社内SEにおすすめの転職エージェント11選!各サイトの違いを徹底比較

社内SEにおすすめの転職エージェントの違いを徹底比較

社内SEは、自社システムの開発やヘルプデスク業務を担う職種のことです。ITエンジニアと似た業務を行いますが、社内SEは自社内の業務のみを担当します。

しかし社内SE向けの求人は人気があり、倍率も高いと言われています。転職する際にも、自分に合う求人を見つけるのが難しいかもしれないので、転職エージェントを使って効率よく進めるのがおすすめです。

そこで今回は、社内SE向けのおすすめ転職エージェント・転職サイトを紹介します。求人数や特徴なども比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

社内SEに強い転職エージェント・転職サイトのおすすめ比較

レバテックキャリアは企業の内情に詳しい転職エージェントで社内SEにもおすすめ

出典:レバテックキャリア

レバテックキャリアは、各企業の内情に詳しい転職エージェントです。転職エージェントの担当者が、年に7,000回以上も企業に足を運び、プロジェクトマネージャーやメンバーとのヒアリングを通じてリアルな情報を得ています。

企業によって担当する業務範囲が異なるのは、社内SEの特徴のひとつです。レバテックキャリアを利用すれば、転職後に行う業務などを詳しく知った上で転職先が選べるでしょう。

また、オフィス内の雰囲気といった求人票だけでは分からない情報が得られるのもメリットです。転職後のギャップや後悔を減らしたい方は、レバテックキャリアへ相談しましょう。

運営会社レバテック株式会社
(職業紹介事業許可番号:13-ユ-308734)
公開求人数
2024年時点
約20,000件
主な対応エリア東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山・福岡
公式URLhttps://career.levtech.jp/

※出典:公式サイト

マイナビIT AGENTは大手が運営するIT業界専門の転職エージェントで安心

マイナビIT AGENT
出典:マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENTは、社内SEを含む、IT業界への転職サポートが充実した転職エージェントです。IT業界に精通した担当者から、転職に役立つさまざまなアドバイスが受けられます。

例えば応募を検討している企業がどのような資格・キャリアを積んだ社内SEを求めているかといった情報を得ることで、企業へのアピール方法も定まるでしょう。

そのため企業が求める人材を理解したうえで、転職活動を進められます。転職への不安があり、悩みを相談したい社内SEには、おすすめの転職エージェントです。

運営会社株式会社マイナビ
(職業紹介事業許可番号:13-ユ-080554)
公開求人数
2024年時点
非公開
対応地域北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
公式URLhttps://mynavi-agent.jp/it/

※出典:公式サイト
※マイナビのプロモーションを含む

リクルートエージェントITは将来について一緒に考えてくれる転職エージェント

リクルートエージェントIT
出典:リクルートエージェントIT

リクルートエージェントITは、将来どうなりたいかを踏まえて求人を紹介してくれる転職エージェントです。

リクルートエージェントITでは、将来のキャリア形成を見据えた求人紹介をしてくれるため、希望の転職先を見つけるための条件設定や、これから取得したほうがよい資格なども明確になります。

また公開求人・非公開求人を豊富に取り扱っているところも、嬉しいポイントです。とりあえず求人をチェックしてみたい社内SEにとっては、使いやすい転職エージェントでしょう。

日程調整や条件交渉なども代行してもらえるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

運営会社株式会社リクルート
(職業紹介事業許可番号:13-ユ-313011)
公開求人数
2024年時点
約100,000件
対応地域北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
公式URLhttps://www.r-agent.com/it_engineer/

※出典:公式サイト

ギークリーはIT・Web・ゲーム業界で高い転職成功割合を誇る

Geekly(ギークリー)
出典:Geekly

ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。社内SE向けの求人を豊富に取り扱っており、求職者が最短かつ最適な転職を行えるようにサポートしています。

なかでも注目したいのが、高い転職成功率です。ギークリーで転職した方の約95%が希望したIT職種への転職を成功させています。

また入社後の活躍率も高いことから「求職者が求める職場」「スキルを生かせる職場」を紹介しているといえるでしょう。自分自身にとって「良い会社」を効率的に見つけたい社内SEには、おすすめの転職エージェントです。

運営会社株式会社Geekly
(職業紹介事業許可番号:13-ユ-305272)
公開求人数
2024年時点
約30,000件(2024年5月時点、非公開求人を含む)
対応地域一都三県のみ(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)
公式サイトhttps://www.geekly.co.jp/

※出典:公式サイト

TechStars Agentは業界経験者が社内SEの転職をサポートしてくれる

Tech Stars Agent(テックスターズエージェント)
出典:TechStars Agent
おすすめのポイント
  • 専門的な悩みを相談できる
  • 短期離職率が0.45%と低い
  • 面接官目線のアドバイスをもらえる

TechStars Agent(テックスターズエージェント)は、業界経験者に転職サポートをしてもらえる転職エージェントです。業界についての質問や、専門的な相談や悩みも聞いてくれます。

またTechStars Agentを利用した人の短期離職率は0.45%です。中長期的なキャリアをふまえた提案をしてくれるため、将来を見据えて転職活動を行えるでしょう。

これまで支援してきた経験や実績をもとに、面接官の目線でもアドバイスをもらえます。選考に通りやすい応募書類の書き方や、面接での受け答えに不安がある社内SEにも、おすすめの転職エージェントです。

公開求人数
2024年時点
対応エリア北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
運営会社株式会社Branding Engineer
(職業紹介事業許可番号:13-ユ-315367)

※出典:公式サイト

社内SE転職ナビは情報システムから自社開発まで求人が豊富

社内SE転職ナビ
出典:社内SE転職ナビ

IT業界に特化した転職エージェントは多くありますが、その中でも社内SEに特化している転職エージェントが「社内SE転職ナビ」です。

IT業界を知り尽くした担当者が希望する企業への転職をサポートします。また社内SE求人数も多く、情報システム部門から自社開発まで幅広い求人を紹介してくれるのが魅力です。

キャリアプランについての相談も可能なため、「これから社内SEとして活躍したい」「もっと好待遇の企業で働きたい」といった方は、社内SE転職ナビに登録してみるのもおすすめします。

公開求人数
2024年時点
約3,000件
対応地域北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
運営会社アイムファクトリー株式会社
(職業紹介事業許可番号:13-ユ-303606)

※出典:公式サイト

クラウドリンクは年収アップを目指す社内SEにもおすすめ

クラウドリンク
出典:クラウドリンク

クラウドリンクは、高い年収アップ率を誇るエンジニア向け転職エージェントです。クラウドリンクで転職した方の年収は、平均で58.3万円も上昇しています。

「想像以上に年収が上がった」という声も多いため、今の職場の報酬に満足していないという社内SEの方は、一度相談してみるとよいでしょう。

またクラウドリンクは、厳しい審査を通過した非公開求人を多数保有しているのもポイントです。審査基準には年収だけでなく休日数や労働環境なども含まれるので、働き方を重視したい社内SEの方にもおすすめします。

公開求人数
2024年時点
約2,000件
対応地域北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
運営会社株式会社Cloud Link
(職業紹介事業許可番号:27-ユ-302290)

※出典:公式サイト

Greenは社内SEを求めている企業にアピールがしやすい転職サイト

Green(グリーン)
出典:Green

Greenは、気になる企業へ自分から気軽にアピールできる転職エージェントです。Greenには、求職者から企業へアプローチする手段として「気になる」機能があります。

求職者からの「気になる」を受け取った企業は、プロフィールから自社が求める人物かどうかを確認。マッチングしたら、本格的な面談の前に企業と情報交換ができる「カジュアル面談」に進みます。

また「気になる」機能は、企業から求職者に送ることも可能です。お互いにまずは気軽なアプローチから始められるのがメリットといえます。いきなり応募するのは気が引けるといった方は、気になる機能を活用して自分をアピールしましょう。

公開求人数
2024年時点
約30,000件
対応地域北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
運営会社株式会社アトラエ
(職業紹介事業許可番号:13-ユ-300686)

※出典:公式サイト

パソナキャリアは丁寧なカウンセリングを重視する転職エージェント

パソナキャリアIT
出典:パソナキャリア

転職エージェントのパソナキャリアは、求職者とのカウンセリングを大切にしています。マッチング率を高めるためには、求職者の情報や希望条件を詳しく知ることが大事だからです。

転職の際にどのような条件を最も優先するのかは、人によって異なります。例えば、休日数を重視する方が転職によって年収アップをかなえても、転職成功とはいえないかもしれません。

パソナキャリアは、丁寧なカウンセリングを通じて求職者の考えを理解し、その人が思い描く「転職成功」を目指します。

またマッチング率を高めるために、求職者の魅力を最大限引き出すアピール方法などもアドバイス可能です。パソナキャリアの質の高いサポートを活かして、人気のある社内SEへの転職を成功させましょう。

公開求人数
2024年時点
約6,500件(「IT・Webエンジニア」で検索)
対応地域北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
運営会社株式会社パソナ
(職業紹介事業許可番号:13-ユ-010444)

※出典:公式サイト

ワークポートは20年以上の支援実績がある老舗の転職エージェント

ワークポート
出典:ワークポート

ワークポートは、約20年以上のノウハウを生かした面接対策を行っている転職エージェントです。

全国の33ヶ所に拠点があり、対面での面接対策ができます。面接での流れを掴み、よく聞かれる質問内容を共有してもらうことで、本番もスムーズに受け答えできるでしょう。

とくに、社内SEはコミュニケーション力が求められる職業であるため、面接でのやりとりも重視される傾向にあります。採用率を高めるためにも、サポート実績が豊富なワークポートで対策をしてみてはいかがでしょうか。

公開求人数
2024年時点
約1,500件(フリーワード「社内SE」で検索)
対応地域北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
運営会社株式会社ワークポート
(職業紹介事業許可番号:13-ユ-040590)

※出典:公式サイト

type転職エージェントITは相談会やセミナーも充実している

typeエージェントIT
出典:type転職エージェントIT

type転職エージェントは、転職前の情報収集に役立つ転職エージェントです。転職前や転職中の悩みを解決するための転職相談会・セミナーを、定期的に開催しています。

とくに社内SEは、キャリアの幅が広いのが特徴です。どのような企業を選べばよいか、どの職業が自分に合っているかを判断するには、情報収集が欠かせません。

type転職エージェントの転職相談会では、社内SEのキャリア形成やキャリアアップに必要なスキルなどについても、相談を受け付けています。

今後の活動について悩んでいる方は、相談会に参加し、キャリア形成などを明確にしたうえで転職活動を進めましょう。

公開求人数
2024年時点
約10,000件
対応地域一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)
運営会社株式会社キャリアデザインセンター
(職業紹介事業許可番号:13-ユ-040429)

※出典:公式サイト

社内SEの転職事情

社内SEの転職事情

社内SEの仕事内容

そもそも社内SEとは、自社内で働くシステムエンジニアのことです。主に社内のシステム開発やシステムの運用・保守、ヘルプデスクなどの業務を担っています。

自社でシステム開発を行う場合は、企画から開発までのすべての工程に携わることもあるでしょう。システム開発を外部に依頼する場合は、ベンダーを選定し、スケジュールや進行管理も担当します。またシステム導入後は問題なく運用するために、保守・管理を行います。

そして社員がシステムの使用方法などで困っていた場合、問題解決を依頼されることもあります。開発・運用だけでなく社内の人たちがスムーズにシステムを使えるようにサポートするのも、社内SEの重要な仕事のひとつです。

ただし、社内SEが担当する業務の範囲については、企業の規模などによっても異なります。そのため転職前には、十分な下調べを行うことが大切です。

社内SEの転職に必要なレベル・スキル

社内SEに求められるスキルとして、システム開発や運用の知識、ヒューマンスキルなどが挙げられます。社内SEの業務は、システム開発からヘルプデスクまで多岐にわたるためです。

ヘルプデスク業務の場合、システムに関する知識だけでなく、問題が起こったときの解決策を分かりやすく伝える説明力や、問題点を発見するためのコミュニケーション力も求められます。

円滑に業務を進めるためにも、システムに関する知識を深めたり、人との関わりに必要なヒューマンスキルなどを身につけたりしましょう。

社内SEの転職に役立つ資格

社内SEになるための必須資格はありません。しかし、資格を持っていることでスキルの証明になり、採用率アップが期待できるでしょう。

社内SEとして働くうえで役立つ資格を、以下で紹介します。

ITに関する基礎知識を証明する資格基本情報技術試験
応用情報技術試験
ITパスポート試験
高度な知識・スキルを証明する資格情報処理安全確保支援士
ネットワークスペシャリスト試験
システムアーキテクト試験
CCNA
ORACLE MASTER
各種製品に特化したベンダー資格Linux技術者認定試験
オラクル認定試験
スコ認定試験
AWS認定ソリューションアーキテクト

社内SEのキャリアパス・将来性

システム開発の技術と、ヘルプデスク業務に必要なヒューマンスキルを兼ね備えた社内SEには、さまざまなキャリアパスがあります。

たとえば、より大手企業の社内SEへと転職する人もいますし、マネジメントのスキルを磨いてプロジェクトマネージャーにキャリアアップする人もいます。

IT戦略の知識を深めることで、ITコンサルタントなどへも転職が可能です。企業で勤めるだけでなく、独立も目指せる点も、社内SEの魅力といえるでしょう。

また、近年IT人材は不足傾向にあるため、社内SEも将来性の高い職種と考えられます。キャリアパスの選択肢が多いため、将来どのような職種を目指すかを明確にしたうえで、必要なスキルを身につけていく姿勢が大切です。

社内SEは未経験・初心者でも転職できる?

社内SEは、未経験や初心者でも転職できます。

しかし技術職であるため、未経験・初心者向けの求人は少なく、転職エージェントに登録しても紹介してもらえない場合があるかもしれません。

そのため、まずは社内SEのスキルを身につけるのが良いでしょう。実績を積むと、転職活動をスムーズに進められます。

未経験から社内SEとして働きたい場合は、1つの転職エージェントだけを利用するのではなく、未経験者向けの転職エージェントを併用するのもおすすめです。

社内SEに強い転職エージェントの選び方

社内SEに強い転職エージェントの選び方

IT業界・エンジニア職に強い転職エージェントを選ぶ

転職時には、社内SEに強い転職エージェントを選びましょう。転職エージェントごとに「どの業界の求人が多いか」「どういった方をターゲットにしているか」など、得意分野が異なるからです。

総合型の転職エージェントの場合、業界や職種にこだわらず、幅広い求人を取り扱っています。一方、特化型の転職エージェントは、専門分野を持ち、業界・職種に特化した求人を取り扱っているのが特徴です。

希望職種が「社内SE」と明確であれば、IT業界への転職に役立つ情報が得られる、特化型の転職エージェントが適しています。

社内SEの求人数の多さを比較して選ぶ

転職エージェントを選ぶ際には、社内SEの求人数が多いかを確認しましょう。

転職エージェントごとに、取り扱っている求人数はまちまちです。求人数が多ければ多いほど、より自分の希望に合った求人を見つけられる確率は高まるといえます。

また絞り込み検索機能を使えば、社内SEの求人だけを探せます。転職エージェントの公式サイトから確認できるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

ちなみに転職エージェントでは、公開求人とは別に、一般には出回っていない非公開求人や独自求人があります。登録した際には、担当者に聞いてみると良いでしょう。

サポート内容が充実しているかで選ぶ

転職エージェントが、自分の求めているサポートを行っているかも重要です。サポートしている内容は、各転職エージェントによって異なります。

応募書類の作成に自信がない方は「書類添削を丁寧に行ってくれる転職エージェント」を、面接に自信がない方は「模擬面接や指導実績の多い転職エージェント」を選ぶのがおすすめです。

自分に適した転職エージェントで、社内SEの転職活動を始めるためにも、まずはどんなサポートが必要かを明確にしましょう。

社内SE向けの転職エージェントのメリット

社内SE向けの転職エージェントのメリット

一般には公開されていない求人に出会える

転職エージェントでは、一般には公開されていない、非公開求人を紹介しています。非公開求人とは、ネット上で検索しても表示されない求人や、何らかの理由で一般には公開できない求人のことです。

たとえば人気がある企業の場合、求人を公開すると募集が集まり、選考に手間がかかることもあるでしょう。また、重要ポストの募集が競合他社にばれてしまうと、戦略や経営に影響を及ぼしかねません。

そういった事情がある企業では、転職エージェントに「非公開求人」として応募を依頼するのが一般的です。一人で転職活動をしていても見つけられない特別な求人を紹介してもらえるのも、転職エージェントを利用するメリットといえます。

社内SEのリアルな現場の情報が聞ける

IT業界に特化した転職エージェントでは、リアルな現場の情報を得られます。特化型の転職エージェントの担当者は、業界経験者が多く、知識も豊富なためです。

自分で求人票だけを見て判断した場合、得られる情報は限られるでしょう。しかし、内情に詳しい転職エージェントの担当者に話を聞けば、社内状況や実際の職場の雰囲気なども確認できます。

話を聞いたうえで転職先を選べば、社内SEの転職後のギャップに悩む心配もありません。後悔を避けるためにも、転職エージェントの担当者からの情報を集めて、自分にあった転職先を選びましょう。

社内SEの転職に役立つ書類添削や面接対策をしてもらえる

社内SE向けの転職エージェントでは、社内SEとしての魅力を引き出す応募書類の添削や、面接対策を行っています。業界に精通した転職エージェントの担当者が、社内SEとして転職する際に、有効なアドバイスをくれるのが特徴です。

応募書類の添削では、専門の知識があるキャリアアドバイザーが履歴書の正しい書き方や自己アピールの方法を教えてくれます。アドバイスを生かせば、書類選考の通過率アップが期待できるでしょう。

また面接対策では、模擬面談を通して、面接でよく聞かれる質問や受け答えの方法などを練習できます。本番前に対策することで、面接時にしっかりとした受け答えができ、印象アップにつながるでしょう。

自分では難しい年収交渉を代行してくれる

社内SEの年収交渉も、自分ではなく、転職エージェントの担当者が行います。なかなか言い出しにくい交渉を、プロに任せられるのは、転職エージェントを利用するメリットです。

転職エージェントの担当者は、IT業界の年収相場も熟知しており、交渉にも長けています。自分で交渉する場合、自分の希望職種の年収を調べたり、交渉するタイミングを見計らったりと大変なことも多いでしょう。

難しい交渉事は多くの方の年収交渉を経験した転職のプロに任せるのがおすすめです。

料金無料で社内SEの求人を紹介してもらえる

転職エージェントでは、社内SE向けの求人を無料で紹介しています。転職エージェントを無料で利用できるのは、企業から成功報酬として、紹介手数料を受け取っているからです。

サービスを受けることによって料金が発生することはないので、安心して利用できます。また社内SEとして転職先が決まったあとも、紹介手数料などは発生しません。

社内SE向けの転職エージェントのデメリット

社内SE向けの転職エージェントのデメリット

取り扱っている求人は業界・職種が限定されている

社内SE向けのIT業界特化型転職エージェントは、エンジニア向けの求人を多く取り扱っています。しかしその反面、IT業界以外の求人が少ない点に注意が必要です。

すでに転職したい職種が決まっている方にはおすすめですが、「さまざまな職種を見てから転職先を決めたい」という方は、選択肢が少ないと感じることもあるでしょう。

場合によってには、特化型より総合型の転職エージェントが適しているかもしれません。「業界・職種にこだわらず、自分に合った求人を紹介してもらいたい」といった方は、総合型・特化型の転職エージェントの併用も検討するとよいでしょう。

転職エージェントの担当者と相性が合わないこともある

転職エージェントを活用して転職活動を進める場合、担当者との相性も重要です。求人紹介する立場といえど、担当者も人間のため、相性の良し悪しがあります。

うまく意思疎通が取れていないと、自分の希望条件が伝わらなかったり、期待したサポートを受けられなかったりといった問題が生じるかもしれません。

担当者との相性が悪いと感じたら、まずは本人に希望を直接伝えてみましょう。希望通りの求人を紹介してもらえない場合は、条件をまとめたメモを作成し、自分の転職のスタンスを再度共有するのも方法のひとつです。

それでも改善されないときは、メールやWebサイトのフォームから担当者の変更を依頼できます。信頼できる担当者と足並みをそろえて、理想の転職をかなえましょう。

求人紹介の連絡が多いことからしつこいと感じる場合がある

転職エージェントを利用していると、さまざまなシーンで担当者と連絡を取り合う必要が生じます。求人紹介や連絡の頻度が増えることでしつこいと感じる方もいるでしょう。

しかし、担当者は求人紹介から面接時の日程調整なども一貫して行っているため、連絡が来るのは仕方のないことです。

それでも「連絡頻度を減らしたい」「連絡しないでほしい時間帯がある」といった場合は、事前に希望を伝えましょう。

転職エージェントは転職活動を一時休止したい方や、在職中に転職活動を行っている方もサポートしているため、連絡方法についても極力希望通りに対応してくれます。

遠慮せずに自分の希望を伝えることは、ストレスを減らし、スムーズに転職活動を進めるポイントのひとつです。

転職エージェントの担当者から転職を急かされるケースもある

転職時に、転職エージェントの担当者から転職を急かされてると感じることもあるでしょう。しかし、転職エージェントの担当者は闇曇に連絡をしているわけではありません。

転職エージェント側の都合の場合もありますが、「求人枠が少ない」「狙っている職種が人気」などの場合、急いで応募をしたほうがよいと考えて連絡しているケースもあります。

急かされたと感じた場合は、まず担当者に理由を聞いてみましょう。理由を聞けば、対策を立てることができ、転職活動もスムーズに進められます。

社内SE向けの転職エージェントの使い方

社内SE向けの転職エージェントの使い方

必要事項を入力して会員登録をする

社内SEへの転職に適した転職エージェントを見つけたら、まずは会員登録を行います。会員登録の際には、以下のような情報を入力するのが一般的です。

  • 名前
  • 生年月日
  • メールアドレス
  • 希望職種
  • その他

必要事項を入力して会員登録を済ませた後は、転職エージェントの担当者から連絡があるまで待ちます。

担当者との面談で希望条件を伝える

担当者から連絡があったら、面談日程を決めます。事前に都合のよい候補日をリストアップしておきましょう。

面談時に必要なもの
  • 履歴書
  • 職務経歴書
  • 筆記用具

そのほかについては、転職エージェントの担当者から連絡があったものを準備します。

面談時間は1〜2時間ほどです。スケジュールが被らないように注意しましょう。

また、オンライン面談の場合は、スマホやパソコン(マイク・イヤホン)を準備し、ネット環境が整っているかについても確認しておくと、スムーズに面談を開始できます。

求人応募をしたら書類添削・面接対策を依頼する

面談終了後は、担当者から社内SE向けの求人を紹介してもらいます。気になる求人に応募をした後は、応募書類の添削や企業に応じた面接対策を行いましょう。

担当者のノウハウを生かしたサポートを受けることで、選考を有利に進められます。

応募した企業と面接をする

書類選考に受かったら、企業と面接を行います。転職エージェントの担当者に候補日を伝えましょう。いくつか候補を挙げておくと面談日の決定までがスムーズです。

とくに社内SEは、ヘルプデスク業務などもあるため、エンジニアとしての技術力だけでなく、コミュニケーション能力といったスキルも求められます。

面接の出来によっては、伝達や説明ができないとみなされ、採用に至らないことも考えられるので、しっかり対策してください。

内定をもらったら入社日を決める

転職エージェント経由で内定の連絡があったら、入社日を決めます。内定を辞退したいと考えている場合は、早めに担当者に申し出ましょう。

内定をもらった後も、転職エージェントによってはサポートが続きます。不安なことや心配事があったら気軽に相談してみてください。

また在職中の方は、退職日の調整を行います。退職を伝える方法やタイミングが分からない場合は、転職エージェントの担当者への相談が可能です。アドバイスにより、退職までに不安がある方も安心して退職手続きが行えるでしょう。

社内SEにおすすめの転職エージェント・転職サイトまとめ

今回は、社内SEにおすすめの転職エージェント・サイトを紹介しました。転職エージェントはそれぞれ特徴が異なるため、利用目的を明確にして、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

どのようなサービスが受けられるのか、社内SEの求人保有数は多いかなど、利用前に気になる点をチェックしましょう。1社の転職エージェントに絞るのではなく、2~3社の転職エージェントを併用するのもおすすめです。

社内SEとして転職を成功させるためにも、ぜひこの記事を参考にあなたにぴったりの転職エージェントを探してみてください。

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