1歳向けのおすすめ通信教育ランキングを公開!口コミや選び方、料金も徹底解説!

コロナ禍以降、さらに拡大している通信教育市場は、2023年度に3,773億円規模と予測されており、学習ツールとしての一般化が年々進んでいます。(※参照:矢野経済研究所 )

自宅にいながら取り組める通信教育は、学習の基礎はもちろん、生活習慣や思考力、表現力を養う目的のものが多く、様々なことに興味を示し出す1〜2歳ごろからスタートすると、学習習慣が身につくきっかけにもなると考えられています。

実際、文部科学省の『幼稚園教育要領解説』による基準では、幼稚園教育において「知識及び技能の基礎」「思考力・判断力・表現力等の基礎」「学びに向かう力、人間性等」の3つの力を育むべきとしており、早いうちから通信教育で学んでおくメリットが大きいことから、「通信教育を始めようかな」と考える保護者も多いのではないでしょうか?

本記事では、1歳からできる通信教育の選び方やおすすめのサービスをランキング形式で紹介していきます。

あおい先生

子どもはもちろん、ママやパパも無理なく続けられる、家庭のスタイルにあった通信教育を探してみてくださいね!

目次

【2024年最新版】1歳向けのおすすめ通信教育ランキングを公開!

2024年最新版の1歳向けおすすめ通信教育をランキング形式で発表します。

気になる教材がある人は、無料の資料請求や体験教材制度を活用して、各社の特徴を事前に比較するのがおすすめです!

それでは、一つひとつ解説していきます!

【調査の説明】
1歳向け通信教育の調査は、リサーチ部門がある株式会社イードが運営するミツカル教育通信編集部により実施されています。
なお、ミツカル教育通信の運営会社である株式会社イードは東京証券取引所にてグロースしている上場企業(証券コード:6038)となります。
※2024年6月現在、調査項目の更新・確認済み


1歳向け通信教育のランキング根拠はこちら

こどもちゃれんじベビー・ぷち|コスパ抜群の高品質教材とサポート体制

出典:1・2歳の通信教育〈こどもちゃれんじぷち〉

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    5
  • サポート体制
    5
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価24/25点
  • こどもちゃれんじbabyはコスパ抜群のベビージムが貰える
  • 知育玩具や絵本が豊富で楽しく飽きずに学べる
  • 専門家観衆で教材や保護者向け情報誌の品質が高い

多かった口コミ

早速送られてきたベビージム、娘の心を鷲掴み!童謡が流れるおもちゃであやすとめっちゃ笑う😂初回はこれらに絵本や情報誌ついて2074円。さすがBenesseおそるべし。
梢@kojuen

こどもちゃれんじのエデュトイが部屋にあふれていく。でもエデュトイは本当に良くできていて息子の創造力や巧緻性を生み出してくれる。 
y @24@1yDwe

こどもちゃれんじベビー・こどもちゃれんじぷちは、通信教育事業をメインに行うベネッセグループが提供する幼児向けサービスです。

顧客満足度調査の結果で決まる『イード・アワード2023』の通信教育で、こどもちゃれんじは『幼児優秀賞』を受賞しており、ユーザーの総合満足度が高いことでも知られています。

ベビーは0〜1歳までの子どもが対象、ぷちは1〜2歳の子どもが対象で、月齢に合わせた体験や学びに繋がる教材が届くシステムです。

とくにエデュトイと呼ばれる知育玩具は、ベビージム、アクティビティマット、パズルなど、種類が豊富で、おもちゃ一つ一つが厳格な安全基準をクリアした、品質の高いものとなっています。

料金はベビーが月額2,310円〜、ぷちが2,460円〜と手頃な価格で始められるようになっており、そのリーズナブルさも魅力の一つです。

夏の最新キャンペーン情報

現在、こどもちゃれんじの「すてっぷタッチ」(年中さん向け)では、全額返金キャンペーンを行なっています

入会後に、万が一合わないと感じた場合は退会締切日までに電話で退会手続きを行い、全部の教材を送料負担で返送することで受講費を返金してもらえます。

7/29までに8月号に入会した方が対象なので、リスクを抑えて始めたい方は、この機会にぜひ入会をご検討ください

※全額返金キャンペーンの詳細を確認する

〈すてっぷタッチ〉8月号対象『全額返金保証』は、7/29(月)までに8月号にご入会いただいたかたが対象です。8月号をご活用いただき、合わないと感じられた場合には退会締切日までにお電話で退会手続きのうえ、すべての教材を送料お客様負担でご返送いただければ、8月号の受講費を全額返金いたします。

※退会締切日は、7/19(金)までにご入会のかたは8/8(木)、7/20(土)以降のご入会のかたは教材到着後14日以内となります。

※本キャンペーン退会される場合は、お電話でのご連絡の際に「全額返金保証での退会希望」とオペレーターへお申し出ください。

※先行お届けの教材および専用タブレットを含む8月号でお届けしたすべての教材をご返送ください。

※〈すてっぷタッチ〉8月号で専用タブレットをお届けのかたで、退会受付後にお届けするご案内に記載の期日までに専用タブレットの返却がない場合は、税込8,300円を請求させていただきます。

※〈すてっぷタッチ〉8月号対象「全額返金保証」は、クレジットカード払いのかたのみが対象となります。入会後の入金方法の変更方法や返金スケジュール等の詳細 は、WEBサイトをご確認ください。

※ 退会のご連絡をいただいた場合、会員ページ(全てのスタイル)と〈すてっぷタッチ〉のデジタルコンテンツは、上記の退会受付日以降、ご利用いただくことはできません。

※入会と同時に退会のお手続きはできません。

※自動的には解約されませんので、上記の退会期日までに退会のお申し出がない場合は、続けて9月号コンテンツを配信します。その場合は、専用タブレットに関する条件(受講6ヵ月未満での退会または学習スタイル変更の場合、税込8,300円をご請求)が適用されます。

※〈こどもちゃれんじすてっぷ〉への学習スタイルを変更される場合も必ずお電話にてお手続きください。

※9月号以降も継続してご受講いただける場合、9月号の配信は8/25(日)となります。

※毎月払いを選択いただいていても、ご入会時期やクレジットカード情報のご登録時期により、初回請求分は複数月まとまっての請求になる場合があります。ご了承ください。

※ご入会の際にサポートサービスをお申し込みされたかたは、 8月号対象『全額返金保証』で8月号から退会または学習スタイル変更の場合に限り、サポートサービスもお申し込み月からの退会が可能です。

※9月号以降の退会につきましては、WEB「受講ルール」に記載されている毎月の退会締切日までにご連絡をお願いします。

学べる内容五感を使った体験、ことば、生活習慣、リズム運動 など
料金(税込)税込1,990円〜/ひと月あたり(18回分を一括払いした場合)
支払方法クレジットカード、コンビニ振込、郵便振込、口座引き落とし
資料請求あり
無料体験あり(絵本やDVDなどの体験教材)

ベビーくもん|月に1回先生との面談ができて安心

出典:ベビーくもん

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    5
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価23/25点
  • 教材は0〜1歳向けの絵本やカードがメイン
  • 月に1回先生との面談で子育てアドバイスが貰える
  • 学習は親子で一緒に取り組むのが基本

多かった口コミ

娘のためはもちろんなんだけど、自分じゃ選ばないような絵本だったり、先生からの育児情報やアドバイスだったりが魅力的 
あい@ai_ikuji

正直、教材自体は家で工夫してできる内容かなと思ったけど、日々の育児を第三者に定点観測してもらえるのいいなと思っちゃった…最寄りの教室の先生すごく傾聴してくれて話しやすかったのも入会の決め手に 
ひよこ☺︎ 1y4m(8月) @woodstock000006

ベビーくもんは、株式会社公文研究会が提供する幼児向けの通信教育サービスです。

通常の公文式のようなプリント学習ではなく、絵本2冊とやりとりぶっく・カードが毎月届くほか、先生との定期面談を受けられるのが、ベビーくもんならではの特徴となっています。

ベビーくもんの絵本は、親の読み聞かせ方式が主体とされているので、親子でコミュニケーションをとりながら学習を進めたいという人におすすめの教材です。

また、講師との定期面談では、教材の使い方や学習方法を相談できるほか、実際に子どもの様子なども見てもらえるので、子育てが初めてのママやパパ、教育方針について不安がある保護者にもおすすめのサービスです。

学べる内容文字、数字、算数、英語、国語 など
料金(税込)月額2,200円
支払方法クレジットカード、口座振替
資料請求あり
無料体験あり(オリジナル教材)

七田式通信教育|豊富な教材と綿密なカリキュラムが魅力

出典:はじめての七田式!

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価22/25点
  • 月齢に合わせた一年分の教材を使って自宅で学べる
  • 専任スタッフへ疑問や不明点を質問できる
  • 記録や成果をスマホで残して定期的に確認可能

多かった口コミ

子供達は通信教育で七田式に取り組んでいる。普段右脳を鍛えているので、大量の写真記憶が得意。インプットのスピードも早い❗️ 
ぽこぽこ|ほめ活コーチ@pocolove2008

七田式は、0歳代で教室に通って1歳は通信に切り替えた。通信の方が体系的に学べて教材も手に入るので良かったかも。 
ペネロペママ@penelop70659408

七田式通信教育は、七田式幼児教育が自宅で学べる通信コースです。

60年以上の実績をもつ七田式教育は「徳育」「知育」「体育」「食学」の4つ柱を軸に、高い学力、人への優しい愛情、大きな夢・志を持つ子どもに育てることを目指した教育方針が特徴です。

教材は年間110,000円(税込)と高めの値段設定ですが、教材は0歳0ヶ月から対応した細かなプログラムとなっており、かなり具体的な学習計画に沿って学べます。

1日30分程度のカリキュラムが組まれており、具体的なメニューの指示も受けられるため、指定の学習法をコツコツ続けさせたい人におすすめの教材です。

また、専任の講師が家庭や子どもの状況に応じたアドバイスを行うサポートもあるため、共働きのママやパパ、初めての育児で不安が多い保護者でも、安心して利用しやすいのが魅力の一つとなっています。 

学べる内容読み書き、計算、生活習慣 など
料金(税込)年間110,000円(ひと月あたり約9,166円)
支払方法クレジットカード、コンビニ決済、楽天ペイ、代引き、ポイント支払い、GMO後払い
資料請求あり
無料体験あり(年齢別教材サンプル)

4位:モコモコゼミ|月額1,408円とリーズナブルで気軽に始めやすい

出典:ピグマの幼児通信教育モコモコゼミ

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価21/25点
  • 月額1,408円と料金が安く、誰でも始めやすい
  • 教材は少なめで学習習慣を身につけるのがメイン
  • 親子での対話をしながら、文字や言葉の理解を深められる

多かった口コミ

モコモコゼミを導入した理由としては、知育というより、子供との会話のきっかけ。1歳コースは遊び要素が強いようだから、一緒に、塗り絵したり、楽しいかなーって思った。 
でぃー 2y3m@dchan_m

可愛いし、ワーク系のとっかかりには確かに良さそう👏プチは1歳からできるし反応見てよさそうだったら1年だけやって見てもいいかなぁ〜 

モコモコゼミは、株式会社幼児教育実践研究所「こぐま会」が提供する教材を使用した、幼児向け通信教育です。

小学校受験や中学受験も視野に入れた、難易度高めの教材としても知られており、子どもの思考力や表現力の向上を期待できるカリキュラムが特徴です。

1-2歳向けの「プチコース」は月額1,408円で、カード教材、パズル、塗り絵、シールなどがついてくるリーズナブルな価格が魅力となっており、「まずは通信教育に慣れること」や「学習習慣を自然に身につけること」を目的としている人におすすめの教材です。

また、万が一教材が合わなかった場合は期限内に申請をすると、課金は一切なしで無料のまま退会できるといったお得なキャンペーンも行われているので※、実際に教材を試してみたい人は、公式サイトをチェックしてみてください。

※2024年2月時点 

学べる内容文字、図形 など
料金(税込)月額1,408円
支払方法クレジットカード、コンビニ後払い、銀行後払い
資料請求なし(キャンペーンで教材体験は可能)
無料体験あり(キャンペーンで1ヶ月間体験可能)

5位:天神幼児教育|タブレットやPCを使って自由に学べる教材が魅力

出典:幼児教育・知育のタブレット教材「天神」

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価20/25点
  • 専用端末を使った買い切り型の電子学習教材
  • 0〜6歳までの学習内容を制限なく自由に学べる
  • 学習状況にもとづいた、カリキュラム自動調整機能付き

多かった口コミ

結局天神幼児タブレット版の良さは「紙でもできるんだけど紙で毎日続けるの無理なんよ」ってことが手軽にできるとこだと思う。もちろんタブレットならではの問題(記憶とか、動くものを数えるとか)も超良い👌
古糸らんwith2歳児@fritrnchan

タブレットは喋ってくれるから、ママが付き添わなくても学べそう!と思って天神タブレットの無料体験してみました!結果的に凄い良かったです!値段が高いけど、月額に変換したら、ちょっと高めなだけ。病院の待ち時間とかにも使える! 
安土キアラ@ふたごママライター@azuchi_kiara

天神幼児教育とは、株式会社タオが提供するインターネット不要の端末型学習教材です。

専用のタブレットかパソコンを使って学習をする買い切りタイプの教材で、幼児期〜大学受験までのカリキュラムに対応しています。

幼児版は、0〜6歳までに学ぶべき内容が全て収録されており、約10,000問の問題を制限なく自由に取り組めるのがメリットです。

また、端末にはプロのナレーターによる問題読み上げ機能や朗読機能、自動丸付け機能にも対応しているので、保護者が家事をしながら見守り知育もできます。

知育おもちゃや絵本とは違い、音やアニメーションがある教材で、カリキュラムも自動調整されるため「ゲーム感覚で楽しみながら勉強をさせたい人」や「タブレット学習に慣れてほしい」という人におすすめの教材です。 

学べる内容思考力、想像力、社会知識、数、ことば など
料金(税込)公式サイト非公開(資料請求に価格表同封、買い切り価格)
支払方法公式サイト非公開(資料請求にて要確認)
資料請求あり
無料体験あり(専用タブレットorパソコンでの体験)

6位:ディズニー英語システム|ディズニーキャラクターと学べる本格英語

出典:【公式】ディズニー英語システム

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    3

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価20/25点
  • ディズニーのキャラクターを使った教材で本場の英語が学べる
  • 教材は40通り以上の組み合わせが可能で、レベルや目的別学習が可能
  • 会員向けの英語イベントも豊富でネイティブの先生と触れ合える

多かった口コミ

0歳からdweやってて良かった点は、イベントに行くたびに子が成長した姿が見れる、キャラへの愛着がすごい(自分からフロバニパペットで毎日遊んでる)ところかな。 
るる☺︎1y5m 弁護士ママ@zofwt

dwe契約してから毎日、PA!の音源かけ流してて最近は映像も見せてるんだけど、他のテレビ番組にはほぼ興味ないのに、PA!の時は遊んでたおもちゃを放置して画面を凝視するようになった… 
えな☺️0y(R5.6.13)←38w1d @ena38w1d

ディズニー英語システムは、ワールド・ファミリー株式会社が提供する、子ども向けの英語通信教材です。

絵本や映像教材には、ミッキー・ミニー、プーさんなどディズニーの人気キャラクターのイラストや映画のワンシーンも使われているので、楽しみながら本場の英語を学べます。

40通り以上の組み合わせ教材から年齢に合わせたものが選べるようになっており、契約後に一括で届くため、子どもが興味を示すものや好きなものを使って自由に勉強できます。

また、ネイティブの先生と触れ合うイベントなども行われているため、カリキュラムに縛られず活きた英語を学べるのも大きな特徴です。

お母さんのお腹にいる赤ちゃんをはじめ、0歳〜12歳ころまでの子どもが飽きずに使える工夫がされているほか、保護者向けのオリエンテーションや電話でのアフターサポートも受けられるので、親子で安心して利用できるのも嬉しいポイント。

無料体験では、ディズニーグッズがもらえるチャンスもあるので、英語学習に興味のある人はチェックしてみてください。 

学べる内容英語を話す力・聞く力
料金(税込)月額2,400円〜※
支払方法要確認
資料請求あり
無料体験あり(映像、CD、絵本 など)
※ワールド・ファミリー・クラブ特典の適用価格

1歳が通信教育を受講するメリットとデメリットは何?

ここからは、1歳児が通信教育をやっておくメリット・デメリットを紹介します。

あおい先生

通信教育の良い点だけでなく、後悔したことも記載しているので、教材選びを始める前にぜひチェックしてみてください!

メリット:自宅で手軽に始められて、親子のコミュニケーションの幅が広がる

幼児向けの通信教育では、わざわざ教室に通わなくても「自宅で遊びながら学びを得られる」のが大きなメリットです。

自我が芽生え始める1〜2歳頃は、「これなに?」「自分でやりたい!」「できた!」など、新たな発見や挑戦、体験を通して将来の可能性を広げていきます。

しかし「学習にちょうどいい教材や教室を選ぶのが難しい」と、知育玩具や施設選びに悩む保護者も少なくはありません。

通信教育であれば、子どもの月齢に適した教材を選ぶ手間が省けるだけでなく、家にいながら手軽に始められるので、「一緒にやってみよう!」と親子コミュニケーションの幅を広げられるのもポイント。

価格も教室と比較すると手頃で続けやすく、万が一合わなければ電話で退会手続きができるケースも多いので、入会や退会を決断しやすいのが通信教育ならではの特徴です。

メリット:年齢に合った教材で学習習慣の基礎が身につく

1歳児向けの通信教育は、「ことば」「もじ」「かず」などに触れたり、「感性」「好奇心」「生活習慣」を養ったりする目的のものが多く、2歳以降の学習に向けた基礎力を身につけられます。

とくに、0〜2歳までの通信教材は子どもでも飽きずに楽しく続けられるよう、「遊び」の中で学べる工夫がされているため、「勉強をする」といった堅いイメージを子どもに与えることがありません。

通信教育を通して「新しいものとの出会いは楽しい!」「知ることって面白い!」の気持ちを自然に体験することで、勉強に対する前向きな姿勢や自発性が育ち、学習習慣も身につきやすくなります。

とくに、記憶や学習に重要な役割をもつシナプスという脳の神経回路は、3歳までの間に急激に増えることが明らかになっており、早期教育は脳の発達にも大きな影響を与えるといわれています。※

なんでもスポンジのようにぐんぐん吸収する1〜2歳の間に、新たな発見を『知識』として身につけられるのが、通信教育を受講する魅力的なポイントです。

※参照:乳幼児教育

デメリット:市販の知育玩具や教材を買った方が安価である

通信教育のデメリットとして、市販の知育玩具や教材の方が安く済むといった点が挙げられます。

通信教育は月額制で2,000円前後〜、一括払いで数万〜数十万円かかるため、「料金が高くて簡単に決められない」という人も多いのではないでしょうか?

市販であれば、数千円で複数の知育玩具や絵本が買えるため、「子どもが気に入ったものだけ買いたい」「自分で調べて購入したい」という人は、市販の物を選ぶのが無難です。

ただし、通信教育は保護者向けの情報提供やWEBサポート、定期的な面談、学習イベントの開催など、保護者にも嬉しいサービスを行っているところが多数あります。

あおい先生

「ただ知育玩具や教材が欲しい」というわけではなく、「育児や教育の悩みも相談したい」という人は、予算と目的に合った通信教育がないか一度調べてみるのがおすすめです。

デメリット:ママやパパと一緒にやる時間が必要になる

1歳児向けの教材は保護者のサポートが必要なものも多く、ママやパパが一緒にやる時間をつくらなければいけません。

通信教育を利用している人の口コミには、「勢いで契約したけど、結局全然使ってない」といった声もあり、仕事や家事に追われて子どもと取り組む時間をつくれずに後悔している人もいるようです。

教材の中には「1人遊びにおすすめ」といった、映像メインのものや保護者のサポートなしでもできる知育玩具を扱う通信教育もあるので、「親子で取り組む時間が捻出できない」という人は必ず事前に調べておきましょう。

本記事で取り上げている通信教育であれば、『こどもちゃれんじ』や『天神幼児教育』『ディズニー英語システム』が1人遊びにも向いているので、共働きのママパパや「1人で自立して遊んで欲しい!」と考える人にもおすすめです。

1歳が通信教育を選ぶときは、どのポイントを確認すべき?

1歳の子ども向けに通信教育を選ぶ際のポイントを4つ紹介します。

それぞれのポイントを踏まえ、「親子で無理なく続けられる教材」を選ぶための参考にしてみてください。 

①その教材が、お子さんにとって楽しめるかどうか?

通信教育を選ぶ際は、「実際に教材を使う子どもが、楽しんで続けられるか」が何よりも大切です。

幼児向けの教材は、かわいいキャラクターが使われているおもちゃ、見るだけでワクワクする色づかいの絵本、興味を引くBGMや効果音が使われた映像など、様々な種類のものが用意されています。

親の目で見て「これ良さそう!」と思っても、子どもは全く興味を示さないこともあれば、意外なものに夢中になっている、ということが起きるケースも十分に考えられます。

しかし、子どもが何を気にいるのかは、実際に与えてみない限りわかりません。

そのため、気になった通信教材があれば無料体験を活用することがとても重要です。

ほとんどの通信教育は、無料サンプルや無料体験が利用できるようになっているので、可能であれば複数試してみながら、子どもの食いつきや反応を比較してみましょう。

②ママやパパが無理することなく、学習をサポートできるか?

通信教育を選ぶポイントの一つとして、「ママやパパへの負担は大きくないか」も気にしてみましょう。

自我が芽生え「自分でやってみたい!」の気持ちが育つ1〜2歳時は、まだまだ注意力が低く、教材の使い方がわからなかったり、十分に使いこなせない可能性もあります。

教材によっては、保護者のサポートありきとなっているものもあるため、通信教育をするための時間をつくる必要があるものも。

そのため、子どもだけでなくママやパパも含めた、『家庭』の方針に合う通信教材を選ぶのが大切なポイントです。

あおい先生

十分に時間を取れるのであれば、親子のコミュニケーションに繋がる、絵本の読み聞かせやクイズ形式の教材、「なるべく子ども1人で学べる教材がいい」という人であれば、見るだけで学べる映像教材などがおすすめです。

③幼児・子供教育の専門家による監修がされているか?

通信教育を始めるのであれば、サービスの実績だけでなく「専門家による監修を受けているか」にも注目してみましょう。

幼児教育や子どもの教育を研究する専門家の監修を受けているサービスであれば、五感を刺激して遊びながら学べる工夫がされているので、子どもにも安心して与えられます。

また、保護者向けの情報誌やWEBコンテンツが付いている場合には、情報の正確性が高まるため、信頼できる情報のみを得ることができます。

せっかく通信教育を利用するのであれば、教材のプログラムやメソッドにも着目して、学習効果が期待できるものを選ぶようにしましょう。

本記事で取り上げる6つのサービスの、監修や教育メソッドは以下の通りです。

こどもちゃれんじ専門家による監修プログラム 
ベビーくもん発達心理学の専門家によるアドバイスを受けた教材構成 
七田式通信教育七田眞「右脳開発理論」をベースにした独自メソッド
モコモコゼミこぐま会監修のKUNOメソッド
天神幼児教育モンテッソーリ教育を取り入れたプログラム 
ディズニー英語システム小児脳神経外科 名誉教授監修 

④受講料金はリーズナブルか?途中退会時に返金はあるのか?

通信教育選びでは、受講料金が予算に合っているかをしっかり確認することも大切です。

通信教育を利用し始めた人の中には、「月額料金だけ見て入会を決めたら、教材費が別で必要だった..」と、料金に関して後悔する人の口コミも見受けられます。

受講料金を確認する際は、必ずトータルの費用を調べておくようにしましょう。

とくに、タブレット教材がある場合は、端末代金やサポート料金がかかるケースが多いので注意が必要です。

また、受講料を月額で支払うか、一括で支払うかによって最終的にかかる金額が異なるケースもあります。

一括払いの方がお得になりやすいですが、途中退会をすることになった場合の、返金システムや手数料を確認しておきましょう。

あおい先生

退会せざるを得ない状況になった時に、損してしまう可能性があるのであれば、無理のない月額払いを選ぶのも一つの方法です。

【ポイント別】1歳の通信教育を選ぶならコレがおすすめ!

ランキングでは、以下の通信教育を紹介しました

スクロールできます
順位通信教育名受講料金大きな特徴
1,990円〜/月コスパ抜群のベビージムが貰える
知育玩具や絵本が豊富で楽しく飽きずに学べる
専門家観衆で教材や保護者向け情報誌の品質が高い
2,200円〜/月教材は0〜1歳向けの絵本やカードがメイン
月に1回先生との面談で子育てアドバイスが貰える
学習は親子で一緒に取り組むのが基本
110,000円/年
(ひと月あたり約9,166円)
月齢に合わせた一年分の教材を使って自宅で学べる
専任スタッフへ疑問や不明点を質問できる
記録や成果をスマホで残して定期的に確認可能
1,408円/月月額1,408円と料金が安く、誰でも始めやすい
教材は少なめで学習習慣を身につけるのがメイン
親子での対話をしながら、文字や言葉の理解を深められる
非公開
(資料請求で価格表あり)
専用端末を使った買い切り型の電子学習教材
0〜6歳までの学習内容を制限なく自由に学べる
学習状況にもとづいた、カリキュラム自動調整機能付き
2,400円/月ディズニーのキャラクターを使った教材で本場の英語が学べる
教材は40通り以上の組み合わせが可能で、レベルや目的別学習が可能
会員向けの英語イベントも豊富でネイティブの先生と触れ合える

ここでは「コスパ」「サポート」「計画性」の3つのポイントに注目し、それぞれにあわせたベストな通信教材をピックアップしました。

「教材が多すぎて、どれにするか悩んでしまう」という人は、各ポイントに重要度や優先度をつけて決めると、後悔のない選択ができるのでおすすめです。 

教材のコスパを重視するなら「こどもちゃれんじベビー・ぷち」がおすすめ

コスパを重視した通信教育を選びたい人は、『こどもちゃれんじベビー』や『こどもちゃれんじぷち』を選ぶのがおすすめです。

本記事で取り上げたサービスの受講料は、以下の通りです。

スクロールできます
サービス名料金
こどもちゃれんじベビー
こどもちゃれんじぷち
税込1,990円〜/ひと月あたり
(1歳11ヶ月目までの18回分を一括払いした場合)
ベビーくもん税込2,200円/月
七田式通信教育(幼児コース)税込110,000円/年
(ひと月あたり約9,166円)
モコモコゼミ税込1,408円/月
天神幼児教育非公開
ディズニー英語システム月額2,400円〜
(ワールド・ファミリー・クラブ特典の適用価格)

受講料だけで見ると、ベビーくもんやモコモコゼミも安いのでは?と感じるかもしれせんが、ベビーくもんの教材は絵本がメイン、モコモコゼミはカードやパズルなどがメインとなっており、知育玩具は基本的についていません。

こどもちゃれんじは、専門家監修の知育玩具や絵本が届くサービスとなっており、五感体験や生活習慣など、オールマイティに学べる教材が大きな魅力です。

「リーズナブルな価格で、質の高い知育教材が欲しい!」という、コスパ重視の通信教育を探している人にぴったりのサービスとなっています。

教材のサポート体制を重視するなら「ベビーくもん」がおすすめ

通信教育の中で、保護者向けのサポートを重視して選びたいという人であれば『ベビーくもん』がおすすめです。

本記事で取り上げたサービスの保護者向けサポートの内容は、以下の通りです。

スクロールできます
サービス名主なサポート内容
こどもちゃれんじベビー
こどもちゃれんじぷち
・親子向け情報誌
ベビーくもん・月1回先生との面談ができる(オンラインも可能)
・保護者向けWEBコンテンツ
七田式通信教育・WEB教材ガイド
・電話相談
モコモコゼミサイトにサポート等の記載なし(1-2歳コース)
天神幼児教育・電話相談
・子育て、教育情報案内メール
ディズニー英語システム・ファーストステップ講座に参加可能(全5回)

表からわかるように、保護者向けの情報コンテンツを用意しているサービスは多数ありますが、先生と定期的に面談ができるサービスは『ベビーくもん』のみとなっています。

教材の使い方や子どもとの接し方など、悩んだことを先生に相談でき、子どもの様子も確認してもらえるので、「初めての育児でわからないことだらけ」という人や「通信教育に不安がある」という人には、ベビーくもんがおすすめです。

教材の計画性を重視するなら「七田式通信教育」がおすすめ

教材のカリキュラムや学習の計画性を重視するのであれば、『七田式通信教育』の幼児コースがおすすめです。

七田式通信教育は、変化の著しい子どもの成長に対応できるよう、全てのプログラムを『◯歳◯ヶ月』用と区切った形の構成となっています。

そのため、入会した月が0歳11ヶ月であれば、11ヶ月の子どもに対応した教材からスタートし、1歳10ヶ月目まで月齢にぴったり合った教材で、毎日学習することが可能です。

また、1日30分と決まったプログラムが組まれており、取り組みのパターン※もあるので、誰でも続けやすいだけでなく、計画性を持って学習を進められるのが、七田式通信教育の大きな魅力です。

1歳8ヶ月の取り組みパターンの一部例

スクロールできます
時間帯身につける力学習内容時間
一日いつでも生活「犬が歩いているね」「いちごがあるね」などの2語文を話しかける5分
右脳『かな絵ちゃん』と『七田式ドッツセット』をフラッシュする3分
夕方ちえ『七田式基礎概念シリーズ③大小』のチップで、大小を数える4分
寝る前もじ『4ページ絵本』を3冊読み聞かせる3分
※参照:七田式通信教育

【FAQ】幼児の通信教育に関してよく寄せられる質問へ回答!

幼児通信教育に関して、よく寄せられる質問を紹介します。

あおい先生

目的や目標に合った最適な教材選びができるよう、疑問点や不明点は事前に解決しておきましょう!

英語学習は何歳ごろから始めるのが良いのですか?

結論から言うと、英語学習を始める年齢に正解はありません。

しかし、2020年の4月より小学5年生から必修科目となっていた外国語学習が、小学3年生から取り入れられるようになったことで「早期英語教育」に、さらに注目が集まるようになりました。※

実際、モノリンガルとバイリンガルの脳活動について研究し発表された論文でも、以下のように述べられています。

早期から第二言語に触れることは子どもの脳に有益な変化を与え、その変化が子どもの言語学習過程に良い影響を与えるのです。
引用:二言語に接触する年齢は発達脳における言語の神経系をどのように変化させるか

幼児期の段階から英語学習を始めることで、英語習得がスムーズになる可能性が高いことや英語に対する抵抗感をなくせるなど、メリットは多数あります。

ただし、子どもの学習負担が大きくなるといったデメリットもあるため、必ずしも英語学習の早期スタートが良い、と言い切れないのが事実です。

「少しでも早く英語に触れてほしい」と考える保護者であれば、まずはアルファベットや音声動画などを使って様子を見ながら、子どもの興味度合いに応じて英語学習をスタートさせるのがおすすめです。

※ 参照:文部科学省初等中等教育局

幼児の学習時間は1日どれくらいがベストですか?

幼児期の子どもは、何かを考えたり、机に向かったりするための集中力をこれから養っていく段階にあるため、トータルで1日15分ほど学習できれば十分でしょう。

3分、4分、3分、5分など、細切れにして少しずつ勉強を進めるのもおすすめです。

「勉強をする」というより『学習習慣』を身につけることを重点に、「学ぶのは楽しいこと」と感じられるようになるのが大切。

子どもの「やってみたい」という気持ちを妨げず、「毎日単語カードを◯枚やる」などの目標を与えて、継続することの意味や達成感を知ってもらえるよう、保護者がサポートしていきましょう。

また、学習を始めたばかりの頃は15分や30分勉強を続けられる場合もありますが、習慣化することを考えると、後々子どもが苦痛に感じてしまう可能性もあります。

無理のない程度に、一人ひとりの性格・やる気に合わせて、ベストな学習時間を見つけてみてください。

通信教育は、将来小学校を受験するのに役立ちますか?

0歳から2歳頃までの幼児向け通信教育は、基礎力を身につける目的のものが多く、小学校受験に向けた学習を始めるための『準備学習』といえます。

もじ・ことば・すうじなどは、小学校受験の基礎学力確認でも必要な能力とされ、また生活習慣も受験内容によっては、かなり重要な部分です。

ただし、小学校受験の内容は学校によって異なっており、ペーパーテストや面接の応答力、コミュニケーションスキルやチームワーク(協調性)の観察など、幅広いジャンルのテストが行われています。

小学校受験も視野にいれて通信教育を始めようと考えている人は、小学校受験に特化した通信教育や受験対策にもできるコースを調べたうえで選ぶようにしましょう。

本記事で紹介したサービスの中では、『モコモコゼミ』が、小学校進学を見据えた応用編コースを取り扱っています。

あおい先生

1歳頃の早いうちから始めることで、5-6歳時には慣れ親しんだ教材を使って受験対策を進められるので、気になる人はぜひサイトをチェックしてみてください!

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