司法書士とは、専門的な法律の知識に基づいて登記代理や公的機関への書類作成、または民事訴訟などの代理業務を行う仕事です。
その専門性の高さから、司法書士になるためには、司法書士法の規定に基づいて法務省が主催する「司法書士試験」という国家試験に合格しなければいけません。
【試験概要】
試験の流れ | 筆記試験→口述試験 |
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受験資格 | 特になし |
試験科目 | 【筆記試験】 ①憲法、民法、商法、刑法に関する知識 ②不動産登記、商業(法人)登記に関する知識 ③供託、民事訴訟、民事執行、民事保全に関する知識 ④その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務に必要な知識および能力 【口述試験】 ①不動産登記、商業(法人)登記に関する知識 ②その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務に必要な知識および能力 |
受験手数料 | 8,000円(収入印紙で納付) |
試験科目の免除 | 筆記試験合格者は次回の筆記試験免除 |
2023年(令和5年)に実施された司法書士試験は約1万3,372人が受験したところ、合格者はたったの695人でした。(出典:令和5年度司法書士試験の最終結果について│法務省)
わずか5.2%の合格率を潜り抜けるためには、適切かつ効率よく試験対策を進めていかなければいけません。
そこで今回は、司法書士試験の対策を行う通信講座「スタディング」について講座の内容や評判を紹介していきます。
- スタディングの司法書士講座に関する口コミ
- スタディングと他社の司法書士講座を比較
- スタディングの司法書士講座の概要
- スタディングで学べる他の通信講座
スタディングでは、学校で法律の知識を学んでこなかった人たちも、知識ゼロの状態から合格を目指せる講座が用意されています。
コース名 | 料金(税込) |
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司法書士学習のスモールスタートに最適!合格コース<ミニマム> | 49,500円 |
基礎学習や択一式対策が中心!合格コース<ベーシック> | 69,300円 |
基礎学習〜記述式対策で万全を期したい方に!合格コース <スタンダード> | 89,100円 |
スタンダード+模試試験+記述式添削指導で安心!合格コース<コンプリート> | 99,000円 |
また、行政書士など他の国家試験対策に関する講座も紹介しているので、気になる方は最後までチェックしてみてください。
スタディングの司法書士講座だけでは受からない?口コミ・評判を検証してみた
まずはスタディング受講生の実際の評価を紹介していきます。
いい口コミや評判だけでなく、悪い口コミについてもしっかり紹介していきますので、これから受講するか迷ってている人は悪い評判も加味しながら検討してみてください。
スタディング司法書士講座のいい口コミからわかったメリット3つ
スタディング受講生の声で多かったポジティブな意見から分かったメリットは以下のとおりです。
【スタディングのいい口コミから分かったメリット】
- スマホ学習メインでコツコツと進めやすい学習スタイル
- 音声データを活用してスキマ時間にながら勉強ができる
- キャンペーンや割引クーポン、合格お祝い金で実質負担額がお得
スタディングの魅力は、オンライン学習コンテンツの充実度が高いことです。
AIを活用した機能も数多く搭載されており、スマホ1つで学習を進めたい人にとってはこれ以上ない学習コンテンツがそろっています。
音声ダウンロードを活用して通勤中に聞き流す人もいれば、AI問題復習機能を活用して理解度を深める人もおり、人それぞれの使い方でカリキュラムを進められる魅力があります。
また、キャンペーンや割引クーポンを豊富に展開しているほか、合格お祝い金制度も実施しています。
元々そこまで高くない受講料を更に抑えることができるので、活用しようと考えている受講生も多くいました。
スタディング司法書士講座の悪い口コミからわかったデメリット2つ
スタディング受講生の声で多かったネガティブな意見から分かったデメリットは以下のとおりです。
【スタディングの悪い口コミから分かったデメリット】
- 2024年短期合格を狙う人向けの講座が用意されていない
- 講師への質問サービスは有料オプションになってしまう
スタディングはコスパのいい受講料とスマホ学習がしやすいコンテンツが好評な一方で、追加サポートにはオプション料金がかかってしまうところがデメリットです。
他社でもカリキュラムのなかに無料質問サービスがあるところも多いですが、スタディングは質問1回につき1枚のチケットを消費するサービスを行っており、質問をすればするほど費用が増えてしまいます。
受講料を抑えられる施策が多い魅力的なサービスである一方で、初学者で不安な要素が多い人にとってはお金をかけないと解決できないシーンも出てきてしまうでしょう。
スタディングと他社の司法書士講座を比較してわかった評判
ここからは、他社とスタディングで異なる司法書士講座の内容を比較して評価していきます。
司法書士講座はほかの通信講座でもたくさん展開されていますが、スタディングを選ぶべきかまだ迷っている人はこちらの評価を参考に選んでみてください。
司法書士講座の「受講料金」を比較した結果、スタディングは比較対象のなかで最安の受講料だった
受講料(税込) セット講座 | 受講料(税込) 単科講座 | |
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スタディング | 49,500円~99,000円 | 18,700円~44,000円 |
アガルート | 129,800円~294,800円 | 4,400円~54,780円 |
クレアール | 360,000円~500,000円 | ー |
LEC東京リーガルマインド | 407,600円~937,300円 | 49,500円~139,800円 |
伊藤塾 | 328,000円~528,000円 | 10,000円~238,000円 |
フォーサイト | 107,800円 | 76,800円 |
スタディングは今回比較した6社のなかで最安の受講料でした。
セット講座でも10万円以下と魅力的な価格ですが、期間限定のキャンペーンを利用すると1万円以上受講料をお得にすることもできます。
もちろん受講料が安い分質問は有料オプションになってしまうなど、他社とコンテンツの内容には差がありますが、必要なテキストや講義はそろっています。
なお、単科講座よりもセット講座のほうがお得に受講できておすすめです。
司法書士講座の「講座内容」を比較した結果、スタディングはスパイラル学習で効率良く知識を定着できた
カリキュラム | |
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スタディング | ・短期合格セミナー ・基本講座 ・記述問題対策 ・過去問解説 ・添削課題 ・模擬試験 |
アガルート | ・総合講義 ・記述問題対策 ・択一問題対策 ・過去問解説 ・答練 ・模擬試験 |
クレアール | ・総合講義 ・解法マスター答練 ・チェック講義 ・復習講義 ・模擬試験 |
LEC東京リーガルマインド | ・合格講座 ・オンライン問題集 ・記述式対策 ・過去問演習 ・公開模試 |
伊藤塾 | ・基本講義 ・記述式対策 ・択一式対策 ・答練 ・模擬試験 |
フォーサイト | ・受講ガイド ・入門講座 ・基礎講座 ・過去問集 ・模擬試験 |
スタディングのカリキュラムはインプットと過去問中心のアウトプットを並行して進める「スパイラル学習」を採用しています。
筑波技術大学の論文(2012)によると、国家試験の対策として過去問の反復学習が効果的であるとのこと。学んだ知識を落とすことなくアウトプットできるので、初学者でも効率良く知識を定着できるでしょう。
また、後半では記述式の解法テクニックを無駄なく解説していく講座を展開。
具体的な資料の読み方や整理の仕方、知識の活用法などの実践的な対策テクニックを伝授してくれるだけでなく、過去問の検討や本試験の出題パターンまで紹介してくれます。
司法書士講座の「テキスト」を比較した結果、スタディングはオンラインで見やすいテキストだった
フルカラー | 媒体 | |
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スタディング | 〇 | ・WEBテキスト ・冊子テキスト(有料) |
アガルート | 〇 | ・冊子テキスト ・デジタルテキスト |
クレアール | ✖ 2色 | ・冊子テキスト ・PDFテキスト |
LEC東京リーガルマインド | ✖ 2色 | ・冊子テキスト ・講義スライド |
伊藤塾 | ✖ 1色 | ・冊子テキスト ・デジタルテキスト |
フォーサイト | 〇 | ・冊子テキスト ・デジタルテキスト |
デジタル版のテキストが提供されるスタディングの教材は、フルカラーでイラストや図を多用した構成になっています。
基本講座の内容をベースに制作されていて、スマホでもタブレットでも見やすい大きさです。
司法書士講座の「eラーニング」を比較した結果、スタディングはAIを活用した機能が充実していた
eラーニング | |
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スタディング | ・音声ダウンロード ・視聴倍速再生機能 ・AI問題復習機能 ・学習フロー/レポート ・AI検索/説明機能 ・マイノート機能 ・勉強仲間機能 ・AI実力スコア機能 ・スタディングチャレンジ |
アガルート | ・音声ダウンロード ・視聴倍速再生機能 ・学習進捗率 ・講義動画のしおり機能 |
クレアール | ・視聴倍速再生機能 ・〇×テスト ・定期ドリル ・マイカリキュラム |
LEC東京リーガルマインド | ・音声、動画ダウンロード ・視聴倍速再生機能 ・続き再生機能 ・学習フロー ・学習タスク機能 ・受講生交流サイト ・学習進捗率 |
伊藤塾 | ・オンラインライブ配信 ・オンデマンド配信 ・視聴倍速再生機能 ・ふせん視聴 |
フォーサイト | ・音声、動画ダウンロード ・視聴倍速再生機能 ・学習スケジュール提案機能 |
スタディングはスマホ学習がしやすく設計されたeラーニングシステムが充実している通信講座です。
なかでも、スタディングだけが取り入れているAIを活用した機能が多く、「AI問題復習機能」は適切なタイミングで知識の定着を促す復習問題が出題されます。
また、同じ講座を受講する仲間と進捗をシェアできる「勉強仲間機能」や、その日の学習動機につながる「スタディングチャレンジ」など使いやすい機能ばかりです。
司法書士講座の「講師」を比較した結果、スタディングは1人の講師が担当していた
講師 | |
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スタディング | ・山田講師(1998年から受験指導、試験対策本の著書1冊あり) |
アガルート | ・浅野講師(2015年合格、群馬県司法書士会常任理事) ・竹田講師(2017年合格、行政書士/社労士資格あり) ・三枝講師(2000年合格、東京司法書士会理事) ・海老澤講師(1988年合格、試験対策本の著書2冊あり) ・飯島講師(1998年から予備校指導経験あり) |
クレアール | ・清水講師 ・古川講師 |
LEC東京リーガルマインド | ・根本講師(関東担当) ・森山講師(関東担当) ・佐々木講師(関東担当) ・海野講師(関東担当) ・吉澤講師(関東担当) ・秋元講師(関東担当) ・赤松講師(関西担当) ・鍋島講師(関西担当) ・臼杵(北海道担当) ・伊藤講師(愛知担当) ・古賀講師(福岡担当) |
伊藤塾 | ・蛭町講師(1984年合格) ・山村講師(2004年合格) ・小山講師(2001年合格) ・北谷講師(2003年合格) ・関講師(2003年合格) ・坂本講師(2009年合格、東京司法書士会民法改正対策委員会委員) ・宇津木講師(2012年合格) ・髙橋講師(2012年当時最年少合格者、行政書士資格あり) |
フォーサイト | ・中村講師(行政書士/宅建士の資格あり) |
他社と比較すると、スタディングは山田講師が1人で講義の解説などを担当していることがわかります。
山田講師は受験指導の経験が長いベテラン講師です。受講料がお得である点を考慮すると、指導経験もあって本も出版している講師の解説を聴講できるのは嬉しいポイントと言えるでしょう。
司法書士講座の「キャンペーン・割引」を比較した結果、スタディングはキャンペーンの割引がお得だった
キャンペーン・割引など | |
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スタディング | ・合格お祝い金制度(10,000円進呈) ・各種割引制度 ・期間限定キャンペーン |
アガルート | ・合格特典(全額返金または30,000円進呈) ・最大20%割引制度 ・期間限定10%オフキャンペーン |
クレアール | ・合格特典(最大100,000円進呈) ・各種割引 ・期間限定キャンペーン |
LEC東京リーガルマインド | ・合格特典(全額返還制度) ・各種割引 ・期間限定キャンペーン |
伊藤塾 | ・各種割引 ・期間限定キャンペーン |
フォーサイト | ・合格お祝い金制度(最大2,000円分Amazonギフト進呈) ・各種割引制度 ・期間限定キャンペーン |
合格すると10,000円のお祝い金が進呈されたりWライセンス応援割で特別価格になったりと、元々の受講料がお得なスタディングでも嬉しい費用援助サポートは用意されていました。
特に現在実施されている「春の合格応援キャンペーン」は、最大11,000円オフになるお得なキャンペーンです。こちらは2024年3月31日(日)に終了していますが、今後も期間限定でキャンペーンが実施される可能性は高いでしょう。
司法書士講座の「サポート体制」を比較した結果、スタディングは添削サービスが魅力的だった
サポート体制 | |
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スタディング | ・学習Q&Aチケットサービス(有料オプション) ・オンライン添削サービス(一部講座のみ) |
アガルート | ・オンライン質問制度(一部回数制限あり) ※ ・導入オリエンテーション ※ ・オンラインホームルーム ※ ・オンラインチューター制度 ※ ・定期カウンセリング(有料オプション) ※ ※一部講座のみ |
クレアール | ・安心保証プラン ・質問制度 ・採点返却制度 ・オリエンテーション |
LEC東京リーガルマインド | ・欠席・復習サポート(通学) ・専用自習室(通学) ・教えてチューター制度 ・講師別個別相談会 ・各種イベントの開催(試験徹底検証会/本試験分析会/出陣式/合格報告会/合格祝賀・交流会) ・就職・転職サポート ・合格者・実務者講演会 ・個別カウンセリングサポート(有料オプション) |
伊藤塾 | ・無料質問 ・パーソナルカウンセリング制度 ・スケジューリング制度 ・スタディサポート(有料オプション) |
フォーサイト | ・無料質問(回数制限あり) ・法改正情報の提供 ・個別カウンセリング ・フォローメルマガ |
スタディングは受講料がお得な分オンライン質問サービスが有料オプションになってしまうのがデメリット。
一方、「合格<コンプリート>コース」であれば添削課題を利用することができます。講師にオンライン上で記述問題の添削指導を受けられるので、試験前にピンポイントで自分の弱点を見直せますよ。
スタディング「司法書士試験講座」の講座概要を一挙に解説
ここからは2024年~2025年の司法書士合格に向けて、スタディングで展開されている司法書士講座の概要をチェックしていきます。
【紹介する講座一覧】(税込)
- 合格コース<ミニマム>:49,500円
- 合格コース<ベーシック>:69,300円
- 合格コース<スタンダード>:89,100円
- 合格コース<コンプリート>:99,000円
それぞれを深掘りして紹介していきますので、どの講座を受講するか検討する際の参考にしてみてください。
合格コース<ミニマム>はインプット教材のみを利用できる
ミニマムコースは5万円以下で利用できるインプット教材オンリーの講座です。
基本講座の動画講義とWEBテキスト、さらに短期合格セミナーを利用することができ、質問をしたい場合は別途チケットを購入する必要があります。
インプット教材の利用だけでも、もし合格した場合は10,000円のお祝い金が進呈されるチャンスです。
【基本情報】
受講料(税込) | 49,500円 |
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教材内容 | ・短期合格セミナー ・基本講座(160時間) |
講座内容 | ・短期合格セミナー ・基本講座 民法/不動産登記法/会社法 商業登記法/憲法/刑法 供託法/司法書士法/民事訴訟法 民事執行法/民事保全法 |
フォロー制度 | ・学習Q&Aチケット(オプション) |
視聴期限日 | 2025年10月31日 |
合格特典 | お祝い金10,000円進呈 |
合格コース<ベーシック>は基礎学習のインプットから択一式対策まで行う
ベーシックコースはミニマムコースの内容に加えてアウトプット教材を追加した講座になります。
合計6,000問以上の問題を収録したスマート問題集・セレクト過去問集がついてくるだけでなく、要点暗記ツールが各講座についてくるため、都度覚えたことを定着できるでしょう。
また記述式雛形暗記ツールも273回分用意されているので、記述式の試験対策もバッチリです。
それぞれのアウトプットコンテンツの特徴は以下のとおりです。
要点暗記ツール
合格に必要な重要論点を箇条書きで記載。基本講座の各単元とリンクしているため、単元ごとにインプットした後の理解度チェックとして活用できます。特に重要なポイントは穴埋め形式になっており、問題を解く感覚で暗記が可能なツールです。
スマート問題集
基本講座の単元に合わせて出題されるオンライン問題集。本試験の過去問を分析して作成された問題で、重点的に必須知識の理解を深めていきます。
セレクト過去問集
テーマ別に厳選したオンライン過去問題集。わかりやすく丁寧な解説がそれぞれの問題についています。
記述式雛形暗記ツール
申請書の記載事項を穴埋め形式にした暗記ツール。タップするとすぐに解答を確認できます。
【基本情報】
受講料(税込) | 69,300円 |
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教材内容 | ・短期合格セミナー ・基本講座(160時間) ・スマート問題集(5,000問以上) ・要点暗記ツール(341回分) ・記述式雛形暗記ツール(273回分) ・セレクト過去問集(1,300問以上) |
講座内容 | ・短期合格セミナー ・基本講座 民法/不動産登記法/会社法 商業登記法/憲法/刑法 供託法/司法書士法/民事訴訟法 民事執行法/民事保全法 ・過去問集 ・記述式対策 |
フォロー制度 | ・学習Q&Aチケット(オプション) |
視聴期限日 | 2025年10月31日 |
合格特典 | お祝い金10,000円進呈 |
合格コース<スタンダード>は実践的な記述式解法プロセスが分かる
スタンダードコースにはベーシックコースのインプット・アウトプット教材に加えて、実践的な記述式問題の解法プロセスを学ぶことできる講座です。
不動産登記法と商業登記法の2科目について基礎編と過去問編に分けて講座を展開し、本試験で出題されやすいパターンについてわかりやすく講師が解説してくれます。
記述式対策講座に連動した問題演習もPDFファイルで用意されているので、紙に印刷して実際に練習してみてください。
【基本情報】
受講料(税込) | 89,100円 |
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教材内容 | ・短期合格セミナー ・基本講座(160時間) ・スマート問題集(5,000問以上) ・要点暗記ツール(341回分) ・記述式雛形暗記ツール(273回分) ・セレクト過去問集(1,300問以上) ・記述式対策講座(34時間) ・記述式問題(98問) |
講座内容 | ・短期合格セミナー ・基本講座 民法/不動産登記法/会社法 商業登記法/憲法/刑法 供託法/司法書士法/民事訴訟法 民事執行法/民事保全法 ・過去問集 ・記述式対策 |
フォロー制度 | ・学習Q&Aチケット(オプション) |
視聴期限日 | 2025年10月31日 |
合格特典 | お祝い金10,000円進呈 |
合格コース<コンプリート>は添削課題と模試が付いた完璧な試験対策セット
コンプリートコースはスタンダードコースに加えて記述式添削課題・合格模試が付いてくるコンプリートコースは、試験対策を万全に行いたい方におすすめです。
添削課題では不動産登記法3問、商業登記法3問の計6問からオリジナル問題が出題されます。オンラインで手軽に提出できて、採点者からのアドバイスもチェックしやすいのが特徴です。
合格模試はオンラインで受験するタイプの試験で、出題の可能性が高いテーマで構成されており試験直前に実力を把握することができます。
【基本情報】
受講料(税込) | 99,000円 |
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教材内容 | ・短期合格セミナー ・基本講座(160時間) ・スマート問題集(5,000問以上) ・要点暗記ツール(341回分) ・記述式雛形暗記ツール(273回分) ・セレクト過去問集(1,300問以上) ・記述式対策講座(34時間) ・記述式問題(98問) ・記述式添削課題(6回) ・合格模試 |
講座内容 | ・短期合格セミナー ・基本講座 民法/不動産登記法/会社法 商業登記法/憲法/刑法 供託法/司法書士法/民事訴訟法 民事執行法/民事保全法 ・過去問集 ・記述式対策 ・添削課題 ・模擬試験 |
フォロー制度 | ・学習Q&Aチケット(オプション) |
視聴期限日 | 2025年10月31日 |
合格特典 | お祝い金10,000円進呈 |
【司法書士以外の資格も目指すなら】スタディングの気になる通信講座をチェック
ビジネスシーンで活用できる自分の強みとして他の資格も取得したい人には、以下の資格もおすすめです。
- 行政書士(法律関係)
- 社会保険労務士(法律・労務関係)
さらに、名前の似ている司法書士試験と司法試験では大きく内容も異なりますので、それぞれの違いについても解説していきます。
スタディングの講座情報も簡単にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
司法書士 | 行政書士 | 社会保険労務士 | |
---|---|---|---|
国家資格 | 〇 | 〇 | 〇 |
独立開業 | 〇 | 〇 | 〇 |
平均年収 | 971万円 | 580万円 | 781万円 |
合格率(令和5年度) | 5.2% | 14.0% | 6.4% |
受験資格制限 | なし | なし | あり |
資格登録先 | 司法書士会 | 行政書士会 | 社会保険労務士会 |
登録要件 | 研修受講 | ― | ①2年以上の実務 ②指定講習修了 |
行政書士は官公署に提出する書類の作成や代理提出を行う仕事
行政書士は簡単な届出書類から複雑な許認可手続きに至るまで、1万種以上の書類作成を行うプロです。よくある例として新車購入時の登録手続きや会社の設立手続きなどがあります。
書類を作成する際に必要な情報収集で資料を取り寄せたり現地調査が必要になるケースも。また代理手続きを行う際に役所や依頼者のもとへ何度も問い合わせることもあります。
また、社会的弱者が判断能力が不十分故に不利益を被らないよう「成年後見人」として法律事務の代理や財産管理を行うことも。
非常に多岐にわたる依頼に対応できるようになるために、行政書士として求められる知識の完璧なインプット・アウトプットが必要です。
【基本情報】
主な仕事内容 | ・官公署提出書類の作成相談 ・提出書類の作成 ・官公署提出の手続き代行 ・資料収集や現地調査 ・遺言書作成支援 など |
---|---|
平均年収 | 580万円 |
合格率(令和5年度) | 14.0% |
受験時期 | 毎年11月ごろ |
スタディングコース一覧 | ・ミニマムコース ・スタンダードコース ・コンプリートコース |
スタディングカリキュラム | ・短期合格セミナー ・基本講義 ・スマート問題集 ・過去問解法講座 ・セレクト過去問集 ・13年分テーマ別過去問集 ・記述式解法講座 ・合格のための論点200 ・合格答練 ・合格模試 |
(参照2:一般財団法人 行政書士試験研究センター)
スタディングの行政書士講座では「ミニマム」「スタンダード」「コンプリート」の3種類のコースを用意しています。
インプットから記述式解法のアウトプットまでしっかり学べるほか、答練や模試を通して学習の総仕上げを図ることができます。
社会保険労務士は企業が必要とする人材の採用から退職までにかかる保険や年金を取り扱う専門家
社労士は企業からの依頼を受けて労働社会保険の手続きなどを代わりに行います。労務管理の相談や指導にあたり、企業で働く労働者の福祉を支援します。
労働保険や社会保険諸法令、人事労務管理に関する専門家として、法律で定められた書類作成や行政機関への提出代行を行い、企業の就業規則・給与規定作成の支援も行います。
司法書士よりもさらに企業と密接に業務を行い、さらにその範囲は労務関連に焦点が当たる点がポイントと言えるでしょう。
【基本情報】
主な仕事内容 | ・労働保険や社会保険諸法令についての各種書類を作成 ・作詞した書類を官公署へ代行提出 ・行政からの調査に対し代理対応、または立ち合い ・職場の安全衛生や社員の健康管理について指導、助言など |
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平均年収 | 781万円 |
合格率(令和5年度) | 6.4% |
受験時期 | 毎年8月下旬 |
スタディングコース一覧 | ・ミニマムコース ・レギュラーコース ・フルコース |
スタディングカリキュラム | ・入門講座 ・入門スマート問題集 ・基本講義 ・スマート問題集 ・セレクト過去問集 ・選択式ポイント問題集 ・白書 ・統計 ・法改正講座 ・横断整理 ・直前対策答練 ・模試 |
(参照2:社会保険労務士試験オフィシャルサイト)
スタディングの社会保険労務士講座は「ミニマム」「レギュラー」「フル」の3種類のコースが用意されています。
法改正にもしっかり対応できるよう特別講座を開講していたり、横断整理や答練・模試で万全な試験対策を行えたりと、充実したカリキュラムを選ぶことができますよ。
司法書士と司法試験は内容にどんな違いがある?司法試験講座を紹介
司法書士試験と司法試験は名前が似ている故に試験の違いが分かりにくいと感じることもあるでしょう。
しかし、比較してみるとその試験の内容やできることには大きな違いがあります。
司法書士試験 | 司法試験 | |
---|---|---|
国家資格 | 司法書士 | 弁護士,裁判官,検察官,税理士,弁理士 |
独立開業 | 〇 | 〇 |
平均年収 | 971万円 | 747万円~971万円 |
合格率(令和5年度) | 5.2% | 45.3% |
受験資格制限 | なし | あり ①法科大学院課程修了 ②司法試験予備試験合格 ③法科大学院課程の在学 |
登録要件 | 研修受講 | ①司法研修所で研修受講 ②修了試験で合格 |
司法書士試験は司法書士になるために必要な国家試験で、試験合格後は研修を受講することで資格を授与できます。合格率は5.2%と難易度の高い試験であることが分かります。
一方の司法試験は合格後に研修や修了試験の合格が必要で、すべての要件を達成すると弁護士や裁判官といった司法関係の職務につくことが可能です。司法試験に合格すれば税理士や弁理士の資格も付与されるので、働き方の選択肢を広げるためにも司法試験にチャレンジしたいと考える人もいるでしょう。
しかし注意しておきたいのが、司法試験の受験資格です。司法書士試験は誰でも受験できる試験ですが、司法試験は法科大学院や予備試験を経て受験することが求められます。
そのため合格率は司法書士試験よりも何倍も高いですが、専門知識をすでにインプットできている人たちが受験するものと覚えておくとよいでしょう。
【基本情報】
受験時期 | 毎年7月ごろ |
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スタディングコース一覧 | ・司法試験合格コース(総合) ほか予備試験コースあり |
スタディングカリキュラム | ・短期合格セミナー ・基本講座 ・スマート問題集 ・セレクト過去問集 ・論文対策講座 |
スタディングの司法試験講座は予備試験コースも用意されており、それぞれの学習状況に合わせてピンポイントのカリキュラムを選ぶことができます。
スマホだけでの学習がしやすいようスマート問題集などのeラーニングコンテンツも用意しているのが特徴です。
【FAQ】スタディングの司法書士講座に関するよくある質問まとめ
最後に、スタディングの司法書士講座に関するよくある質問をまとめました。
司法書士試験はスタディングじゃなくても独学で合格を目指せる?
司法書士試験では実際に独学で合格を勝ち取った人もいるでしょう。
市販の解説書や問題集も多く発売されているため、受講費用が気になる方は独学で進めたいと思う人もいるかもしれません。
しかし独学の場合、自分の弱点がピンポイントに把握できなかったり分からないことをそのままにしてしまう恐れがあることも。
特に初学者にとっては学習の進め方も分からないことが多いので、初学者向けにカリキュラムを用意しているスタディングを受講することをおすすめします。
スタディングの司法書士講座がおすすめな人・おすすめしない人の特徴は?
スタディングの司法書士講座がおすすめな人・おすすめでない人は次のような特徴の人です。
【スタディング司法書士講座がおすすめな人の特徴】
- スキマ時間を使ってコツコツと学習を進めていきたい
- テキストを広げて勉強するよりもスマホだけで学習するのが好みだ
- とにかく受講費用を抑えてお得に受講したい
【スタディング司法書士講座がおすすめでない人の特徴】
- 分からないことは逐一講師に質問できる環境がいい
- 2024年合格に向けて短期合格カリキュラムを利用したい
スタディングはオンライン学習に特化したコンテンツで、テキストのチェックや動画講義の閲覧はもちろんのこと、AIを活用した問題復習機能なども魅力的なサービスです。
自分でノートやテキストに直接書き込むアナログスタイルの学習法よりもデジタルを活用したいと考えている人にとってぴったりの講座と言えます。
受講料も他社と比べてかなり安いため、とにかく受講費用と学習時間を抑えたい人はスタディングがおすすめです。一方で質問サービスは別途有料となってしまうので、個人の悩みに寄り添った学習サポートが必要な方には向きません。
初学者で司法書士試験合格を目指すならどれくらいの期間が必要?
一般的に司法書士試験に必要な学習時間は3000時間と言われています。
平日は1日3時間・休日2日間で20時間の勉強時間を捻出できるとしても、1年8ヵ月以上の期間が必要です。
平日働いている人にとっては1日3時間の学習時間を捻出するのも難しい場合があるでしょう。その場合、継続可能な学習時間で合格に導くためにはもっと学習期間を延ばす必要があることが分かります。
スタディングはスマホひとつで学習がしやすいコンテンツが充実しています。社会人でも通勤中やお昼休みのスキマ時間を使って学習をコツコツ続けていけば、無理のないペースで合格を実現することが可能です。