テックキャンプの評判・口コミは?転職先やキャリア支援の充実度を徹底解剖!

当メディアが厳選したおすすめプログラミングスクールの7位に入るテックキャンプ。転職成功率98%を誇るなど、なかなか期待できそうなプログラミングスクールに感じられます。

しかし、

「本当に良い企業へ転職できるのか?怪しくないのか?」
「そもそも本当に満足できるプログラミングスクール??」

などなど、ちょっとした不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。

そこで上場企業の株式会社イードが運営する当メディアの編集部が、テックキャンプの口コミを収集して次のことを徹底調査しました!

こんなことを解明していきます!

  • そもそもテックキャンプってどんなサービス?
  • テックキャンプの転職支援ってどうなの?卒業生の転職先などの実績は?
  • テックキャンプのメリット・強みって?
  • 逆に、テックキャンプにはどんなデメリットがある?
  • テックキャンプの料金は安い?コース内容には満足できる?
  • 悪い噂が回っているけど大丈夫?やばいと言われる理由は?

評判や口コミは利用者の生の声です。テックキャンプが良いサービスかどうか、判断するのに良い材料となりますよ。

テックキャンプの基本情報

運営会社株式会社div
学べる知識・スキルHTML/CSS、JavaScript、Ruby on Rails、GitHub
対応コース短期集中コース:約2ヶ月
夜間・休日コース:6ヶ月
料金(税込)短期集中コース:657,800円
夜間・休日コース:877,800円
※分割可能(月19,600円~)
転職支援内容求人紹介 / 面接練習 / 書類作成支援 / 自己分析 / キャリア相談など
サポート対応時間14:00~22:00
※コースにより異なる
卒業生の転職・就職先自社サービス開発企業 / 受託開発企業 / SES企業
(マネーフォーワード、チームラボ、LIFULLなど)
目次

【評判を調査した結果】テックキャンプの総評まとめ

評判
4.0
人気の高いスクールだからこそ、不満に思う卒業生や周りの声が多い
料金の安さ
3.8
他スクールに比べると価格は高めだが、給付金制度による負担額軽減は可能
初心者への適性
4.3
初心者向けのプログラミングスキル習得が可能で、最短10週で卒業できる
カリキュラム充実度
3.7
メインはRubyやHTMLで開発現場でリアルに求められるスキルが習得できない可能性あり
実績
4.0
多数の企業採用実績を公式HPに掲載しており、卒業生のインタビュー記事も紹介している
サポート体制
4.5
受講開始から転職活動終了まで受けられるキャリアサポートや、モチベーション維持につながるメンター面談を実施
※2024年7月現在:随時更新中

【総評】

テックキャンプは初心者からプログラミングスキルを習得してIT業界へ転職できるよう後押ししてくれるスクールで、受講開始から転職活動が終了できるまで一貫したキャリアサポートを受けられます。

初心者でも最短10週で卒業できるようカリキュラムを設定しているので、IT業界へテンポ良く転職を成功させたい方にもおすすめです。ほかのスクールよりも受講料は高めの価格設定ですが、経産省による教育訓練給付金制度の対象講座があるので、実質負担額を軽減してスキルを習得することも可能です。

ただし学べる言語は必ずしも開発現場で活用できるとは限らないため、自分がスキルを活かしたい職種や制作内容が決まっている場合は、テックキャンプでそのスキルを習得できるのかしっかり確認したりカウンセリングを受けるなどして確かめておきましょう。

テックキャンプの悪い噂…「やばい」と言われる理由とは?

テックキャンプの評判・口コミを調査していると、時々「テックキャンプはやばい…」という声を目にしました…。

その真相について、編集部で詳しく調査した結果をまとめておきます。

マコなり社長(株式会社divの代表取締役)の炎上

株式会社divの創業者、真子 就有さんが2016年に立ち上げたプログラミングスクール「TECH CAMP」。マコなり社長という名前でYoutubeを2019年にスタートし、2024年7月現在で104万人の登録者を誇る人気Youtberです。

マコなり社長はこれまでに何度か炎上を経験しています。2019年の会社決算公告によれば、約1億5,700万円の大赤字を記録したこと。業績改善に向けて、数百人の大量リストラを行った際のスピーチ。ほかにも分割払い時の手数料が年率19.8%と高金利だったことなど、複数の事例で炎上していることがインターネット上でも物議を醸しているのです。

「転職できない」「情弱狩り」という話も…

転職支援を実施するプログラミングスクールは多くありますが、テックキャンプは転職できないという声もあります。

その理由はテックキャンプの就活サポートはあくまでも自己応募がメインであるためです。また、面接時にて移出するポートフォリオは同じ課題制作を取り扱ったものなので、採用側は同じ内容をこれまでに何度も見てきたということになります。ほかの応募者と差を付けることが難しいため転職に不利とされています。卒業した後の転職活動や転職後の仕事で苦労してしまう未経験の入学希望者を憂い、「情弱狩り」というイメージが付いています。

【結論】自分の目で見極めることが重要

ネット上には受講生やIT業界で働く人のテックキャンプへのイメージや評判を多く目にすることができます。しかし、プログラミングスクールとしてテックキャンプで知識をつけて転職先で活躍している人がいることも事実です。

メリット・デメリットをしっかり把握したうえで、無料カウンセリングなどを体験したりSNSでの口コミを確かめながら、自分の目で善し悪しを見極めていくことが大切と言えます。

そもそもテックキャンプとはどんなサービス?特徴を分析

まず初めにテックキャンプの大きな特徴を5つ!ざっくりと把握しておきましょう。

それぞれ詳しく解説しているので、参考にしてください。

特徴①短期間に集中してプログラミングスキルを習得できる

テックキャンプの受講形式はライフスタイルに合わせて2種類から選べます。10週間の短期集中でITエンジニアを目指す学習スタイルでは、平日午前10時から午後7時までを学習必須時間と設定し、週に55時間の確保を推奨しています。

半年間で夜間・休日に勉強してITエンジニアを目指す学習スタイルでは、オンライン学習に徹底して仕事を続けながらでも学習できるよう、任意の曜日に10時間学習を必須とした上で、週に23時間の確保を推奨しています。

特徴②グループ面談でメンターや受講生たちと触れあいモチベーション維持

受講スタイルによっては、教室通学形式で週1回のグループ面談があることも。

1対1のメンターとの話し合いではなく、ほかの受講生も一緒に目標に向けて進捗を共有し合います。仲間と一緒に頑張れるからこそ刺激を受けてモチベーションの維持に繋がるのです。

特徴③自己学習形式で分からないことはメンターに確認できる

テックキャンプは提供されるカリキュラムを元に自分で学習を進める自己学習形式です。

ただ、課題に取り組む中でエラーが発生して解決策が分からない時など、いつでもメンターに質問できる環境にあります。分からないままで放置しないようサポートしてくれます。

特徴④専任キャリアアドバイザーによるサポートが充実

キャリアサポートには専任のキャリアアドバイザーが受講中からついてくれます。

はじめてのエンジニア転職でも心配なく転職活動を進められるよう、履歴書作成から面接対策まで就職支援を行っています。自分に合った求人も紹介してくれます。

【これがメリット】テックキャンプの良い口コミ・評判

テックキャンプの口コミ・評判を調査したところ、メリットで言えるポイントは次のような3つだと結論にいたりました。

  1. テックキャンプを卒業して活躍するITエンジニアが多い
  2. 卒業後も学習カリキュラムやキャリアサポートを提供
  3. 30代でも未経験からエンジニア転職が実現可能

それぞれ詳しく解説していきます。

メリット①テックキャンプを卒業して活躍するITエンジニアが多い

テックキャンプは知名度も高いことから受講生が多く、既に卒業してIT業界で活躍しているエンジニアも多いです。未経験でも、最短10週間という短い期間でも、モチベーション高く学習を続けていけば第一線で活躍できるということです。

転職できない、情弱狩りといったマイナスな評判に目を傾けるだけでなく、キチンと卒業生の活躍を評価している会社もいることを知っておきましょう。重要なことはテックキャンプを卒業したという事実ではなく、テックキャンプで何を学び自分がどんなスキルを活用できるかというエンジニア転職への”熱意”です。

メリット②卒業後も学習カリキュラムやキャリアサポートを提供

テックキャンプでは提供するカリキュラムを卒業後1年間も閲覧できるようになっています。エンジニアに転職した後の復習用として教材をフル活用できるチャンスです。

また、受講と平行して進められる専任キャリアアドバイザーによるキャリアサポートは、受講終了後も転職活動期間中に継続して受けられます。卒業しても不安なポイントはアドバイザーに相談できるので、焦って受講期間中に転職活動をする必要はありません。

メリット③30代でも未経験からエンジニア転職が実現可能

テックキャンプは30歳を超えてから受講する人も多く、多数の転職実績を残しています。40歳未満であればテックキャンプでの転職支援を受けることができるので、30代からのスタートでもITエンジニアを目指すのは決して遅くないといえる決断となります。

仕事を続けながらでも半年間でプログラミング基礎を学べるので、30代でいきなり仕事を辞めるよりも、仕事の傍らスキルを習得してから転職活動を行う方が望ましいでしょう。

【逆にデメリットは?】テックキャンプの悪い口コミ・評判

メリットとは逆に、テックキャンプの悪い評判・口コミをまとめました。

デメリット①開発現場で求められるスキルが身につかない可能性も

テックキャンプではRuby on Railsを用いたサイト開発やHTML/CSSについて学びますが、これらはプログラミングの中でも基礎の部分になります。学べるスキルによってコースが決められているわけではないため、受講生は皆決まったカリキュラムを受講しています。

最終課題では使いやすいプログラミング言語を用いたアプリ開発を制作しますが、実際に開発現場で求められている発展的なプログラミングスキルを学べないため、結果的に転職先でスキルをうまく活用できない可能性もあるでしょう。

【対策方法】
あくまでも未経験からプログラミングスキルのステップ1を学ぶ、という姿勢で学習してみてください。プログラミングは様々な職種に活用されるスキルで、学ぶべき言語やツールも多様です。IT業界の自社開発企業などで活躍したい場合は、テックキャンプが提供するカリキュラムだけで満足するのではなく、卒業後や転職後も積極的にプログラミングスキルを習得していくことをおすすめします。

デメリット②ほかのプログラミングスクールに比べ受講料が高い

後ほど紹介しますが、テックキャンプは授業料が最高87万7,800円(税込み)と100万円に近い金額が必要です。一括払いで支払うことは難しく、どうしても提供される分割払いに頼ってしまいたくなりますが、分割払いの場合の年率は19.8%とかなり高金利で設定されています。

ほかのスクールに比べると受講料が高いため、授業料の元を取れるのか、転職後に支払いを完済できるかという不安が残る方も多くいらっしゃるでしょう。

【対策方法】
テックキャンプのオンライン学習プランは、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得認定講座」であり、厚生労働省の指定講座を提供しているスクールです。

そのため、一定の条件を満たす受講生は専門自薦教育訓練給付金を最大70%受け取れます。在職中の方は雇用保険の被保険者で支給要件期間を満たす人、離職中の方は被保険者資格を喪失してから1年以内に受講を開始して支給要件期間を満たす人が対象です。

実質負担額を最大70%まで下げることで、高額な受講料というデメリットは解消されます。

テックキャンプのカリキュラム・料金を徹底解説

出典:テックキャンプ

テックキャンプには、大きく2つのカリキュラムがあります。

コース①:短期集中スタイル
受講料:657,800円 → 給付金支給で実質197,340円
特徴:就業していない方向け・週55時間の勉強時間の確保を推奨
カリキュラム:10:00-13:00の時間帯に復習ワークを設定し、平日10:00-19:00を学習必須時間とする

コース②:夜間・休日スタイル
受講料:877,800円 → 給付金支給で実質317,800円
特徴:就業を継続中の方向け・週23時間の勉強時間の確保を推奨
カリキュラム:任意の曜日1日の10:00-13:00の時間帯に復習ワークを設定し、任意の休日10:00-19:00を学習必須時間とする

テックキャンプは転職できない?卒業生の就職先や求人情報を紹介

テックキャンプは悪い噂がありながらも、公式の実績としては「転職成功率98%※1※2」「転職成功者数3,200名以上※3」を達成しています。

※1 2016年9月1日~2022年6月30日の累計実績
※2 所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合
※3 2016年9月1日~2021年5月14日の累計実績

以下が、主な転職先の企業例です。

■卒業生の転職・就職した企業の例

  • 株式会社マネーフォワード
  • チームラボ株式会社
  • 株式会社U-NEXT
  • 株式会社アイリッジ
  • 株式会社データX
  • 株式会社プレスマン
  • 株式会社コーテッグ
  • GMOグローバルサインホールディングス株式会社
  • 株式会社Mobility Technologies
  • 社名非公開(超大型メディア運営)
  • 社名非公開(AIによる自動化業務)

※社名非公開企業については業種をご参考にしてください!

また、男女比は「男性:77% 女性:23%」とエンジニア職ということもあり男性の方が多いものの、女性でも活躍できる環境が整えられています。

そして年齢としては「10代:2% 20代:69% 30代:26% 40代以上3%」となっており、やはり20~30代が中心となりながらも、10代~40代以上まで幅広い年代がチャレンジできることは実績からもわかります。

逆に、20~30代の社会人経験を積んでいる方にとっては、10代の経験がほとんど無い型でも実績を残しているテックキャンプの環境はかなり魅力的ではないでしょうか。

【最後にQ&A】テックキャンプについて!よくある質問集

最後に、テックキャンプについてよく寄せられる質問をまとめておきました。

働きながら学習時間を確保するには?

夜間・休日スタイルを提供しているテックキャンプでは、毎日14:00から22:00までオンライン上で講師に質問することが可能です。22時以降でもチャットに質問をすれば、翌朝には回答がもらえます。

教材は24時間いつでもオンラインからチェックでき、終業後の遅い時間でもメンターがすぐに質問に答えてくれるので、仕事を続けながらでも満足したサポートを受けられるでしょう。

転職成功までの平均活動期間はどれくらい?

テックキャンプ受講生の場合、平均して約2-3ヵ月です。応募企業を絞りすぎたり数が少ない場合は期間が長期化しやすいです。

IT業界の面接に触れてみることで、面接への対応力が磨かれ最終的に内定を貰えるケースが多くなっています。キャリアアドバイザーのサポートに頼りながら、エンジニアになるための転職活動は真剣に取り組んでみましょう。

東京以外の地域の転職サポートも受けられる?

キャリアサポートは地域制限がありません。ただし、転職返金保証の条件は東京都内で転職活動をすることが条件となるため、保証対象外となってしまうことは注意してください。

テックキャンプはオンライン学習を行っていますが、東京・大阪・福岡・名古屋には教室もあります。地域特有のキャリア面での不安は教室のサポートに頼って解消する、ということも可能です。

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