司法試験・予備試験の通信講座・予備校おすすめ比較ランキング【2024年度】評判良くて安いのは?

弁護士や検察官、裁判官は、裁判をする正義の象徴として、多くの方が憧れる職業なのではないでしょうか。

しかし、裁判は人の人生を変えてしまう重要なものですので、当然職業に就くためには厳格な審査が必要になります。

その審査になるのが司法試験です。

人の人生を変えうる裁判に関わるからこそ、司法試験の難易度はかなり高く、日本で最難関ともいえるでしょう。

今回、当サイトでも「おすすめの司法試験・予備試験の通信講座」について取り上げますが、

「自分で情報を集めるのには限界がある」
「難しい試験だからこそどのように勉強すればいいのか分からない」

といった意見が、よく寄せられます。

2020年には、予備試験短答式試験の解答予測をAIで行い、全体のカテゴリ的中率が62.4%を達成しました。

出典:リシード

利用されたAIは、資格スクエアという資格試験のオンライン学習サービスの「未来問」で、出題傾向を学習し試験問題を予測できるサービスです。

司法試験に合格するためには、出題傾向を分析する必要があり、通信講座でも行われテキストやカリキュラムに反映されています。

AIの登場により、試験予測がしやすくなると効率よく学習を進められるので、予測されているサイトなどは確認しておくと良いでしょう。

本記事では、出題傾向を分析し質のいいカリキュラムを受けられる、通信講座を比較した内容をお伝えします。

司法試験や予備試験の受験を考えている方は、比較表を参考に通信講座を選んでみて下さい。

ちなみに法務省が発表した2022年司法試験予備試験の最終結果によると、合格者数は472人(前年比5人増)、合格者の平均年齢は27.73歳、最少年齢は18歳。現役学生が67.8%を占めていました。

社会人でも、効率よく学習を進めると試験合格を目指せるので、合格率を参考にしつつ学習に励みましょう。

目次

【2024年版】司法試験・予備試験の通信講座おすすめ比較ランキング

司法試験・予備試験通信講座の中から、筆者が厳選したサービスを紹介していきます。

今回、掲載しているサービスは次の通りです。

スクロールできます
サービス名料金(税込)特徴学習期間
1位
アガルート
932,800円
(予備試験最短合格カリキュラム)
予備試験対策のみではなく、人気法科大学院の入試(既修者コース)や法曹コース対策、在学中の司法試験受験にも対応した講座初学者の方でも短期集中的に学習を進め、最短ルートで予備試験に合格を目指す
2位
資格スクエア
759,000円
(合格フルパッケージ10期)
効率的なカリキュラムと高機能なWeb教材多忙でなかなか時間が無いかたでも短期で十分合格を狙える
3位
スタディング
138,000円
(予備試験合格コース総合+学習Q&Aチケット30枚付)
スマホで隙間時間に勉強できる費用の面で諦めることなく誰でも司法試験対策ができる
4位
伊藤塾
1,188,600円
(1年合格コース本科生)
講師も教材も業界最高クラスじっくりと時間をかけてコツコツ学習を進める
5位
LEC東京リーガルマインド
1,244,800円
(1年合格コース)
1人の講師が全科目を指導する。Zoom配信のフォロー体制が売りZoom配信のフォロー体制
6位
Wセミナー(TAC)
197,000円~司法試験を長年おこなっており、都市部を中心に全国に36校ある1年の短期間で予備試験合格を目指す
7位
辰巳法律事務所
558,000円
(辰已の基礎講座2024 ライトコース)
かつては司法試験対策専門校であった強みがある受講生による口コミは好意的なものが多く、満足度の高いサービス
8位
BEXA
327,800円~基礎から知識を付けたい方向け講座によって異なる

おすすめランキング内でも、TOP5はとくに優れており、詳しく分析しているのでチェックしてみてください。

※当サイトでは、重要な情報のみを届けるため、各サービスの情報をできるだけ圧縮してご紹介しています。実際に利用を検討する際は、最終確認として公式サイトをチェックしてみてください。

1位:アガルートは通信講座でありながら、予備校並みの制度が設けられたハイブリット型|全額返金キャンペーン実施中|加えて【7月中に無料会員登録で】35,000円還元!!

特典内容:7月中に無料会員登録後、以下の講座購入でAmazonギフト券35,000円分をプレゼント
▼対象講座
26年・27年最短合格カリキュラム(フル/ライト)
25年・26年最短合格カリキュラム/ライト


実施期間:7月1日(月)~7月31日(水)
 ※特典の詳しい受け取り方は後ほどご紹介⬇

①評判・口コミ
➡予備試験を1年合格した受講生のインタビューを多数掲載。その他にもHPには累計641名の合格者の声を掲載している。


②講座費用
➡最短合格カリキュラムは100万円以下となっており、通学型講座と比較すると安価に購入が可能。

③カリキュラム
➡2026・2027年合格目標の新カリキュラムは、新講座・フォロー制度が追加され、更にパワーアップ。また、司法試験合格のための様々なルートにすべて対応できるオールインワンの講座となっている。

④教材・テキスト
➡フルカラーのオリジナルテキストはデジタル版に対応。映像講義は音声ダウンロードも可能で、倍速再生して効率良くリスニング。

⑤学習サポート
➡24年度はバーチャル校舎が登場。オフィスアワーには講師に質問ができたり、他の受講生と同じバーチャル空間で自主学習できるなど、学習中のモチベーション維持に◎。合格ハンドブックも便利。

⑥合格率・実績
➡マネージメントオプションを利用する生徒の令和2年予備試験最終合格率が全国平均(4.16%)に対し約4.9倍とかなり高い。

\7月中に無料会員登録しておかないと損!!/

特典の詳しい受け取り方はコチラ⬇

アガルート最大の特徴は、予備試験に合格した場合は”講座費用”が全額返金されることです!
2024年7月最新、全額返金の対象となっている講座は以下の4つ

  • 【2024年・2025年合格目標】予備試験最短合格カリキュラム
  • 【2025年・2026年合格目標】予備試験最短合格カリキュラム
  • 【2026年・2027年合格目標】予備試験最短合格カリキュラム
さらに…

最大30%オフの各種割引制度や、登録すると役立ち情報やお得なクーポンが届くメルマガや公式LINEも用意!

アガルートは、受講生のニーズを的確に抑えたコースを多数用意しています。

未学習の方向けに、最短1年で合格できるカリキュラムや、学習中の方向けに答練などニガテ分野に絞った単科講座を展開。

最短合格カリキュラムは、論文を中心に学習が進むため、アウトプットとインプットを繰り返しながら、効率的に学習を進めることが可能です。

また、アガルートにはモデル学習スケジュールがあるため、通信講座でも最良な学習順序で、進めることができるでしょう。

特典の詳しい受け取り方はコチラ⬇

アガルートを使ったおすすめの勉強法

オンラインホームルームやマンスリーゼミに積極的に参加する

東京学芸大学附属高等学校の研究論文「オンライン・グループワークの実践」によると、オンラインでの学習コミュニティ形成がモチベーション継続に有効であることが分かっています。オンラインホームルームやマンスリーゼミに定期的に参加し、試験の最新情報を収集したりほかの生徒のお悩み相談を聞いて気づかなかった視点で予備試験対策を広げていけるとよいでしょう。

司法試験・予備試験の勉強法や攻略ポイントを動画で確認する

アガルートでは司法試験・予備試験の勉強法や攻略ポイントなど、さまざまな動画を公開しています。実際に講座を担当している講師が解説しているので、法科大学院ルートと予備試験ルートで迷っている人や勉強法がわからずに困っている人の参考になるでしょう。

料金情報(税込)

(2025・2026年対応)
予備試験最短合格カリキュラム フル
932,800円
(2025・2026年対応)
予備試験最短合格カリキュラム ライト
822,800円
(2026・2027年対応)
予備試験最短合格カリキュラム フル
998,800円
(2026・2027年対応)
予備試験最短合格カリキュラム ライト
888,800円
(2025・2026年対応)
論文基礎力養成カリキュラム
547,800円
(2024・2025年対応)
予備試験インプットカリキュラム
390,357円
(2026・2026年対応)
予備試験インプットカリキュラム
394,614円
(2024・2025年対応)
予備試験アウトプットカリキュラム
569,349円
(2025・2026年対応)
予備試験アウトプットカリキュラム
606,276円
(2024年対応)
予備試験答練
82,500円
(2024・2025年対応)
予備試験論文過去問セレクト答練
60,280円
(2024年対応)
予備試験論文過去問解析講座 全年度分
154,000円
予備試験/問題文の「読み方」 単年度分10,780円
その他単価講座10,780円〜
個別指導・家庭教師33,000円/時間
※クーポン対象外商品:個人別マネージメントオプション、個別指導、答練ゼミ

料金は急に変更される可能性もあるので公式サイトで料金チェックしておくことを推奨しています

~アガルートとミツカル学びのタイアップ特典詳細~

特典内容:7月中に無料会員登録後、以下の講座購入でAmazonギフト券35,000円分をプレゼント
▼対象講座
26年・27年最短合格カリキュラム(フル/ライト)
25年・26年最短合格カリキュラム/ライト

実施期間:2024年7月1日(月)~7月31日(水)

>>当サイト限定キャンペーンの特典リンク

【キャンペーン提供方法について】
・本キャンペーンは、株式会社イード及びパートナー会社協力の元、提供するキャンペーンです。
詳しくは実施協力頂いくパートナー会社の特設ポリシーページをご確認ください。
・Amazonギフト券の送付には、最大で2ヵ月ほど要する場合がございますのであらかじめご了承ください。
・友人紹介制度を使用した場合は、Amazonギフトカード付与の対象外となります。

アガルートの口コミ・評判から判明した事とは?

【まとめると…】
メリット
・司法試験合格のためのすべてのルートに対応している
・講義の音声版は移動中や作業中にながら勉強できて便利
・講義が細かく分かれているので復習ポイントに絞って振り返りやすい
・各講義の解説がわかりやすく重問を網羅できた対策ができる
・各種割引制度や期間限定キャンペーンを実施しており料金を抑えて学習できる
・通学型より安価に充実のサポート体制の中で学習ができる
・マネージメントオプションでプロ講師に進捗管理をしてもらえる

デメリット
・再受講割引制度が終了してしまいコスト軽減がしづらい
・講義のノイズが多く聞き取りにくい場面がある

基本情報

公式キャンペーンページhttps://www.agaroot.jp/shiho/cp_sale
費用目安(税込)~998,800円
コース・カリキュラム・基礎知識インプット
・論文対策
・短答・選択科目対策
・一般教養科目対策
教材・テキスト例・映像講義
・冊子テキスト
・音声ダウンロード
・デジタルブック(一部講座)
サポート内容・司法試験合格者に聞ける質問制度(400回まで)
・オンライン添削
・ホームルーム
・各種割引(友人紹介/他校乗換など)
・導入ガイダンス
・学習カウンセリングチューター
・論文マンスリーゼミ
・担当セルフチェックwebテスト
・バーチャルで実施するオンライン自習室・オフィスアワー
・カリキュラムの進め方がわかる合格ハンドブック
合格率・令和5年 合格者数641名(合格者の36%がアガルート受講生) ※有料講座生の合格者数
運営企業株式会社アガルート

比較した結果アガルートの通信講座が向いている人の特徴とは?

  1. ①法科大学院ルートと予備試験ルートで迷っている人におすすめ
    最短合格カリキュラムは全ての進路に対応。予備試験の対策をしておくことで、法科大学院の入試にも対応ができ、予備試験と法科大学院ルート両方の選択肢を持つことができる
  2. ②学習の継続に不安がある人におすすめ
    ➡質問制度はもちろんのこと、導入講義で学習スタートのサポートや、オンライン自習室で他の受講生の存在を感じられるなど、通学講座のようなサポートを受けながら学習が進められる
  3. ➂最短で司法試験に合格したい人におすすめ
    ➡最終関門となる論文式試験を意識したオリジナル教材のカリキュラムとなっているため、正しいプロセスで効率的に学習が可能

2位:資格スクエア |プログラムで4人の仲間と一緒に勉強できる【説明会参加で】5万円OFFクーポン配布中!

①評判・口コミ
➡フォローアップ制度で合格した先輩に相談できる。効率的なカリキュラムで、早くアウトプットに取り組むことができて有益。

②講座費用
➡50万円を超えるパッケージはほかの通信講座と比較しても平均的な価格設定。単品プランは利用しやすい価格。

③カリキュラム
➡徹底的なアウトプット主義によりアウトプットの機会を最大化させたカリキュラム。実績豊富な講師陣による科目担任制で短答対策から論文対策まで一気通貫した知識を習得できる。

④教材・テキスト
➡テキストは冊子・デジタルの両方に対応し、映像講義も音声版をダウンロードできるなど汎用性が高い。

⑤学習サポート
➡合格後も口述模試と司法試験対策講座を無料で利用可能。最大205通の論文添削にも対応。

⑥合格率・実績
➡令和5年の合格率は25.9%で、全国の平均合格率の7.24倍。

\説明会参加で5万円引きのチャンス!/

資格スクエアは、フルラインナップのコースでも70万円台で学習できます。

提供されるコンテンツは、シーンや目的に合わせて選びやすいのが特徴。

合格した後も、模試や司法試験対策講座が提供されるので、司法試験の合格も視野に入れて学習する方にとって、嬉しいサポートでしょう。

新たに9期から始まった学習習慣化プログラムでは、5人1組のチームが4ヵ月かけて共通の学習目標に向かってチャレンジできます。

オンラインでも、仲間とモチベーションを高め合うことができる、理想的な環境が提供されています。

資格スクエアを使ったおすすめの勉強法

学習計画を立てて、進捗を確認しながら計画通りに進める

青山学院大学と金沢大学の論文(2009)によると、学習計画を立てる習慣のある人はない人に比べ深夜学習が少なく、コース履修期間に中だるみせず学習を継続できる傾向があることが分かりました。資格スクエアでは学習ログをチェックできたり学習進捗メールが配信されるため、計画を立てて進捗を都度確認しながら学習を進めていくことで、中だるみせず試験対策を続けられるでしょう。

料金情報(税込)

合格フルパッケージ(10期)/製本テキストあり759,000円
合格フルパッケージ(10期)/製本テキストなし719,400円
短答攻略NEO198,000円
論文攻略NEO275,000円
予備試験 論文過去問攻略NEO132,000円
予備試験 論文過去問攻略NEOプレミアム198,000円

料金は急に変更される可能性もあるので公式サイトで料金チェックしておくことを推奨しています

資格スクエアの口コミ・評判から判明した事とは?

【まとめると…】
メリット
・短答式試験対策のアプリが無料でも使えてスキマ時間の勉強に最適
・フォローアップサポートで合格者から有益なアドバイスをもらえる
・人気講師の分かりやすく丁寧な解説が理解しやすい

デメリット
・割引を使っても教材費など受講する際の料金が高い
・まとまった勉強時間を取れないと試験対策が長期になりがち

基本情報

費用目安(税込)~759,000円
コース・カリキュラム・合格読本講義
・基礎講義
・論文攻略講義
・短答攻略講義
・基礎問講義
・論文過去問講義 予備試験
・口述攻略講義
※合格フルパッケージの場合
教材・テキスト例・映像講義
・冊子版テキスト(一部コース)
・PDFテキスト
・音声ダウンロード
・オンラインレジュメ
・条文リンク
・短答攻略クエスト
サポート内容・基礎問、論文過去問添削(205通)
・ワンクリック質問
・フォローアップ
・学習習慣化プログラム
・短答未来問模試
・学習ログ
・学習進捗メール
合格率令和5年合格率:25.9%
※資格スクエア調べによる予備試験講座受講生のうち令和5年司法試験予備試験の最終合格率
運営企業株式会社レアジョブ

比較した際に資格スクエアの通信講座が向いている人の特徴とは?

  1. ①独学に近い自主学習形式の勉強はニガテな人におすすめ
    ➡新たにチームで学習するプログラムをスタート。仲間の存在が勉強の励みになり、学習意欲につながるため、プログラム参加者の学習量は非参加者の約8倍に増加している。
  2. ②添削や質問制度を利用して不安を解消したい人におすすめ
    ➡業界最多205通の論文添削対応あり。質問は200回まで利用可能。毎月1回、合格者への相談サポートも利用できる。
  3. ③オリジナルの模試を通して理解度を確かめたい人におすすめ
    ➡AI予想の短答対策模試や口述模試を用意。自分の今のステージを客観視できるきっかけに。

\説明会参加で5万円引き!!/

3位:スタディングはスキマ時間もスマホ1つで学習を進められる【無料お試し登録で】全講座10%OFFクーポンもらえる!

出典:スタディング

①評判・口コミ
➡スマホ1つで講義のインプットから演習までフル活用できる。スキマ時間にも使いやすい問題集あり。

②講座費用
➡最高でも15万円を切る価格で受講できるためコストはかなり負担が少ない。費用に対しコンテンツは充実。

③カリキュラム
➡論文対策は答案作法や書き方からインプットできる。基礎知識から学べる総合コースが◎。

④教材・テキスト
➡冊子版は用意されていないものの、PDFテキストで自由にメモ可能。AIによる最適な復習問題機能あり。

⑤学習サポート
➡チケット制度のQ&Aサービスや勉強仲間機能でモチベーションを維持できる環境。合格お祝い金制度もあり。

⑥合格率・実績
➡合格率は公表されていないため不明。合格者インタビューでは非法学部で合格した人も。

\無料お試し登録で10%OFFクーポンプレゼント!/

AIの学習サポートがあるスタディングは、オンライン完結型でスキマ時間にも学習しやすい講座です。

AIが、理解度に合わせて最適な復習問題をピックアップしてくれたり、実力をリアルタイムに判定してくれたりと、オンラインでもサポートが充実。

他の通信講座と比べても、受講費用が安いところも魅力的です。費用は安価でも、300時間を超える映像講義や2000問以上収録された問題集など、コンテンツ量が多いので法律の知識をインプットできます。

学生は、学生認証をするだけで20%OFFクーポンをもらえるので、ぜひ活用してください。

スタディングを使ったおすすめの勉強法

勉強仲間機能で互いの進捗に励まされながら短答や問題演習に取り組む

岡山大学大学院の論文(2014)では、一問一答式eラーニングに学習者同士の繋がる仕組みを取り入れることで学習意欲が刺激され、個人の学習量の減少を抑える効果が認められています。スタディングの学習システムには同じ目標を持つ全国の勉強仲間と繋がれる機能があり、ユーザーがどんな勉強をしたのか、どんな問題に解答したのかをチェックできます。仲間が勉強する姿に励まされながら、学習システムで気軽に短答式などに取り組んでみましょう。 

料金情報(税込)

予備試験合格コース(基礎)
[2025年試験対応]
89,100円
予備試験合格コース(総合)
[2025年年試験対応]
138,000円
予備試験合格コース(総合)個別指導付
[2025年年試験対応]
398,000円
【コース受講者限定】個別指導オプション
[2024年]
19,800円〜
法科大学院生のための司法試験合格コース(総合)
[2024年試験対応]
129,900円
書ける!判例論証講座
[2025年試験対応]
通常価格:77,000円
基本講座受講者価格:59,400円
2024年予備試験論文対策コース76,780円

料金は予告なしに変更される可能性もあるので公式サイトで料金チェックしておくことを推奨しています

スタディングの口コミ・評判から判明した事とは?

【まとめると…】
メリット
・PDFテキストは手書きメモやマーカーも引けて使いやすい
・ほかの通信講座より安価な受講費用で予備試験の対策ができる
・短時間で区切られた講座をフローに沿って学習すれば迷わず進められる

デメリット
・冊子版のフルカラーテキストが提供されていない
・論文対策の添削がないため答案に自信が持てない

基本情報

費用目安(税込)59,400円~398,000円
コース・カリキュラム・基本講座(憲法/刑法/民法/商法/民訴法/刑訴法/行政法)
・実務基礎講座(民事実務/刑事実務/法曹倫理)
・論文対策講座(基本フォーム編/予備試験実践編)
教材・テキスト例・映像講義
・WEBテキスト
・スマート問題集
・セレクト過去問
・AI問題復習
サポート内容・学習Q&Aサービス
・各種割引(スキルアップ/更新など)
・合格お祝金制度
・勉強仲間機能
・暗記ツール機能
・マイノート機能
・学習レポートの可視化
合格率
運営企業KIYOラーニング株式会社

比較した結果スタディングの通信講座が向いている人の特徴とは?

  1. ①受講費用を抑えながら予備試験対策をしたい人におすすめ
    ➡スタディングは受講費用が15万円を切る価格というのが最大の魅力。初心者もチャレンジしやすい。
  2. ②スキマ時間を活用して問題にひたすら取り組みたい人におすすめ
    ➡スマホ1台でインプット+アウトプットができるコンテンツが勢揃い。AIによる問題ピックアップも使いやすい。
  3. ③学習進捗や理解度をリアルタイムに可視化したい人におすすめ
    ➡学習量の記録やAIによる実力チェックで自分のステータスを把握しやすい。

\無料お試し登録で10%OFFクーポンプレゼント!/

4位:伊藤塾|圧倒的な合格実績を誇る司法試験通信講座

伊藤塾
出典:伊藤塾

評価項目

受講費用の安さ12点
講義の質20点
教材の充実度20点
サポートの充実度17点
信頼性20点
総合評価89点

伊藤塾の「司法試験 入門講座 2年合格コース」は、着実に試験合格を目指したいという方におすすめの通信講座です。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①これまでに積み重ねてきた膨大な合格実績がある

合格率が40%台の司法試験・予備試験で、5人に4人が伊藤塾の受講者という脅威の合格率を誇っています。

学生だけでなく、社会人用の応援コースがあり、ライフスタイルに合わせてコースを選べるが魅力。

数ある予備校の中でも、業界トップクラスの教材を活用しているので、複雑な法律の学習もスムーズに進められます。

②プロの講師陣と培ってきたノウハウを活かした質の高い講義

伊藤塾は、単なる試験対策の講義だけでなく、法律家として質を高めるための講義も行っているのが、大きな特徴といえるでしょう。

各界の第一人者の話を聞ける貴重な機会もあるため、将来法曹界を目指すならぜひ、受講してみましょう。

③直接質問できるので不安も解消

伊藤塾は、專門スタッフが、受講生一人一人の話をとことん聞き、不安や疑問を繰り返しクリアにしていきます。

また、校舎で直接講師やマネージャーに質問できるだけでなく、WEB上でもマネージャーに不安やスケジュールの相談も可能。

忙しくて、校舎に足を運ぶことができないという方も、質問しながら学習を進められるでしょう。

注目できる特徴

・業界トップの圧倒的合格実績
・真の法律家を育てる充実のサポート
・令和5年の予備試験口述試験(最終)は479名中431名が合格
・言わば法曹基礎力養成講座

料金(税込)1,238,500円(司法試験入門講座 合格プレミアムコース)
1,188,600円(予備試験1年合格コース本科生)
合格倍率【予備試験口述試験(最終)合格率】
令和5年:98.4%
令和4年:98.1%
主な教材やテキスト講師も教材も業界最高クラス

5位:LEC|東京リーガルマインドは教師と距離が近く学べる司法試験通信講座

出典:LEC

【評価項目】

受講費用の安さ11点
講義の質20点
教材の充実度20点
サポートの充実度18点
信頼性19点
総合評価88点

LECは、講師と近い距離で勉強を進めたい方におすすめの通信講座です。

↓その理由は、次のような特徴があるため↓

①42年の指導歴から合格へ導くLEC合格カリキュラム

LECは、42年という長い歴史を持つだけなく、豊富な合格へのノウハウがある通信講座です。

講座開設以来、累計合格者数5,000人を突破していることから見ても、信頼できる講座といえるでしょう。

無駄な学習を極力抑えて、効率よく合格へ導きます。

②1人の講師がすべてを担当している

確実に合格へ導くために、LEC・東京リーガルマインドでは、1人の講師が法律科目の7科目すべてを教えています。

1人の講師が担当することで、科目間のバランスが最適化されたカリキュラムと。

講師は全部で4人いるため、自分に合う講師を選ぶことができるのも嬉しい点です。

③Zoomを活用してライブ配信

LECの魅力は、受講生であれば、だれでもZoomのライブ配信に参加することが可能です。

他の受講生や講師と交流すると、モチベーションを保つことができ、学習を継続しやすくなるでしょう。

また、疑問点をZoomで解消することも可能です。

注目できる特徴

・はじめて法律の学習をスタートする方は「初学者向け入門講座」
・演習も標準装備している
・試験講座のことをもっと知るための6つの方法。
・Youtubeで体験
・お得な割引制度あり

料金(税込)588,000円+入学金656,800円(予備試験1年スマート合格コース)
合格倍率入門講座出身の司法試験合格者数:5,337名(1993〜2023年)
主な教材やテキストオンライン

6位:資格の学校TAC|歴史と伝統ある通学講座(新規受講生受付停止)

資格の学校TAC
出典:資格の学校TAC
注目できる特徴

①開講時間や学習レベルに合わせたコースの選択が可能
②司法試験指導を長くしている歴史ある講座
③受講料が安いため家計に優しい

【調査コメント】
司法試験へとしっかり導いてくれるのが、魅力といえるでしょう。しかし、合格率などは表示されておらず、どこまで信頼ができるのかが気になるところです。合格率が気になるなら、司法試験へ合格するためのノウハウがあるのは同じでも、企業への信頼という点ではアガルートの方がおすすめといえるでしょう。

料金(税込)558,000円~
(辰已の基礎講座2024)
合格率記載なし
主な教材やテキストテキスト

7位:辰巳法律研究所|知名度の高い名物講師がいる司法試験通信講座

辰巳法律研究所
出典:辰巳法律研究所
注目できる特徴

①「あなたの熱意・辰巳の誠意」が合言葉
②司法試験指導を45年以上続けてきた実績
③一般的な価格と比べると比較的リーズナブル

【調査コメント】
司法試験指導を45年以上続けてきた実績ある講座で、信頼できる講座であるといえるでしょう。ただし、信頼だけならほかの講座にもあるため、長く続けてきた信頼以外にも伊藤塾のようにこれまでのノウハウを生かした独自のシステムなどが重要になってくるでしょう。そのため、どちらかといえば伊藤塾の方がおすすめです。

料金(税込)予備試験合格講座2025
ベーシックコース:679,400円
スタンダードコース:828,900円
スペシャルコース:1,493,400円
合格率記載なし
主な教材やテキストDVD書籍

8位:BEXA|無料コンテンツが充実している司法試験通信講座

BEXA
出典:BEXA
注目できる特徴

①重要判例からピックアップしたテキスト
②無料コンテンツが豊富
③あいまいな論点を育児しているからできる

【調査コメント】
重要判例からピックアップしたテキストが主であり、無料コンテンツも豊富にそろっていて、いつでも好きな時に受講できるという仕組みです。各科目の講座がレベル別に開講されていますが、豊富な無料コンテンツでどのレベルまで実力を上げられるのかが未知数であるため、アガルートのようなある程度の価格で個別指導を提供している通信講座をおすすめします。

料金(税込)吉野勲【第5期】予備試験・司法試験対策『シン・王道基礎講座』
327,800円
合格率記載なし
主な教材やテキストオリジナルテキスト

【選び方】司法試験・予備試験の通信講座の比較ポイント

司法試験・予備試験通信講座の、選び方を紹介します。

ポイントを抑えて選ぶと、自分に合った講座を選べ、学習しやすくなるので参考にしてください。

選び方① 受講費用で比較して選ぶ

スクロールできます
1位
アガルート
予備試験最短合格カリキュラム フル※
932,800円(税込)
予備試験最短合格カリキュラム フル※
998,800円(税込)
予備試験1年合格カリキュラム
2位
資格スクエア
759,000円(税込)合格フルパッケージ
3位
スタディング
合格コース総合
138,000円(税込)
スマホで隙間時間に勉強できる。
オンライン授業。
4位
伊藤塾
1,188,600円(税込)1年合格本科生
5位
LEC
1,244,800円(税込)1年合格専用コース
※2025・2026年対応

司法試験と司法予備試験の通信講座や予備校は、受講料が100万円以上、安くても70万円以上かかります。

スタディングは、平均相場と比較すると、5倍以上安いという破格の値段設定のため、受講料の安さを重視する方には、スタディングがおすすめ。

選び方② サポート体制で比較して選ぶ

スクロールできます
1位
アガルートアカデミー
マネージメントオプションで個別指導を受けられる質問・相談体制:◯
2位
資格スクエア
講義画面から直接質問可能
合格者への月1相談付き
質問・相談体制:◯
3位
スタディング
スマホ学習向けのサポートが充実質問・相談体制:❌
4位
伊藤塾
一流講師に直接質問・相談可能質問・相談体制:◯
5位
LEC
Zoomを活用した学習フォローも完備質問・相談体制:◯

スタディングを除く、すべての予備校や通信講座が、受験生に対するサポート体制を用意しています。

資格試験の中でも、段違いに学習内容が多い司法試験や司法予備試験は、勉強法や知識面で不安を感じることが多いため、相談できる環境が重要な要素になります。

また、何度も添削を受けることで記述の精度も上がるため、添削回数を確認し通信講座を選びましょう。

選び方③ 合格実績で比較して選ぶ

スクロールできます
1位
アガルートアカデミー
令和5年 有料講座受講生の合格者数
641名
令和5年合格者の36%が受講生
2位
資格スクエア
令和5年合格率
25.9%
全国平均の7.24倍の合格率
3位
スタディング
非公開非公開
4位
伊藤塾
令和5年の予備試験口述試験(最終)
479名中431名が合格
予備試験口述試験(最終)合格率
令和5年:98.4%
令和4年:98.1%
5位
LEC
入門講座出身の司法試験合格者数
5,337名(1993〜2023年)

通信講座を、合格実績で選ぶのも1つの方法です。

合格実績の点では、伊藤塾とアガルートが高く信頼性もあるでしょう。

ただし、試験対策で複数の講座や予備校を併用する場合も多くあるため、各社が発表する合格者数の合計は司法試験の総合格者数よりも多くなっています。

合格実績は、講座が持つ教材や講義の総合的な質の高さを示す大切な指標となるので、参考程度に確認してください。

選び方④ 忙しい社会人でもOK!受講しやすい環境で比較して選ぶ

スクロールできます
1位
アガルートアカデミー
デジタルブック/倍速再生通信講座のみ
2位
資格スクエア
オンラインレジュメ通信講座のみ
3位
スタディング
WEBテキスト/倍速再生通信講座のみ
4位
伊藤塾
テキストデータ通学/通信
5位
LEC
WEBテキスト通学/通信

社会人が、司法試験や予備試験の合格を目指すなら、働きながら学習できる環境が望ましいので、映像講義やオンライン上の学習システムがあるとよいでしょう。

上位の講座は、すべてでオンラインテキストを展開しています。

また、伊藤塾とLECは、通学と通信講座を選ぶこともできるので、eラーニングに慣れない人も受講の選択肢がある点は受講しやすいでしょう。

選び方⑤ 知識ゼロでも無駄にならない!カリキュラムの内容やボリュームで比較して選ぶ

1位
アガルートアカデミー
論文添削指導は約100通~最大250通に対応
2位
資格スクエア
論文添削指導は205通に対応
3位
スタディング
添削サービスなし/映像講義 計369時間
4位
伊藤塾
論文添削指導は約40通に対応
5位
LEC
論文添削指導は約108通に対応

司法試験や予備試験を受験する際は、未経験でも基礎から学習できる、充実したカリキュラムやボリュームのある教材がある講座を選んでください。

上記の表で内容をチェックしてみると、アガルートアカデミーはオプション追加で最大250通、資格スクエアでもオプションなしで205通の論文添削指導に対応しています。

記述式の論文対策は、添削指導で論述方法をブラッシュアップできます。

未経験でも、レベルの高い論文を提出するためには、添削指導に対応してくれる講座を選びましょう。

目的別におすすめしたい司法試験・予備試験の通信講座を紹介

目的別に、おすすめの司法試験・予備試験の通信講座を紹介します。

はじめて予備試験を受験する初学者

講師によるコーチングや個別指導といったフォロー体制が充実している講座を選ぼう。

2回目以降の受験で選択科目対策をしたい受験生

単科講座やポイントに絞った対策講座など、無駄なく必要な対策だけできるカリキュラムか確認する。

なかなか勉強時間が取れない社会人

スマホからも受講ができる学習システムを採用している講座をチェック。オンラインでも見やすいテキストや、いつでも受講できる映像授業があるかなど。

費用をあまりかけたくない安い講座を探している受験生

他社に比べて安い講座を展開している通信講座をチェック。ただし、カリキュラムやサポートの充実度も忘れずに確認してコスパよい講座を選ぶ。

それぞれ、おすすめの通信講座について詳しく解説していくので、ぜひチェックしてみてください。

はじめて予備試験を受験する初心者にはアガルート

予備試験をはじめて受験する方は、アガルートがおすすめです。

アガルートでは、個別マネージメントオプションがあり、直接指導や学習状況をみたアドバイス、個別の質問対応などサポートが充実しています。

最短合格カリキュラムに、オプションを組み合わせても150万円程度と、以前まで提供されていた料金設定(約400万円)よりも遥かにお得なのも魅力。

学生のうちから予備試験に合格しておきたいなど、早期にスケジュールを立てられる初学者は、まずはアガルートで合格カリキュラムを受講し、必要に応じて個別マネージメントオプションを追加してみるのもよいでしょう。

ちなみに、マネージメントオプションを利用した方の予備試験合格率は、全国平均に対し約5倍とかなり高いので、効果が高いといえます。

2回目以降の受験で選択科目対策をしたい受験生はアガルート

2回目以降の受験になる方も、アガルートがおすすめ。

アガルートは、予備試験対策講座を豊富に展開しており、単科講座の種類も多いです。

論文が弱いなど、特定の対策だけ実施することができれば、受講費用も抑えることができます。

最安7,150円からスタートできる単科講座のほか、過去問解析や過去問答案講座といった講座もあるので、自分にあった講座をピックアップしてみてください。

迷っている場合は、事前に受講相談をすることもできます。

メールのほかに、Zoomや電話でも予約して受講相談ができるので、どの講座を受講するべきか迷っている方は、相談してみましょう。

なかなか勉強時間が取れない社会人にはスタディングがおすすめ

まとまった勉強時間を確保できない社会人は、スタディングがおすすめです。

スタディングは、講義も教材なども全てオンラインで完結できる通信講座で、スキマ時間にもインプットやアウトプットが可能です。

学習システムに搭載されたAIが、理解度に合わせて最適な問題を出題してくれるので、急に空いた時間でもすぐに学習できるでしょう。

費用も安価ながら、映像講義は300時間を超え、問題集も2000問以上利用できるコスパのよさも好評です。

学習状況もすぐに確認でき、リアルタイムに理解度が可視化されているため、試験対策の勉強だけでなくスケジュール調整もしやすくなっています。

費用をあまりかけたくない安い講座を探している受験生は資格スクエアがおすすめ

フル対策を行いたいけど、費用はなるべく抑えたいという受験生には、資格スクエアがおすすめ。

資格スクエアでは、基礎をしっかり押さえる講義から、205通の豊富な論文添削指導までフルラインナップのコースを展開しています。

受講料も、最高で80万円以下なので、他の通信講座よりもかなりリーズナブル。

さらに、製本版のテキストが必要でなければ、数万円お得になるコースも展開しています。

無駄な費用を抑えて、安価にフル対策できるのは資格スクエアだけです。

また、月額16,500円で、論文過去問添削を利用できるサービスも開始。

資格スクエアは、無駄なく利用できる月額制オプションが充実しているので、利用しやすいでしょう。

予備試験は最短何ヶ月で合格できる?各通信講座のカリキュラムを比較してみた

予備試験は最短何ヶ月で合格できるでしょうか。

上位の通信講座を確認してみると、最短1年で目指せるところが多いようです。

スクロールできます
1位
アガルートアカデミー
予備試験最短合格カリキュラム1年半
2位
資格スクエア
合格フルパッケージ(10期)2年
3位
スタディング
予備試験合格コース(総合)不明
4位
伊藤塾
予備試験 答練パック
短答・論文過去問対策
1年半~
5位
LEC
予備試験1年合格専用コース1年

ここでは、1年で合格できるLECの合格カリキュラムを解析してみます。

予備試験1年合格専用コース│LEC東京リーガルマインド
出典:予備試験1年合格専用コース│LEC東京リーガルマインド

まずは、入門講座でインプットを約9か月で行い、論文指導のアウトプットを約1年間並走して進めて基礎固めをします。

法律の基礎知識がない場合、基礎講座をテンポよく進めるため、1日あたりの勉強時間を増やさなければいけません。

本格的な応用講座(選択科目の創生りやハイレベル論文答練など)は、年明けの1月からスタートなので、それまでに基礎固めは終わらせておきましょう。

予備試験は7月に実施しますが、直前の6月まで応用レベルの答練や過去問に取り組んでおくと、さらに知識を定着できます。

司法試験を受けるうえで注意したいこと!合格率を上げるコツ?

司法試験を受験するためには、受験資格がない「予備試験ルート」と、法科大学院修了が必要な「法科大学院ルート」があります。

受験資格のない「予備試験ルート」は、年々受験者が増えおり、合格率は4%。

合格率は低いですが、予備試験を突破し司法試験に合格した方の合格率は、2021年で93.5%と非常に高いです。

注意したいこと① 全教科網羅する

司法試験・予備試験が、最難関資格試験と呼ばれる理由は、試験範囲の膨大さにあります。

実際に、予備試験を突破して司法試験に合格するルートで司法試験に挑むには、法律基本7科目に選択科目を含めた合計8科目を勉強しなければいけません。

実際に、司法試験・予備試験の学習は、覚える法律の量に圧倒され、挫折してしまう方が多いのも事実。

試験合格を目指すためにも、長期間の勉強を行う環境を整え、効率よく学習を進める必要があるでしょう。

注意したいこと② 論文試験を対策を十分に行う

司法試験の予備試験は、論文試験の配点が大きいです。

試験勉強は、論文試験対策を重点的に行うことが合格への最短ルート。

通信講座では、添削指導などでサポートし、受講者を合格できるようフォローしています。

論文指導が不十分な講座では、受講していても合格までたどりつけない場合が多いので、注意が必要です。

通信講座を選ぶ際は、論文試験のサポート体制を確認し、実力がつけられるカリキュラムを選びましょう。

注意したいこと③ 独学だとかなり厳しい

司法試験や予備試験に独学で合格するのは、法学部出身者であっても難しいといわれています。

独学では、試験範囲の膨大さやスケジュール管理が難しいため、挫折してしまう方が多いです。

独学の場合、試験対策をするうえで、論文問題の答案例を読むだけでなく、論文問題に解答しなければいけません。

さらに、添削指導を受けられる学習環境がなければ、試験に合格するための実力をつけるのは難しいです。

独学では、平均学習時間よりも多く試験勉強をしないといけないので、通信講座や予備校を利用し効率よく合格を目指しましょう。

そもそも独学で司法試験・予備試験は合格できる?難しいと言われる理由は?

結論から言うと、独学での合格は難しいでしょう。

以下では、独学が難しい理由を詳しく解説していきます。

難しい理由① 合格するには正確な知識が必要

司法試験と予備試験に必要な学習時間は、3,000〜8,000時間で多くて10,000時間と言われています。

期間は、6年が標準で短くて3〜5年、長いと8〜10年かかるので、長期間の学習時間が必要でしょう。

司法試験や予備試験は、膨大な法律の知識が必要なので、理解するまで時間がかかり実践的に知識を使えるまで、理解しなければいけません。

膨大な知識を、ひたすら自分の力だけで暗記するとなると、途方もない時間がかかり心が折れてしまいます。

難しい理由② 論文試験がある

膨大な知識を習得し短答式試験を突破しても、次に論文試験が待ち構えています。

司法試験・予備試験は、論文試験の配点が大きいのが特徴。

論文試験は、添削指導なしに自分だけで突破しようとすると、かなり厳しいものがあります。

難しい理由③スケジュール 管理を自分でしなければならない

学習量が非常に多い司法試験・予備試験にはそれだけ勉強時間の確保やスケジュール管理が必須となります。また、そうしたスケジュール管理は数年単位で長期的に行わなければなりません。そのため、なかなかモチベーションを維持してスケジュール通り進めることは難しくなってきます。

予備試験の独学の試験対策でおすすめしたい市販教材や参考書は?

予備試験対策で、おすすめの市販教材は以下のとおりです。

C-Book 民法I〈総則〉 改訂新版(東京リーガルマインドLEC総合研究所司法試験部,2022)

令和3年までの改正民法に対応し、新版として発刊された1冊。

要件事実論を随所に盛り込んで、初学者にも分かりやすく解説しています。

また、巻末付録には「論点一覧表」を掲載し、試験直前期に情報を整理できるアイテムとして活用できます。

伊藤塾試験対策問題集:予備試験論文 刑事訴訟法(伊藤塾,2021)

伊藤塾の教材は、令和2年の予備試験論文問題を含む、全年度の答案例を収録した1冊で、過去問を徹底的に分析した解説も参考になるでしょう。

答案例とは別に「優秀答案」も掲載され、それぞれのいいところと悪いところをコメントや採点で整理することで、初学者の論文ブラッシュアップに役立ちます。

【2024年最新版】司法試験・予備試験の合格率や試験内容

司法試験・予備試験の、試験内容について見ていきましょう。

・司法試験 試験内容

司法試験は、短答式試験と論文式試験の2種類の試験が存在します。

短答式試験は、憲法、民法、刑法3科目の択一式試験。

論文式試験は、法律基本7科目と選択科目(倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際関係法)の記述式試験です。

・司法予備試験 試験内容

予備試験は、憲法や民法など法律基本科目7科目に、一般教養を加えた8科目が出題されます。

また、法律基本科目7科目に、民事実務や刑事実務、選択科目の3つを加えた、10科目の論文式試験が

あり、民事実務・刑事実務の2科目を内容とする口述式試験に分かれています。

予備試験の合格率・難易度

予備試験の受験者数は、2011年が約6500名で2012年が約7200名と増加し続け、2014年以降は1万名台で推移。

直近2023年の場合、受験者数は13,372名で合格者は479名、合格率は3.58%でした。

この数字を見てもわかる通り、予備試験の難易度は国家試験の中でも最難関に位置する資格です。

予備試験を合格するのに必要な勉強時間

司法試験・予備試験の合格までの平均学習目安は、以下のようになっています。

司法試験・予備試験の学習時間の目安3,000時間〜8,000時間・多くて10,000時間
司法試験・予備試験の学習期間の目安6年が標準・短くて3〜5年・長くて8〜10年

表だけ見ると、長期間の勉強時間が必要といえるでしょう。

現在は、スマホやタブレットにPCで、一流講師のわかりやすい解説を気軽に視聴できる時代です。

最近出来たばかりの司法試験・予備試験の通信講座でも、たくさんの過去のデータ分析など、その人個人に合った勉強法に導いてくれます。

効率よく活用し、コツコツでも前に進んでいけば、合格を目指せるでしょう。

予備試験は何歳くらいで受かる?合格者の男女比はどれくらい?

令和4年の、司法試験予備試験・口述試験の最終結果が法務省から発表されているので、データをまとめてみました。

令和5年司法試験予備試験口述試験の結果

  • 最終合格者数 487人
  • 合格者の年齢 16~69歳(平均26.91歳)
  • 男性の合格者 400人(83.51%)
  • 女性の合格者 79人(16.49%)

最年少は16歳、最高年齢は60歳以上と、幅広い年齢層の人が合格できているので、年齢でハンデを感じる必要はありません。

男女比率は、男性が約84%と比重が大きいことが分かります。

他の情報についても、グラフでまとめてみました。

職種別データ(一部)

スクロールできます
職種受験者
(最終合格者数)
合格率合格者全体の割合
(合格者=479名
公務員1,377名
(30名)
2.18%6.26%
教職員160名
(2名)
1.25%0.41%
会社員3,073名
(50名)
1.63%10.06%
法律事務所事務員253名
(2名)
0.79%0.41%
塾教師122名
(2名)
1.64%0.41%
自営業678名
(9名)
1.33%1.88%
法科大学院生496名
(21名)
4.23%4.38%
大学生3,953名
(286名)
7.24%59.71%
参考:令和5年司法試験予備試験│法務省

職種別にみてみると、大学生は受験者数も合格者も多いことがわかりました。

合格率も51.77%と高く、法学部在学中の人や在学中に、予備校や通信講座を利用している割合も多いです。

会社員の方の合格率は低いものの、合格者全体では約10%を占める割合にいるため、スキマ時間を工夫することで合格を目指せるでしょう。

予備試験に合格した後は司法試験に向けてどうやって動く?

予備試験に合格した後、合格者たちは司法試験に向けてどう動いていくのでしょうか。

まずは、予備試験に合格した人の、司法試験受験経験を見てみましょう。

受験経験

スクロールできます
司法試験の受験経験受験者(最終合格者数)合格者全体の割合(合格者=479名)
受験したことがない9,755名
(434名)
90.61%
旧試験のみ受験したことがある2,279名
(21名)
4.38%
新試験のみ受験したことがある740名
(11名)
2.30%
両方とも受験したことがある809名
(13名)
2.71%
参考:令和5年司法試験予備試験│法務省

予備試験に合格した人のほとんどが、司法試験に初チャレンジであることが分かります。

それでは、令和5年の司法試験に合格した人の情報を、法務省のデータからチェックしてみましょう。

令和5年司法試験の合格者データ(予備試験合格者)

  • 受験者数 353人
  • 最終合格者数 327人(92.63%)
  • 男性の合格者 281人(79.60%)
  • 女性の合格者 46人(13.03%)

令和5年の、司法試験を受験した予備試験合格者は353人でした。

全体の受験者数(3,928人)のうち、約9%を占めます。

予備試験合格者の、司法試験合格率は非常に高く92.63%です。

全体の合格者数(1,781人)のうち、約18%が予備試験合格者であり、司法試験合格を目指すルートが確立されているといえるでしょう。

職種別データ(一部)

スクロールできます
職種受験者(最終合格者数)合格率
公務員26名
(23名)
88.46%
教職員2名
(2名)
100.00%
会社員44名
(41名)
93.18%
法律事務所事務員9名
(5名)
55.56%
塾教師4名
(3名)
75.00%
自営業11名
(6名)
54.55%
法科大学院生78名
(78名)
100.00%
大学生37名
(36名)
97.30%
参考:令和5年司法試験法科大学院等別合格者数等│法務省

職種別データでは、予備試験合格者と同じ職種で確認してみたところ、ほとんどの職種で合格率が驚異の90%越えとなりました。

司法試験に、合格するまでの道のりが厳しい分、そこを乗り越えられればどの職種も司法試験合格率が高いことが分かります。

司法試験に合格して司法の道に進みたい人は、予備試験合格を目指して通信講座を取得してみましょう!

【2024年最新】司法試験・予備試験の試験日程と申込日

予備試験は7月・9月・1月と期間を分けて行われます。(2025年分は独自予想に基づきます)

[予備試験]  令和6年

試験公告令和5年12月15日(金)
願書交付令和6年2月19日(月)〜3月15日(金)
願書受付令和6年3月4日(月)〜3月15日(金)
短答式試験令和6年7月14日(日)
短答式試験合格発表令和6年8月1日(木)
論文式試験令和6年9月7日(土)・8日(日)
論文式試験合格発表令和6年12月19日(木)
口述試験令和7年1月25日(土)・26日(日)
合格発表令和7年2月6日(木)

[司法試験] 令和7年(予想)

試験公告令和6年12月15日(金)
願書交付令和7年3月8日(土)〜4月2日(水)
願書受付令和7年3月19日(水)〜4月2日(水)
論文式 選択科目・公法系科目第1問・公法系科目第2問令和7年7月10日(木)
論文式 民事系科目第1問・第2問・第3問令和7年7月11日(金)
論文式 刑事系科目第1問・第2問令和7年7月13日(日)
短答式 民法・憲法・刑法令和7年7月14日(月)
短答式成績発表令和7年8月1日(金)
合格発表令和7年11月6日(木)

【ちなみに】司法試験と似ている資格や相性のいい資格は?

中小企業診断士・中小企業の課題や診断を行う専門家
・同時取得で法律面だけでなく経営面についても関わることができるため仕事の幅が広がる
経営心理士・経営に特化した心理の専門家
・経営心理士を取得することで、顧問弁護士や社外役員になれる可能性が増える
社労士・労働社会保険諸法令に基づく書類提出の代行
・弁護士資格取得で、試験を受けることなく登録可能
行政書士・行政に提出書類の代行
・弁護士資格取得で、試験を受けること無く登録可能

【FAQ】司法試験・予備試験の通信講座に関するよくある質問

最後に、司法試験や予備試験の通信講座についてよくある質問をまとめてみました。

予備試験の試験対策は相場より安い講座を選んでも大丈夫?

予備試験の相場は70万円~100万円程度。フルラインナップで対策講座を入れたりオプションを追加すると100万円以上かかってしまうのは珍しくありません。

通信講座の価格は毎年改定されやすいため、相場より安いから怪しいという訳ではありません。不安な場合は、毎年の合格実績や利用できるサポート、カリキュラムの内容などもチェックしてみましょう。

また、通信講座のなかにはYoutubeなどでサンプル映像講義を視聴できるところもあるので、講師の質や映像講義の見やすさについても事前にチェックしておくことが可能です。

予備試験対策の通信講座と予備校にどんな違いがある?

通信講座はオンラインでの講義配信や教材・問題集配信が主流で、添削や質問サービスも充実しています。自宅や好きな場所で受講できる点や時間に制限がないところが好評ですが、添削や質問の対応には多少のラグが発生してしまいます。

一方で予備校では通学受講とオンライン受講を選べるという利点があります。通学はスケジュールが決まっていて学習計画を立てやすい・講師に直接質問や相談ができる・学習スペースがあるから集中しやすいというメリットがありますが、通信講座よりも費用が掛かりやすい点や通学の都合を考慮しなければいけない点には注意が必要です。

目次