スタディング行政書士講座の評判・口コミは？2025年向け！合格率や安い時期を比較！

資格取得をサポートする通信講座のスタディングでは、「行政書士」の国家資格試験に向けた対策講座を展開しています。

コース名	コース内容	料金（税込）
行政書士学習のスモールスタートに最適！ 合格コース ミニマム	短期合格セミナー,基本講座,WEBテスト	34,980円
基礎から合格レベルまで効率よく学びたい方に！ 合格コース スタンダード	【ミニマム】＋スマート問題集,過去問解法講座,セレクト過去問集,13年分テーマ別過去問集,記述式解法講座,記述式対策問題集	54,000円
スタンダード＋論点整理、答練、模試で万全を期したい方に！ 合格コース コンプリート	【スタンダード】＋合格のための論点200,(科目別)合格答練,合格模試	69,400円

行政書士を目指すためには、国家試験を受けなければいけません。

行政書士試験の概要

試験科目	全2科目60問 ・行政書士の業務に関し必要な法令等（択一式／記述式） ・行政書士の業務に関連する一般知識等（択一式）
合格基準	次のすべてを満たした場合合格 ・「行政書士の業務に関し必要な法令等」で5割以上得点を取る ・「行政書士の業務に関連する一般知識等」で4割以上得点を取る ・試験全体の得点が6割以上である
受験手数料	10,400円
受験申し込み期間	毎年7月下旬～8月下旬
受験資格	誰でも可

行政書士試験の難易度は高く、一般財団法人 行政書士試験研究センターの発表を参照した直近3年間の合格率推移は以下のとおりです。

いずれも10％前後と、決して簡単な試験ではないことが分かります。だからこそ、しっかりと試験対策をしておくことが重要です。

また、行政書士試験は最低でも半年以上の学習時間が必要です。

2025年度の受験を目指す方は、早めに対策をし余裕を持って試験に臨みましょう。

この記事ではスタディングが手がける行政書士講座について、実際に利用したことがある人の評判を中心に紹介していきます。

これから行政書士を目指したい人にスタディングをおすすめする理由もお伝えしているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

料金の安さ	20点/20点
教材の質	19点/20点
カリキュラム充実度	19点/20点
サポート体制	19点/20点
信頼性と実績	18点/20点
総合評価	95点/100点

【スタディングの行政書士講座を紹介する前に】行政書士の仕事内容は？

行政書士は「行政書士法」に基づく国家資格の所有者のことを指します。

官公署へ提出する書類を作成する手続きを依頼を受けて代行します。許認可に関わる書類が多く、取り扱う種類は1万種を超えています。

国民が手続きや書類提出における作成をするよりも専門知識を有する行政書士が相談対応や代理を行うことで、より迅速に事務処理が進みますよ。

行政書士の主な仕事内容

行政書士の年収は580万円程度！独立開業でそれ以上の年収も目指せるチャンス

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、行政書士が含まれている職種の年齢別月収・年収は以下のとおりです。

行政書士を含む”ほかに分類されない専門的職業従事者”の月収および年収

年齢	月収	年収(※)
～19歳	約18万円	約231万円
20～24歳	約25万円	約360万円
25～29歳	約29万円	約408万円
30～34歳	約35万円	約504万円
35～39歳	約39万円	約665万円
40～44歳	約42万円	約692万円
45～49歳	約44万円	約675万円
50～54歳	約42万円	約628万円
55～59歳	約45万円	約657万円
60～64歳	約36万円	約568万円
65～69歳	約28万円	約420万円
70歳～	約23万円	約290万円
平均	約38万円	約580万円

行政書士のほかに速記者の賃金状況も含まれていますが、全体として平均580万円程度の年収を稼げるお仕事だと分かりますね。

ただし、独立して開業することでもっと多くの仕事を獲得したり単価を上げることも可能です。そうすれば平均年収以上の年収も目指せますよ。

【2025年合格を狙う人は要注意】2024年から行政書士試験の試験内容に一部変更あり

2023年に「行政書士試験の施行に関する定め」が一部改正となり、改正を受けて2024年の試験から内容が一部変更されることとなりました。

変更点について簡単にまとめると以下のとおり。

2024年度行政書士試験からの変更点（条文より）

試験内容や出題範囲が変わることではありませんが、知っておきたい「一般知識」ではなく「必要な基礎知識」と強調される内容になっていることが分かります。一般知識をメインにするのではなく、一般知識を含めた知っておきたい基礎知識をメインに取り扱うというイメージです。

行政書士試験の内容が一部変更される理由

現行の試験内容に影響はないとしながらも、なぜこのタイミングで試験の出題科目に一部変更があったのでしょうか。

総務省が公表している改正に関する意見募集の結果を確認してみると、次のような背景があって改正に至ったと推察できます。

行政書士に求められる役割の広がりに対応できるようになるため

行政書士法の改正や、行政手続の複雑化とデジタル化へ迅速に対応できる行政書士を輩出していくために、柔軟な対応力の土台に必要な基礎知識に関する内容を出題する

「一般知識」をこれまでと変わらず出題するのは幅広い識見を備える必要があるため

法律科目とは個別の政治・経済・社会に関連する一般知識についても、適切な業務を行うために求められる素養であるとして引き続き出題する

最新！令和7年度の行政書士試験概要

変更点を理解したところで、最新の行政書士試験概要を紹介します。

スケジュールを把握しておくことで、目標とする受験日や学習スケジュールを立てやすくなります。

	日程
試験日内容配布、受験願書	2025年7月22日（火）〜8月22日（金）予定
受験申込受付期間	郵送：2025年7月22日（火）〜8月22日（金）予定 インターネット：2025年7月22日（火）9時〜8月19日（火）17時まで　予定
試験試験日	2025年11月9日（日）予定
合格発表	2026年1月28日（水）予定

行政書士試験の概要は、例年7月に発表されます。

今後受験を考えている方は、スケジュールを把握し学習を効率よく進めましょう。

スタディングの行政書士講座は現行のカリキュラムに変更がある？

今回の改正に伴う試験方法の変更では、試験範囲や内容に関して変更はないと総務省が明言しています。

そのため、スタディングの行政書士講座でも現行のカリキュラムに変更が起きることはないでしょう。

すでに2024年度試験対策に向けた講座も開講しているため、もしもカリキュラムに変更がある場合は個別に情報が提供されるケースが考えられます。

実際にスタディングのFAQをチェックしてみると、「講座リリース後に試験に影響する法改正が発生した場合は、時期をみて個別に情報を提供する」という見解が提示されています。

基本は法改正後の内容に改訂したうえで講座が開講していますが、今回は2024年度向けの試験対策講座が開講しているので、必要と判断されれば法改正を受けた新情報が提供されるでしょう。

【スタディングの行政書士講座】受講生の評判は？

まずは受講生の実際の評価を紹介していきます。

いい口コミや評判だけでなく、悪い口コミについてもしっかり紹介していきますので、これから受講するか迷ってている人は悪い評判も加味しながら検討してみてください。

いい口コミ・評判をチェックしてみると、リーズナブルな受講費用やeラーニングシステムが好評と分かった！

利用者の声で多かったポジティブな意見は、主に以下の3つの口コミです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

割引やキャンペーンで他社よりもお手頃な価格で受講できる

スタディングの料金プランは34,980円～69,400円（税込）と他社に比べても比較的リーズナブルな価格帯になっています。

さらに、以下のようなキャンペーンや割引制度も充実しており、お得に受講できるのも大きな魅力です。

スタディング行政書士講座のお得なキャンペーン・割引情報
①Wライセンス応援割
2019年度版以降にスタディングのコースを受講した方の複数講座の申し込みで、受講料最大11,000円OFF！
②ガクチカ応援割
大学、専門学校、高等学校の学生は学生認証をするだけで全講座対象30%OFFクーポンがもらえる！

そのほか、学生認証で20%OFFクーポンがもらえる「スタディング学割」や、前年度版コース購入者を対象にした「更新版コース」などお得な割引制度も多数！

eラーニングですべてテキストも講義もチェックできるからながら勉強がしやすい

スタディングにはeラーニング機能が充実していて受講生からも好評です。

インプットしたいコンテンツからアウトプットできる問題演習まですべてがeラーニングに集約されていて、スキマ時間にでもスマホ1つで学習を進められるのが魅力的。

気になる機能については、後ほどメリットの1つとして詳しく紹介していきます。

AIを活用した問題演習で効率良く覚えられる

さまざまな機能が詰まったeラーニングシステムですが、そのなかの1つにある「AI問題復習」機能が受講生の間で使いやすいと人気のようです。

AI問題復習は問題の正答率にあわせて、次回の復習日をAIが自動で設定。毎日復習するべき問題が児童で出題されるので、自分で問題を考える手間がなくても効率良く定着できる問題演習を進められます。

悪い口コミ・評判をチェックしてみると、プラスαの講座や機能が実装されていないのが惜しかった！

利用者の声で多かったネガティブな意見は、主に以下の2つの口コミです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

試験日前の直前対策講座などプラスαの対策ができる講座がない

スタディングはインプットとアウトプットでそれぞれ用意したカリキュラムを、4種類の料金プラン別に組み合わせてセットプランで提供しています。

コース名	コース内容	料金（税込）
行政書士学習のスモールスタートに最適！ 合格コース ミニマム	短期合格セミナー,基本講座,WEBテスト	34,980円
基礎から合格レベルまで効率よく学びたい方に！ 合格コース スタンダード	【ミニマム】＋スマート問題集,過去問解法講座,セレクト過去問集,13年分テーマ別過去問集,記述式解法講座,記述式対策問題集	54,000円
スタンダード＋論点整理、答練、模試で万全を期したい方に！ 合格コース コンプリート	【スタンダード】＋合格のための論点200,(科目別)合格答練,合格模試	69,400円

しかし、試験日前の最後のチェックができる直前対策講座や模擬試験講だけ追加で受講できるような、プラスαの単発講座は用意されていません。

AI実力スコア機能が行政書士講座に導入されていない

スタディングのeラーニング機能には「AI実力スコア」が新たに実装されていますが、行政書士講座はこの機能の対象ではありません。

非常に便利な機能でスタディングユーザーの間でも好評ですが、まだ行政書士講座では利用できないため、対応を待ち望む声もありました。

スタディングの行政書士講座を選ぶべき理由は？メリットを紹介

スタディングの行政書士講座について、いい評判と悪い評判をそれぞれチェックしていきました。

この記事はスタディングの行政書士講座を受講するべきか迷っている人に向けて、おすすめする理由を紹介していきます。

そこで、スタディングの行政書士講座を選ぶべきメリットについてまとめてみました。

行政書士の試験対策をスタディングで勉強するべきメリット

思わぬデメリットについても紹介しているので、自分にとってメリットとデメリットどちらを優先して受講可否を決断するかの参考にしてみてください。

①スマホひとつで学習しやすいeラーニングシステム

受講生のいい口コミでも紹介されていたスタディングのeラーニングシステム。スマホがあればインプットもアウトプットも、学習計画の立て直しまで簡単に対応できます。

行政書士講座では、次の機能を利用できます。

インプットからアウトプットまで一貫してスマホやパソコンだけで完結できるほか、モチベーションの維持につながる学習管理機能も豊富です。

通信講座は1人で学習を進めるため現在の自分の立ち位置やほかの受講生の規模感を感じにくいですが、スタディングのeラーニング機能があれば、常に高い意思を持って学習に取り組めるでしょう。

②割引制度や合格お祝い金などのコスパがよくなる施策がある

スタディングは割引制度や合格時のお祝い金など、費用援助策が豊富です。

合格お祝い金制度は、対象年度の試験に合格した対象コースの受講生で、アンケートおよび合格体験談を記入した方に10,000円が進呈される制度。

とくに難しい条件もないため、対象期限までに連絡をしてお祝い金をゲットしておきましょう。

合格すればもらえる！という制度なので、自分のモチベーションアップにもつながりますよ。

③講義時間が短いのに要点がしっかり押さえられている

映像講義の所要時間は1回5分から15分程度とスッキリまとめられており、移動中にもサクッと視聴しやすいです。

ひとつひとつの講義時間が短くてもテキストや講師の解説によって要点がしっかりと押さえられているので、効率良くインプットを行って重要な知識を定着できるでしょう。

便利機能も充実しているので、効率よくインプット学習をしたい人にとってもメリットです。

【お金の無駄？】スタディングの行政書士講座のデメリット

魅力的なメリットがたくさんあるスタディングの行政書士講座ですが、一方でデメリットもあります。

講師への質問制度は「学習Q&Aチケット」として、有料オプションでの提供となります。

また、冊子版のテキストが欲しい場合も別途購入が必要となるため、テキストとの併用や疑問点をすぐに解消したい人にとっては費用がかさんでしまう恐れも。

シンプルな機能とeラーニングコンテンツに集約している分費用もお得になっているのがスタディングの魅力ですが、オプション対応となってしまう要素が多い点はデメリットとなるでしょう。

2025年合格に向けてスタディングの行政書士講座を評価してみた

ここからは、他社とスタディングで異なる行政書士講座の内容を比較して評価していきます。

行政書士講座はほかの通信講座でもたくさん展開されていますが、スタディングを選ぶべきかまだ迷っている人はこちらの評価を参考に選んでみてください。

講義の進め方を他社と比較した結果！スタディングは学習フローの提供でテンポよく進められる

	スタディング	アガルート	フォーサイト
カリキュラムの進め方	・インプット映像講義 ・Webテキスト ・アウトプット問題集 ・AI問題復習 ・模擬試験 ・サポート質問対応（一部有料） ・学習フローの提供	・インプット動画講義 ・テキスト ・アウトプット問題集 ・模擬試験 ・サポート毎月のライブ配信 ・質問対応（100回）	・インプット動画講義 ・テキスト ・ライブ講義 ・アウトプット問題集 ・Webテスト ・模擬試験 ・サポート質問対応（制限あり） ・個別カウンセリングフォロー ・メルマガ

スタディングではeラーニングのAIシステムを活用して、その日に取り組むべきカリキュラムが一目で分かる「学習フロー」機能があります。

どの順番で映像講義をチェックして問題に取り組むべきなのかが一連の流れで分かりやすくなっているため、サクサクと講義を進めることが可能ですよ。

動画講義の様子を知りたい方は、それぞれのサンプル動画をチェックしてみてください。

行政書士試験　記述式民法ポイント解説～成年被後見人制度

【行政書士試験】入門総合講義 サンプル講義 民法 豊村慶太講師｜アガルートアカデミー

【フォーサイト】情熱講義／行政書士／サンプル講義／未成年者

講義時間を他社と比較した結果！スタディングは見やすいテンポと倍速再生に対応

	スタディング	アガルート	フォーサイト
講義時間	1回15分程度 最大2倍速対応	1回10分程度 最大3倍速対応	1回15分程度 最大2倍速対応

どの通信講座も1回10～15分程度とスキマ時間にもサクサク見やすい時間帯で区切られています。

また、スタディングでも最大2倍までの倍速再生に対応しており、何周も解説をチェックしたい場合は倍速再生で効率よくインプットできますよ。

講師を他社と比較した結果！スタディングは落ち着いた声と丁寧な話し方が安心する

	スタディング	アガルート	フォーサイト
講師	・竹原講師 行政書士、マンション管理士など多くの試験の対策講師を数多くの企業や大学で務める	・豊村講師 早稲田大学3年次に合格。大手予備校LECや大学等で12年以上指導経験あり 他単発講座担当講師あり	・福澤講師 行政書士の合格対策本を出版するほか、合同事務所を開業している現役行政書士 ・五十嵐講師 行政書士、ビジネス実務法務検定2級などの資格を保有 ・北川講師 行政書士、海事代理士、宅建などの資格を保有

スタディングの行政書士講座を担当する専任講師は竹原先生です。

行政書士講座以外にも多くのスタディングの講座を担当しており、他講座の受講生からも「声が落ち着いている」「話し方が丁寧で分かりやすい」と好評を受けています。

テキストを他社と比較した結果！スタディングはイラストも活用して視覚から分かりやすくインプットできる

	スタディング	アガルート	フォーサイト
テキスト	フルカラー デジタルのみ	フルカラー デジタル対応	フルカラー デジタル対応

スタディングのテキストはフルカラーかつシンプルな色使いとイラスト・図表を活用して分かりやすくまとめています。

アガルートはフルカラーながらワントーンに仕上げて分かりやすいデザインにしています。表やチェックポイントで重要ポイントもすっきりと見せているのが特徴です。

フォーサイトもフルカラーでカラフルかつ図表・イラストも活用しているほか、重要度を項目ごとに記しているのがポイント。何周もする場合に活用できます。

受講料を他社と比較した結果！スタディングは最安価格でセット講座を受講できる

	スタディング	アガルート	フォーサイト
受講料	セット：34,980円～	セット：43,780円～ 単科：10,780円～	セット：66,800円～ 単科：10,800円～

スタディングではセット講座のみ展開していますが、その費用は最安で34,980円（税込）と比較対象の他社よりもリーズナブル。

受講費用をなるべく抑えたい人はスタディングでの受講が望ましいでしょう。

キャンペーン・割引制度を他社と比較した結果！スタディングは割引施策やお祝い金制度の内容がやや劣る？

	スタディング	アガルート	フォーサイト
キャンペーン	とくになし	・期間限定20％オフ ・教育クレジットローン分割手数料0円	5,000円オフクーポン
割引制度	・更新版コース ・法人一括申込プラン ・合格お祝い金制度 ・スタディング学割 ・ガクチカ応援割引 ・Wライセンス応援割	・20%オフ（他校乗換/再受講/グループ/他資格試験合格者/ステップアップ） ・10%オフ（再受験/家族）	・教育訓練給付制度（バリューセット） ・全額返金保証制度（バリューセット3） ・最大10,000円オフ（Wライセンス） ・合格お祝い金制度 ・勤務先企業紹介制度

受講費用が最もお得なスタディングでも、キャンペーンや割引施策を積極的に展開しています。

しかし、比較対象の他社と比べると内容はやや劣る印象です。

とくに合格した際のお祝い金制度は10,000円進呈ですが、他社ではもっと進呈されるケースもあるので、費用が安い分施策が弱まってしまうのは仕方ないかもしれません。

合格実績を他社と比較した結果！スタディングは合格率が分からないため判断が難しい

	スタディング	アガルート	フォーサイト
合格実績	【令和4年度】 合格者：160名※ 合格率：不明	【令和5年度】 合格者：304名 合格率：56.11%	【令和4年度】 合格者：不明 合格率：54.1%

スタディングは合格者数を公開していますが、何人中160名が受かったのかという「合格率」は明らかにされていません。

そのため他社と比較した合格実績を評価しづらいですが、令和4年度の行政書士試験合格者の全体数（5,802名）のうち160名も合格者（全体の2.8%がスタディング生）を輩出できているのは素晴らしい結果と言えるでしょう。

eラーニング対応を他社と比較した結果！スタディングは最もeラーニング機能が豊富で使いやすさ◎

	スタディング	アガルート	フォーサイト
eラーニング対応	映像講義（ダウンロード可） 音声講義 Webテキスト 勉強仲間機能 学習フロー／学習レポート・マイノート機能 AI検索／AI説明機能 AI問題復習 学習Q&Aサービス スマート問題集 セレクト過去問集 13年分テーマ別過去問集 記述式対策問題集 科目別合格答練 合格模試	講義動画 音声ダウンロード デジタルテキスト Zoomでの学習サポート（ゼミ） Facebook質問対応 Youtubeライブ配信	講義動画 講義音声 デジタルテキスト 過去問 再現演習過去問 一問一答演習 eライブスタディ（生配信） チェックテスト 確認テスト 訂正情報 合格カード用語集 学習スケジュール 資格マンガ 質問箱

スタディングのeラーニングシステムはインプットからアウトプットまでそろっているだけでなく、学習のモチベーションを高めてくれる機能も豊富です。

スマホ1つあれば学習を進められる手軽さも魅力的で、忙しい社会人やなかなか机に向かって勉強するやる気がでない人にもぴったりですよ。

【2025年合格対策】スタディングの行政書士講座を分析

ここからは2024年の行政書士試験合格に向けて、スタディングで展開されている行政書士講座の概要をチェックしていきます。

紹介する講座一覧（税込）

それぞれを深掘りして紹介していきますので、どの講座を受講するか検討する際の参考にしてみてください。

行政書士合格コース（ミニマム）はインプットのコンテンツだけを詰め込んだシンプルなカリキュラム

基本情報

受講料（税込）	34,980円
教材内容	※テキスト冊子は有料オプション14,900円（税込）
講座内容	・短期合格セミナー（1回）・基本講座（約50時間）
eラーニング機能	・映像講義（ダウンロード可） ・音声講義・Webテキスト・勉強仲間機能 ・学習フロー／レポート・マイノート機能 ・AI検索／AI説明機能・学習Q&Aサービス
教材発送スケジュール	2024年10月～2025年6月まで順次リリース
受講特典	・合格お祝い金制度（10,000円）

ミニマムコースはインプットができる映像講義とテキストのみ提供し、アウトプットの問題演習は収録されていないのが特徴です。

また、収録されている内容も行政書士試験に必要な基礎知識を端的にまとめており、映像講義は約50時間と短期間で理解できるよう編集されています。

すでに問題集や過去問集を別で用意していて短期間でインプットしたい人にぴったりのコースでしょう。

行政書士合格コース（スタンダード）は初学者が欲しいインプット＋アウトプットのカリキュラムを開発

基本情報

受講料（税込）	54,000円
教材内容	※テキスト冊子は有料オプション14,900円（税込）
講座内容	・短期合格セミナー（1回）・基本講座（約50時間） ・過去問解法講座（約18時間）・記述式解法講座（約14時間）
eラーニング機能	・映像講義（ダウンロード可）・音声講義・Webテキスト ・勉強仲間機能・学習フロー／レポート・マイノート機能 ・AI検索／AI説明機能・AI問題復習・学習Q&Aサービス ・スマート問題集（全550問）・セレクト過去問集（全370問） ・13年分テーマ別過去問集（全670問）・記述式対策問題集（14回）
教材発送スケジュール	2025年3月～順次発送
受講特典	・合格お祝い金制度（10,000円）

スタンダードコースには基本講義のインプット向けコンテンツのほかに、過去問や記述式の解法を解説するアウトプット向けコンテンツも収録されています。

初学者でもこのコース1つで効率よく学習サイクルを回すことができ、価格も比較的リーズナブルなところが魅力的な講義です。

行政書士合格コース（コンプリート）は模試も受けて万全の対策をしたい人向けのカリキュラム

基本情報

受講料（税込）	69,400円
教材内容	※テキスト冊子は有料オプション14,900円（税込）
講座内容	・短期合格セミナー（1回）・基本講座（約50時間） ・過去問解法講座（約18時間）・記述式解法講座（約14時間） ・合格のための論点200（約13.5時間）
eラーニング機能	・映像講義（ダウンロード可）・音声講義・Webテキスト ・勉強仲間機能・学習フロー／レポート・マイノート機能 ・AI検索／AI説明機能・AI問題復習・学習Q&Aサービス ・スマート問題集（全550問）・セレクト過去問集（全370問） ・13年分テーマ別過去問集（全670問）・記述式対策問題集（14回） ・科目別合格答練（10回）・合格模試（1回）
教材発送スケジュール	2025年3月～順次発送
受講特典	・合格お祝い金制度（10,000円）

コンプリートコースにはスタディング行政書士講座で提供されているすべてのコンテンツが収録されています。

インプットやアウトプットはもちろんのこと、合格を着実に近づけるための答練や模試も受けることが可能です。

自分の実力を知って弱点を把握することで、隙のない受験対策ができますよ。

行政書士以外に取っておきたい資格はある？近い職種やスタディングの講座を紹介

行政書士は「行政書士法」のもと行政書士試験を受けて取得できる国家資格です。

行政書士として事務所を開業するのではなく、ビジネスシーンで活用できる自分の強みとしてほかの資格も取得したい人には、以下の資格もおすすめです。

それぞれどんな資格なのかについて紹介し、スタディングの講座情報も簡単にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

	行政書士	社会保険労務士	弁理士	中小企業診断士
国家資格	〇	〇	〇	〇
独立開業	〇	〇	〇	〇
平均年収	580万円	781万円	971万円	781万円
合格率（令和5年度）	13.98%	6.36%	6.07%	5.59%
受験資格制限	なし	あり	なし	なし
資格登録先	行政書士会	社会保険労務士会	日本弁理士会	中小企業診断協会
登録要件	―	①2年以上の実務 ②指定講習修了	実務修習	実務補修
スタディング講座情報（税込）	こちら 34,980円～	こちら 61,800円～	こちら 79,000円～	こちら 48,400円～

社会保険労務士は企業が必要とする人材の採用から退職までにかかる保険や年金を取り扱う専門家

社会保険労務士（社労士）は、主に企業の社員向けの社会保険や年金制度についての専門知識を持っています。

事務所に来た依頼に応じて書類作成や代理提出などの仕事を受けることもできますし、企業に属して人事部などで主に労務関係の職務に就くことも可能です。

行政書士と比べると合格率は6.4%と厳しいですが、スタディングの2023年度合格報告者は145名（※）と高い合格実績があります。

基礎的な知識から横断整理ができる特別講座、直前対策の模試まで幅広い対策をカリキュラムに取り入れているだけでなく、AI実力スコアやAI学習プランといった機能を活用して効率よく学習できることが、高い合格実績を実現できている要因と言えるでしょう。

※合格者調査に協力した合格報告者の人数（2023年11月時点）

基本情報

主な仕事内容	・労働保険や社会保険諸法令についての各種書類を作成 ・作詞した書類を官公署へ代行提出 ・行政からの調査に対し代理対応、または立ち合い ・職場の安全衛生や社員の健康管理について指導、助言など
平均年収	781万円
合格率（令和5年度）	6.4%
受験時期	毎年8月下旬
スタディングコース一覧（税込）	・ミニマム：61,800円 ・レギュラー：74,800円 ・フル：89,800円
スタディングカリキュラム	・入門講座・基本講義・白書・統計・法改正講座 ・横断整理・直前対策答練・模試 ・入門スマート問題集・WEBテキスト・スマート問題集 ・セレクト過去問集・選択式ポイント問題集
スタディングeラーニング機能	・映像講義（ダウンロード可）・音声講義・Webテキスト ・勉強仲間機能・学習フロー／レポート・マイノート機能 ・AI検索／AI説明機能・AI問題復習・暗記ツール ・AI実力スコア機能・AI学習プラン機能 ・学習Q&Aサービス・スマート問題集
スタディング	社会保険労務士講座

弁理士は知的財産に関する専門知識を活かして特許庁への手続きなどを主に行う

弁理士は企業などの依頼に応じて、知的財産に関する技術などの特許申請における書類作成や相談対応を行います。

高い専門知識が求められるだけでなく、依頼者に代わって特許庁とやり取りを行う必要があります。

今回紹介した士業のなかでも最も高い平均年収を実現できているのも弁理士の魅力です。

スタディングでは独自に専任講師が編み出した「15×3論文勉強法」という論文対策の学習メソッドを活用して、効率よく出題範囲の論文問題対策に取り組みます。

スマホさえあればインプット・アウトプットはもちろんのこと、AIの機能も活用して適切な答案ノウハウを頭に叩き込み、論文式筆記試験までばっちり対策ができますよ。

基本情報

主な仕事内容	・技術発明の有用性や特許権などが認められるか検討する ・出願が拒絶された場合の不服審判請求 ・先行出願・登録状況、審決例を調査して権利取得可否を判断 ・願書や図面などの必要書類を作成
平均年収	971万円
合格率（令和5年度）	6.1%
受験時期	・短答式筆記試験毎年5月中旬～下旬 ・論文式筆記試験毎年6月下旬～7月上旬 ・口述試験毎年10月中旬～下旬
スタディングコース一覧（税込）	・基礎・短答・論文総合コース：99,000円 ・基礎・短答合格コース：79,000円 ・論文対策コース：59,000円
スタディングカリキュラム	・基礎／短答講座・短答解法講座・論文対策講座・論文問題演習
スタディングeラーニング機能	・映像講義（ダウンロード可）・音声講義・Webテキスト ・勉強仲間機能・学習フロー／レポート・マイノート機能 ・AI検索／AI説明機能・AI問題復習・AI実力スコア機能 ・学習Q&Aサービス・スマート問題集／セレクト過去問集
スタディング	弁理士講座

中小企業診断士は経営層の依頼に応じて企業の経営内容を診断しアドバイスを行う

中小企業診断士は名前のとおり中小企業の経営層をメインの依頼相手とし、依頼を受けてその企業の経営力を診断・アドバイスする役割を持ちます。

経営方針に悩んでいる企業の経営層に対して現地調査やヒアリングを行い、専門知識を有する中小企業診断士が適切な経営の舵を切れるよう指導する仕事です。

スタディングのeラーニングシステムを活用すれば、忙しい社会人でもスキマ時間を活用して講義の視聴から問題演習まで取り組めます。

スタディングを使って実際に第2次試験まで合格できた先輩たちのインタビュー動画や合格体験談も多数アップされているので、ぜひチェックしてみてください。

基本情報

主な仕事内容	・資料を読み経営上の問題点を判断 ・企業に出向いて現地調査を行う ・企業の診断方針を作成 ・経営者と話し合い経営における問題点と改善案を確認する
平均年収	781万円
合格率（令和5年度）	5.6%
受験時期	・第1次試験毎年8月上旬 ・第2次試験（筆記）毎年10月下旬 ・第2次試験（口述）毎年1月下旬
スタディングコース一覧（税込）	・ミニマム：53,900円 ・スタンダード：64,900円 ・コンプリート：84,700円
スタディングカリキュラム	・合格戦略講座・簿記入門講座・1次基礎講座 ・実践フォローアップ講座・過去問セレクト口座 ・1次試験直前対策講座・1次試験合格模試・2次合格メソッド講座 ・2次試験事例Ⅳ演習講座・2次基礎講座 ・スマート問題集・1次試験年度別過去問題集・2次試験過去問題集
スタディングeラーニング機能	・映像講義（ダウンロード可）・音声講義・Webテキスト ・勉強仲間機能・学習フロー／レポート・マイノート機能 ・AI検索／AI説明機能・AI問題復習・AI実力スコア機能 ・AI学習プラン機能・学習Q&Aサービス・スマート問題集
スタディング	中小企業診断士講座

【FAQ】スタディングの行政書士講座に関するよくある質問

最後に、スタディングで受けられる行政書士講座に関するよくある質問をまとめてみました。

スタディングの行政書士講座だけでも試験に合格できる？

自分のライフスタイルと試験までに残り確保できる勉強時間を考慮したうえで、自分に適切な行政書士講座を選択できれば、十分合格することは可能です。

スタディングでは目的別に応じてカリキュラムを3種類に分けて開講しています。

初学者でもしっかり合格ラインに届かせたいなら、模擬試験までフルセットで対策できるコースを選んでみるとよいでしょう。

行政書士と司法書士はどちらの試験のほうが難易度が高い？

官公庁へ提出する広範囲の書類について作成や代理提出を行う行政書士ですが、司法書士の仕事内容は主に次のとおりです。

司法書士の主な仕事内容

行政書士の合格率は13.98%ですが、司法書士の合格率は令和5年度の試験で5.19%と行政書士よりも低い合格率です。（参照：法務省）

行政書士の範囲よりもさらに広範囲の法律に関する知識が求められるため、司法書士試験のほうが難易度が高いと言えるでしょう。

スタディングの行政書士講座ではどれくらい勉強時間を確保するべき？

一般的には500〜1000時間が必要とされている行政書士試験対策の勉強時間。

しかし、スタディングで実際に行政書士試験に合格できた人の体験談を見てみると、350～400時間程度の短期で合格を実現できた人もいます。

とくにAI問題復習などの効率よく知識が定着できる機能を活用して1日100問を解いてみたり、講義の音声だけをひたすら流して頭にたたきいれるなど、さまざまな活用法を取り入れているようです。

忙しい人は500時間やそれ以上の勉強時間が必要となるかもしれませんが、短期合格を狙いたい人は350時間程度の学習時間でも十分合格を狙えます。

行政書士試験は、最低でも半年以上の学習期間が必要です。

効率よく試験に合格するためにも、早めに対策を行いましょう。

具体的には、2025年度の試験合格を目指すなら、2024年12月から学習を始めます。

試験までの期間が短いと1日の勉強時間も増えるので、社会人で行政書士を目指す方は今から対策を行うのがおすすめです。

スタディングの行政書士講座をおすすめしたい人の特徴は？

スタディングの行政書士講座をおすすめしたい人の特徴は次のとおりです。

スタディングの行政書士講座をおすすめしたい人の特徴

スタディングは初学者に寄り添った細かく丁寧なテキスト制作と映像講義編集にこだわっており、講師の説明も受講生から分かりやすいと好評です。

また、スマホがあれば効率よく勉強できるeラーニングシステムが充実しているため、スキマ時間にもサクッとインプットや問題演習を進めたい人にも向いています。

ただし冊子版テキストは有料オプションとなってしまうため、オンラインでいろんな学習機能を使いこなせる人でないと内容の定着まで時間がかかってしまう可能性もあります。