公認会計士通信講座おすすめ比較ランキング【2024年度】人気7社で安くて評判良いのは?

日本公認会計士協会では、公認会計士の使命について次のように説明しています。

・国民経済の健全な発展に寄与
・情報の信頼性の確保
・投資家・債権者の保護

そのうえで「世界中の公認会計士が、自国企業の財務情報の正しさを保証しています。」と加えています。

公認会計士は非常に重要な役割を担っているということですが、資格取得を目指そうと思っている人もいるでしょう。その場合、通信講座でも勉強ができます。優れた通信講座もいろいろあります。

その影響からか、おすすめの公認会計士通信講座について記事として取り上げているサイトも急増中です。

今回、当サイトでも「おすすめの公認会計士通信講座」について取り上げるわけですが…

「通信講座で公認会計士の資格が取得できるの?」
「どの通信講座を選べばいいの?」

といった意見が、当サイトにもよく寄せられます。

そこで、このページでは以下のポイントを押さえながら、わかりやすく比較した内容をまとめました。

・選び方① 講座の価格で比較して選ぶ
・選び方② サポート体制で比較して選ぶ
・選び方③ 合格実績(合格率)で比較して選ぶ

「先に調査結果を見たい」との声も多いので、まずは「ランキング結果」から調査結果を報告していきたいと思います。

目次

【2024年度】公認会計士通信講座おすすめ比較ランキング7選

それでは早速、数ある公認会計士通信講座の中から筆者が厳選したサービスを紹介していきます。今回、掲載しているサービスは次の通りです。

スクロールできます
サービス名料金(税込)特徴学習期間
CPA1年スタンダードコース通信講座:660,000円合格実績が高い通学生と同じサポートが受けられる1年
クレアール1.5年合格全力投球コース 初学者対象 Web通信:520,000円効率よく勉強できる費用がお手頃1年~
LEC2024短答合格コース<秋生>:278,000円なんといっても費用が安い充実の割引制度本試験の要点を数多く的中1年
資格の大原<Webライブ>2年初学者合格コース [前期] Web通信:436,000円就職サポートが充実2020年論文式全国総合成績で1位着実なカリキュラム1年~
TAC短期集中本科生コース(AレベルWEB通信講座):730,000円優秀な成績で合格したプロが講師最新情報をカリキュラムに反映1年2か月~
FIN短答入門コース:172,000円フルカラーテキスト講義動画を持ち出せる分割購入制度がある記載なし
ICOライセンススクール528,000円少人数制一人一人に寄り沿った指導1年

おすすめランキング内でも、TOP5はとくに優れており、詳しく分析しているのでチェックしてみてください。

※当サイトでは、重要な情報のみを届けるため、各サービスの情報をできるだけ圧縮してご紹介しています。

実際に利用を検討する際は、最終確認として公式サイトをチェックしてみてください。

1)CPA|高い合格実績を誇る公認会計士通信講座

出典:CPA会計学院

【評価項目】

受講費用の安さ19点
講義の質19点
教材の充実度20点
サポートの充実度18点
信頼性20点
総合評価96点

CPAの「公認会計士通信講座」は、一発合格を目指している方におすすめの通信講座です。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①公認会計士試験合格者が786名

CPAのホームページを見ると、「公認会計士の合格実績で選ぶのなら、CPA会計学院」と出ています。具体的な数値も挙げられていて、令和5年公認会計士試験では、786名の合格者を輩出しました。

同試験の全体合格者1,544名の50.9%(2人に1人)と非常に高い合格実績を誇っています。公認会計士試験の一発合格を目指す人にピッタリの通信講座と言えるでしょう。

②通学生と同じ個別サポート

答練・模擬試験の添削指導、本試験の最新情報の分析、試験前の学習方法などは重要項目です。CPAではこれらの項目で通学生と同じようなサポートができるように通信講座受講生に対しています。

そのため、通信講座受講生が不利になることはありません。

③教材・講義内容にこだわりがある

公認会計士試験に合格できるかどうかは、通信講座の教材や講義内容にかかっていると言ってもいいでしょう。CPAでは、この点にもこだわりを見せています。

教材は質が高く、デジタルコンテンツが充実しています。専任講師やチューターはいつでも質問に答え、受講者を徹底サポートします。一人一人に合った的確なアドバイスを行うので、合格に近づくでしょう。

【お知らせ】
CPA会計学院は2023年公認会計士試験 論文式総合実績全国1位の合格者排出!!
全体1,544名に対してCPA受講生786名(約50.9%がCPA受講生)

簿記3級相当ぼWeb講義とテキストが無料でもらえる

出典:CPA会計学院 公式サイト

校舎・ラウンジ・オンラインで開催されている無料説明会では更に豪華なテキストを受け取ることができ、職務内容やキャリア設計,強みについて無料で個別相談可能です!!

\終了日は未定なので注意!/

注目できる特徴

・ライブ講義は翌日からWEB配信される
・インターネット環境があれば、どこでも受講可能
・倍速対応にもなっていて、忙しい時に助かる
・ライブ講義の音声や動画をダウンロードできる
・教室で答練を受講できる

料金(税込)1年スタンダードコース通信講座:660,000円
合格実績合格者786名/合格者占有率50.9%(※2023年CPA会計学院公認会計士試験合格実績)
主な教材やテキスト・テキスト冊子
・Webテキスト
・PDF教材

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://cpa-net.jp

2)クレアール|お手頃価格で効率よく勉強できる公認会計士通信講座

出典:クレアール

【評価項目】

受講費用の安さ17点
講義の質19点
教材の充実度19点
サポートの充実度19点
信頼性19点
総合評価93点

クレアールの「公認会計士通信講座」は、費用や効率性を考えている方におすすめの通信講座。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①効率的な学習方法を導入

クレアールの通信講座で導入されている手法を「非常識合格法」といいます。これは、過去の試験問題の出題傾向を分析して、必要な情報や知識だけに集中して学ぶというもの。

普通の通信講座では、出題範囲全体を網羅しながら学ぶのですが、それと比べると、かなり効率的になっています。

②要点をまとめたテキスト

通信講座によってテキスト内容は全く違いますが、クレアールのテキストは要点がうまくまとめられています。薄型で、勉強に取り掛かるハードルも低くなっています。

それだけに、ポイントを絞った勉強がしやすく、あれもこれもと欲張る必要もありません。公認会計士として覚えることは多いですが、これなら学習もしやすいでしょう。

③万全のサポート体制で安心して合格を目指せる

クレアールは学習サポートが充実しており、受講生一人ひとりを徹底的にナビゲートします。

学習の進捗状況に合わせたアドバイスが可能な担当制や、回数無制限の質問制度、月1回のガイダンスなどを実施。一人では学習が続くか不安という人にもおすすめです。

注目できる特徴

・短期間で公認会計士の資格取得が可能
・1講義30分で、好きな時間に学習できる
・「Vラーニングシステム」で自分のペースで学習できる
・映像講義はマルチデバイス対応
・合格サポート体制の充実

料金(税込)1.5年合格全力投球コース 初学者対象 Web通信:520,000円
合格率公表なし
主な教材やテキストWEB通信

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.crear-ac.co.jp

3)LEC|コストパフォーマンスのいい公認会計士通信講座

出典:LEC

【評価項目】

受講費用の安さ18点
講義の質19点
教材の充実度18点
サポートの充実度18点
信頼性19点
総合評価92点

LECの「公認会計士通信講座」は、コストパフォーマンスのいいものを探している方におすすめの通信講座です。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①費用が安くて、利用しやすい

LECの公認会計士通信講座は始めやすい価格設定になっています。これは短答式の講座と論文式の講座を分けたことによるものです。

従来は、両方を一緒に受講することが普通でしたが、LECでは必要に応じて必要な講座を選択できるプランを提案しました。短答対策には短答講座、論文対策には論文講座というように、無駄な費用が掛からないようになっています。

②お得な割引制度がある

LECにはお得な割引制度があります。初学者向けの「2025短答合格コース<春生>」は通常278,000円(税込)〜のところ、2024年4月30日(火)までの「早期割引」で20,000円引きの258,000円(税込)〜で受講できます。

そのほかにも、退職者・離職者応援割引や再受講割引など、さまざまな割引制度を用意。

もともと料金の安いLECの通信講座ですが、割引制度でさらに安くなってお得に利用ができますね。

③LECの答練・模試が本試験のポイントを的中

LECの答練・模試が公認会計士本試験問題の多くの論点を的中させました。LECのテキストで勉強し、答練や模試をしっかり復習していた人なら、本試験でもそれほど苦労せずに回答ができたはず。

価格が安いLECの通信講座ですが、テキストや講師の質は非常に高くなっていて、コストパフォーマンスに優れた講座になっています。

注目できる特徴

・科目別専門講師制を採用し、受講生をしっかりサポート
・便利機能満載のWEB動画で、様々な形での受講が可能
・合理的なカリキュラムに基づいた短答式1年合格
・合格者交流会で有益な情報が得られる
・充実のインターネットフォローでサポート

\早期申し込み割引制度実施中/

料金(税込)2024短答合格コース<秋生>:278,000円
合格率記載なし
主な教材やテキストForesight(フォーサイト)テキスト

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.lec-jp.com

4)資格の大原|充実の就職サポートがある公認会計士通信講座

出典:資格の大原

【評価項目】

受講費用の安さ18点
講義の質18点
教材の充実度18点
サポートの充実度18点
信頼性20点
総合評価92点

資格の大原の「公認会計士通信講座」は、資格取得後の就職サポートを受けたい方におすすめの通信講座です。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①受験に集中できるプログラムを用意

公認会計士になるための勉強をしている間に集中できるように、資格の大原では様々なプログラムを用意しています。受験までの期間は就職のことまでは頭が回らないでしょうが、資格の大原なら受験と就職を連動させてくれます。

これで落ち着いて受験に心を合わせることができ、後は合格することだけを考えていればいいです。

②全国の学校に就職サポートスタッフが常駐

資格の大原は全国展開。各地にある学校同士で就職情報を共有しています。通信・通学のどちらで学んだ方でもしっかりサポートしてくれます。資格取得後、どこに就職したらいいかの情報が詳しくわかるでしょう。

就職活動の必要な情報、例えば面接の受け方、ビジネスマナー、エントリーシートの書き方、監査法人のイベント情報、地域・法人ごとの対策なども教えてくれます。

③プログラム以外でも万全のサポート体制

資格の大原の就職サポートプログラム以外の支援体制も万全です。メールやキャリアスタッフとの個別相談、最新の会計関連業務の求人情報公開、就職情報誌の発行、就職説明会や就職面談会の実施などプログラム以外のサポート体制も幅広いです。

通信講座での資格取得後の就職支援体制がこれほど整っている学校は少ないですから、安心して勉強に励めるでしょう。

注目できる特徴

・2020年論文式全国総合成績で1位になる
・インターネット環境があれば、いつでもどこでも受講ができる
・スピード再生機能で効率的に勉強ができる
・アプリに講義動画をダウンロードすると、通信費やデータ容量制限が気にならなくなる
・一発合格を実現できる着実なカリキュラム

\「W チャンス初学者合格コース」が30,000円OFF/

料金(税込)<Webライブ>2年初学者合格コース [前期] Web通信:436,000円
合格率【2022年 公認会計士論文式試験】
初学者コース生合格者数:183名
大原生合格者数:334名
主な教材やテキスト・大原オリジナルテキスト
・短答合格ツール
・論文合格ツール
・答案演習

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.o-hara.jp

5)TAC|安心して勉強ができる公認会計士通信講座

出典:TAC

【評価項目】

受講費用の安さ15点
講義の質18点
教材の充実度18点
サポートの充実度17点
信頼性19点
総合評価87点

TACの「公認会計士通信講座」は、安心して勉強したい方におすすめの通信講座です。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①講師は優秀な成績で合格したプロ

TACの講師陣は公認会計士の試験を優秀な成績で合格したプロです。優秀な合格者だからこそ可能な講義、教材やカリキュラムの作成を行っています。

貴重な体験に基づいたアドバイスももらえます。科目ごとの勉強法、モチベーションの維持の仕方を伝授してくれるのはもちろん、疑問や不安にも的確な答えを提供しています。万全なサポート体制だといえるでしょう。

②最新情報をカリキュラムに迅速に反映

TACでは、試験動向を分析し、制度改正によってカリキュラムの変更が必要かどうか常に協議しています。必要ということになったら、迅速にカリキュラムに反映させるのです。

古いままのカリキュラムが使用されていると、新しい試験への対応が難しくなる場合もありますが、TACなら安心です。スタッフにすべてを任せて、その指導内容に応じていけば、一発合格に近づくでしょう。

③頼れる受講相談制度がある

TACで学習するにあたっては、不安や分からないこともあるでしょうが、頼りになる受講相談制度があります。TAC校舎でもメールでも電話でも相談に応じてくれます。もちろん、通信講座の相談も大丈夫です。

これからの学習ペース、必要な勉強時間、選択すべき受講コース、受講メディア、フォロー体制、割引制度など。受講前に聞いておきたいことは何でも答えてくれます。

注目できる特徴

・通学できない人でも合格を目指せる
・高速再生機能で講義の視聴時間を短縮できる
・講義内容は通学講座と同じ
・WEB通信講座のほか、DVDも利用できる
・一部のコース・カリキュラムでは講師を選べる

\春割キャンペーン実施中!!/

料金(税込)短期集中本科生コース:640,000円
合格率2023年 公認会計士論文式試験:76.1% ※論文式模試結果D判定以上の310名のうち合格者236名の割合で算出
2023年 公認会計士論文式試験合格者数:345名
2006年〜2023年 公認会計士論文式試験 累計合格者数:10,062名
主な教材やテキスト・基本テキスト
・トレーニング
・答案練習
・デジタル教材

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.tac-school.co.jp

6)FIN|わかりやすいテキストの公認会計士通信講座

出典:資格のFIN
注目できる特徴

①フルカラーテキストでわかりやすい
②講義動画はどこにでも持ち出せる
③気軽に始められる分割購入制度がある

【調査コメント】
FINの公認会計士通信講座の特徴で目を引くのが受講料の安さです。価格が安い通信講座を紹介してありますが、それよりもさらに安いです。これは最大の魅力でしょう。

ただ、受講者数があまり多くなく、合格実績も公表されていません。どのくらい資格を取得した人がいるのかわからないという点も挙げられます。さらに、就職支援に関する記述がホームページにありません。仮にFINで試験に合格しても、就職できるのかは未知数です。そういう点では、資格の大原のような通信講座のほうがおすすめです。

料金(税込)短答入門コース:172,000円
合格率記載なし
主な教材やテキスト・テキスト
・問題集
・スマホ対応短答式試験過去問集

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
https://www.fin01.com

7)ICOライセンススクール|少人数体制の公認会計士通信講座

出典:ICOライセンススクール
注目できる特徴

①完全入門本科コースは年間30名の少人数制
②一人一人に寄り添った指導が基本方針
③DVD、または音声ダウンロードで講義を受講

【調査コメント】
年間受講生を制限し、一人一人に寄り添った指導をするところはICOライセンススクールの優れた点といえるでしょう。大人数制にはないきめ細やかな指導ができます。

ただ、2022年・2023年目標の受験生に関しては本科生の募集をしなかったり、財務諸表論を除く理論科目については指導しなかったりなど、小スクールにある弱点もあります。そのため、十分なボリュームでたっぷり勉強したいのなら、上位5位内の通信講座を選んだほうがいいでしょう。

料金(税込)528,000円
合格率記載なし
主な教材やテキストオリジナルテキスト

\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/

⬇公式サイト⬇
http://www.ico-school.com

【選び方】公認会計士講座の比較ポイント

公認会計士通信講座のおすすめランキングの紹介を終えたところで「この中からどうやって自分に合ったサービスを選ぶの?」と感じた方もいるでしょう。

そこで、ここではランキング評価を別として、3つのポイントにおいて比較を行い、自分に合った選び方を紹介していきます。

  • 選び方① 講座の価格で比較して選ぶ
  • 選び方② サポート体制で比較して選ぶ
  • 選び方③ 合格実績(合格率)で比較して選ぶ

それでは見ていきましょう。

選び方① 講座の価格で比較して選ぶ

スクロールできます
講座名コース名価格
クレアール1.5年合格全力投球コース 初学者対象 Web通信520,000円
CPA1年スタンダードコース通信講座660,000円
LEC2024短答合格コース<秋生>278,000円
資格の大原<Webライブ>2年初学者合格コース [前期] Web通信436,000円
TAC短期集中本科生コース(AレベルWEB通信講座)730,000円

公認会計士の資格を取得するために受講する通信講座の価格は安くはありません。かなりの出費になることは覚悟しておきましょう。

そんな中で、各講座ごとの価格は大きく違っています。経済的なことを考えると、価格が安い講座を選びたくなるものです。おすすめ上位5位で比較すると、クレアールの割引価格やLECの価格がリーズナブルです。

ただし、価格だけを見て、公認会計士通信講座を選ぶのはおすすめできず、ほかの要素についても考慮する必要があります。講座内容の充実度、サポート体制、合格実績などもチェック項目となるでしょう。

それらの点を総合的に勘案し、価格とのバランス具合を見て、選ぶのが大切です。そうはいっても、実際の講座を受講したことがなければ、わからないことも多いです。そこでひとつの方法として、無料体験講座を履修することもできます。

これで講座の内容や講師との相性もある程度把握できますから、料金とマッチした講座なのかもつかめるようになります。

選び方② サポート体制で比較して選ぶ

スクロールできます
講座名サポート詳細
CPA・全教科複数の講師で万全サポート
・常駐講師にいつでも質問
・相談できる
・試験合格者チューターや経験豊富な講師ならではのアドバイス
・個別面談あり
普段の学習状況を把握し、最適なアドバイスを送る
クレアール・担任制
・万全の質問体制
・学習ガイダンス
・自習室
・個別情報ツール
無理なく効率よく勉強できるように一人一人をナビゲート
LEC・24時間メール感覚で質問ができる
・専門講師がLINEで質問に回答
・対面
・電話で講師と面談できる
・「先取WEB受講」を無料で進呈
多彩な質問ツールで学習をサポート
資格の大原・持ち運びができるデジタル教材で勉強ができる
・途中入学
・随時入学対応
・自習室
・教室開放
・職員室
・電話
・eメールで質問できる
・担任システム
豊富なサポート体制で受講生を応援
TAC・教室講座はオンラインで受講できる
・講義音声ファイルをダウンロードできる
・一部コースでは講義を選べる
・合格者講師が直接、またはZOOMで相談に応じる
・セミナーをオンラインなどで開催
受講中から合格後まで一貫してサポート

公認会計士の試験は非常に難しいです。勉強を続けている最中にも疑問点や不明点が多々出てくるでしょう。その際に気軽に質問・質問できる講師がいると、心強いものです。

そのような講師がいて、サポートしてくれる通信講座がおすすめです。おすすめ通信講座で取り上げた各学校は、この点ではみな体制が整っています。どこでも安心して講師に質問できるようになっていて、学習を効率よく進められるようになっているでしょう。

さらに、質問をする方法も豊富に用意されているのが特徴的です。電話、eメール、LINE、直接面談、ZOOMなど、学校ごとに独自の質問形式を用意している場合もあります。

上位5記事で比較すると、LECがおすすめだといえます。メールやLINE、電話でのサポートを受けることができるので、分からない部分を解決することができるでしょう。

選び方③ 合格実績(合格率)で比較して選ぶ

スクロールできます
CPA合格者786名/合格者占有率50.9%(※2023年CPA会計学院公認会計士試験合格実績)合格者が非常に多い
クレアール公表なしこれからか
LEC公表なしこれからか
資格の大原【2022年 公認会計士論文式試験】
初学者コース生合格者数:183名
大原生合格者数:334名
成績が非常にいい
TAC2023年 公認会計士論文式試験:76.1% ※論文式模試結果D判定以上の310名のうち合格者236名の割合で算出
2023年 公認会計士論文式試験合格者数:345名
2006年〜2023年 公認会計士論文式試験 累計合格者数:10,062名
毎年同水準を維持

公認会計士の通信講座を選ぶうえで、とくに注目したい項目が合格実績(合格率)です。対象の講座を受講して、どのくらいの人が合格しているかで、おすすめ講座かどうかわかります。

その際に注意してほしいのは、何人の講座受講者に対して何人が合格しているかという点。対象人数が少なくて、合格率が高いといっても、信用はできません。できるだけ多くの人数の結果を集めた集計で判断する必要があります。

おすすめ通信講座の上位5社では、CPAと資格の大原、TACで合格実績を発表しています。合格者数のうちの相当数がこれらの講座の受講生です。実際にこの3社で、合格者数の大半を占めているようです。

独学で公認会計士の資格は取れる?

「公認会計士の資格は独学で取得できますか」というものがよく寄せられる質問です。独学なら学校へ通う費用や通信講座代を節約できていいのですが、答えは「きわめて難しい」です。公認会計士の試験は非常に難しいためですが、その理由を以下で詳しく説明していきます。

難しい理由① 試験対策が不足してしまう

公認会計士を独学で目指す人は、自分で試験対策をしなければいけませんが、これが簡単ではありません。試験の出題傾向や範囲は毎年変わり、その都度勉強の仕方を変える必要が出てきます。

しかし、その情報収集を個人で行うのは相当大変でしょう。法改正や基準変更などの最新情報を取得する手間も加わって、初心者には至難の業です。そのため、試験対策が十分行えず、不合格になる人も多くなっています。

難しい理由② 記述問題の対策が難しい

公認会計士の資格試験は、選択式(短答式)と記述式(論文式)で成り立っています。選択式のほうは独学でもある程度対処しやすいですが、問題は記述式です。

独学で正しい記述の仕方を学ぶのも難しいです。記述式にはコツのようなものがありますが、講師がいない状況で正しい記述の仕方を身に着けるのはほぼ不可能といっても過言ではありません。また、間違った記述の仕方をしても、訂正してくれる人がいません。

記述問題は添削指導を受けながら、少しずつ修正していき、徐々に正しい書き方を覚えていくものです。ひとりでは厳しいでしょう。

難しい理由③ モチベーション維持が難しい

公認会計士の資格取得のための勉強は、1年や2年など長丁場になります。その間、じっくり勉強を続け、合格まで学力を養っていきます。

ところが、学習内容の難しさから挫折しかかることもあります。その際に、独学で学習をしている人はモチベーションの維持が困難になりやすいでしょう。

学校や通信講座で勉強している人は、充実したサポート体制を利用して、学習を続けるうえでの相談もしやすいです。しかし、独学ではそのような相手がいませんから、継続意欲が薄れてしまうかもしれません。

社会人でも公認会計士になれる?

「社会人でも公認会計士になれるの」というような疑問を持っている方もいるでしょう。答えは「可能」です。公認会計士の資格には年齢制限は設けられていないので、社会人だからといって、不可能ということはありません。

ただ、何度も指摘しているように、公認会計士の試験は非常に難しいです。それだけに、社会人が目指す場合は、気を付けないといけないこともあります。

以下の欄では、次のようなポイントで説明していきます。

  • 社会人の公認会計士の受験者数の推移
  • 社会人が公認会計士の資格を取るためには?

社会人の公認会計士の受験者数の推移

年度人数
2014年度3,205人
2015年度3,111人
2016年度3,124人
2017年度3,338人
2018年度3,419人
2019年度3,645人
2020年度3,521人
2021年度3,763人
2022年度4,067人
2023年度4,192人

上記のグラフを見ればわかるように、社会人の公認会計士試験の受験者数は年々増加傾向にあります。この7年でも大幅に増えていることがわかります。

公認会計士の資格を取って、「給料を上げたい」「よりやりがいのある仕事がしたい」というのが理由のようです。今後もこの傾向は続くと思われます。

では、社会人の公認会計士の受験者数は全体のどのくらいを占めているのかというと、2023年度の願書提出者のうち、約25%が社会人だったとのこと。

学生ほどの数ではありませんが、かなりの割合になっています。

社会人が公認会計士の資格を取るためには?

公認会計士の資格を取るための勉強法は3種類あります。予備校や専門学校に通う、通信教育で学ぶ、独学で学ぶです。それは社会人でも同じです。

ただ、独学の難しさはすでに説明したようになっています。簿記の資格がある、財務や会計の業務経験があるなどの場合は別ですが、そうでない場合は困難です。

予備校や専門学校に通うのは効果的な学習法ですが、社会人には仕事があります。そのため、学校に通う時間を捻出するのが大変です。

それなら、通信講座で勉強するのが一番良いでしょう。時間も自由に取れて、場所も自由に受講できます。いつでもどこでも勉強できるので、忙しい社会人向きです。

最近の公認会計士の通信講座は、スマホやタブレットで講義の視聴ができるようになっているものが多いです。勉強もしやすくなり、多角的なアプローチもできます。講義は何度でも視聴可能で、内容を忘れても復習ができます。

通信講座は社会人にとって、公認会計士通信講座は力強い味方といえるでしょう。

公認会計士試験の合格率や試験内容について

公認会計士試験の合格率や試験内容についてまとめてみます。合格率は次の欄で示しますが、試験科目は以下のようになっています。

【短答式試験(4科目)】

  • 財務会計論
  • 管理会計論
  • 監査論及
  • 企業法

【論文式試験】

  • 会計学
  • 監査論
  • 租税法
  • 企業法
  • 選択選択科目(経営学、経済学、民法、統計学のうち、受験者があらかじめ選択する1科目)

試験の流れは以下の通りです。

  1. ①年2回(12月及び5月)行われる短答式試験に出願・受験
  2. ②短答式試験に合格した者、または免除された者は、年1回(8月)に行われる論文式試験を受験
  3. ③論文式試験に合格すると、合格証書が授与される

合格率・難易度について

ここ6年の公認会計士試験の合格率の推移を見てみましょう。

年度論文式試験合格率
令和5年36.8%
令和4年35.8%
令和3年9.6%
令和2年10.1%
令和元年(平成31年)10.7%
平成30年11.1%
平成29年11.2%
平成28年10.8%

令和3年までは公認会計士試験の合格率は10%前後で推移していたものの、令和4年からは35%以上と合格率が上昇しています。

なお、上記の数字は出願者数に対する合格者の割合で、欠席者は含まれていません。欠席者を差し引くと、もう少し合格率が高くなります。

社労士試験が6〜7%の合格率、司法書士試験が4%前後の合格率ですから、それと比べるとやや高い数値です。

難易度が高い公認会計士試験ですが、十分に対策を講じて試験に臨めば、合格の可能性はあります。

勉強時間について

勉強時間の目安2,500~3,500時間
1日の目安1日の目安5時間くらい
期間の目安1.5〜2年くらい

公認会計士の資格を取得するために勉強すべき時間の目安は2,500~3,500時間です。サイトによって多少数値の違いはありますが、大体これくらいと見ておけばいいでしょう。

これは1日5時間勉強して、約2年間経過したら達成できる数字です。1日5時間の勉強というのは結構大変です。ほかの趣味などに費やす時間も少なくなり、公認会計士試験合格に全力で集中しなければいけません。

もし1年という短期間で試験合格を目指すのなら、1日10時間の勉強時間になります。これは仕事をしている社会人には無理な数字ですね。

なお、必要な勉強時間については、受験回数によるところも大きいです。1回の試験で合格した人、2~3回の試験で合格した人の違いがあります。両方を平均すると、2,500~3,500時間ということになります。

【2024年最新】公認会計士試験の試験日程と申込日

2024年(令和6年度)の公認会計士試験の日程と申込日は以下の通りです。

スクロールできます
試験の種類試験の種類試験期日受験願書受付期間
第Ⅰ回短答式試験2023年5月28日2023年8月25日~9月8日
※インターネット出願は 2023年9月14日まで
第Ⅱ回短答式試験2024年5月26日2024年2月5日〜2月16日
※インターネット出願は 2024年2月26日まで
論文式試験2024年8月16日~8月18日

【受験資格】

公認会計士試験には受験資格の条件は設けられていません。年齢、学歴、性別、国籍のいかんを問わず、だれでも受験できます。

【申込みまでの流れ】

①インターネット、または書面で出願する
②受験手数料納付
③受験票、写真票をもって受験

まとめ

このページでは、数ある公認会計士通信講座の中から厳選したサービスと、その選び方などを紹介しました。

そのほかにも、基礎的な知識などを伝えたので、話が混ざってしまった方もいるでしょう。なので、最後にもう一度ランキングをまとめておきます。

総合評価特徴
CPA23・合格者786名/合格者占有率50.9%(※2023年CPA会計学院公認会計士試験合格実績)
・通学生と同じ個別サポート
・教材,講義内容にこだわりがある
クレアール22・お手頃価格で利用がしやすい
・効率的な学習方法を導入
・要点をまとめたテキスト
LEC21・費用が安くて、利用しやすい
・お得な割引制度がある
・LECの答練
・模試が本試験のポイントを的中
資格の大原20・受験に集中できるプログラムを用意
・全国の学校に就職サポートスタッフが常駐
・プログラム以外でも万全のサポート体制
TAC19・講師は優秀な成績で合格したプロ
・最新情報をカリキュラムに迅速に反映
・頼れる受講相談制度がある

【6位以下】

・FIN
受講者があまり多くない
・ICOライセンススクール
2022年・2023年の本科生の募集なし

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