思います。

目次

翻訳の専門分野は2種類ある

まず一口に翻訳といっても、「文芸翻訳」と「実務翻訳」というように大きく2種類に分かれています。

文芸翻訳とは本や映画などの翻訳を行うことがメインです。一方で、実務翻訳は仕事に必要な書類・手紙・資料など、会社で実際に使用する文書の翻訳を行うことが役割になります。

このようにさまざまな分野の翻訳があるため、よりその専門分野に特化した翻訳者が求められる傾向にあります。

ある程度自分が目指している翻訳者がどの分野なのかを予め決めておくことをおすすめします。これから紹介する各講座が自分の学びたい分野を学べるかも、1つの判断基準になるからです。

各分野のおすすめの通信講座

それでは早速、数ある翻訳講座の中から筆者が厳選したサービスを紹介していきます。

今回、掲載しているサービスは次の通りです。

スクロールできます
サービス名料金(税込)特徴学習期間
フェローアカデミー・翻訳入門(通常コースor速習コース):77,000円
・実務翻訳コース(通常コースor速習コース):63,800円
・出版翻訳講座:59,400円
など
・通信講座以外にも学び方がある
・どの分野の翻訳でも学べる
・豊富な進路実績
3カ月~9カ月(コースによって期間が異なる)
サンフレアアカデミー・全般(初級講座  翻訳文法):49,830円
・全般(中級講座 英訳の基本Ⅰ):37,620円
・全般(上級講座 英訳の基本Ⅱ):46,750円
など
・専門分野に特化したより詳しい翻訳技術を身に付けられる
・50コースを超える豊富な講座ラインナップと豪華な講師陣
・多くの翻訳家を世に輩出した実績の多さが魅力
6カ月~10カ月(コースによって期間が異なる)
ワイズインフィニティ・字幕翻訳講座(英日字幕講座 基礎科):88,000円
・字幕翻訳講座(英日字幕講座 実践科):92,400円 
など
・20年を超える長い実績と経験豊富なスタッフ
・自分にあったスケジュールを作成してくれる
・添削などのサポートも充実
ほとんどの講座が4ヵ月(2週間に1回課題提出あり)
映像テクノアカデミア・字幕翻訳Web講座(Basic Class):66,000円
・字幕翻訳Web講座(Intermediate Class Ⅰ~Ⅱ):66,000円
・字幕翻訳Web講座(Advanced Class Ⅰ~Ⅳ):82,500円
・字幕翻訳Web講座(Intermediate Class Ⅱ):66,000円
・定期的な課題提出でモチベーションを維持できる
・すべてのクラスを修了するとトライアル試験が受験できる
・就職サポートも充実
各クラスおよそ3ヵ月(動画の視聴は8ヵ月可能)
日本映像翻訳アカデミー・ベーシックコース:45,572円
・プラクティスコース:100,572円
・アドバンスコース:111,047円
・プロフェッショナルコース:125,715円
・段階を踏んで実力を身に付けるコース制
・プロの映像翻訳者による添削指導が受けられる
・就職サポートも充実
3カ月~7カ月(コースによって期間が異なる)

おすすめランキング内でも、TOP5はとくに優れており、詳しく分析しているのでチェックしてみてください。

※当サイトでは、重要な情報のみを届けるため、各サービスの情報をできるだけ圧縮してご紹介しています。

実際に利用を検討する際は、最終確認として公式サイトをチェックしてみてください。

産業翻訳のおすすめ通信講座

産業翻訳は、先にご説明した実務翻訳をより広域な分野として定めた呼び方になります。そのため主に書類・資料・手紙などのビジネスで用いられる文書を翻訳するのが仕事です。そして最も翻訳家のニーズが多い分野ともいえます。

一方で産業翻訳ではさまざまな幅広い語学能力が必要となります。より丁寧に多方面から学習を行える講座を選ぶのがポイントです。

フェローアカデミー|実務翻訳はもちろん出版翻訳・映像翻訳のすべてをカバーできる!

出典:フェローアカデミー

【評価項目】

多分野の学習に対応している5
添削などサポートの充実度4
講座のラインナップ4
テキストのわかりやすさ4
就職サポートなど進路の実績5
総合評価22

フェローアカデミーの「実務翻訳コース講座」は、実務翻訳の中でも個別分野を選んで学習したい方におすすめの通信講座です。

①豊富なコース

産業翻訳コースには初級コース~上級コースと自分の実力に合わせたコース選択が可能です。契約書・金融経済・ITテクニカル・メディカル・マスターコースなど豊富な分野から受講したいコースを選べます。

②週1回~月1回でコンスタントに学べる

一定間隔で学習できるため、モチベーションの維持にも繋がります。自分のペースでランダムに学習するのも1つのスタイルですが、少し無理やりにでも一定間隔でスケジュールを入れた方が継続できる確立もグッと上がるのです。

③進路サポートも充実

翻訳者ネットワーク「アメリア」を併設しているため、翻訳会社・出版社・映像政策会社などさまざまな企業から求人があり、講座修了後の進路が幅広く見据えられます。また多くの卒業生から仕事に関する話を聞くこともできます。

注目できる特徴

・通信講座以外にも通学・オンラインなど複数の学び方がある
・どの分野の翻訳でも学べる
・豊富な進路実績
・体験レッスンが受けられる
・プロの翻訳家が揃った講師陣

\すべての課題を提出すると、次の講座で使用できる5,000円の割引券をもらえる!/

料金(税込)・翻訳入門(通常コースor速習コース):77,000円
・実務翻訳コース(通常コースor速習コース):63,800円
・出版翻訳講座:59,400円
など
合格率不明
主な教材やテキスト専用テキスト、添削課題

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.fellow-academy.com

出版翻訳のおすすめ講座ランキング

続いては小説や絵本などの本をメインとして翻訳する出版翻訳についてのおすすめ講座ランキングです。

出版翻訳は文学ならではの言い回しや言語体の文章が多く登場するため、産業英語とはまた異なるノウハウが必要となります。それらを学べる講座をご紹介します。

1位:サンフレアアカデミー|細かいコース分け!自分の学びたいをピンポイントに選べる

出典:サンフレアアカデミー

【評価項目】

多分野の学習に対応している4
添削などサポートの充実度5
講座のラインナップ5
テキストのわかりやすさ5
就職サポートなど進路の実績4
総合評価23

サンフレアアカデミー「全般講座」は、翻訳を学び始めたばかりの方のスキルアップにおすすめの通信講座です。

①業界一の講座数で自分の実力に合わせた講座が選び放題!

まず大きく5つの分野にコースは分かれており、その中でも初級講座・中級講座・上級講座・特別講座などさらに細かく分類されています。その数は実に50コース以上!自分に最も合うコースを見つけ出すことが可能です。

②5つのサイクルで学習ルーティンを構築

自己学習(課題への取り組み)→セルフチェック(自分で回答を確認)→復習(同一課題をもう一度解く)→添削指導(実際にプロの講師から指導を受ける)→添削課題の復習(添削内容を見直して再度学習)のサイクルを繰り返し行うことで、効率よく内容を定着させます。

③受講料がリーズナブル

1コースの受講料がほかの通信講座に比べて少し安めに設定されているため、受講しやすくなっています。加えて細かいコース設定により、重複して学習することが少なくなります。ほかの講座から乗り換えたような場合でも、継続して学習しやすいといえます。

注目できる特徴

・専門分野に特化したより詳しい翻訳技術を身に付けられる
・現役翻訳家による指導
・多くの翻訳家を世に輩出した実績の多さ魅力
・全般的な翻訳スキルも身に付けられるコースもある
・通学科・オンライン科も充実

\春からの学習応援キャンペーン実施中!/

料金(税込)・全般(初級講座  翻訳文法):49,830円
・全般(中級講座 英訳の基本Ⅰ):37,620円
・全般(上級講座 英訳の基本Ⅱ):46,750円
など
合格率不明
主な教材やテキストテキスト、添削(12回)

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
​​https://www.sunflare.com

2位:フェローアカデミー|出版翻訳も実務翻訳と同様にフェローアカデミーで!

出典:フェローアカデミー

【評価項目】

他分野の学習に対応している5
添削などサポートの充実度4
講座のラインナップ4
テキストのわかりやすさ4
就職サポートなど進路の実績5
総合評価22

フェローアカデミーの「出版翻訳コース講座」は、実務翻訳や映像翻訳などの既にほかの講座を受講した経験がある方におすすめの通信講座です。

既に実務翻訳でもご紹介しましたが、フェローアカデミーの最大の特徴は3つの分野における翻訳をすべて学ぶことができる点です。

翻訳に慣れてきて、新しい分野にチャレンジしたい!というときに同じアカデミーから提供されている講座を受ける方が、過去の経験も相まって学習テンポが掴みやすくなります。

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.fellow-academy.com

映像翻訳のおすすめ講座ランキング

最後は映像翻訳のおすすめ講座ランキングです。映像翻訳は映画やドラマの字幕・テレビ放送の翻訳が主な翻訳内容になります。

出版翻訳と同様に会話ならではの口語的な言い回しや表現など、他分野とはまた違った知識が必要となってきます。これらを学ぶのにおすすめの講座をご紹介します。

1位:ワイズインフィニティ|多くの言語を習得したいならワイズインフィニティ

出典:ワイズインフィニティ

【評価項目】

他分野の学習に対応している4
添削などサポートの充実度5
講座のラインナップ5
テキストのわかりやすさ4
就職サポートなど進路の実績4
総合評価22

ワイズインフィニティ「字幕翻訳講座」は、英語だけでなく韓国語や中国語も学びたい方におすすめの通信講座です。

①多言語に対応したコースがある

一般的に英語の翻訳講座が多い中、ワイズインフィニティでは韓国語と中国語の講座も開設しています。多言語に渡って翻訳の仕事を行いたいと考えている方にはピッタリのアカデミーといえます。

②自分にあったスケジュールを作成してくれる

効率良く学習が進められるように受講前にご自身に合わせた学習スケジュール表を作成してくれます。もちろん仕事などで休みを入れたい場合は柔軟に対応してくれるため、安心してください。ある程度決まった日程で学習に取り組むことで、モチベーションを落とさずにいられるのです。

③希望者は対面授業も受けられる

基本的には通信講座なのでネットから映像を見て学習することがメインですが、希望があれば年1回通信受講生を対象とした無料イベントを開催しています。そこでは対面授業の他、受講生との交流が可能で、さまざまな情報収集が行えます。

注目できる特徴

・短期集中型カリキュラムで効率良く学習する
・20年を超える長い実績
・経験豊富なスタッフ
・通信講座のほかに対面講座やメール講座もある
・添削などのサポートも充実

\初心者を対象とした無料講座もあり!(※対面のみ)/

料金(税込)・字幕翻訳講座(英日字幕講座 基礎科):88,000円
・字幕翻訳講座(英日字幕講座 実践科):92,400円
など
合格率不明
主な教材やテキストテキスト、映像教材、添削

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.wiseinfinity-school.com

2位:映像テクノアカデミア|地道にステップアップすることができる

出典:映像テクノアカデミア公式HP

【評価項目】

他分野の学習に対応している3
添削などサポートの充実度4
講座のラインナップ5
テキストのわかりやすさ4
就職サポートなど進路の実績5
総合評価21

映像テクノアカデミアの「字幕翻訳Web講座」は、地道にステップアップして行くのが好きな方におすすめの通信講座です。

①定期的な課題提出でモチベーションを維持できる

映像テクノアカデミアでは定期的に課題提出があるため、モチベーションを維持することができます。ついダラダラしてしまう方は、多少義務的にでも課題に取り組むことで、逆にやる気がアップする場合があります。

②わかりやすい講座展開で受講しやすい

豊富なコース展開は自分のニーズに合わせて選べる半面、何を選べばよいか困ってしまう方もいらっしゃいます。それに比べて映像テクノアカデミアの講座はすべてが繋がったステップ式になっているため受講しやすいです。

③すべてのクラスを修了するとトライアル試験が受講できる

Basic Class・Intermediate Class Ⅰ~Ⅱ・Advanced Class Ⅰ~Ⅳ・Intermediate Class Ⅱのすべての講座を修了すると、トライアル試験を受験できます。これは東北新社の音響字幕制作事業部が行う翻訳者採用試験で、試験に合格できれば卒業後の進路もより明確になります。

注目できる特徴

・定期的な課題提出でモチベーションを維持できる
・Advanced Classへの編入試験もある
・就職サポートも充実
・個別カウンセリングで悩みを相談できる
・翻訳学校では珍しい声優科もある

\学校説明会も多数開催中!/

料金(税込)・字幕翻訳Web講座(Basic Class):66,000円
・字幕翻訳Web講座(Intermediate Class Ⅰ~Ⅱ):66,000円
・字幕翻訳Web講座(Advanced Class Ⅰ~Ⅳ):82,500円
・字幕翻訳Web講座(Intermediate Class Ⅱ):66,000円
合格率不明
主な教材やテキスト動画教材、添削課題

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.vta.tfc.co.jp/

3位:日本映像翻訳アカデミー|基礎から実力をつけられる

出典:日本映像翻訳アカデミア

【評価項目】

他分野の学習に対応している3
添削などサポートの充実度5
講座のラインナップ3
テキストのわかりやすさ4
就職サポートなど進路の実績5
総合評価20

日本映像翻訳アカデミーの「映像翻訳Web講座」は、基礎から着実に力を付けたい方におすすめの通信講座です。

①単純明解な4つコース制

豊富なコース展開は個人に合わせた受講ができる一方で、講座を選ぶ際に悩んでしまう方も多くなります。それに対して日本映像翻訳アカデミーのコースはステップに合わせて4段階というシンプルな構成となっているため、コース選びに迷う心配はほとんどありません。

②一般的なゴールが明確に見えている

ベーシック(3ヵ月)・プラクティス(6ヵ月)・アドバンス(7ヵ月)・プロフェッショナル(6ヵ月)という全22ヵ月で完結する講座として構成されているため、スタートからある程度明確なゴール期間が見えています。

③終了後にプロの翻訳者として活躍できるチャンスがある

全4つのコースをすべて修了するとトライアルを受験できます。そこで合格できれば翻訳業務を受注できる映像翻訳者として認定されます。何もない状態よりも、認定されている方が依頼が入る可能性も高くなり、より働きやすくなるのです。

注目できる特徴

・段階を踏んで実力を身に付けるコース制
・プロの映像翻訳者による添削指導が受けられる
・就職サポートも充実
・英語教育で有名なアルクとコラボ
・4コースのほかにオプションコースとしてスキルアップコースもある

\無料体験レッスンを随時開催!/

スクロールできます
料金(税込)・ベーシックコース:45,572円
・プラクティスコース:100,572円
・アドバンスコース:111,047円
・プロフェッショナルコース:125,715円
合格率不明
主な教材やテキスト映像教材、課題提出

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
​​https://www.jvtacademy.com

【選び方】翻訳の通信講座の比較ポイント

翻訳講座のおすすめランキングの紹介を終えたところで「この中からどうやって自分に合ったサービスを選ぶの?」と感じた方もいるでしょう。

そこで、ここではランキング評価を別として、5つのポイントにおいて比較を行い、自分に合った選び方を紹介していきます。

選び方① プロの翻訳家に添削をしてもらえるか

スクロールできます
フェローアカデミー現役で活躍するプロの翻訳者実務・出版・映像など分野のスペシャリストが講師を担当
サンフレアアカデミー現役の翻訳者各分野で活躍している約80名のプロが講師を担当
ワイズインフィニティ現役映像翻訳者映像翻訳の中でもそれぞれの専門に特化したプロが講師を担当
映像テクノアカデミア現役翻訳者・現場に近い豊富な分野におけるプロが在籍現役翻訳者始め、映像に関する編集や音響のプロが講師を担当
日本映像翻訳アカデミー現役のプロフェッショナルが在籍いずれも映像翻訳・メディア業界の第一線で活躍するプロフェッショナル。
当校が構築した全体のプログラムを十分に理解したうえで、最も得意とするテーマを担当

翻訳はとくに自分で間違いに気づきにくいため、第三者に添削してもらうのがとても有効です。選ぶ基準として重要なポイントとなります。

できれば添削する相手はプロの翻訳家やネイティブの講師など、専門の人にしてもらえるとさらによいです。

また添削だけでなく、質問に答えてくれるようなサービスがあるか、またわかるまで何度でも質問できるかを確認しておけばいざというときも安心して受講できます。

選び方② 実務に沿った方法で学べるか

スクロールできます
フェローアカデミー将来に繋がる学習実際の翻訳を例に演習をおこなったり、終了後も見据えたサポート体制が充実
サンフレアアカデミー専門分野に特化した深い学習一般的な翻訳講座以上に専門的な内容を扱うため、より実務に沿って学べる
ワイズインフィニティ翻訳だけでなく、映像編集の学習翻訳はもちろん、映像のカット処理や字幕の分割・統合の仕方などもわかるようになる
映像テクノアカデミアより現場に近い学習実際に翻訳したものを映像に乗せるような実務体験も学べる
日本映像翻訳アカデミー現場ですぐに活躍できることを目指した学習プロに必要な資質を養うことを目標にしたカリキュラムで学べる

より実務に沿った内容で学習できるかも、講座選びのポイントです。翻訳の仕事はどれだけインプットして英語力が身についても、それをアウトプットして質の高い翻訳をこなさなければ意味がありません。

また翻訳者は基本的にクライアントと電話やパソコンなどの電子機器を介してデータの送受信を行います。

このように翻訳するだけではなく、実際に仕事を受けないとわからないリアルな面を早いうちから経験しておくのは大切です。

選び方③ 専門分野の知識を深めることができるか

スクロールできます
フェローアカデミー実務翻訳・出版翻訳・映像翻訳どの分野の翻訳者も目指せる、可能性が幅広いコース体制が魅力
サンフレアアカデミー全般・医薬・特許・IT・金融などさまざまな分野に分かれて学べるそれぞれの分野に複数のコースが用意されており、自分にあったコースが選べる
ワイズインフィニティ映像翻訳の基礎から応用まで幅広く対応映像翻訳に特化してより詳しく、丁寧に知識を深められる
映像テクノアカデミア映像翻訳の基礎から応用まで幅広く対応確かなステップアップシステムで、確実に映像翻訳に対する実力アップが望める
日本映像翻訳アカデミー映像翻訳の基礎から応用まで幅広く対応シンプルなステップ構成で着実に映像翻訳について学べる

最初にお伝えしたように翻訳の仕事にも実務翻訳・出版翻訳・映像翻訳と分野が分かれています。表からもわかるようにすべてのアカデミーでどの分野も学べるわけではありません。

基本的にはそれぞれの分野に特化した形で知識を付けていきます。そのため、自分が将来目指している翻訳者はどの分野に該当するのかを確認し、その分野についてどのアカデミーでは学べるのかを把握することが重要です。

大げさにいってしまうと自分は出版翻訳者になりたいのに、映像翻訳の講座を受講しても出版翻訳者のプロにはなれません。

選び方④ 調査方法を学べるか

スクロールできます
フェローアカデミー不明点は質問できるサポート体制ありサポート体制を利用して上手くできない部分をその都度学べる
サンフレアアカデミー翻訳者に必要な調査力を高める指導あり翻訳者のためのPC活用講座がある
ワイズインフィニティ映像翻訳に必要なノウハウを身に付ける指導あり翻訳だけでなく、字幕割りなどを含めた映像の編集の知識も学べる
映像テクノアカデミア現場に近い指導あり現場に近い学習をすることで、困ったことがあったときの対応方法を学べる
日本映像翻訳アカデミー取材・調査力を養う指導あり正しい情報を伝えるために必要な調査力も一緒に学べる

講座を選ぶ基準として、情報を探して仕入れて翻訳へ還元する「調査力」が学べるかも重要なポイントになります。無事にアカデミーを卒業した後は企業に就職したり、クライアントから依頼を受けて仕事を始めることになります。そのときに最も必要なのは正しい情報を翻訳するための情報収集能力、つまり「調査力」です。

誰かにインタビューしたり、パソコンから資料を探したり、文献や資料から検索したり、そういった欲しい情報を得るためのスキルが仕事の円滑さに影響を与えます。

選び方⑤ コンピュータの使い方を学べるか

スクロールできます
フェローアカデミー一般的なパソコン操作は身につく通信講座は基本的にすべてパソコンでやりとりするため、データの送受信やWordなどの基本操作が身につく
サンフレアアカデミー翻訳者に必要なパソコン操作が学べる翻訳者のためのPC活用講座がある
ワイズインフィニティ映像翻訳に必要なパソコン操作が学べる映像翻訳に欠かせない映像編集作業もわかるようになる
映像テクノアカデミア一般的なパソコン操作は身につく通信講座は基本的にすべてパソコンでやりとりするため、データの送受信やWordなどの基本操作が身につく
日本映像翻訳アカデミー一般的なパソコン操作は身につく通信講座は基本的にすべてパソコンでやりとりするため、データの送受信やWordなどの基本操作が身につく

コンピュータ操作が学べるかも大切なポイントです。翻訳者は基本的にクライアントとパソコンや電話などでやりとりすることが多く、対面で仕事をすることは少ないです。

そのため翻訳データをメールやFAXなどで送受信したり、クライアントとの連絡をメールやカレンダーアプリなどを用いて行ったりします。

翻訳者は翻訳できるだけでなく、パソコンなどの電子機器操作にも長けている必要があるのです。

独学で翻訳家になれるの?

結論からいうと独学で翻訳家になることはできます。実際に独学で翻訳家になっている方もいらっしゃいます。

しかし独学で外国語を勉強する多くの方は途中で止めてしまうことが多いです。それだけ独学で勉強するのはとても大変で、覚悟が必要であるということです。

なぜ独学で翻訳の勉強を継続するのが難しいのか?その理由についていくつかご紹介します。

難しい理由① 添削をしてもらえない

通信講座を選ぶ際にも大切なポイントとしてお伝えしましたが、自分が書いた文章や回答を「添削」してもらうことは、効率よく学習を進めていく上でとても重要なツールになります。

とくに外国語は間違いを自分で気づくことがなかなか難しいです。外国語に精通した方やネイティブの方に自分の表現を見てもらうことで、自分ではわからなかった課題に気づくことができるのです。

添削してもらうことは独学では決して行えない、通信講座ならではの学習方法といえます。

難しい理由② 挫折してしまう

翻訳の学習に関わらず独学で勉強していると、モチベーションを維持するのが難しいです。このモチベーションが低下することで挫折してしまう方がグッと増えてしまいます。

独学で勉強しているとわからない部分を誰かに聞くことができません。もし通信講座やグループで勉強していれば、講師や友人に聞いて一緒に解決できます。

しかし独学での勉強はずっとその疑問が解決せず、さらにわからないまま進むことで自分のステップアップを実感しにくくなるのです。

難しい理由③ 初仕事へのハードルが高い

講座の中には卒業後に提携会社のトライアル案件を受験することができる場合があります。またチャンスがあるときには講師の伝手で仕事を依頼してもらえる可能性も高いです。

知人の紹介で初仕事が受けられれば、全く知らない相手から仕事を受けるより、精神的にも少し落ち着いて仕事ができます。しかし独学で勉強している場合は、そのコネクションがほぼない状態なため、初仕事を受けることが難しくなります。

もちろん全くないわけではありませんが、最初の仕事は実績がないこともあり依頼してくれる場所が少ない傾向にあります。

翻訳を仕事にするには?

翻訳を仕事にするには、翻訳の仕事を受けられる環境を作る必要があります。翻訳家は翻訳の依頼が入らなければ仕事になりません。

そのために依頼を受けられるよう企業に所属したり、翻訳スクールに通学することになります。具体的には以下のような3つの方法があります。

・企業の翻訳部門に就職する
・翻訳会社に就職する
・翻訳の通信講座やスクールを受講する

最も安定しているのは企業や会社に就職することですが、中途採用枠が少なく、20代遅くとも30代くらいの方でないと就職は難しいことがほとんどです。

そのため多くの方は3つ目の通信講座やスクールを受講して、そこで能力を磨きつつコネクションを集めて独立するという流れです。

最近では企業に所属するルートよりも講座やスクールを介して翻訳家なる道が多くなってきたため、主婦や会社員の方などが趣味・副業・自己研鑽として気軽に始める方が増えています。翻訳の通信講座は子育ての合間や休日などを使って学習しやすいカリキュラムになっています。

過去に語学が好きで勉強していたけれど、結婚や子育てで仕事を辞めてしまったといった方や、もっと外国語を使った仕事にも携わってみたいという会社員の方にも翻訳の通信講座は始めやすいのです。

まとめ

このページでは、数ある翻訳講座の中から厳選したサービスと、その選び方などを紹介しました。

そのほかにも、基礎的な知識などを伝えたので、話が混ざってしまった方もいるでしょう。なので、最後にもう一度ランキングをまとめておきます。

スクロールできます
総合評価特徴
フェローアカデミー分野問わず幅広く学びたい方におすすめ・すべての分野翻訳に対応
・コンスタントに学べる
・進路サポートが充実
サンフレアアカデミーリーズナブルで数多くあるコースから希望のものを選べる・豊富な講座数が魅力
・学習ルーティンを使ってモチベーションを維持
・受講料が安め
ワイズインフィニティ翻訳スキルだけでなく、映像の編集なども学びたい方におすすめ・多言語コースがある
・自分専用のスケジュールを組んでくれる
・希望者は対面授業も受けられる
映像テクノアカデミア映像翻訳者としてがっつり着実にステップアップしていきたい方におすすめ・定期的な課題提出でモチベーションを維持
・わかりやすい講座展開で受講しやすい
・トライアル試験を受験できるチャンスがある
日本映像翻訳アカデミー映像翻訳者としてシンプルなコース設定で着実にスキルアップしたい方におすすめ・シンプルな4コース制
・ゴールが明確に設定されている
・プロの翻訳者として活躍できるチャンスがある

また、とにかく安く学びたい初心者の方におすすめなのは「サンフレアアカデミー」。基礎コースであれば49,830円から学べるため、おすすめです。

まずは各公式サイトをチェックして、資料請求もしてみてください。

※資料請求は「BrushUP学び(https://www.brush-up.jp)」というサイトであれば、一括請求できます。

目次