アガルート社労士試験講座にインタビュー!竹田講師に勉強法などを聞いてみた!

アガルートは2015年1月に開校した資格予備校で、法律資格をはじめ、約80種類もの各種難関資格試験の対策講座を展開しています。会員登録者数は13万人を突破しており、2年間で合格者数は271%に急増中です。

株式会社イードが運営するミツカル学びの調査記事では、おすすめの社労士通信講座としてもアガルートが紹介されています。

社労士試験講座は初学者から学習経験者まで万全の準備が行えるカリキュラムや、短時間での学習におすすめのスピードインプット講座、苦手克服にぴったりな単科講座を展開。

わかりやすい講座・教材と充実のフォロー制度で、令和5年度の合格率は基礎講義&総合講義/入門総合カリキュラム受講者で全国平均の4.46倍にあたる28.57%、中上級総合講義カリキュラムの受講生で全国平均の5.29倍の33.85%を誇ります。

本記事では、アガルートの社労士試験講座講師である竹田篤史氏にアガルートの社労士試験講座の魅力や成り立ち、合格を目指す秘訣などについて伺いました。

竹田篤史氏プロフィール

2003年 行政書士試験合格
2004年 社会保険労務士試験合格
2017年 司法書士試験合格
2019年 株式会社アガルート入社

社会保険労務士事務所や司法書士法人へ勤務後、大手資格予備校にて受講相談・教材制作・講師を担当。
短期合格のノウハウをより多くの受講生に提供するため、株式会社アガルートへ入社。
これまで、ほぼ独学で行政書士試験・司法書士試験に合格し、社会保険労務士試験には一発で合格。自らの受験経験で培った短期合格のノウハウを余すところなく提供している。

目次

「これだけ押さえれば合格できる」教材を目指して作られた出題カバー率90%以上のオリジナルテキスト

ミツカル学び編集部(以下、編集部):アガルート社労士試験講座は3年間で受講者数が8.09倍も増加していますが、どうしてここまで急激に受講者数が増加したと考えますか?

アガルート社労士試験講座 講師 竹田篤史氏(以下、竹田篤史氏):やはり、積み重ねてきた合格実績が大きいと思います。

アガルートは予備校の中では新しい方なので当初は知名度も低かったのですが、年々着実に合格者を輩出してきました。そして、「アガルートのカバー率の高いテキストで合格しました」という声が広がり、受講生の拡大につながっています。

また、最近ではYouTubeにも力を入れています。講義とはまた別に、さまざまなテーマについて講師が本気で語っており、社労士資格に興味をお持ちの方が社労士試験について知る上で大変役立つと思います

ぜひ、そちらもぜひご視聴ください。

編集部:YouTubeでは試験の出題予想や勉強方法、目的条文の聞き流しなど、受験生にとって大変ためになる動画が多数投稿されていますね!ほかでは得られないような有益な情報が盛りだくさんなので、受験生はぜひ視聴してみてほしいと思います。

さて、アガルート社労士試験講座は令和5年社労士試験で全国平均の4倍以上もの合格率を誇りますが、このような高い合格実績を実現できた要因は何だと考えますか?

竹田篤史氏:合格は受験された皆さんの努力の賜物です。

とはいえ、出題カバー率が高いテキストを作っていることは合格に大きく寄与したものと考えております。アガルートのテキストの出題カバー率は90%以上です

択一式試験では約7割を取れば良いわけですから、アガルートのテキストの内容を押さえることができれば、間違いなく合格することができるでしょう。分量がある分、まんべんなく押さえるには努力を要しますが、その努力は必ず結果に結びつきます。

編集部:なるほど。試験対策をする上で、出題範囲をカバーできているのかと不安になってあれこれとテキストや問題集を買い漁ってしまう受験生も多い中、アガルートならそういった心配をせずに学習を進められるのですね!

では、アガルート社労士試験講座を開発するにあたって特にこだわった点や、他社の社労士試験講座を比較して異なる魅力的な点はどのような点だと思いますか?

竹田篤史氏:こだわりはやはりテキスト作りです。私も含め社内の製作チームで毎月ミーティングを開催し、テキストの改訂箇所について話し合いをしています。

社労士試験に出題される法令は頻繁に法改正があるのですが、そのすべてが試験に出題されるわけではありません。受講生にとって必要なものは「試験に出る情報」ですから、講師陣で情報の取捨選択を行います。

「これだけ押さえれば合格できます」と言って提供できるような教材づくりを目指しています

伸びが鈍化する学習開始後6ヶ月ほどを乗り切ることができれば本試験まで駆け抜けられる

編集部:限られた時間で試験対策に勤しんでいる受験生にとって、講師陣によって必要な情報だけを厳選してもらえるのは大きなメリットですね。

では、アガルート社労士試験講座はどのような受講者が多いですか?どのような人に講座をおすすめできるかも併せてお聞かせください。

竹田篤史氏:受講者の属性はさまざまです。会社員、主婦、公務員の方、最近は大学生もいらっしゃいます。本気で社労士を目指す方であれば、どのような方でも問題ありません。

社労士試験で学習する内容の多くは社会人になってから経験するものですが、アガルートの講座は、大学生からも合格者を多数輩出しています。どのような立場の方にも適していることが、実証されているかと思います。

編集部:幅広い世代・レベルの受験生が学習しやすいカリキュラムが整っているのですね!

では、初学者が限られた時間で社労士試験合格を目指すための秘訣はありますか?また、対策学習でつまづきやすい点はどのような点でしょうか?

竹田篤史氏:社労士試験の受験者の多くは会社員の方です。多くが忙しい生活をされていますから、あれもこれも手を広げることは得策ではありません。

そこで、合格するためには、「テキスト」と「過去問」の2つを中心に学習することをお勧めしています。テキストと過去問は、いわば車の両輪。どちらかが欠ければ車が走らないのと同様に、合格するためにはこのいずれもが不可欠です。

また、つまづきやすいポイントとしては、学習開始後約6か月あたりが一つのターニングポイントと考えています。学習を止めてしまう方が出始めるのがそのあたりだからです。

大きな要因は、伸びの鈍化です。学習を始めたばかりの頃はいずれも新しい情報であるため、新鮮に感じ、楽しく学習をすることができるでしょう。

しかし、6か月程度経過するころには、学習が楽しいばかりではなくなります。科目も増え、少しずつ記憶に定着させる作業が求められるのにもかかわらず、思ったように記憶に定着しないため徐々に焦りを感じるようになり、学習から遠ざかってしまうことがよくあるのです。

逆に言えば、ここを乗り切ることができれば、本試験まで駆け抜けることができます

一発合格者数で業界ナンバー1を目指し、今後はアウトプット教材や直前対策の講座にも力を入れたい

編集部:アガルートには学習サポーターや質問制度、ホームルームなど多彩なフォロー制度が用意されているので、独学では挫けてしまいそうな時期でも不安を解消しながら学習を進められそうですね。

ところで、社労士試験において特に重要な科目、逆に得点に繋がりにくい科目はありますか?

竹田篤史氏どの科目が特に重要というものはありません

社労士試験の特徴は、各科目に基準点(いわゆる足切り点)が設けられている点です。すべての科目をまんべんなく学習する必要があり、捨て科目をつくることができません。

偏りをつくらずに、すべての科目において安定して得点を取れるようにすることが社労士試験合格の鍵です

編集部:最後に、今後のアガルート社労士試験講座はどのように進化していきますか?未来の展望や目指す姿などがあれば教えていただきたいです。

竹田篤史氏:発足当初は少数体制の予備校でしたが、今や講師もスタッフの数も充実してきました。法改正対応も複数名で行うことができることは、弊社の強みです。

これまではどちらかと言えば、インプットを重視した講座体系でしたが、これからはアウトプット教材や直前対策の講座にもより力を入れていきたいと考えています。

アガルートが目指しているのは、より確実に、より短期で合格することができる講座です。私ももう10年以上この業界に在籍していますが、予備校の価値が時間短縮にあるという信念に迷いはありません。

一発合格者数で業界ナンバー1になること、これが目標です。

編集部:アガルート社労士試験講座のますますの繁栄をお祈りしております。ありがとうございました。

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