社労士のダブルライセンスおすすめ資格7選!相性最強の組み合わせは?不要?

社労士におすすめのダブルライセンス7選!

「社労士にダブルライセンスは必要?」「収入は今とどれくらい変わるの?」

このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

社労士の平均年収は約903万円とされており、民間企業の平均年収478万円と比較すると高い水準にある資格です。ただし、この年収は独立開業者も含めた平均であり、実際には働き方によって収入に大きな差が出るのが特徴です。

そのため、さらに収入を伸ばしたい場合は「資格を取ること」だけでなく、どのように業務の幅を広げるかが重要になってきます。

一般的には、業務範囲の拡大や顧客獲得の増加によって収入が伸びるケースが多いです。

  • 勤務の場合:昇進・評価アップにより10万円〜100万円程度の増加
  • 独立の場合:顧問契約や高単価案件の獲得により100万円以上の増加

特に、行政書士や中小企業診断士など、業務の入口を増やせる資格と組み合わせることで、顧問契約やコンサル案件につながりやすくなり、安定した収入を作りやすくなります。

とはいえ、どの資格を選べばよいのか、どの組み合わせが自分の目的に合っているのかを判断するのは簡単ではありません。

また、「まずは社労士資格の取得に集中したい」「働きながら効率よく勉強したい」と考えている方も多いでしょう。

そこで本記事では、目的別に社労士のダブルライセンスにおすすめの資格7選を紹介するとともに、資格の組み合わせによって収入がどのように変わるのか、年収アップや独立に役立つ考え方についても詳しく解説します。

【目的別】社労士のダブルライセンスにおすすめの資格7選
  • 社労士×行政書士
  • 社労士×中小企業診断士
  • 社労士×FP
  • 社労士×税理士
  • 社労士×キャリアコンサルタント
  • 社労士×司法書士
  • 社労士×産業カウンセラー
目次

【目的別】社労士のダブルライセンスにおすすめの資格7選

ここでは、社労士がダブルライセンスを目指す場合に、どの資格との組み合わせが適しているのかを目的別に解説します。

独立して業務範囲を広げたい人に向いている資格もあれば、企業内で人事・労務の専門性を高めたい人に向いている資格もあり、選ぶ資格によってキャリアの方向性は大きく変わります

そのため大切なのは、「将来どのような働き方をしたいのか」を基準に資格を選ぶことです。

社労士や関連資格は難易度が高いため、資格選びだけでなく「どのように学習するか」まで含めて考えることも重要になります。特に働きながら学習する場合は、独学か講座利用かによって学習効率や合格までの期間に差が出ることもあります。

社会人でも無理なく続けられるオンライン講座も紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。

社労士との組み合わせこんな人におすすめ
社労士×行政書士独立開業して業務の幅を広げたい人
社労士×中小企業診断士コンサル業で収入を伸ばしたい人
社労士×FP個人向けサービスや副業を広げたい人
社労士×税理士企業の経営支援で高単価を狙いたい人
社労士×キャリアコンサルタント人材・キャリア支援に強みを持ちたい人
社労士×司法書士企業法務まで対応できる専門家になりたい人
社労士×産業カウンセラー心の不調への支援スキルを磨きたい人

「社労士と行政書士」は、独立開業を目指す人に人気の高いダブルライセンスです。社労士は労務管理や社会保険の手続き、就業規則の作成、助成金支援などに強みがあり、行政書士は許認可申請や法人設立時の書類作成などに対応できます。

この2つを組み合わせることで、会社設立前後の手続きから、その後の労務支援まで一貫して対応できるようになるのが大きなメリットです

特に中小企業や個人事業主を顧客にしたい場合は、相談窓口を一本化しやすく、顧問契約にもつなげやすいでしょう。

収入アップの目安

社労士×行政書士のダブルライセンス:+100万〜300万円以上

※ダブルライセンスによる収入増加額に明確な統計データはなく、顧問契約数や営業力によって大きく変動します。

スクロールできます
こんな人におすすめおすすめ通信講座
・独立開業して相談から手続きまで一括で対応したい人 ・会社設立や許認可申請にも関わりながら顧問契約を増やしたい人
・労務だけでなく周辺業務まで含めて提案の幅を広げたい人
アガルートアカデミー
社会保険労務士試験(社労士試験)講座

社労士×中小企業診断士|コンサル業で収入を伸ばしたい人におすすめ

「社労士と中小企業診断士」は、労務支援に加えて経営課題の解決まで踏み込みたい人に向いています。社労士が人事・労務の専門家であるのに対し、中小企業診断士は経営戦略や組織改善、業務改善などの視点を持てるのが強みです。

この組み合わせによって、単なる手続き代行にとどまらず、人材定着、組織づくり、生産性向上まで含めた提案がしやすくなります。企業向けコンサルや研修業務を広げたい人にも相性が良い資格です。

収入アップの目安

社労士×中小企業診断士のダブルライセンス:+200万〜500万円以上

※ダブルライセンスによる収入増加額に明確な統計データはなく、顧問契約数や営業力によって大きく変動します

スクロールできます
こんな人におすすめおすすめ通信講座
・人事労務だけでなく経営改善にも関わりたい人
・企業向けコンサルティング業務を広げたい人
・顧問先に対して提案型の支援をしたい人
スタディング 中小企業診断士オンライン講座

社労士×FP|個人向けサービスや副業を広げたい人におすすめ

社労士とFP」は、企業向けだけでなく、個人向け相談も強化したい人に向いています。年金、社会保険、老後資金、教育費、保険の見直しなど、生活設計に関わる相談に対応できるようになるのが特徴です。

特に、働き方や将来の収入に不安を感じる個人に対して、社労士としての制度知識とFPとしてのお金の知識をあわせて提供できるため、相談の幅が広がるだけでなく、顧客からの信頼度も高まります。

収入アップの目安

社労士×FPのダブルライセンス:+50万〜150万円程度

※ダブルライセンスによる収入増加額に明確な統計データはなく、顧問契約数や営業力によって大きく変動します

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こんな人におすすめおすすめ通信講座
・個人向け相談やセミナーも行いたい人
・年金や家計相談など生活に近いテーマを扱いたい人
・女性向け、子育て世代向けなど相談特化型で活動したい人
スタディング FP講座

社労士×税理士|企業の経営支援で高単価を狙いたい人におすすめ

社労士と税理士」は、企業のバックオフィスを総合的に支援したい人に向いています。労務と税務は会社経営において密接に関わるため、両方に対応できると経営者からの信頼を得やすいのが強みです。

ただし、税理士資格は5科目合格が必要な難関資格で、学習時間も2,000時間超になることがあります。そのため、短期で目指すより、長期的に専門性を高められる人に向いています。

収入アップの目安

社労士×税理士のダブルライセンス:+300万〜700万円以上

※ダブルライセンスによる収入増加額に明確な統計データはなく、顧問契約数や営業力によって大きく変動します

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こんな人におすすめおすすめ通信講座
・経営者の相談窓口として幅広く対応したい人
・労務と税務の両面から企業支援したい人
・難関資格でも時間をかけて価値を高めたい人
スタディング 税理士講座

社労士×キャリアコンサルタント|人材・キャリア支援に強みを持ちたい人におすすめ

社労士とキャリアコンサルタント」は、人材領域に強みを持ちたい人に向いています。採用、面談、定着支援、キャリア形成支援など、人が辞めない組織づくりに関わりたい人に相性が良い組み合わせです。

企業内で人事職としてキャリアアップしたい場合にも役立ちやすく、企業支援や研修、面談業務に広げたい人に向いています。

収入アップの目安

社労士×キャリアコンサルタントのダブルライセンス:+50万〜200万円程度

※ダブルライセンスによる収入増加額に明確な統計データはなく、顧問契約数や営業力によって大きく変動します

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こんな人におすすめおすすめ通信講座
・採用や定着支援に関わりたい人
・人事・面談・キャリア支援の仕事を強化したい人
・企業内人事として市場価値を高めたい
ヒューマンアカデミーキャリアコンサルタント養成講座

社労士×司法書士|企業法務まで対応できる専門家になりたい人におすすめ

「社労士と司法書士」は登記や法務手続きに強く、社労士と組み合わせることで、会社設立時の支援をさらに広げられます。行政書士よりも法務寄りの領域まで踏み込みやすく、設立・法務・労務の流れで支援したい人に向いています。

ただし、司法書士資格は合格率約5.2%(2025年度)の難関資格で、学習時間も2,000〜3,000時間ほどかかるといわれています。社労士×司法書士は、本気で長期的なキャリアを築きたい人向けといえるでしょう。

収入アップの目安

社労士×司法書士のダブルライセンス:+200万〜500万円以上

※ダブルライセンスによる収入増加額に明確な統計データはなく、顧問契約数や営業力によって大きく変動します

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こんな人におすすめおすすめ通信講座
・会社設立支援を強みにしたい人
・登記や法務手続きにも関わりたい人
・士業として高い専門性を打ち出したい人
スタディング司法書士講座

社労士×産業カウンセラー|心の不調への支援スキルを磨きたい人におすすめ

社労士と産業カウンセラー」の組み合わせは、メンタルヘルス対策や職場環境の改善に関わりたい人に向いています

近年はストレスチェックや休職・復職対応、ハラスメント対策など、企業におけるメンタルヘルス対応の重要性が高まっており、制度面だけでなく「人への対応」まで求められる場面が増えています。

社労士が持つ労務管理や制度設計の知識に加えて、産業カウンセラーとしての傾聴力や面談スキルを活かすことで、従業員対応と制度運用の両面から支援できるのが強みです。

企業にとっても「相談しやすい専門家」として信頼されやすく、継続的な関係につながりやすいでしょう。

収入アップの目安

社労士×産業カウンセラーのダブルライセンス:+50万〜200万円程度

※ダブルライセンスによる収入増加額に明確な統計データはなく、顧問契約数や営業力によって大きく変動します

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こんな人におすすめおすすめ通信講座
・メンタルヘルスや休職・復職支援に関わりたい人
・ハラスメント対応や職場環境改善を支援したい人
・従業員面談や相談対応など人に寄り添う仕事をしたい人
・企業内の人事や労務としてもスキルを高めたい人
JAICO:産業カウンセラー養成講座

社労士のダブルライセンスで収入を伸ばす3つのパターン

社労士のダブルライセンスで収入がどう変わるかは、選ぶ資格によって異なります

一口に収入アップといっても、高単価の業務を受けられるようになるケースもあれば、継続契約につながって収入が安定しやすくなるケース、法人向け以外の収入源を増やせるケースとさまざまです。

そのため、どのように収入を伸ばしたいかという視点で考えることが大切です。収入の伸ばし方は、大きく3つのパターンに分けられます。

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収入パターン組み合わせこんな人に向いています
単価アップ型「社労士×税理士」
「社労士×中小企業診断士」
「社労士×司法書士」
専門性の高い支援や、上流のコンサルティング業務まで対応できるようになることで、1件あたりの単価アップが狙えます。高単価な案件を受けたい人や、企業支援の深さで差別化したい人に向いています。
収入安定型「社労士×行政書士」
「社労士×キャリアコンサルタント」
スポット業務だけでなく、顧問契約や継続支援につなげやすいです。毎月の売上を安定させたい人や、独立後の基盤を作りたい人に向いています。
収入分散型「社労士×FP」
「社労士×産業カウンセラー」
法人向け業務以外にも、個人相談や研修、セミナーなどにも広げやすく、収入源を分散しやすいです。本業に加えて副業や新しいサービスを作りたい人に向いています。

単価アップ狙うなら「社労士×税理士」「社労士×中小企業診断士」「社労士×司法書士」

単価アップを狙いやすいのは、「社労士×税理士」「社労士×中小企業診断士」「社労士×司法書士」です。

「社労士×税理士」は、人事・労務に加えて、税務や資金面まで一体的に支援できる組み合わせです。企業側は相談窓口を一本化しやすくなるため、顧問契約の幅も広がり、手続き代行にとどまらない高単価の支援へ発展しやすくなります

「社労士×中小企業診断士」は、人事・労務の実務に加えて、経営改善や組織課題の提案まで行いやすくなるのが強みです。 特に、人事制度設計や評価制度の見直し、採用戦略の整備などに携われる人は、コンサルティング型の高単価案件を受けやすくなります。

「社労士×司法書士」は、労務管理に加えて会社設立や役員変更、商業登記などの法務領域まで対応しやすくなる組み合わせです。

企業の設立から運営まで幅広く関われるため、法人向けの高付加価値サービスを提供しやすく、1件あたりの単価アップも狙いやすくなります。

実際には、どの課題を解決できるのかを具体的に示せる人ほど、高単価案件を獲得しやすい傾向があります。

独立後の安定収入を求めるなら「社労士×行政書士」「社労士×キャリアコンサルタント」

独立後の収入安定につながりやすいのは、「社労士×行政書士」と「社労士×キャリアコンサルタント」です。

「社労士×行政書士」は、会社設立や許認可申請などの入口業務を増やしやすく、そこから労務顧問や継続的な手続き支援につなげやすいのが特徴です。

特に中小企業支援に力を入れたい人にとっては、法人顧客との接点を増やしながら、安定した契約につなげやすい組み合わせといえるでしょう。

「社労士×キャリアコンサルタント」は、採用、定着、面談制度の整備、人材育成支援など、継続的に関わる業務へ広げやすい組み合わせです。

単発の相談で終わるのではなく、企業の人材課題に継続して関わりやすいため、毎月の支援契約や定期的な相談業務につながる可能性があります。

独立後の安定性を重視する場合は、単発案件を増やすことよりも、継続契約につながる業務を持てるかどうかが重要です。その意味でも、定期的な相談や継続支援が発生しやすい資格との組み合わせは、安定収入を目指すうえで相性がよいといえます。

収入源を分散したいなら「社労士×FP」「社労士×産業カウンセラー」

収入源を分散しやすいのは「社労士×FP」と「社労士×産業カウンセラー」です。

「社労士×FP」は、法人向けの労務支援だけでなく、個人向けの家計相談やライフプラン相談、セミナーなどにも広げやすい組み合わせです。企業支援とは異なる切り口でサービスを提供しやすいため、本業に加えて新たな収入源を持ちたい人に向いています

「社労士×産業カウンセラー」は、労務管理に加えて、メンタルヘルス対応や職場環境改善、従業員面談支援などにも関わりやすくなるのが特徴です。

顧問先への付加価値を高めるだけでなく、研修や相談体制の整備など新たなサービスにつなげやすいため、収入の柱を増やしたい人に適しています。

収入源分散型の資格は、1つの高単価案件で大きく稼ぐというより、提供できるサービスの幅を広げながら収益の機会を増やしていくタイプです。

そのため、法人向けだけに依存せず、個人向けサービスや研修、相談業務なども含めて収入の柱を増やしたい人に向いているでしょう

ただ、どれだけ相性のよい資格を持っていても、見込み顧客に強みが伝わらなければ仕事にはつながりません。そのため、専門性に加えて、自分の強みをわかりやすく伝える力も重要です。

社労士のダブルライセンスで収入を伸ばしたいなら、資格数を増やすことよりも、自分の専門性をどう組み合わせて価値に変えるかを意識することが大切です。

社労士のダブルライセンスで失敗しやすい人の特徴

社労士のダブルライセンスは、うまく活かせば大きな強みになりますが、資格の選び方や活かし方を誤ると、思ったほど収入につながらなかったり、かえって自分の強みが見えにくくなったりすることもあります

特に失敗しやすいのは、資格取得そのものが目的になっていたり、収益化の方法が曖昧だったりするケースです。ここでは、ダブルライセンスを検討する際に失敗しやすい人の特徴を整理しておきましょう。

資格を取ること自体が目的になっている人

資格が増えれば対応できる業務の幅は広がりますが、資格を持っているだけで仕事が増えるわけではありません。実際に収入が上がるかどうかは、資格の数ではなく、それをどう仕事につなげるかで決まります。

たとえば、行政書士を取得しても営業導線がなければ案件は増えませんし、FPを取得しても相談サービスとして打ち出せなければ収益化しにくいでしょう。

資格はあくまで手段であり、収入を生むのはサービス設計や集客、提案力です。「せっかく取ったのに思ったより稼げない」という状況を避けるためには、取得前からその資格をどう活かすかを考えておくことが大切です。

どの業務で収益化するか決めずに資格を選ぶ人

ダブルライセンスで失敗しやすい人は、資格名やイメージ先行で選んでしまう傾向があります。「相性が良さそう」「人気がある」といった理由だけで取得すると、結局どの業務で収益化するのかが曖昧になりがちです。

たとえば、社労士×行政書士なら「会社設立支援から労務顧問につなげる」、社労士×中小企業診断士なら「人事制度設計や組織改善コンサルに広げる」といったように、収益の作り方まで見えている組み合わせは強いです。

一方で、取得後の使い道が明確でない資格は、プロフィール上の肩書きで終わってしまうこともあります。

資格を選ぶときは、「何が学べるか」だけでなく、「どのサービスとして提供できるか」まで考えることが重要です。

社労士としての軸がないまま資格を増やす人

ダブルライセンスは強みになりますが、増やし方によっては専門性がぼやけてしまうことがあります。資格をいくつも持っていると一見魅力的に見えるものの、「何を得意としている人なのか」が伝わりにくくなることもあるためです。

特に独立を目指すなら、最初から幅広く見せるよりも、まずは社労士としての主軸をはっきりさせ、その強みを補う資格を選ぶほうが効果的です。

たとえば、「建設業支援に強い社労士」や「採用・定着支援に強い社労士」のように、得意分野が明確なほうが依頼にもつながりやすくなります。

ダブルライセンスは、資格を並べること自体が目的ではありません。

社労士としての専門性を補強し、強みをより伝わりやすくするために活用することが大切です。

社労士のダブルライセンスを検討する時に知っておきたい資格情報

社労士のダブルライセンスは組み合わせる資格によって学習負担や取得までの期間、実務との結びつきやすさが大きく異なります。

また、社労士資格そのものが専門性の高い国家資格であるため、ダブルライセンスを目指す場合も、まずは社労士としての土台をしっかり固めることが重要です。

ここでは、社労士のダブルライセンスを検討する前に知っておきたい基本的なポイントを解説します。

ダブルライセンスを取る際は「社労士」を最初に取得

社労士のダブルライセンスを目指す場合、基本的には最初に社労士の資格の取得を目指すのがおすすめです。社労士は専門性の高い国家資格であり、試験範囲も広いため、十分な学習時間を確保しなければ合格できません。

合格までに必要な学習時間は一般的に1,000時間以上を必要とされており、働きながら目指す場合でも約1年以上の学習期間を見込む人が多いとされています。

先に別資格の勉強を始めると、学習時間が分散しやすくなり、結果としてどちらも中途半端になる可能性があります。特に、働きながら勉強する人にとっては、複数の資格を並行して進める負担は想像以上に大きいものです。

まずは社労士試験に集中して、合格後に自分の適性や目指す働き方を踏まえて次の資格を検討しましょう。

社労士のダブルライセンスにおける資格別勉強時間の目安

これからダブルライセンスを目指す人にとって、事前に把握しておきたいのが、各資格の取得までにかかるおおまかな目安です。

自分の目的に合った資格であっても、必要な勉強時間や取得までの期間を踏まえると、別の資格を検討したほうがよい場合もあるでしょう。

実際に、必要な勉強時間や取得までの期間には大きな差があります。以下では、代表的なダブルライセンス候補ごとの学習負担の目安を整理しました。

ただし、勉強の進め方や確保できる学習時間は人によって異なるため、以下で紹介する内容はあくまでも目安として参考にしてください。

資格名勉強時間の目安取得までの期間の目安
行政書士500〜1,000時間10か月〜2年
中小企業診断士1,000時間1〜3年
FP2級:150〜300時間3〜6か月程度
税理士4000時間4〜5年
キャリアコンサルタント250〜300時間(未経験の場合)6〜12か月
司法書士3,000時間2〜3年
産業カウンセラー189時間6〜10か月

これから社労士を目指すなら働きながら学べるオンライン講座がおすすめ

これから社労士試験の勉強を始める人は、自分の生活に合った学習方法を選ぶことが重要です。特に、仕事や家事と両立しながら合格を目指す場合は、決まった時間に通学するよりも、好きな時間に学べるオンライン講座のほうが続けやすいことがあります。

社労士試験は学習範囲が広いため、無理なく継続できる環境を整えることが合格への近道です。

そこでここからは、忙しい社会人でも取り組みやすいおすすめのオンライン講座を紹介します。社労士のオンライン講座は、それぞれ強みが異なります。

スマホ学習に強い講座もあれば、テキスト重視で学びやすい講座、大手予備校ならではのサポートが充実している講座もあります。ここからは、忙しい社会人でも取り組みやすいおすすめのオンライン講座を紹介します。

ポイント

スマホで学べる

スタディング

スタディングは、スマホやPCを使ってスキマ時間に学習を進めやすいオンライン講座です。インプットとアウトプットを並行しながら進めるカリキュラムが用意されているため、忙しい社会人でも効率よく学習しやすいでしょう。

テキストとeラーニングを両立しやすい

フォーサイト

フォーサイトは、フルカラーテキストとeラーニングを組み合わせて学びたい人に向いている講座です。デジタルプランのほか、学習システム「ManaBun」やeライブスタディも用意されており、通信講座でも学習を進めやすい環境が整っています。

効率重視・オンライン完結で学べる

アガルート

アガルートは、オンラインに特化した学習スタイルで効率よく学びたい人に向いています。講義から復習までをすべてWeb上で完結できるため、通学の時間が取れない社会人でも無理なく学習を進められるのが特徴です。

また、試験対策に特化したカリキュラム設計により、必要な知識を無駄なくインプットできる点も強みといえるでしょう。

オンライン中心でありながら、合格までの最短ルートを意識した講座構成となっているため、効率重視で資格取得を目指したい人に選ばれています。

まとめ:社労士のダブルライセンスは収入アップに有効だが、選び方が重要

社労士のダブルライセンスは、組み合わせ次第で業務の幅が広がるので、収入アップにつなげるには有効な選択肢です。

ただし、資格を増やすこと自体が目的になってしまうと、思うように収入を伸ばせなかったり、専門性が分散してしまう可能性もあります。

大切なのは、自分がどのような働き方をしたいのか、社労士としてどの分野を強みにしたいのかを明確にすることです。そのうえで、本業との相乗効果が見込める資格を選ぶことで、ダブルライセンスはより大きな武器になります。

また、これから社労士を目指す場合は、まず資格取得に集中して土台を固めることが重要です。基礎をしっかり身につけたうえで、自分のキャリアの方向性に合った資格を選ぶことが、結果的に収入アップへの近道といえるでしょう。

ダブルライセンスは「数を増やすこと」ではなく、「仕事につながる組み合わせを選ぶこと」が成功のポイントです。

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