ITパスポート通信講座おすすめ比較ランキング2024年4月版!人気10社で評判良いのは?

ここ数年で急速に受験者数が増えている「ITパスポート」。”ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験”となっているため、企業の採用試験を受ける際に重宝されることから、受験者数が増えていると考えられます。

スクロールできます
開催応募者数受験者数受験率合格者数合格率
H21春期46,845人39,131人83.5%28,540人72.9%
H21秋期71,856人61,313人85.3%31,080人50.7%
H22春期63,680人52,299人82.1%22,098人42.3%
H22秋期71,574人60,056人83.9%31,161人51.9%
H23特別61,984人48,482人78.2%21,714人44.8%
H23秋期55,569人46,545人83.8%28,503人61.2%
H23下期17,064人15,470人90.7%6,289人40.7%
H24上期30,878人28,162人91.2%10,444人37.1%
H24下期38,105人34,686人91.0%15,352人44.3%
H25上期32,869人29,882人90.9%14,858人49.7%
H25下期41,522人37,444人90.2%17,206人46.0%
H26上期33,896人30,882人91.1%15,388人49.8%
H26下期44,824人40,582人90.5%18,827人46.4%
H27上期35,696人32,159人90.1%15,849人49.3%
H27下期45,253人41,026人90.7%18,847人45.9%
H28上期37,513人33,985人90.6%16,526人48.6%
H28下期48,792人43,780人89.7%21,044人48.1%
H29上期40,554人36,248人89.4%18,475人51.0%
H29下期53,744人47,987人89.3%23,957人49.9%
H30上期45,221人40,240人89.0%21,217人52.7%
H30下期61,951人54,947人88.7%28,004人51.0%
R1上期52,924人46,790人88.4%25,837人55.2%
R1下期64,999人57,022人87.7%30,486人53.5%
R2上期52,312人47,380人90.6%30,080人63.5%
R2下期95,659人84,417人88.2%47,432人56.2%
R3上期91,193人80,157人87.9%44,694人55.8%

そんな中、講座を始める会社とITパスポート講座について取り上げるメディアも急増しています。

しかし「サービスや情報が増えれば増えるほど、どれを選んで良いのかわからなくなってしまう」という意見が当サイトに多く寄せられるのが現実…。

今、このページを見ていただいている方を含め、初めの”一歩”を踏み出せない方を一人でも減らすため!当ページでは次のようなポイントに絞って、わかりやすく解説していきます。

・重要な3つの選び方に沿ってポイントを徹底比較
・「独学でも合格できるのか?」など、あるあるのお悩みを解決
・おすすめは評価が高いTOP5に絞って詳しく解説
(それ以外のサービスに関しても簡潔に調査結果をまとめています)

スキマ時間が5分あればITパスポートの講座について理解できるよう、わかりやすい形式で調査データをまとめました!

まずは大本命の「おすすめランキング」から見ていきましょう。

目次

【2024年4月最新】ITパスポート通信講座おすすめ比較ランキング

それでは早速、気になるランキングを見ていきましょう。

今回のランキングでは、数あるITパスポート講座から以下のような調査を実施することで厳選しました。

当ページで実施調査した項目
受講費用の安さ
講義の質
教材の充実度
サポート体制
運営会社の信頼性

具体的には上記5つの項目において合計100点で評価してランキング化し、ご紹介しています。

1位:スタディング|ITパスポートの最適な学習手順がわかる通信講座!合格お祝いギフト券2,000円分進呈中

出典:スタディング

【ランキング評価】

受講費用の安さ20/20(点)
講義の質20/20(点)
教材の充実度18/20(点)
サポート体制20/20(点)
運営会社の信頼性17/20(点)
総合得点95/100(点)

★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
ITパスポート合格コース:7,920円(税込)
ー講義の質ー
「学習フロー機能」により講座でインプットした後、最適な順番にアウトプットできる
ー教材の充実度ー
問題集から用語集までテキストが充実している
ーサポート体制ー
仲間とつながり、モチベーションを維持できる仕組みがある
ー運営会社の信頼性ー
2008年に講座を開講し、10年で受講者数3万人を突破しているため信頼度が高い

評価内容を公式サイトで確認

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「スタディングのITパスポート通信講座」は、7,920円(税込)と低価格ながら、スキマ時間にも実力を付けられるカリキュラムとなっています。

一問一答の「スマート問題集」、重要テーマに絞って演習ができる「セレクト過去問集」を使って知識を定着させられます。

SNSサービス「勉強仲間」の機能を使えば、同じ目標を持つ仲間の勉強時間や勉強内容をチェック可能です。1人で勉強するより、周囲から刺激を受けつつモチベーションを維持したい人におすすめ。

効率的に学べる道しるべ「学習フロー」に沿って勉強することで、合格まで迷わず学習を進められる講座です。

【まとめると…】
メリット
→スキマ時間を使った演習で実力を付けられる
→一緒に頑張れる勉強仲間が見つかる
→「学習フロー」に沿って効率的な勉強ができる

デメリット
→個別カウンセリングは利用できない
→「勉強仲間」機能は自分を周囲と比べて焦ってしまう人には不向き

❒公式サイトにて詳しいコース料金をチェック可能

【ITパスポート講座|3つの評価ポイント】

①暗記ツールが充実
各Webテキストに搭載された暗記ツールは、重要用語が塗りつぶしてあります。赤い部分をタップすれば用語が表示されるため、指先を使うだけで簡単に暗記学習をすることが可能です。

②問題横断復習機能で問題をカスタマイズ
複数分野をまとめて復習できる「問題横断復習機能」を搭載しています。履歴から、間違えたことのある問題を確認可能です。苦手分野など学習したい項目に絞って、問題をカスタマイズしながら復習できます。

③無料セミナー&無料講座あり
実際にITパスポート通信講座を受講する前に、体験として無料セミナーや無料講座を受けられます。短期セミナーの視聴や初回講座の無料体験を通じて、知識を付けながらスタディングの雰囲気をチェックしてみてください。

\合格するとAmazon券2,000円分GET!/

【基本情報】

コースごとの料金ITパスポート合格コース:7,920円(税込)
カリキュラム・ガイドに従うだけで最適な順番での学習が可能
・講座のページに復習用のメモを残せる機能付き
・Webテキストとメモ機能で、分厚い紙のテキストは不要
教材/テキスト・短期合格セミナー(1回)
・基本講座(ビデオ・音声37講座)
・Webテキスト(暗記ツール付き)
・スマート問題集(37回)
・セレクト過去問集(9回)
・直前対策模試(1回)
・頻出キーワード集(PDF)
・「シラバス6.0対応」講座(ビデオ・WEBテキスト・暗記ツール3講座)
・「シラバス6.0対応」問題(3回)
eラーニングあり
合格率/実績・2022年度合格者数:450名 ※合格者調査に協力した合格報告者の人数
サポート体制・オリジナルSNSで勉強仲間とつながれる
・苦手分野をまとめて復習できる問題横断復習機能あり
お得な制度・合格お祝い制度
・Wライセンス応援割

2位:クレアール|ITパスポート通信講座の中でも手厚いサポートを提供

出典:クレアール

【ランキング評価】

受講費用の安さ17/20(点)
講義の質17/20(点)
教材の充実度18/20(点)
サポート体制20/20(点)
運営会社の信頼性18/20(点)
総合得点90/100(点)

★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
「国家資格」ITパスポート試験合格コース:9,800円(税込)
ー講義の質ー
情報セキュリティの上位資格「ITストラテジスト」「システムアーキテクト」「ITサービスマネージャ」に合格した講師が豊富なノウハウを解説してくれる
ー教材の充実度ー
低価格ながらテキスト、オリジナル問題集と解答解説集、ガイドまでしっかりそろっている
ーサポート体制ー
受講期限は申し込み月から1年間。受講期間6カ月のスクールが多い中、好きなペースで学びやすい
ー運営会社の信頼性ー
受験指導歴50年以上の歴史と実績がある学校で、合格者を輩出してきた

評価内容を公式サイトで確認

「クレアールのITパスポート通信講座」は、低価格ながら充実したサポートを提供しています。

1万円以上の講座が多い中、9,800円(税込)だけで講義動画・教材費・質問無制限のフルパッケージを利用可能です。

また他校では、受講期間は最長でも6カ月間の場合が多いですが、クレアールは1年間まで受けられます。

講師は情報セキュリティ分野の資格合格実績があるプロフェッショナル。安い料金で、実力ある講師の講義を体験できるのです。

質問は回数無制限、テキストは製本教材とPDFデータの両方を利用できます。コスパ良好ながら徹底的にサポートしてくれるスクールです。

【まとめると…】
メリット
→9,800円(税込)の低価格でフルサポートしてもらえる
→理解できるまで何度でも質問できる
→質の高い講義と充実した教材を使える

デメリット
→充実したテキストよりシンプルにまとまった教材が欲しい人には不向き
→講師の詳しいプロフィールは公式サイトから確認できない

❒公式サイトにて詳しいコース料金をチェック可能

【クレアールのITパスポート通信講座】3つの評価ポイント

①用語を深く理解できるカリキュラム
単純にITパスポートの頻出用語を解説し、覚えさせるのではなく、わかりやすい事例を交えた講義を行います。受講生は知識を付けるだけではなく、用語の意味を深く理解できるはずです。

②ITパスポートの関連知識も身に付く講義
講師はITパスポートと関連がある「中小企業診断士」の資格も所持しています。ITパスポートの知識に加えて、関連資格の知識も踏まえて解説するため、理解の幅が広がります。より幅広い知識を付けたい人におすすめです。

③持ち運びに便利な問題集
テキスト・オリジナル問題集・直前重要用語集は、持ち運びしやすいA5サイズとなっています。データだけでなく、紙の本を外出先で使いたい受講生が、快適に勉強できる工夫がされているのです。

【基本情報】

コースごとの料金(税込)「国家資格」ITパスポート試験合格コース:9,800円
カリキュラム講義動画・教材費・質問無制限のフルパッケージを用意
教材/テキストテキスト
オリジナル問題集
過去問題集
解答解説集
ガイド
eラーニングあり
合格率/実績記載なし
サポート体制・質問には回数無制限で回答
・じっくり学べる最長1年間の受講期間
お得な制度コースによっては定期的に期間限定の割引キャンペーンを実施

3位:フォーサイト|経験豊富な講師がITパスポート合格をサポート

出典:フォーサイト

【ランキング評価】

受講費用の安さ15/20(点)
講義の質17/20(点)
教材の充実度20/20(点)
サポート体制17/20(点)
運営会社の信頼性20/20(点)
総合得点89/100(点)

★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
ITパスポート スピード合格講座:16,800円(税込)
ー講義の質ー
採用後も厳しい研修を受けた、スキルの高い講師が合格へ導いてくれる
ー教材の充実度ー
合格に必要な知識だけが書かれた「合格点主義」のテキストは、フルカラーでわかりやすい
ーサポート体制ー
個別カウンセリングで勉強方法やスケジュール管理など相談できる
ー運営会社の信頼性ー
通信教育の年間受講者数は1万人を突破し、書籍の出版など実績が豊富

評価内容を公式サイトで確認

「フォーサイトのITパスポート通信講座」は、年間の受講者数1万人を突破した実績を誇っています。

2022年度の講座受講生の合格率は96.2%で、全国平均合格率51.6%の1.86倍です。

高い合格率の秘密は、重要項目が目立ちやすいフルカラーテキストによる解説。合格するために必要な知識を詰め込んだ「合格点主義」のテキストで、短期間での合格を目指せます。

教材の執筆も担当する講師は、研修を受けてスキルを磨いてきた、経験豊富な人材です。さらに専任スタッフとの個別カウンセリングでは、苦手分野の克服や勉強のスケジュールなどについて、しっかり相談できます。

優秀な教材と講師を求めている人はぜひ受講を検討してみてください。

【まとめると…】
メリット
→視覚的にわかりやすいテキストで合格を目指せる
→経験豊富でスキルの高い講師から学べる
→個別カウンセリングで専任スタッフに何でも相談できる

デメリット
→質問できる数には上限あり
→講師と話したい場合も、カウンセリングの相手は専任スタッフのみ

❒公式サイトにて詳しいコース料金をチェック可能

【ITパスポート講座|3つの評価ポイント】

①システムによる分析にもとづいたテキスト
テキストは、講師の勘や経験則ではなく、システムを使って過去問を分析したうえで作られたものです。合格に必要な実力を付けられるよう、重要度が高いポイントだけを集中的に解説しています。

②ITパスポート合格者スタッフがサポート
カウンセリングでサポートしてくれるのは、いずれもITパスポートに合格したスタッフです。講師とのカウンセリングはできないものの、ITパスポートの知識があるスタッフに、問題の解き方や勉強方法も相談できます。

③ゲーム感覚でできるテストあり
フォーサイトではモチベーションを維持できる仕組みが整っています。ゲーム感覚で取り組めるチェックテストなら、楽しく勉強しやすいはずです。やる気が出ないときも気軽にアウトプットできます。

【基本情報】

スクロールできます
コースごとの料金ITパスポート スピード合格講座:16,800円(税込)
カリキュラム・研修を受けた講師による高品質な講義
・気軽にゲーム感覚で取り組めるチェックテストでアウトプット
教材/テキスト・受講ガイド
・戦略立案テキスト
・合格必勝テキスト
・テキスト(1冊)
・問題集(2冊)
・模擬試験
・本試験形式 問題集
・eラーニング ManaBun
・演習ノート
・無料メール質問(5回)
eラーニングあり
合格率/実績2022年度:96.2%
サポート体制・いつでも学習できるよう、テキストの一括ダウンロードが可能
・eラーニング「ManaBun」から24時間質問を受付
お得な制度・合格後、条件を満たすと最大1,500円分のAmazonギフトカード進呈
・オリジナル合格グッズをプレゼント
・2つ目の講座受講は「ダブルライセンス割引制度」で最大10,000円OFF

4位:ユーキャン|ITパスポートをはじめ幅広い資格を扱う有名スクール

出典:ユーキャン

【ランキング評価】

受講費用の安さ19/20(点)
講義の質12/20(点)
教材の充実度20/20(点)
サポート体制12/20(点)
運営会社の信頼性20/20(点)
総合得点83/100(点)

★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
ITパスポート講座:26,800円※一括払い:26,000円
ー講義の質ー
ポイントをおさえたオリジナル動画、復習用のWebテスト、過去問、用語集までコンテンツが豊富
ー教材の充実度ー
テキストの各章末に掲載された予想問題で理解度を深められる
ーサポート体制ー
シミュレーション用の模擬試験ではその場で弱点がわかる
ー運営会社の信頼性ー
資格や趣味、教養などの講座を数多く開講する歴史あるスクールで信頼度が高い

評価内容を公式サイトで確認

「ユーキャンのITパスポート通信講座」は、オリジナルの解説動画やきめ細やかなサポートが強みです。

テキストはたった1冊ですが、ITパスポートの出題傾向をしっかり分析し、必要な対策ができるように作られたものです。要点を凝縮し、初めてITパスポートの勉強に取り組む人も、無理なく学べるよう工夫されています。

さらにWeb教材や弱点克服のための添削課題などもカリキュラムに含まれています。テキストの各章末に掲載された予想問題や、シミュレーション用の模擬試験で演習を重ねることも可能。

ITパスポート初学者でも、早ければ4カ月で合格圏内に入れるよう、充実したサービスでサポートしてきた講座です。

【まとめると…】
メリット
→テキストは重要なポイントが詰まっており、わかりやすい
→知識がない人も4カ月間で無理なく勉強に取り組める
→添削サービスで弱点克服を目指せる

デメリット
→課題を添削してもらえる回数は3回まで
→添削課題の返送や質問の回答まで多少時間がかかる

❒公式サイトにて詳しいコース料金をチェック可能

【ITパスポート講座|3つの評価ポイント】

①初学者が取り組みやすいテキスト
教材には、わかりやすさにこだわった「FOM出版」の試験対策テキストを使用しています。ITパスポートの知識がまったくない人も、4カ月間の受講期間中に使い込むことで、合格に必要な知識をインプットできます。

②さらに学習可能な「学びオンラインプラス」
学習支援サービス「学びオンラインプラス」では、端末を使っていつでもITパスポートの勉強ができます。本番同様のCBT方式に対応したWebテストも受けられるため、実践力を付けたい人におすすめです。

③新しい出題範囲にも随時対応
ITパスポートは時代の流れとともに、出題範囲を改定しています。ユーキャンの通信講座では、テキスト、問題集、添削すべてが新しい出題範囲にも対応。これだけで全範囲を網羅できるため、安心して勉強可能です。

【基本情報】

コースごとの料金ITパスポート講座:26,800円
※一括払い:26,000円
カリキュラム・解説、イラスト、図解を使った、初学者にもわかりやすいテキスト
・テキストは新出題範囲も完全に網羅
教材/テキストテキスト(1冊)
過去問演習用のCD-ROM
eラーニングあり
合格率/実績記載なし
サポート体制・オンラインに加えて郵送でも質問を受付
・延長サポートで最長6カ月まで受講可能
お得な制度・一般教育訓練給付制度の適用で受講料の20%支給

5位:資格の大原|歴史ある資格学校によるITパスポート通信講座

出典:資格の大原

【ランキング評価】

受講費用の安さ20/20(点)
講義の質15/20(点)
教材の充実度17/20(点)
サポート体制15/20(点)
運営会社の信頼性15/20(点)
総合得点82/100(点)

★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
ITパスポート総合本コース:15,000円(税込)
ー講義の質ー
講義から演習までをくり返せるため、常に理解度をチェックできる
ー教材の充実度ー
問題の頻出度が3段階でわかりやすく表示されている
ーサポート体制ー
メールと電話で質問を受付
ー運営会社の信頼性ー
前身は1957年開校の簿記学校。2021年にはグループ校総数112校を達成しており、長年運営してきた実績がある

評価内容を公式サイトで確認

「資格の大原のITパスポート通信講座」は、歴史ある資格学校が開講しています。運営母体は1957年に開校された大原簿記学校が前身で、110校以上のグループ校を展開する大手スクールです。

講義ごとに実施されるミニテストに加えて、3回のWeb模試と2回のパワーアップ模試を受ければ、実践力が身に付きます。

テキストは出題傾向が3段階で表示されており、重点的に対策すべき問題が一目瞭然です。学習アドバイスや解答するためのヒントも同時にチェックでき、効率的な勉強をしたい人におすすめ。

インプットとアウトプットをくり返し、常に理解度を把握しながら合格を目指せる講座です。

【まとめると…】
メリット
→講義とテストで理解度をチェックできる
→テキストは出題傾向と解き方が一目でわかる
→インプットとアウトプットのくり返しで知識が付く

デメリット
→テストが多いため、課題が苦手な人には不向き
→テストの結果に都度、一喜一憂してしまう人は、ミニテストが苦痛かもしれない

❒公式サイトにて詳しいコース料金をチェック可能

【ITパスポート講座|3つの評価ポイント】

①ITパスポート合格に必要な基本を重視
ITパスポートの科目ごとに、実際に試験で出題される知識を身に付けられます。「講義」→「例題」→「問題演習」の順に取り組み、身に付けた知識を理解できているかチェックが可能です。

②講義内容の理解度を確認できるミニテストを実施
基礎講義は各回、必ずミニテストを実施します。講義内容をしっかり理解できているか、その場で確認できるシステムです。1問ずつ解説が付いているため、間違えた問題もすぐに復習できます。

③実力判定テストで解答を出せる力をチェック
ミニテストだけでなく、分野ごとの理解度をチェックできる実力判定テストも実施。講義でインプットした基本的な知識を使って、解答を導き出せる力が付いているかがわかります。

【基本情報】

コースごとの料金ITパスポート総合本コース (Web通信/映像通信):15,000円(税込)
ITパスポート総合本コース(DVD通信):17,300円(税込)
カリキュラム・「講義」「例題」「問題演習」の順に理解度をチェック可能
・インプットとアウトプットを効果的にくり返せる
教材/テキストテキスト問題集
板書まとめノート
ミニテスト
実力判定テスト(4回)
Web模試(3回)
パワーアップ模試(2回)
eラーニングあり
合格率/実績記載なし
サポート体制CBT方式で本番さながらの模試を3回受験可能
お得な制度なし

6位:資格の学校TAC

コースごとの料金Web通信講座(Webテストなし)+DL:23,500円(税込)
Web通信講座(Webテスト付き)+DL:25,500円(税込)
DVD通信講座(Webテスト付き)+DL:29,000円(税込)
DVD通信講座(Webテストなし)+DL:27,000円(税込)
カリキュラム「合格」に必要な要素だけを配置した、忙しい社会人にも安心の戦略的カリキュラム
教材/テキスト試験対策テキスト(1冊)
試験対策問題集(1冊)
本試験問題集(3冊)
実力テスト(3回)
総合実力テスト(1回)
Webテスト(3セット)
eラーニングあり
合格率/実績記載なし
サポート体制・疑問点を解消可能な「質問メール」を受付
・無料開放された「自習室」を利用可能
お得な制度受講経験者だけの別講座の各種割引サービスあり

【おすすめTOP5に入らなかった理由】

「TACのITパスポート通信講座」は、合格ラインに届くよう設定された戦略的なカリキュラムを組んでいます。

ただ料金がやや高額です。TOP5の通信講座の中には、TACと同水準の講座をより安く受けられるものもあります。なるべくお金を節約したうえで、通信講座を受けたい人にはおすすめできません。

❒公式サイトで詳しく確認

7位:LEC東京リーガルマインド

コースごとの料金Web:20,000円(税込)
DVD:25,000円(税込)
カリキュラム・頻出する重要分野を合格者講師が研究
・かみくだいた口頭での説明と適切なタイミングの問題演習
教材/テキストよくわかるマスター 令和4-5年度版 ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集(1冊)、付属CD-ROM
eラーニングあり
合格率/実績記載なし
サポート体制・忙しいビジネスパーソンや大学生も学習しやすいカリキュラム
・1回20分ほどの動画で、通勤や通学中にも学習可能
お得な制度法人向けに団体受講割引など各種サービスあり

【おすすめTOP5に入らなかった理由】

「LECのITパスポート通信講座」は、料金が2万円代と高額であるものの、お得な割引サービスがほとんどありません。

法人向けの団体受講割引はありますが、個人で申し込む場合は高額な受講料が必要です。1位のクレアールや5位のスタディングの方が、充実したサービスを安く受けられます。

❒公式サイトで詳しく確認

8位:たのまな

コースごとの料金ITパスポート試験対策講座eラーニングコース一括払い:11,000円(税込)
カリキュラム・イラストや図解を使った、初学者にもわかりやすいテキスト
・動画の再生速度を2倍まで上げ、学習時間の短縮が可能
教材/テキスト受講の手引き
スタートアップガイド
受講登録のお知らせ
eラーニングシステムID・パスワードのご案内
eラーニング受講ガイドD
テキスト
過去問題集
eラーニングあり
合格率/実績記載なし
サポート体制質問無制限&サポート期間の延長が1回無料
お得な制度・LINEともだち追加で5%オフクーポン配布
・継続割引サポート
・お友達・ご家族紹介割引サポート
・セット割引サポート
・ペア割引サポート

【おすすめTOP5に入らなかった理由】

「たのまなのITパスポート通信講座 」は、資格や教育関連サービスを提供しているヒューマンアカデミーが運営しています。

運営元の信頼性は高いものの、添削サービスがないのがデメリット。客観的に弱点を教えてもらえない分、自力で克服しなければいけません。

手厚いサポートを求めるなら、添削サービスがある通信講座を利用しましょう。

❒公式サイトで詳しく確認

9位:アイテック

コースごとの料金ITパスポート スタンダードコース:11,000~12,650円(税込)
ITパスポート プラクティスコース:8,800円
ITパスポート 宿題メール シラバスVer.6.0対応(1日2問):2,200円
ITパスポート 模擬試験 シラバスVer.6.0対応 (Web版):1,650円
カリキュラム・30年以上のノウハウにもとづくインプット学習
・厳選した教材で効率的にすべての試験範囲をカバー
教材/テキストテキスト(1冊)
※ITパスポート試験対策書第5版
eラーニングあり
合格率/実績記載なし
サポート体制経験豊富な講師陣が質問に回答
お得な制度各種割引クーポンサービスを用意

【おすすめTOP5に入らなかった理由】

「アイテックのITパスポート通信講座」は、複数のサービスを受けたい場合、都度別のコースに申し込む必要があります。

「スタンダードコース」で全範囲を学べますが、より問題演習をしたいなら別途料金を払って「プラクティスコース」に申し込まなければいけません。

申し込みの手間と追加料金をかけたくない人には不向きな講座です。

❒公式サイトで詳しく確認

10位:大栄

コースごとの料金【online】
ITパスポートSkiP v6:55,539円
カリキュラム・「本科」「単元テスト」「答案練習」「総合演習」の流れで苦手分野を重点的に復習
・自分だけの苦手に特化したオーダーメイド答案練習
教材/テキストオリジナルテキスト
eラーニングあり
合格率/実績記載なし
サポート体制・通信講座ながら、コーチによるサポート付き
・キャリアナビゲーターに学習進捗管理と相談が可能
・講座マイスターが解き方を何度でもレクチャー
お得な制度個別カウンセリングや各種セミナーに参加可能

【おすすめTOP5に入らなかった理由】

「大栄のITパスポート通信講座」は、受講料が55,539円(税込)と、今回紹介した講座の中でもっとも高額です。ここまで料金をかけなくても、ITパスポートには合格できるはず。

さらに最新の出題範囲に対応するまでに時間がかかる点はやや不安要素と言えます。

❒公式サイトで詳しく確認

ITパスポート通信講座の選び方

ここまでで、おすすめのITパスポート講座を10社紹介してきましたが「この中から選ぶとなるとイマイチ難しい…」と感じた方がいるでしょう。

そこで、ここからは基本情報を元に、ITパスポートの講座を選ぶ上で重要なポイントごとに内容を比較していきます。

「料金を比較する」「講義の質を比較する」「教材を比較する」「サポート体制で比較する」「信頼性で比較する」この5つのポイントごとに比較した結果を載せているので、参考にしてみてください。

①料金の比較

ITパスポート通信講座の料金相場は1万円ほどです。高い講座の場合は2~5万円、安い講座の場合は7,000~1万円ほどで受けられます。

今回紹介したITパスポート通信講座の中では、「スタディング」の受講料が7,920円(税込)と、もっとも低価格でした。

スタディングは数多くの教室や大人数の講師、営業など、「合格とは無関係」なコストの削減に努めてきました。

ITを活用して人件費や運営費を削りつつ、学習システムを開発した結果、低価格な受講料を実現。わかりやすく、学びやすい講座を安く提供できることになったのです。

②講義の質の比較

良質なITパスポートの講義を見極めるには、用語の意味をしっかり理解できるよう教えてもらえるか注目しましょう。試験に出題される知識をただ表面的に覚えるだけであれば不十分です。

今回紹介したITパスポート通信講座の中でも、とくに「クレアール」は講義内容が良質。単純にITパスポートの用語を暗記するのではなく、会計や経営の知識など、幅広い分野の情報を絡めた内容を教えてもらえます。

関連知識も交えて覚えることで、用語同士のつながりや仕組みを理解できます。用語を覚えるだけではなく、理解することで、難しい問題の解答を導き出せるようになる講座です。

③教材の比較

ITパスポート通信講座における良い教材を見極めるには、以下のポイントに注目しましょう。

・カラーイラストや図などによって視覚的にわかりやすい
・対策すべき重要な問題が一目でわかる
・知識を付けたらすぐに問題と解説を確認できる

今回紹介したITパスポート通信講座の中では「資格の大原」の教材が、良い教材の条件を満たしています。

見やすいカラーのイラストが付いており、キャラクターの吹き出しに、解説がわかりやすく記載されています。出題傾向が3段階で表示され、とくに対策すべき問題が一目瞭然。

用語を覚えたら、すぐに例題を解き、解説もチェックできる構成です。知識を付けつつ、定着度を確認できる優れたテキストと言えます。

④サポート体制の比較

ITパスポート通信講座の中でも、受講生からの質問に、親身に答えてくれるサービスは良質です。

今回紹介したITパスポート通信講座の中でも「クレアール」は、回数無制限で質問を受け付けています。カウンセリングスタッフではなく、担当講師が直接回答するため、講義内容に対する質問もスムーズにできるのです。

担当講師は平均6カ月よりも長い、最長1カ月の受講期間の中で、じっくり受講生と向き合っています。

質問回数に制限を設けている講座や、一定数以上の質問に追加料金を設けている講座は多いものです。

その点クレアールは、受講料9,800円(税込)だけで、何度でも質問を受け付けている親切なサービスと言えます。

⑤信頼性の比較

ITパスポート通信講座のサービスの信頼性は、以下のポイントを重視して見極めましょう。

・運営元が信頼できる
・公式サイトに、講座内容や料金が明確に記載されている
・メールや電話、チャットなどで問い合わせに返答してくれる

とくに運営元がしっかりと法人として成り立っているか、会社概要ページから確認するようにしましょう。

今回紹介したITパスポート通信講座の中では、とくに「ユーキャン」と「資格の大原」は信頼性が高いです。

「ユーキャン」は1954年に設立された東京人形学院が前身で、翌年から通信教育部を設置。資格や趣味などの通信教育サービスを提供してきた、歴史あるスクールです。

「資格の大原」は1957年に開校した簿記学校が前身で、110校以上のグループ校を運営し、長年実績を積み重ねてきました。いずれも歴史あるスクールで、信頼度が高い通信講座の条件を満たしています。

ITパスポートは独学でも合格できる?

ITパスポート試験には、独学で合格することが可能です。書籍を使ったり、インターネットで過去問を解いたりすれば、通信講座よりも安く勉強できます。

ただしITパスポートの通信講座を受けた人の方が、合格率が高いのも事実です。フォーサイトのITパスポート通信講座の合格率は90.2%で、全国平均の58.8%を大きく上回っています。

独学では難しい問題の解き方がわからず、悩んでいるうちに時間が過ぎてしまう可能性があります。通信講座であれば、出題傾向が高い問題と攻略法をすぐに教えてもらえるため、効率的に勉強可能です。

勉強時間を短縮でき、一発合格すれば受験料や会場へ行くための交通費も節約できる点で、総合的には通信講座がおすすめですよ。

ITパスポート試験を受験する際の注意点

ITパスポート受験者の合格率は平均50%前後で、通常は半数以上が合格していることになります。比較的合格基準を超えやすい試験です。

ただし受験前にいくつか注意しておきたい点があります。以下から、勉強時間や合格基準、新たに追加された出題範囲など、気を付けるべき点を確認しましょう。

①合格までの勉強時間の想定は100時間

ITパスポートに合格するために、一般的な受験生に必要な勉強時間は、100時間ほどとされています。

不安な人はさらに120~130時間ほど勉強すれば自信が付くでしょう。1日に2時間勉強するのであれば、2カ月間(60日)で合格を目指せます。

IT企業に勤務している人や情報系学部出身の人は、合格に必要な基本知識をすでに身に付けているはずです。あとは問題集や過去問を使って、出題形式に慣れていきましょう。

ITの知識がない人は、まず用語とその意味を覚えていきましょう。いきなり問題を解こうとしても、難易度が高くて挫折する可能性があります。

地道に重要な用語から覚えていき、徐々に出題形式に慣れていくことが大切です。

またITパスポートの合格には、ITの知識に加え、計算能力や会計系分野の知識も必要です。数字が苦手な人は、より多めに180時間ほどの勉強時間を確保することをおすすめします。

②合格点は2種類存在する

ITパスポートの合格点には、総合評価点と分野別評価点の2種類があります。

総合評価点は全体の問題数から計算した点数です。満点が1,000点で、合格点は600点以上。問題数100問のうち、92問が採点基準となっています。

残りの8問は、正答率のデータを分析するために使われる参考用の問題です。採点対象外の問題は受験生に知らされないため、結局は100問すべての問題を解く必要があります。

分野別評価点は、全体のうち分野ごとの点数のこと。内訳はストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野で、各1,000点満点です。

3分野それぞれで300点以上を取れば合格。1分野でも300点未満の場合は不合格となります。問題数はストラテジ系が32問、マネジメント系が18問、テクノロジ系が42問です。

各分野30%ずつ、全体で60%の正答率を出せれば合格点をクリアできます。

③【最新情報】2022年4月から受験料と試験の出題範囲が変わった

2022年4月から、ITパスポートの受験料が、5,700 円(税込)から7,500 円(税込)へ改定されました。

2022年3月31日までに5,700 円(税込)の受験料を払った人も、4月以降に受験するには7,500 円(税込)が必要です。

また出題範囲は、従来の「シラバスVer.5.0」から、2022年4月以降は「シラバスVer.6.0」に変更。シラバスは出題範囲をまとめた資料で、技術の進歩や動向に合わせて、内容が変更されてきました。

今回は、テクノロジ分野の「プログラミング」「プログラミング言語」に関する出題が強化され、ストラテジ分野の項目が詳細化されています。テクノロジ分野では高校の共通必履修科目「情報Ⅰ」にもとづき、実践的なプログラミングスキルを問う項目が追加されました。

ストラテジ分野では新しいキーワードが加わり、経営戦略やビジネスに関するシステムなどの詳しい知識が必要となります。以下からシラバスをチェックして、しっかり対策してみてください。

参照:試験要綱Ver.4.8(変更箇所表示版)|IPA独立行政法人情報処理推進機構公式サイト

ITパスポートの試験日程は自分で設定できる

ITパスポートは全国各地の試験場で、毎月実施されています。決められた日時に、一斉に開催するわけではなく、会場ごとに開催しているのです。

受験生は公式サイトから、自分で試験会場と試験日を設定することが可能。時間帯は1日のうち、朝・昼・夕方の3回から選べます。

好きな場所と日時を選択できるため、自由度が高く、受験しやすい試験です。社会人も受験しやすいよう工夫されており、金・土・日など週末に比較的多く開催されています。

曜日や時間は会場ごとに異なるため、最寄りの試験会場の開催状況をチェックしておきましょう。

主催しているIPAの公式サイトからは、3カ月先までの開催状況がわかります。詳細を確認したうえで、都合の良い日時を選んでみてください。(試験開催状況一覧

【総括】ITパスポートのおすすめ通信講座まとめ

このページでは、数ある通信講座の中からITパスポート試験におすすめのサービスを厳選してまとめました。

最後にもう一度ランキング内容や選び方について、まとめておきます。

★ランキングTOP3

1位:クレアール(総合95点)

【3つの評価ポイント】
▽用語を深く理解できるカリキュラム
▽ITパスポートの関連知識も身に付く講義
▽持ち運びに便利な問題集

2位:フォーサイト(総合90点)

【3つの評価ポイント】
▽システムによる分析にもとづいたテキスト
▽ITパスポート合格者スタッフがサポート
▽ゲーム感覚でできるテストあり

3位:ユーキャン(総合89点)

【3つの評価ポイント】
▽初学者が取り組みやすいテキスト
▽さらに学習可能な「学びオンラインプラス」
▽新しい出題範囲にも随時対応

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また、調査結果からITパスポートの講座はこんな選び方をすると良いのでは?」と感じたポイントで比較した結果は次の通りでした。

選ぶポイントに沿って比較した結果

①料金で比較した結果
→「スタディング」が最適
②講義の質で比較した結果
→「クレアール」が最適
③教材で比較した結果
→「資格の大原」が最適
④サポート体制で比較した結果
→「クレアール」が最適
⑤信頼性で比較した結果
→「ユーキャン」が最適

とは言え、どの講座にするのか決めるのは自分自身です。まずは各公式サイトをチェックして、資料請求もしてみてください。

ちなみに「BrushUP学び(https://www.brush-up.jp)」というサイトであれば、資料を一括請求することもできるので、覚えておきましょう。

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