管理栄養士は食と栄養、そして健康の専門職です。医療現場や学校給食だけでなく、スポーツや行政、福祉まで多くの活躍できる場所があります。
厚生労働大臣から免許を受ける国家資格であり、就職できる場所の多様さから需要が高い資格です。
その影響から、おすすめの管理栄養士講座について記事として取り上げているサイトも急増中です。
今回、当サイトでも「おすすめの管理栄養士講座」について取り上げるわけですが…
「栄養士と管理栄養士の違いが分からない」
「社会人だけど管理栄養士になりたい」
といった意見が、当サイトにもよく寄せられます。
そこで、このページでは以下のポイントを押さえながら、わかりやすく比較した内容をまとめました。
・選び方① 受講費用で比較して選ぶ
・選び方② 講座の特徴を比較して選ぶ
・選び方③ お得なキャンペーンを比較して選ぶ
「先に調査結果を見たい」という声も多いので、まずは「ランキング結果」から調査結果を報告していきたいと思います。
【豆知識】
ちなみに「BrushUP学び(https://www.brush-up.jp)」というサイトであれば、資料を一括請求することもできるので、覚えておきましょう。
管理栄養士の通信講座のおすすめランキング3選
それでは早速、数ある管理栄養士講座の中から筆者が厳選したサービスを紹介していきます。今回、掲載しているサービスは次の通りです。
サービス名 | 料金(税込) | 特徴 | 学習期間 |
---|---|---|---|
東京アカデミー | 通年講座総合コース:210,000円 Zoomコース:97,700円 通信講座:50,000円 | ・通学コースとオンラインコースを選べる ・使用テキストは本試験問題を的中 ・勉強法や模試活用法について講師がアドバイス ・講座中に質問可能 ・各科目を関連づけた学習 ・全国模試2回分の無料受験 | 11ヶ月 |
SGS総合栄養学院 | セミナーコース(1年):223,850円 セミナーコース(2年):336,050円 通信コース:171,050円 | ・計6回のセミナーとテキストで受験対策を網羅 ・回数無制限で個別の質問を対応 ・勉強法や模試成績について講師に相談可能 ・解説動画を24時間見放題 ・働きがら合格することをサポート | 6ヶ月 |
女子栄養大学 | 96,800円 | ・充実の練習問題と模擬試験 ・分野別にポイントを重点解説 ・PCだけでなくスマホでも気軽に受講可能 | 6ヶ月 |
おすすめランキング内でも、TOP3はとくに優れており、詳しく分析しているのでチェックしてみてください。
※当サイトでは、重要な情報のみを届けるため、各サービスの情報をできるだけ圧縮してご紹介しています。
実際に利用を検討する際は、最終確認として公式サイトをチェックしてみてください。
1位:SGS総合栄養学院|合格実績全国No.1で信頼できる通信講座
【評価項目】
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- 受講費用の安さ
- 5
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- 講義の質
- 5
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- 教材の充実度
- 5
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- サポート体制
- 5
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- 会社の信頼性
- 4
受講費用の安さ | |
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講義の質 | |
教材の充実度 | |
サポート体制 | |
会社の信頼性 | |
総合評価 | 24/25点 |
SGS総合栄養学院は、栄養に関する実践的な知識もしっかりつけたい方におすすめの通信講座。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
管理栄養士は国家資格なので、取得にはある程度の難易度の試験を突破する必要があります。そのためには、学習の過程で生じた疑問や質問をすぐに解消し理解しながら学習を進めることがとても大切になります。
SGS総合栄養学員では、電話や掲示板、そして学習セミナーを開催したい際は会場で直接講師に質問をすることが可能です。様々なツールを活用し疑問を即時に解消することができるのは大きな強みと言えます。
SGS総合栄養学院では、総合栄養学セミナーと呼ばれる学習セミナーを開催することでも知られています。そこでは、管理栄養士に必要とされる柔軟な思考力や知識の養成、栄養に対する正しい判断ができるような人材育成など、管理栄養士としての総合力を高められる教育が行われています。
SGS総合栄養学院で通常の授業に加えてこのようなセミナーを受講することで、食医とも言える食のスペシャリストとなることを目指すことができるでしょう。
SGS総合栄養学院では、合格者の99%が勉強にブランクのある既卒者で占められています。また、オンライン学習を利用して効率よく学習しているのは90%。
既卒者や就業者でもしっかりと資格取得を目指せる教材と講義が用意されていると言えます。
・セミナーコース(1年・2年)と通信コースの3種類から選べる
・合格実績全国No.1の信頼と実績
・回数無制限で質問に対応するサポートの手厚さ
料金(税込) | セミナーコース(1年):223,850円 セミナーコース(2年):336,050円 通信コース:171,050円 |
合格率 | 【第36回国試】 セミナーコース:66.7% 通信コース:65.8% 【第37回国試】 セミナーコース:61.2% 通信コース:50.0% |
主な教材やテキスト | ・オリジナルテキスト ・テキスト音声解説 ・テキスト動画解説 ・ワークブック ・過去問題集 |
\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/
⬇公式サイト⬇
https://sgs.liranet.jp
2位:女子栄養大学|徹底した実践形式の演習で学べる管理栄養士の通信講座
【評価項目】
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- 受講費用の安さ
- 5
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- 講義の質
- 5
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- 教材の充実度
- 5
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- サポート体制
- 4
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- 会社の信頼性
- 4
受講費用の安さ | |
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講義の質 | |
教材の充実度 | |
サポート体制 | |
会社の信頼性 | |
総合評価 | 23/25点 |
女子栄養大学は、実践形式で実力を高めたい方におすすめの通信講座。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
女子栄養大学では、練習問題と模擬試験がしっかりと用意されており、それらを満足のいくまで何度でも受験できます。
そのため、実践形式で試験に必要な実力を高めることができ、自身の実力もこまめにはかることができるため勉強の計画なども立てやすくなります。
女子栄養大学の講義動画は126もの数が用意されており、それら講義動画は分野別に分けられ14名の分野ごとの専門教員によって丁寧に解説されています。
また、各分野の講義動画はその中で重要なポイントを重点的により丁寧に解説しており、試験に向けて効率的に実力を高められます。
女子栄養大学ではPCだけでなくスマホでも気軽に講座を受講できます。そのため、電車での移動などの隙間時間に気軽に講座を進めることができるのが魅力です。
また、それら講義動画は教材と連動しており、重要箇所は教材でのワークを通して学習を深めることもできます。
・練習問題と模擬試験は何度でも受け直し可能
・分野別講義動画では重要ポイントを丁寧に解説
・スマホでも受講可能で隙間時間で学習を進められる
料金(税込) | 管理栄養士国家試験合格対策講座(eラーニング):121,000円 |
合格率 | 2024年度:97.4% |
主な教材やテキスト | オリジナルテキスト |
\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/
⬇公式サイト⬇
https://www2.eiyo.ac.jp
3位:東京アカデミー|講師のサポートが手厚い通信講座
【評価項目】
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- 受講費用の安さ
- 5
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- 講義の質
- 5
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- 教材の充実度
- 4
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- サポート体制
- 4
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- 会社の信頼性
- 4
受講費用の安さ | |
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講義の質 | |
教材の充実度 | |
サポート体制 | |
会社の信頼性 | |
総合評価 | 22/25点 |
東京アカデミー「管理栄養士国家試験対策講座」は、基礎からしっかり学びたい方におすすめの通信講座。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
基礎から学べる週1回の充実した講義や通信講座など、複数の講座から自分に合ったコースを選べます。例えば通学コースでは、受講生参加型の講義のため集中力をキープして勉強を進められることが特徴です。
その中でも総合コースは週1回じっくりと基礎から実践、演習まで学べます。また通学することが難しい人は、週1回2時間のペースでオンライン講座や通信講座を受けることが可能です。ライフスタイルや目的に合わせて、コースを選べます。
講師のサポートが手厚いことは、東京アカデミーのおすすめポイントです。
例えば疑問点や不明点は、講義中にその場で質問できます。ほかの受講生の質問も聞けるため、多角的な視点で講義を受けられるでしょう。講義の全分野を1人の講師が担当するため、各科目を関連づけて学習可能です。
さらに勉強法、模試活用法についても的確にアドバイスしてもらえます。
実際の試験で問題を的中させた実績のある、試験について分析されたオリジナルテキストを使用します。そのため、実践に近い状態で学べるでしょう。
丁寧で分かりやすい文章と図表にこだわり、難解な事項についても理解しやすいように考えられています。国試対策ができるように充実した内容で作られているため、追加でテキストを購入しなくても学習を完結可能です。
・通年講座・通信講座のどちらの受講者でも全国公開模試を無料で2回受験できる
・再入会者は受講料を割引してもらえる
・通年講座総合コースに限り、教育訓練給付制度の対象
・オンライン講義を行っているため、全国から生の講義を受講できる
・回数無制限の面接練習もあるため、二次試験の人物試験対策も可能
料金(税込) | 通年講座総合コース:210,000円 Zoomコース:97,700円 通信講座:50,000円 |
合格率 | 公表なし |
主な教材やテキスト | オリジナルテキスト・特典教材 |
\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/
⬇公式サイト⬇
https://www.tokyo-ac.jp
そもそも管理栄養士とは?
管理栄養士とは、厚生労働大臣が行う国家試験に合格した人のみが名乗れる国家資格です。
病気を患っている人や高齢者、健康な人など各々の状況とライフステージに合わせて、専門的な知識と技術から栄養指導や栄養管理、休職管理を行います。
体質改善や病気の治療のため食生活が重点に置かれ、栄養士の上級資格として1962年に誕生しました。
誕生理由は、以下2点です。
・栄養士が増加し、栄養士をまとめる管理職が必要になったこと
・生活習慣病が増えてきたため、適切な栄養指導から病気予防を期待
管理栄養士は病院や学校をはじめ、保健所や児童相談所、老人ホーム、行政機関、民間企業の社員食堂や社員寮、スポーツ施設、研究機関など多くの場所で活躍しています。
栄養士と管理栄養士の違い
栄養士と管理栄養士は、どちらも食の専門家です。
混同されることが多いですが、以下の表のように大きな違いがあります。
異なる点 | 栄養士 | 管理栄養士 |
---|---|---|
資格が証明する内容 | 食生活のアドバイザー | 栄養のプロ |
栄養指導を行う対象 | 主に健康な人を対象 | 健康な人、傷病者、高齢者、特別な配慮が必要な人 |
免許の種類 | 都道府県知事免許 | 国家資格 |
資格取得方法 | 栄養士養成施設として認められた学校を卒業 →都道府県知事から免許を受け、資格を取得 | 栄養士の資格取得者が、4年制の管理栄養士養成施設を 卒業または栄養士養成施設での年数と卒業後の実務経験の年数が 計5年以上あると受験資格を得られる→国家試験に合格 |
仕事内容 | ・健康な人に対するアドバイス ・調理など食事の提供業務 ・メニューの作成 | ・健康な人や傷病者、高齢者に対するアドバイス ・各患者に合わせた栄養指導や栄養管理 ・診療報酬の算定対象となる栄養指導や栄養管理 ・給食施設全体の運営管理 ・生活習慣病の発症リスクの高い人に対する、食生活をはじめとした生活習慣の改善指導 |
栄養士に比べると管理栄養士は、栄養指導や給食管理についてより専門的な知識や技術が必要になります。栄養士は健康な人を主な対象にしていますが、管理栄養士は健康な人以外にも傷病者や高齢者など対象が幅広いことが大きな違いです。
職場は、病院や工場などの事業所、児童福祉施設、介護施設、社会福祉施設など共通している部分が多くあります。しかし仕事内容は異なり、管理栄養士の方が業務範囲が広く責任が重いです。
栄養士は一般的な栄養指導や給食管理を行います。それに対して管理栄養士は一般的な栄養指導や給食管理に加えて、病院や各施設での栄養指導や運営管理、特別な配慮の必要な人に対する給食管理など幅広い業務です。
ある一定以上の規模がある給食施設では、必ず管理栄養士を設置しなければならない義務があります。管理栄養士は、給食施設の運営や労務について管理することも業務の一環です。
これらのことから、管理栄養士は栄養士の上位資格であることが分かります。
社会人でも管理栄養士の資格を取れる?
現在栄養士として働いている既卒者の方は、働きながら勉強する人も少なくないでしょう。社会人で働きながら管理栄養士の資格を取ることは、不可能ではありません。
しかし、新卒と既卒では合格率が大きく異なります。
栄養士として働きながら国家試験に合格するためには、以下2つが重要です。
・勉強時間を確保する
・効率よく学習する
効率のよい学習方法には、通信講座や対策講座がおすすめです。
多くの講座では、講師が社会人の時間の作り方やあなたに合う勉強法を教えてくれます。
独学で管理栄養士の資格は取れるの?
講座に頼らず、独学で管理栄養士の資格を取りたいと考える人は多いでしょう。
しかし管理栄養士の国家資格は難易度が高く、独学で管理栄養士資格を勉強することはあまりおすすめできません。
独学で資格取得が難しい理由を、詳しく説明します。
難しい理由① 完全独学での資格取得は不可能<
栄養士養成学校を卒業した栄養士資格保持者や、栄養士として働いている人は、独学や通信教育でも管理栄養士の国家試験合格は可能です。
しかし、栄養士資格を持っていない人は、そもそも国家試験の受験資格がありません。
受験するためには必ず栄養士養成施設、または管理栄養士養成施設を卒業している必要があります。
まず栄養士の資格を取得するためには、栄養士養成学校に最低でも2年以上学校に通わなければいけません。栄養士養成学校・管理栄養士養成施設は夜間課程で終了できないため、昼間の時間帯のみ通えます。そのため夜間や早朝に働きながら、昼間に学校へ通えられる場合に限り栄養士資格取得が可能です。
また2年制の学校で栄養士資格を取得した場合、さらに3年の実務経験が必要です。
そのため一般の学校を卒業した方の場合、4年制の管理栄養士養成施設を卒業し、管理栄養士国家試験に合格することが最短ルートです。
しかし、管理栄養士になるためには、最低でも4〜5年を費やさなければなりません。
必要な時間の高さから、独学ではハードルが高い資格でしょう。
難しい理由② テストの範囲が広い
管理栄養士のテスト出題科目は9科目、テストの問題数は200問と多いです。
医療・福祉の分野に携わる専門職のため、栄養学だけでなく人体の構造と機能など栄養に関わる広い分野について深く理解する必要があります。
出題科目(計9科目) | 問題数(計200問) |
---|---|
社会・環境と健康 | 16問 |
人体の構造と機能および疾病の成り立ち | 26問 |
食べ物と健康 | 25問 |
基礎栄養学 | 14問 |
応用栄養学 | 16問 |
栄養教育論 | 13問 |
臨床栄養学 | 26問 |
公衆栄養学 | 16問 |
給食経営管理論 | 18問 |
応用力試験 | 30問 |
200問すべて、5つの選択肢から回答するマークシート方式です。
大学入試と科目数が等しい、と考えると全科目を網羅することの難易度は分かりやすいでしょう。
難しい理由③ モチベーションの維持が難しい
現在栄養士として働きながら管理栄養士を目指していると、仕事の疲れからモチベーションの維持が難しいでしょう。1日の労働後に勉強をしようとすると、少し休憩するだけですぐに時間がなくなってしまいます。
社会人になってからも勉強の習慣がある人は、少ないです。久々の勉強に、なかなか集中力が続かないでしょう。
また既卒者の管理栄養士国家試験の合格率は、約10〜20%です。合格率の低さにも希望を持てず、やる気が起きない人もいます。試験勉強は約1年ほど続けなければいけないため、一度集中力が落ちると1人では調子を戻すことが厳しいですよね。
管理栄養士試験資格の合格率
管理栄養士試験の合格率は、以下の表の通りです。
サービス名 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
管理栄養士養成課程(新卒) | 92.4% | 95.8% | 95.5% | 92.4% | 91.3% | 92.9% | 87.2% |
管理栄養士養成課程(既卒) | 18.4% | 20.8% | 18.0% | 12.0% | 19.1% | 20.5% | 9.9% |
栄養士養成課程(既卒) | 19.3% | 19.2% | 20.4% | 17.8% | 24.3% | 28.8% | 16.0% |
合計 | 54.6% | 60.8% | 60.4% | 61.9% | 64.2% | 65.1% | 56.6% |
新卒受験者と既存受験者には、合格率に大きな開きがあることが分かります。
既卒受験者の合格率の低さから、しっかり試験勉強をしなければ合格できない試験といえるでしょう。
管理栄養士試験の合格率・難易度
管理栄養士試験は国家試験の中では難易度は普通レベルです。
合格基準は6割のため、200問×0.6=120で120点以上で合格できます。一般的には試験内容より、受験資格取得が厳しいでしょう。
しかし新卒受験者と既卒受験者の合格率の差から、学生と社会人で感じる難易度が異なることが分かります。先ほどの表を見て分かる通り、新卒受験者は基本的に90%以上を維持しています。
それに対して、既卒受験者は管理栄養士養成課程・栄養士養成課程どちらも10〜20%前後です。この原因は、新卒受験者は学校で国家試験対策講座を受けてから国家試験に臨むのに対して、既卒者は働きながら勉強しなければならないため、新卒受験者に比べると時間・勉強の質が不利になるためでしょう。
試験の偏差値は62程度と言われています。食事や栄養に関する分野だけでなく、看護師に近い医療の知識もテスト範囲です。そのため、勉強の負担は重いといえます。
管理栄養士資格を取るのに必要な勉強時間
働きながら管理栄養士資格取得を目指す場合、平日3時間・休日3時間以上の勉強が必要でしょう。
とくに卒業後数年経っている人は、必修科目が変わっているためより多くの勉強時間が必要です。働いている日と休日の勉強時間を、どのように捻出するかが合格・不合格を分けます。
1日24時間の中で、3時間の充実した勉強時間を確保することはなかなか難しいです。
仕事の日は、以下のように工夫して時間を作り出しましょう。
・通勤時間中の電車やバスの時間を有効活用
・仕事の昼休みに勉強
・家事など家のことは時短して仕事の時間を有効活用
休日は、3時間以上の勉強がおすすめです。平日にあまり時間が取れない人は、休日1日は勉強に当てましょう。
また勉強時間がただ多ければよいわけではなく、質も大切です。音声を使った動画を見たり、単語帳を見たり自分にとって覚えやすい勉強法を探してみてください。
管理栄養士の資格を取るにはどうしたらいい?
管理栄養士の資格を取得するためには、管理栄養士試験に合格する必要があります。試験は200問あり、そのうち60%の120点以上正解で合格です。管理栄養士の国家試験は年に1度、毎年3月中旬ごろに行われます。
受験資格者は、栄養士免許を取得した人で以下のいずれかに該当する人です。
・管理栄養士養成施設で4年間受講した人
・栄養士養成施設を2年受講し、かつ実務経験が3年以上の人
・栄養士養成施設を3年受講し、かつ実務経験が2年以上の人
・栄養士養成施設を4年受講し、かつ実務経験が1年以上の人
まとめ
このページでは、数ある管理栄養士通信講座の中から厳選したサービスと、その選び方などを紹介しました。
そのほかにも、基礎的な知識などを伝えたので、話が混ざってしまった方もいるでしょう。なので、最後にもう一度ランキングをまとめておきます。
総合評価 | 特徴 | |
---|---|---|
東京アカデミー | ・通学コースとオンラインコースを選べる ・勉強法や模試活用法について講師がアドバイス ・各科目を関連づけた学習ができる | ・使用テキストは本試験問題を的中 ・講座中に質問可能 ・全国模試2回分の無料受験 |
SGS総合栄養学院 | ・計6回のセミナーとテキストで受験対策を網羅 ・働きがら合格することをサポート ・解説動画を24時間見放題 | ・回数無制限で個別の質問を対応 ・勉強法や模試成績について講師に相談可能 ・合格実績全国No.1 |
女子栄養大学 | ・充実の分野別講義 ・ワークノートとの併用学習が効果的 ・講義動画はいつでも何度でも受講可能 | ・練習問題と模擬試験は何度でも受け直し可能 ・分野別講義動画では重要ポイントを丁寧に解説 ・スマホでも受講可能で隙間時間で学習を進められる |
また、とにかく安く学びたい初心者の方におすすめなのは「東京アカデミー」。通信講座なら50,000円(税込)から学べるため、おすすめです。
まずは各公式サイトをチェックして、資料請求もしてみてください。
※資料請求は「BrushUP学び(https://www.brush-up.jp)」というサイトであれば、一括請求できるます。