マンション管理士とは、マンションの維持・管理に関わるために必要な国家資格です。
資格取得者以外その名称を名乗ることができない「名称独占資格」ということもあり人気のある資格で、高い人気があります。
その影響から、おすすめのマンション管理講座について記事として取り上げているサイトも急増中です。
今回、当サイトでも「おすすめのマンション管理講座」について取り上げるわけですが…
「資格取得はむずかしいの?」
「勉強の期間はどれくらい?」
といった意見が、当サイトにもよく寄せられます。
そこで、このページでは以下のポイントを押さえながら、わかりやすく比較した内容をまとめました。
・選び方① サポート体制で比較して選ぶ
・選び方② 受講費用で比較して選ぶ
・選び方③ 学習スタイルで比較して選ぶ
「先に調査結果を見たい」声も多いので、まずは「ランキング結果」から調査結果を報告していきたいと思います。
マンション管理士の予備校・通信講座おすすめランキング9選
それでは早速、数あるマンション管理士の通信講座の中から筆者が厳選したサービスを紹介していきます。今回、掲載しているサービスは次の通りです。
サービス名 | 料金(税込) | 特徴 | 学習期間 |
---|---|---|---|
フォーサイト | 月々3,400円×18回(送料別) | ・最短3か月で合格 ・初めての人でも最後まで学習できる ・スキマ時間を有効活用できる | 3か月~ |
アガルート | 87,780円 | ・割引制度や合格すると全額返金あり ・受講相談はメール,電話,Zoomでできる | 5ヵ月~ |
スタディング | 一括 31,900円分割も可能 | ・スマホやPCなどでの学習 | 不明だが、短期間で学習可能 |
ユーキャン | 一括払い:67,000円分割払い:3,980円×17回(17ヵ月) = 総計:67,660円(税込・送料当社負担) | ・管理業務主任者の資格も一緒に勉強できる ・一般教育訓練給付制度が利用できる | 7ヶ月~ |
TAC | Web通信講座:121,000円 DVD通信講座:126,000円 | ・WebかDVD受講可選べる ・Webフォローで何度でも講義が見れらる | 7カ月~ |
LEC | Web:88,000円 DVD:104,500円 | ・様々なコースあり ・お試し講座あり | 10カ月~ |
大栄 | 175,340円 | ・通学も可能 ・カウンセリングあり | 6カ月~ |
おすすめランキング内でも、TOP5はとくに優れており、詳しく分析しているのでチェックしてみてください。
※当サイトでは、重要な情報のみを届けるため、各サービスの情報をできるだけ圧縮してご紹介しています。
実際に利用を検討する際は、最終確認として公式サイトをチェックしてみてください。
1位:アガルート|受講生の合格率は全国平均3.90倍!!
【評価項目】
受講費用の安さ | 17点 |
講義の質 | 20点 |
教材の充実度 | 19点 |
サポートの充実度 | 20点 |
信頼性 | 20点 |
総合評価 | 96点 |
アガルート「マンション管理士試験講座」は、割引制度や特典を使用したい方におすすめの通信講座です。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
再受講の方や該当する他資格を持っていたり、マンション管理士を受検したことがあったりする人は最大で20%オフになります。そのほかにもさまざまな割引になる制度はあります。
また、合格すると全額返金かお祝い金のどちらかが受け取れるので、合格への高いモチベーションとなるでしょう。
合格率が全国平均より3倍以上も高く、令和4年度は数ある通信講座の中で合格者数No.1に輝きました。
合格者の声もホームページに載っており、「苦手を克服できた」「講義が分かりやすかった」などたくさんの声が届いています。
学習導入オリエンテーションや講師に直接聞ける質問制度、受験生の悩みや改正点などを取り扱う月1回の動画コンテンツといった、フォロー体制が整っています。
学習方法や学習内容に関する疑問の解決や、モチベーション維持にも役立つので、「一人で合格を目指せるか心配…」という人も安心できるでしょう。
・すぐに学習が開始できる発送・講義視聴スケジュールがある
・試験を知り尽くした講師がいるから、理解しやすい講義になっている
・法律に強い予備校になっていて、しっかりと理解することができる
・受講相談のほかに充実のフォロー制度があり、不安や悩みを解消できる
・1回10分程度の講義で効率よく学習できる
料金(税込) | マンション管理士試験合格カリキュラム:87,780円 管理業務主任者試験合格カリキュラム:87,780円 ダブル合格カリキュラム:118,800円 |
合格率 | 令和4年度:合格者96名/合格率44.86%(全国平均の3.90倍) |
主な教材やテキスト | 講義動画 フルカラーのオリジナルテキスト 過去問や模試もあり |
\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/
⬇公式サイト⬇
https://www.agaroot.jp
2位:スタディング|スキマ時間を有効活用
【評価項目】
受講費用の安さ | 20点 |
講義の質 | 19点 |
教材の充実度 | 19点 |
サポートの充実度 | 18点 |
信頼性 | 20点 |
総合評価 | 96点 |
スタディング「マンション管理士 合格コース」は、スキマ時間を有効に使用したい方におすすめの通信講座です。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
勉強方法が、自宅だけではなく、スマートフォンやPC、タブレットを使用してスキマ時間を利用して学習を進められます。
通勤時間やちょっとした時間でも勉強することができるので、忙しい方でも無理なく続けることができるのではないでしょうか。
基礎として、インプット学習(基本講座)とアウトプット学習(問題集)を行います。応用では、難問解法講座を行うことで着実にレベルアップを測っていきます。
難しい問題でも、読み解くテクニックを学ぶことができるでしょう。
学習フローと、最適な学習順で効率アップすることができます。また、学習レポートもあり、学習時間と進捗状況を可視化することで、毎日どれくらい勉強したかが分かり、モチベーションアップにもつながります。
・勉強仲間機能がある
・苦手分野を徹底攻略した問題練習機能がある
・マルチデバイスで様々な場所で勉強が可能
・マイノート機能があり、自分だけの学習ノートが作れる
・セレクト過去問集で良く出る問題を学習
\合格お祝い制度あり!/
料金(税込) | 一括 31,900円分割例 月々 2,874円 × 12回~ |
合格率 | 不明(2022年度合格者の声 133名分を掲載) |
主な教材やテキスト | テキストはなく、スマホやタブレットを使用する |
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https://studying.jp
3位:フォーサイト|高い合格率を誇る通信講座
【評価項目】
受講費用の安さ | 19点 |
講義の質 | 18点 |
教材の充実度 | 19点 |
サポートの充実度 | 18点 |
信頼性 | 20点 |
総合評価 | 94点 |
フォーサイト「マンション管理士・管理業務主任者通信講座」は、最短で合格を目指す方におすすめの通信講座です。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
なぜこのように短期間で合格を目指せるのかというと、満点を目指す教材ではなく、合格点がとれるような教材作成をしているからです。
ポイントを抑え、確実に合格点を目指せるものになっています。
eラーニング「ManaBun(マナブン)」があり、初めて勉強をする人でも自分のライフスタイルにあった学習スケジュールを自動で提案してくれます。
何を・どの順番で・どれくらい学習するのかが分かり、勉強しやすくなるでしょう。
紙のテキストももちろんありますが、手持ちのスマートフォンやPCなどで通勤時間・移動時間といったスキマ時間に学習することが可能です。
必ず机に座って勉強をしなければならないということはありません。
・テキストはフルカラーで、記憶に残りやすい教材になっている。
・高いコストパフォーマンスを実現している。
・合格率が平均より高くなっている。
・フォローシステムでしっかりとサポート
・Amazonでの支払いも可能
\全額返金保証制度あり!/
料金(税込) | 月々3,400円×18回(送料別) |
合格率 | 令和4年度:合格率36.6%(全国平均合格率の3,62倍) |
主な教材やテキスト | ・受講ガイド ・戦略立案編 ・合格必勝編 ・テキスト 4冊 ・過去問題集 5冊 ・eラーニング ManaBun ・模擬試験(1回分) ・再現問題 ・択一対策編 ・演習ノート ・資格マンガ ・合格カード ・合格体験記 |
\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/
⬇公式サイト⬇
https://www.foresight.jp
4位:ユーキャン|通信講座を多数手がける安心の大手
【評価項目】
受講費用の安さ | 18点 |
講義の質 | 17点 |
教材の充実度 | 18点 |
サポートの充実度 | 18点 |
信頼性 | 20点 |
総合評価 | 91点 |
ユーキャン「マンション管理士・管理業務主任者講座」は、ダブル合格を目指す方におすすめの通信講座です。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
テキストにどちらの資格の部分なのかの記載もあり、勉強がしやすくなっています。
テキストも全部で5冊で、分かりやすさを追求したものになっています。
専門的な内容も分かりやすく、図解やイラストがあるので初心者でも取り組みやすいものになっています。
文章だけでは分かりにくい部分もイラストがあると頭に入りやすくなっているといえるでしょう。
初心者では中々調べることが難しい法改正の情報も届くので、安心して学習できます。
自力で調べるより早くわかるので、その分の時間を勉強時間にあてることができ、勉強時間の確保にもつながるでしょう。
・スケジュール管理や質問サービスあり
・受講生専用インターネットサービスでスキマ時間を有効活用
・出題傾向にそったテキストなので、ポイントを絞っている
・各テキストに応じた「徹底攻略ガイド」がある
・課題は的確なアドバイスがもらえ、苦手を克服できる
\一般教育訓練給付制度の利用で最大20%が支給!/
料金(税込) | 一括払い:67,000円 分割払い:3,980円×17回(17ヵ月)= 総計:67,660円(税込・送料当社負担) |
合格率 | 不明(10年間の合格者2,200名以上) |
主な教材やテキスト | ・メインテキスト ・副教材(徹底攻略ガイド・テキスト対応過去問題集・Web学習) ・模擬試験や試験別に、各6回の課題あり |
\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/
⬇公式サイト⬇
https://www.u-can.co.jp
5位:TAC|WebでもDVDでも受講できる
【評価項目】
受講費用の安さ | 15点 |
講義の質 | 19点 |
教材の充実度 | 18点 |
サポートの充実度 | 18点 |
信頼性 | 19点 |
総合評価 | 89点 |
TAC「マンション管理士本科生S」は、ネット環境がなくても受験したい方におすすめの通信講座です。
↓その理由は、次のような特徴があるため↓
WebかDVDかを選べるので、インターネット環境が整っていなくても受講できます。自分のライフスタイルにあった方を選ぶことができるでしょう。
Webではアプリ版もありますので、出先のちょっとした時間にスマホアプリでの学習も可能です。
いつでも・どこでも・何度でも講義を視聴することができるので、復習やスキマ時間に学習できます。
まとまった時間が取れないという方でも、少しずつ学習を進めていくことができます。
毎年合格者を排出しており、10年間で550人以上います。マンション管理士は難関資格と言われている資格ですが、実績がしっかりしているので安心して勉強できます。
・各種割引制度があり、最大20%オフ
・頼れる講師陣がおり、ポイントを絞った勉強ができる
・初心者でも分かりやすいオリジナル教材
・質問メールで講師
・スタッフから直接答えが返ってくる
・スクーリングにも参加可能
\お得な各種制度あり/
料金(税込) | Web通信講座:121,000円 DVD通信講座:126,000円 |
合格率 | 不明(2022年度合格者:42名/2010年度〜2022年度の累計合格者:634名) |
主な教材やテキスト | ・総合テキスト(上・中・下) ・過去問題集 ・ミニテスト ・総まとめレジュメ ・法律改正点レジュメ ・基礎答練問題 ・解説冊子 ・直前答練問題 ・解説冊子 ・全国公開模試問題 ・解説冊子 |
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⬇公式サイト⬇
https://www.tac-school.co.jp
6位:LEC|おためし講座あり
①資格に合格するためのコースが多数ある
②各種割引あり、最大25%オフ
③おためしWeb講座あり
【調査コメント】
初心者向けのコースや苦手分野の補強するコースなど様々なものがあり、自分にあったものを選ぶことができるので最短合格を目指せます。どのような勉強をするのかが気になる方は、一度Web講座を体験してみるのもいいのかもしれません。
しかし、最短合格を目指すというのであれば、高い合格実績を誇るフォーサイトを選ぶと良いでしょう。
料金(税込) | Web:88,000円 DVD:104,500円 |
合格率 | 不明 |
主な教材やテキスト | ・2023年版管理業務主任者 ・マンション管理士 合格テキスト(3分冊セパレート式) ・2023年版マンション管理士「分野別過去問題集」(3分冊セパレート式) ・2023年版管理業務主任者 ・マンション管理士「一問一答集」(3分冊) |
\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/
⬇公式サイト⬇
https://www.lec-jp.com
7位:大栄|通学も可能!
①オンラインと通学のハイブリッドレッスンあり
②カウンセリングでナビゲーターがサポート
③専門の講師陣が質問に答えてくれる
【調査コメント】
オンラインレッスンのサポート体制がしっかりとしており、自宅での学習も無理なく進められます。通学とオンラインレッスンをあわせて行えるハイブリッドレッスンもあり、学習の幅が広がっています。
ただ、ほかのところと比べて価格が高いこともありますので、価格も安くサポート体制も充実している「フォーサイト」がおすすめです。
料金(税込) | 175,340円 |
合格率 | 不明 |
主な教材やテキスト | Web講義 |
\もう少し知りたい方は公式サイトをチェック☑/
⬇公式サイト⬇
https://www.daiei-ed.co.jp
<2019年閉講>8位:資格の大原
【調査コメント】
資格の大原は大手資格予備校として人気を集めています。税理士から公務員まで様々な資格取得のサポートをしていて、2019年までは大原でも「マンション管理士・管理業務主任講座」というものを開講していました。しかし、近年受講生の確保が困難になってきているという背景もあり、2019年に閉講しました。
大原でマンション管理士の資格を取ろうと考えている人はほかの講座を検討するといいでしょう。
<2020年閉講>9位:プロカレッジ
【調査コメント】
プロカレッジは学校法人産業能率大学が運営している通信講座です。こちらも以前まではマンション管理士資格取得のための通信講座を開講していましたが、2020年に閉講しました。
プロカレッジでマンション管理士の資格を取得しようと考えている方もほかの講座、とくに上位5講座の中から通信講座を選ぶと良いでしょう。
【選び方】マンション管理士の通信講座の比較ポイント
マンション管理士のおすすめランキングの紹介を終えたところで「この中からどうやって自分に合ったサービスを選ぶの?」と感じた方もいるでしょう。
そこで、ここではランキング評価を別として、3つのポイントにおいて比較を行い、自分に合った選び方を紹介していきます。
選び方① サポート体制で比較して選ぶ
フォーサイト | eラーニング「ManaBun」から質問できる | 個別カウンセリングあり |
アガルート | 無料受講相談 | 充実のフォロー制度 |
スタディング | 質疑応答はないが、勉強のレポートを見ることができる | ほかの受講者とは交流あり |
ユーキャン | メールや郵便での質問サービスあり | スケジュール管理を自動で作成 |
TAC | 質問メールで講師・スタッフから返信がくる | Webフォローで何度でも講義が見られる |
各講座によって様々なサポート体制があります。質問や相談ができる講座が多く、悩みや不安を解決できるようです。また、独学では得られないサポートも多数あります。自分に必要なサポートを受けられる講座を選んでみてください。
比較してみると、eラーニングで質疑応答ができるだけではなく、個別カウンセリングを行うことができる「フォーサイト」がサポート体制という観点で言うと最もおすすめです。
選び方② 受講費用で比較して選ぶ
フォーサイト | 43,800円 | 月々3,400円×18回 |
アガルート | 87,780円 | – |
スタディング | 31,900円 | 月々 2,874円 × 12回から |
ユーキャン | 67,000円 | 3,980円×17回(17ヵ月) |
TAC | Web通信講座:121,000円 DVD通信講座:126,000円 | – |
受講費用は各講座によって金額が変わります。当たり前だと思いますが、金額ができるだけ安い方がいいと思う人や、高くてもいいからサポート面や勉強面のバックアップがあるところがいいなど人によって変わってくるかと思います。
一括で払うのが難しい場合には、分割もあるので何回払いなら払えるか等考えながら費用を見ていく必要があります。各講座でダブル受験できるものもあるので、その部分の金額については公式サイトをご覧ください。
価格という観点で比較すると、安く学びたい初心者の方におすすめなのは「スタディング」。初期費用31,900円(税込)、月額支払い2,874円(税込)から学べてお得です。
選び方③ 学習スタイルで比較して選ぶ
フォーサイト | フルカラーテキストや問題集あり | eラーニングや講義動画あり |
アガルート | フルカラーのオリジナルテキスト、過去問や模試もあり | 1回10分の講義動画 |
スタディング | テキストなし | スマートフォンやPCなど |
ユーキャン | メインテキスト副教材(徹底攻略ガイド・テキスト対応過去問題集)模擬試験や試験別に、各6回の課題あり | 受講生専用インターネットサービスあり |
TAC | テキスト、過去問など | WebかDVDで講義を受講できる |
学習方法と言っても、様々あります。テキストでの学習やWeで講義をうけたり、問題を解いたりすることができます。その中で自分に合った方法で勉強することで確実に合格を目指すことができるのではないでしょうか。合わない方法で学習を続けるより、自分に合った方法で学習すると時間やお金をかけずに済んで、最短で合格に近づくことができるでしょう。
学習スタイルで比較すると「アガルート」がおすすめです。1回10分の講義動画でスキマ時間で学習できます。さらに、フルカラーのテキストでインプットするだけではなく、模試や過去問でアウトプットする仕組みもできているので、どのような学習スタイルでも効率的に合格に近づくことができるでしょう。
そもそもマンション管理士とは?
マンション管理士とは、マンション管理の専門家で主にコンサルティング業務を行う国家資格のひとつです。資格を持っていないと名乗ることができないものになっています。
仕事内容としては、マンション管理費・修繕積立金の管理や修繕工事の計画作成・進行、
マンションの管理規約の作成や変更などが挙げられます。働く場所は、マンションの管理会社や建設会社、不動産会社などです。
【分析結果】マンション管理士をおすすめできる人の特徴
マンションのコンサルティングをする仕事です。相手に分かりやすいように説明し、理解してもらったり、納得してもらわなくてはいけません。
デスクワークが主になり、案件にたいしてひとつひとつ確実に作業を行う必要があります。ですので、コツコツと事務作業ができる人は向いているといえます。
マンションの管理といっても、一つではなく複数の管理を掛け持ちするケースが多いです。そのため、同時進行で複数のマンションの管理を行わなくてはいけないので、マルチタスクをこなせるひとがおすすめです。
【分析結果】マンション管理士をおすすめできない人の特徴
マンションの管理規約や管理組合の運営が適切に行われているかを精査し、判断しなくてはいけません。細かくしっかりと確認しなくてはいけないので、大まかな作業をしてしまう人や大ざっぱな考え方の人は向いていないといえるでしょう。
管理組合の方々やマンションの住民とも関わることが多いです。揉め事がある際は、仲介役として間に入らなければいけません。そのため、コミュニケーションが円滑に行えないとトラブルが起こってしまうこともあります。
独学でマンション管理士試験に受かる?
独学で受からないということはないが、例年の合格率も7〜9%となっており難しい資格になっています。自分で勉強する分野などのスケジュール管理をする必要もあるので、得意な人は独学でも大丈夫ですが、あまりおすすめはできません。
独学でマンション管理士の資格を取得している人は書店などでテキストも販売されているので、活用して勉強を進めているようです。
難しい理由① スケジュール管理を自分でしなければならない
講座などで勉強する人は、勉強のスケジュールがあらかじめ決まっているので、この日までにこの分野を勉強するなど自分で組み立てなくていいのですが、独学となると、自分で勉強のスケジュールを決めて行わなければいけません。
できないことはないかと思いますが、管理ができないと実現不可能なスケジュールになってしまったり、対策を十分にとることができなくなってしまったりすることがあります。自分なりに工夫していかないと難しいようです。
難しい理由② 法改正に対応しづらい
法令も関わってくるので、改正があると一から覚えなおしたり、新しい法ができたら覚えたりしなくてはいけません。合格率をみても、7〜9%となっており難しい資格になっています。再受験するという人も多いのではないでしょうか。
そのような際に、法が改正されたとなると、自分でその情報をキャッチして去年覚えた部分を改正後のものに切り替えなくてはいけません。すぐに覚えられればいいのですが、改正前と後を区別するのは難しいものです。
難しい理由③ モチベーションを自分で維持しなければならない
マンション管理士の資格取得に必要な時間は約500時間以上と言われています。
1日に2時間勉強するにしても、資格取得までに約8か月程度かかる想定になっていて、途中で挫折してしまうことがあるようです。
独学と言うことは、1人で勉強するということなので一緒に合格を目指す仲間やサポートしてくれるメンターがいなくて、孤独感を味わうこともあるようです。また、専門用語が分かりにくく、苦手意識をもって途中でやめてしまうということもあります。
マンション管理士試験の合格率や試験内容
令和5年度の合格率は10.1%でした。試験内容は、近年のものを参考にしています。
全部で50問になっており、内訳を表にまとめてみました。
試験内容 | 項目 | 問題数 |
法令 | 民法・その他法令 | 約6問 |
法令 | 区分所有法等 | 約12問 |
法令 | 標準管理規約 | 約8問 |
法令 | マンション管理適正化法 | 5問 |
管理実務 | 標準管理委託契約書等・会計 | 約4問 |
建築・設備 | 建築・設備 | 約15問 |
マンション管理士試験の合格率・難易度
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点(50問中) |
平成26年度 | 14,937人 | 1,260人 | 8.4% | 36点 |
平成27年度 | 14,092人 | 1,158人 | 8.2% | 38点 |
平成28年度 | 13,737人 | 1,101人 | 8.0% | 35点 |
平成29年度 | 13,037人 | 1,168人 | 9.0% | 36点 |
平成30年度 | 12,389人 | 975人 | 7.9% | 38点 |
令和元年度 | 12,021人 | 991人 | 8.2% | 37点 |
令和2年度 | 12,198人 | 1,045人 | 8.6% | 36点 |
令和3年度 | 12,520人 | 1,238人 | 9.9% | 38点 |
令和4年度 | 12,209人 | 1,402人 | 11.5% | 40点 |
令和5年度 | 11,158人 | 1,125人 | 10.1% | 36点 |
このように過去の合格率をみると、毎年合格率は7〜9%になっています。マンションの設備や法令などに関する問題もあり高度な知識が必要な国家資格になっているようです。
受験資格が誰にでもあることや働きながら受験する人も多いので、合格率が低くなっていて、効率よく勉強をしていかないと難しいものになっています。
マンション管理士試験に合格するための勉強時間
勉強時間については、500時間からになっています。個人差もあるので、早めに勉強をしたことにこしたことはありません。同じ不動産関係の資格(宅建士や管理業務主任者など)と比べると、やや勉強時間は多いようです。
勉強時間 | |
---|---|
平均的な場合 | 500時間程度 |
独学の場合 | 500~700時間程度 |
受験専業で勉強できる人と仕事しながらの人でも勉強時間は変わってきます。
確保できる時間の関係もあります。例として、仕事しながら毎日2時間の勉強時間がある人の場合は、8か月以上の期間が必要になるでしょう。
【2024年最新】マンション管理士試験の試験日程と申込日
2024年(令和6年度)のマンション管理士の日程と申込日は以下の通りです。
6月上旬 | マンション管理試験官報報告 | 試験の実施要項が国土交通大臣名で官報に公告されます。 ホームページでも確認できます。 |
8~9月 | 受験案内・申込書配布 | ・申込書類を都道府県及び政令指定都市などのマンション管理行政担当窓口や一部主要書店、マンション管理センター本部,支部で入手します。 ・ホームページからのダウンロードも可能です。 |
9月 | 受験申込 | ・年齢、学歴に関係なくだれでも受験できます。 ・受験申込用紙一式を専用封筒に入れて、必ず「特定記録郵便」で受付期間内で受付期間内に送付します。 ・手数料:9,400円(予定) |
11月下旬 | マンション管理試験の受検 | ・試験地:札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市及びこれらの周辺地域で行われます。 ・試験形式は50問四肢択一(2時間) |
1月 | 合格発表 | 合格者の受験番号は、マンション管理センターホームページに掲載されます。 合格通知は合否に関わらず全員に送付されます。 |
また、マンション管理士は受験資格は必要ないため、申込みの流れだけ確認しておきましょう。
【申込みまでの流れ】
①申込書類を都道府県及び政令指定都市などのマンション管理行政担当窓口や一部主要書店、マンション管理センター本部・支部で入手します。ホームページからのダウンロードも可能です。
↓
②受験申込用紙一式を専用封筒に入れて、必ず「特定記録郵便」で受付期間内で受付期間内に送付します。
まとめ
このページでは、数あるマンション管理士講座の中から厳選したサービスと、その選び方などを紹介しました。
そのほかにも、基礎的な知識などを伝えたので、話が混ざってしまった方もいるでしょう。なので、最後にもう一度ランキングをまとめておきます。
総合評価 | 特徴 | |
---|---|---|
フォーサイト | 24 | ・早い人でたった3か月で合格! ・自分のペースで勉強することができる ・スキマ時間で学習できる |
アガルート | 23 | ・全国平均より高い合格率 ・無料受講相談ができる ・各種割引制度や合格特典がある |
スタディング | 22 | ・テキストがなく、スマホやPCを使用して学習する ・スキマ時間を活用できる ・合格のための効率的カリキュラムがある |
ユーキャン | 20 | ・7ヵ月でダブル合格が狙える ・専門知識がなくても分かりやすい ・法改正情報や有益情報が届く |
TAC | 20 | ・受講方法が選べる ・Webフォローが 標準装備 ・安心の合格実績 |
【6位以下】
・LEC
学習期間が長くなっている
・大栄
値段がほかのところより高くなっている
・資格の大原
2019年に閉講
・プロカレッジ
2020年に閉講
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