小学1年生の家庭学習は何すればいい?おすすめの勉強法を紹介!

小学1年生でも家庭学習を始めるべきなの?と疑問に思う保護者もいますよね。

実は、小学1年生から取り組み可能な家庭学習用の教材はたくさんあります。

さらに、公文教育研究会の2022年調査によると、小学1年~3年生の低学年の家庭学習頻度は平均で週5日、1日あたりの学習時間が31.8分であることが分かりました。

出典:ReseEd

低学年のうちからほぼ毎日、家庭学習を30分程度続けている小学1年生。これは家庭学習の習慣を早いうちから身につけるという狙いとして大切な行動でもあります。

東京大学とベネッセ教育総合研究所が公表した2022年の調査によると、小学4年~6年生の子供が「勉強の仕方が分からない」と答える割合が2019年から右肩上がりに増加しており、2022年には約6割に達したことが分かりました。

中学年や高学年になった時に学校外での勉強の仕方に迷ってしまうよりも、小学1年生など低学年のうちから家庭学習をサポートする教材を導入しておくことが望ましいです。

この記事では、小学1年生の子供がいるご家庭におすすめしたい家庭学習用教材をランキング形式で紹介します。

この記事で分かること

・小学1年生向け家庭学習教材の選び方
・教材タイプ(タブレットor紙テキスト)のメリット・デメリット
・学校の勉強についていけない小学1年生に伝えたい家庭学習法

ミカ先生

ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

目次

小学1年生におすすめの家庭学習教材ランキングTOP5

それでは早速、小学1年生におすすめしたい家庭学習教材のランキングTOP5を紹介します。

それぞれの教材のメリット・デメリットからおすすめの使い方まで紹介していくので、ご家庭での使い方をイメージしながらどれを選ぶか検討してください!

【調査の説明】
小学1年生向け家庭学習教材の調査は、リサーチ部門がある株式会社イードが運営するミツカル教育通信編集部により実施されています。
なお、ミツカル教育通信の運営会社である株式会社イードは東京証券取引所にてグロースしている上場企業(証券コード:6038)となります。
※2024年5月現在、調査項目の更新・確認済み


小学1年生向け家庭学習教材のランキング根拠はこちら

進研ゼミ 小学講座は専用タブレットでライブ授業やプログラミングを学べる

出典:進研ゼミ小学講座

ランキング評価

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    5
  • サポート体制
    5
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価24/25点

メリット
豊富な配信コンテンツと知育玩具で知的好奇心をくすぐる
プログラミングも楽しみながら学べる内容をお届け
追加費用不要で約1,000冊の電子書籍を楽しめる

デメリット
さきどり学習の対応科目は国語と算数のみ
毎月配信コンテンツのほとんどが国語・算数メインとなってしまう

進研ゼミ小学講座は専用タブレット1台のなかに魅力的なコンテンツを多数収録している教材です。

国語・算数の講座をメインに取り扱うほか、英語4技能のトレーニングやプログラミング体験までできます。

タブレットでもAIの自動採点と赤ペン先生の添削指導を受けられるのがポイント。

また、電子書籍は約1,000冊無料で読み放題なので、子供の知的好奇心を養うきっかけにもなるでしょう。

学習アドバイザーから子供にサポート電話をするサービスもあり、保護者だけでなくスタッフも学習を見守ってくれる安心した環境です。

小学1年生におすすめの使い方

学校帰りに…

AIが提示したその日に取り組むべき問題をひたすら解いてみる。記述力指導の問題は時間をかけて考えてみる。 

休日に…

空き時間は電子書籍でいろんな本を読んで知的好奇心を刺激しよう。返ってきた添削指導をみて復習をしたり、実力アップレッスンやわくわくサイエンスブックで応用にも取り組む。

月額料金(税込)3,250円~
教科国語/算数/英語/プログラミング
教材タイプ専用タブレット(8,300円~ ※)
※6ヵ月未満の退会、もしくは学習スタイル変更の場合
提供コンテンツ(毎月配信)・専用復習ドリル(国語・算数)
・メインレッスン(国語・算数)
・記述力指導(国語・算数)
・実力アップレッスン(国語・算数)
・わくわくサイエンスブック
・保護者通信
・オンラインライブ授業
・AI国語算数トレーニング
・4技能別チャレンジイングリッシュ
提供コンテンツ(定期配信)・全国規模の実力テスト
・長期休み向けドリル
・じっけんセットなど
先取り学習国語・算数のみ小6まで対応可能
サポート制度・AIの問題自動提案
・教科書準拠(国語・算数)
・記述問題の採点サポート(AI、赤ペン先生)
・電子書籍(約1,000冊)
・保護者向け報告メール制度
・ごほうび制度
・チャレンジサポート電話
・お友だち・ごきょうだい紹介制度

スマイルゼミは受験を想定した発展クラスも+500円で受講可能

出典:スマイルゼミ

ランキング評価

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    5
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価23/25点

メリット
追加費用が月額500円で、1.5倍の発展的な問題に取り組める発展クラスあり
勉強をがんばった分だけタブレットのゲームで遊べる
専用アプリで学習状況がわかり、子供とやり取りができる

デメリット
専用タブレットの購入が別途必要となる
発展問題や英検対策などは有料オプションになってしまう

スマイルゼミは国語・算数のほかに、小学1年生から英語4技能とプログラミングの基礎知識を養える教材を専用タブレットで配信しています。

漢検ドリルや計算ドリルも利用できて基礎力養成につながるだけでなく、月額500円分を追加すれば問題量1.5倍の応用問題にも取り組める「発展クラス」にも入れますよ。

そのほかにも英検対策のオプション講座や専用タブレットの保証オプションなど、ニーズに応じて必要なサービスを受けることが可能です。

⬇公式サイト⬇
https://smile-zemi.jp/

※今なら2分で特典付きの資料請求(無料)

小学1年生におすすめの使い方

学校帰りに…

漢検ドリルと計算ドリルを解いて基礎力をしっかり養う。その日にやるべきことはおまかせで受講してみよう。 

休日に…

発展クラスの応用問題に取り組んでみたり、プログラミングで遊んでみたりと平日よりも時間をかけていろんなコンテンツを楽しんでみる。

月額料金(税込)3,278円~
教科国語/算数/英語/プログラミング
教材タイプ専用タブレット(10,978円~)
提供コンテンツ(毎月配信)・標準講座
・漢検ドリル
・計算ドリル
提供コンテンツ(定期配信)・全国学力診断テスト(国語/算数)
・テスト後の対策講座
先取り学習国語・算数(数学)のみ、中学3年生まで対応が可能
サポート制度・発展クラスの提供(学習量1.5倍)
・英語プレミアムオプション
・タブレットあんしんサポートオプション
・全額返金保証
・教科書準拠
・ランキング制度
・スターアプリのゲームコンテンツ提供
・コレクションカード提供
・保護者向け専用アプリ提供
公式キャンペーンページhttps://smile-zemi.jp/shogaku/lp/catalog/

現在、スマイルゼミでは無料の資料請求をすると、豪華特典が付いてくるキャンペーンを実施しています。

小学生コースの特典は、「読めない漢字・書けない漢字攻略BOOK」&「中学受験その前に」という冊子です!

スマイルゼミに少しでも興味がある方は、このタイミングでの資料請求がお得と言えます!

Z会は紙テキストメインとタブレットメインのコースを選べる

出典:Z会

ランキング評価

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価22/25点

メリット
担任指導者が毎月提出課題を添削してくれる
ニーズに応じて紙テキストとタブレットからコースを選べる
小学1年生から理科・社会につながる「経験学習」を学べる

デメリット
添削指導は紙テキストコースでのみ提供
内容によっては他社に比べ費用が高めと感じることも

Z会の小学1・2年生コースは紙テキストとタブレットでコースを分けていて、教材タイプの特性を最大限活かせるよう、収録されている科目もそれぞれ異なります。

紙テキストコースでは理科・社会につながる体験を身近な材料を用いて学べる「経験学習」を取り入れ、五感を使った実体験ができるよう工夫されています。

一方でタブレットコースでは知識と思考を養う「みらいたんけん学習」を取り入れ、教科の枠を越えた考える力を養う内容です。

中学受験を考えている人は添削指導つきの紙テキストコース、学習管理を任せたい人はタブレットコースなど、ニーズによって選びやすくなっています。

小学1年生におすすめの使い方

学校帰りに…

1日15分程度テキストまたはタブレットを使って国語/算数/他科目の学習をして、ドリルやワークブックでアウトプットを行う。 

休日に…

紙テキストコースの場合は提出課題に取り組んでみたり、経験学習で実験にチャレンジしてみる。タブレットコースはまとめテストで平日取り組んだことの総復習を。

月額料金(税込)4,420円~
教科国語/算数/経験学習英語/プログラミング(デジタル教材)
教材タイプ紙テキストコースタブレットコースを選択可能
提供コンテンツ(毎月配信)・通常講座
・ドリル
・提出課題(紙テキストのみ)
提供コンテンツ(定期配信)とくになし
先取り学習×
サポート制度・オプション講座(みらい思考力ワーク)
・3教科に担任指導者が添削指導(紙テキストのみ)
・Z会友人紹介制度

4位:東進オンライン学校はリーズナブルにオンライン教材を使える

出典:東進オンライン学校

ランキング評価

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価21/25点

メリット
専用タブレットを利用する必要がないから手軽にできる
算数は1学年上の授業までチェックできる
とにかくリーズナブルに始められる教材

デメリット
対応教科数が国語と算数のみで少ない
保護者向けサポートが乏しい印象

大手予備校の東進が手がけるオンライン学校の小学部は、小学1年生向けの国語・算数の映像授業を毎月お届けしています。

映像授業の後には確認テストを実施し、毎月1回のテストや毎日取り組める問題トレーニングなど、手持ちのタブレットやPCで手軽に家庭学習ができる教材です。

魅力は他社よりも低価格の2,000円台から利用できるところ。受講費用を抑えて学習の要となる国語と算数の基礎力を伸ばしたいというご家庭にぴったりですよ。

小学1年生におすすめの使い方

学校帰りに…

毎週火曜は算数の映像授業を受けて確認テストを実施。毎週金曜は算数と国語の映像授業を受けて確認テストを実施する。それ以外の曜日は、毎日トレーニングを5分でも実行。 

休日に…

算数が得意な子は1学年上の授業も受けてみてどんどん力を伸ばそう。ニガテな子は映像授業を繰り返して受けてみる・毎日トレーニングで基礎を養う。

月額料金(税込)2,178円~
教科算数/国語
教材タイプタブレット/PC(学習システム)
紙プリント(ダウンロード→印刷)
提供コンテンツ(毎月配信)・映像授業(算数7回、国語4回)
・確認テスト
・月例テスト(各1回)
・毎日トレーニング
提供コンテンツ(定期配信)とくになし
先取り学習算国で1学年上の受講可能
サポート制度・お試し入会制度あり(10日間全額の返金保証あり)

5位:すららは全5教科を中3~高3の範囲までどんどん先取り学習できる

出典:すらら

ランキング評価

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価20/25点

メリット
5教科を中3~高3の範囲までさきどり学習ができる
AIが学習プランから出題問題まで分析してくれる
現役塾講師のすららコーチが学習相談に乗ってくれる

デメリット
学習範囲が幅広いとはいえ、受講費用は他社より高め
記述形式問題の添削指導には対応していない

すららは国語・数学・理科・社会・英語の5教科を小学1年生のころから履修できるだけでなく、なんと中3または高3の範囲までどんどん先取りできるオンライン教材です。

講義は対話式のアニメーション形式で進むため、1年生の子供でも興味を持って講義を聴けます。

AIがニガテを徹底分析して適切な問題を出題してくれるほか、毎日の学習状況に応じて学習計画も自動で調整してくれます。

追加料金不要のすららコーチは現役塾講師が担当してくれるので、不登校や発達障がいの子供の学習面に不安があるという保護者の方も気軽に相談しやすい環境です。

小学1年生におすすめの使い方

学校帰りに…

AIが立てた学習プランに沿って講義を受けたり問題を解いてみよう。ゲーミフィケーション機能で飽きずに毎日取り組んでみる。

休日に…

学力診断テストで自分の実力をチェック。伸ばせる得意科目はどんどん先を進んで講義→演習を繰り返してみる。学習面で不安があればすららコーチに相談。

月額料金(税込)3教科(国・数・英):8,228円~
4教科(国・数・理・社):8,228円~
5教科(国・数・理・社・英):10,428円~
※入会金 7,700~11,000円
教科国語/算数/理科/社会/英語
教材タイプタブレット/PC(学習システム)・紙プリント(ダウンロード→印刷)
提供コンテンツ(毎月配信)・アニメーション講義
・ゲーミフィケーション
提供コンテンツ(定期配信)・学力診断テスト
先取り学習全教科中3or高3まで対応可能
※コース選択により異なる
サポート制度・AIによるニガテピンポイント診断
・オーダーメイド出題
・学習管理機能
・全国の仲間と競い合えるイベント
・すららコーチサポート

小学1年生で家庭学習をスタートする際の教材の選び方

あらためて、今回のランキング結果は以下のようになりました。

スクロールできます
順位教材名月額料金大きな特徴
3,250円~豊富な配信コンテンツと知育玩具で知的好奇心をくすぐる
プログラミングも楽しみながら学べる内容をお届け
追加費用不要で約1,000冊の電子書籍を楽しめる
3,278円~追加費用が月額500円で、1.5倍の発展的な問題に取り組める発展クラスあり
勉強をがんばった分だけタブレットのゲームで遊べる
専用アプリで学習状況がわかり、子供とやり取りができる
4,420円~担任指導者が毎月提出課題を添削してくれる
ニーズに応じて紙テキストとタブレットからコースを選べる
小学1年生から理科・社会につながる「経験学習」を学べる
2,178円~専用タブレットを利用する必要がないから手軽にできる
算数は1学年上の授業までチェックできる
とにかくリーズナブルに始められる教材
8,228円~5教科を中3~高3の範囲までさきどり学習ができる
AIが学習プランから出題問題まで分析してくれる
現役塾講師のすららコーチが学習相談に乗ってくれる

ここからは、小学1年生で家庭学習を始める際に知っておきたい教材の選び方についてお伝えします。

低学年のうちから家庭学習を習慣にしたい場合は、次のポイントに留意して教材を選びましょう。

1年生のうちからニガテを克服できるか?
何年も続けられる良心的な料金設定か?
学年の範囲を越えた学習ができるか?

それぞれについて詳しく解説していきます。

①ニガテ克服のためには、子供の理解度に合わせた問題が出題されるかがポイント

小学1年生のころは、ニガテと感じた科目でも早いうちから克服できるチャンスのある時期でもあります。

ニガテをそのままにしておくと、どうしても勉強したくないという気持ちになってしまい成績が下がっていく要因にもなりかねません。

小学1年生の家庭学習用教材として選んでおきたいのは、子供のニガテな分野をしっかり分析したうえで分かる・解けるようになる解説や問題を出してくれるもの

AIによる学習データ分析があるものだと自然とニガテな問題を中心に出題してくれますし、先生による添削があると「なぜ?」というギモンを解消できるきっかけにもなるでしょう。

②小学1年生スタートでも長く続けられる料金設定かチェック

小学1年生から家庭学習を続けるとなると、気になるのは料金面ですよね。

子供の学習をサポートするために何年も教材を購入するとなると、その分ご家庭での教育費が大きくなります。

文部科学省が令和3年度に行った「子供の学習費調査」によると、公立・私立に通う小学1年~6年生の「学校外活動費(補助学習費・そのほかの学校外活動費)」は次のとおりです。

スクロールできます
公立私立
補助学習費(家庭学習、塾など)その他(スポーツなど)補助学習費(家庭学習、塾など)その他(スポーツなど)
1年生8.1万円13.1万円29.1万円34.6万円
2年生6.7万円13.5万円20.3万円30.9万円
3年生8.8万円14.2万円29.0万円32.7万円
4年生11.7万円12.9万円39.7万円28.0万円
5年生16.7万円12.0万円53.7万円23.9万円
6年生19.7万円10.7万円55.9万円19.6万円
出典:令和3年度 子供の学習費調査|文部科学省

スポーツや音楽などの習い事も行うとなると、家庭学習にかけられる費用は1年生の頃で年間8万円程度で見ておくとよいでしょう。

月額にするとおよそ6,000〜7,000円程度。これを費用の目安として、ご家庭でも長く続けられる料金設定を考えてみてください。

③小学1年生でも得意分野を伸ばせるさきどり学習があると◎

小学1年生のうちから得意分野がある子には、どんどんさきどり学習ができる教材を選ぶとよいでしょう。

知的好奇心のままに学習を進めていくことで、学校とは違ったスピードで進められる家庭学習を「楽しい」と思えるようになりますよ。

また、すでに学校で習った範囲でもニガテな問題はさかのぼって学習できるモードも。

子供の理解度に合わせることの大切さは1つ目の選び方でもお伝えしましたが、伸ばせる力は抑制しないという環境作りも大切です。

小学1年生の家庭学習にはどんな教材タイプがおすすめ?

小学1年生が家庭学習をする場合、主に専用タブレットまたは紙テキストという教材タイプに分かれます

専用タブレットを使う場合と紙媒体を使う場合、それぞれでメリットとデメリットがあるので、タイプ別におすすめしたい特徴を紹介します。

自分でじっくり考えたいなら紙テキストがおすすめ

子供がひとつの問題をじっくりと考えて解きたいタイプなら、紙テキストタイプがおすすめです。

ほかに気が散る要素が少ないため目の前のプリントに集中して取り組めます。

紙テキストタイプの主なメリット・デメリットは次のとおりです。 

メリット
学校のテストを想定した書く力を養える
気が散らないので問題演習に集中できる
保護者も家庭学習に参画できて声かけがしやすい

デメリット
丸付けや解説を保護者に任される場合も
子供の学習習慣がついていないうちは続きにくい

今回紹介したサービスだと紙テキストをメインに取り扱う教材はありませんが、ダウンロードして印刷することで紙プリントとして問題を解ける教材もあります。

学習意欲をアップさせたいならタブレットがおすすめ

子供の知的好奇心を刺激して学習へのモチベーションをアップさせたいならタブレット教材がおすすめです。 

タブレットだからこそ多数のコンテンツを収録できるだけでなく、紙テキストでは表現できないアニメーションや動画といった教材も扱えます。

タブレットであれば、プログラミングも小学1年生のうちから触れられますよ。

タブレットタイプの主なメリット・デメリットは次のとおりです。

メリット
動画やアニメーションで理解がしやすい
問題選定や採点は自動だから保護者の負担が少ない
紙テキストは届かないのでかさばらない

デメリット
視力や姿勢が悪化するリスクがある
タブレットを落とした時に故障や子供のケガにつながりやすい

今回紹介したサービスは専用タブレットでないと受講できないもの、自宅のタブレットでも受講できるものに分かれています。

専用タブレットの場合ほかの用途で勝手に使うのを制御できるメリットもありますよ。

学校の勉強についていけない小学1年生の家庭学習法を紹介

小学1年生のうちから学校の勉強についていけない様子が見える場合は、家庭学習でニガテを克服しておくことが大切です。

とはいえ、ついていけない子供は家庭学習に抵抗感があるのも事実。なかなか家庭学習をする習慣はつきにくいでしょう。

そこで勉強についていけない子供におすすめしたい家庭での学習法を紹介します。

家庭学習をやりたくなる環境・雰囲気づくりが大切
〇〇したら勉強をしよう!というルールを決める
保護者も学習進捗や理解度をチェックできる教材だとなお良い

ミカ先生

それぞれについて詳しく解説していきます。

家庭学習をやりたくなる環境・雰囲気づくりが大切

子供が家庭学習を進んでやりたくなるような環境と雰囲気づくりが必要です。

たとえば、自習専用のテーブルを用意してあげる・テレビやゲームを消して静かな空間になれさせるなど。

保護者も隣で一緒に読書や勉強をしている姿を見れば、自分も勉強したい!という意欲がわいてくるかも知れません。

ほかの外的要因で集中力が切れないような空間を提供してあげるよう心がけてみましょう。

〇〇したら勉強をしよう!というルールを決める

なかなか勉強モードにスイッチが入らない子の習慣づけとして、家庭でルールを設けてみるのもよいでしょう。

たとえば学校から帰宅して手を洗ったらテーブルに座って勉強しよう!や、夕方の子供向け番組を見た後はタブレットを開こう!など、日常的に行っているルーティンをきっかけとしてみてください。

ミカ先生

この動きを1〜2ヵ月続けていくうちに、自然と家庭学習を習慣化できるでしょう。

保護者も学習進捗や理解度をチェックできる教材だとなお良し

家庭学習をスタートしはじめの頃は、とくに保護者からの声がけが大切な時期です。

褒められることでどんどん学習意欲がわいてくるので、適切なタイミングで声をかけてほめてあげたりご褒美をあげたりといった保護者の協力も必要になります。

とはいえ、なかなか毎日どんな勉強をやったのか子供に聞いたり教材を開いたりするのは保護者も大変です。

今回紹介した教材のなかには、子供の学習状況についてグラフなどで見える化させて保護者向けにレポートするサポートサービスもあります。

効率良く子供の伸ばせるポイントやニガテ分野、学習のムラを知って、適切なタイミングで声がけができるとよいでしょう。

【FAQ】小学1年生向けの家庭学習に関するよくある質問

最後に小学1年生向けの家庭学習に関するよくある質問をまとめてみました。

プリントやドリルの教材より通信教育の教材がおすすめ?

無料でダウンロードできる学習サイトのプリントや市販のドリルに比べ、通信教育の教材は最新の学習要領が取り入れられているのでおすすめです。

毎月定期配信されるので、保護者が積極的に次のドリルやプリントの教材さがしをするよりも手軽にカリキュラムを進められます。

ミカ先生

また、通信教育では保護者の手が伸びにくい分野(プログラミングや英語4技能、その他知的好奇心をくすぐるコンテンツ)も提供してくれるのが魅力です。

小学1年生から中学受験を意識して学習するべき?

中学受験を検討しているご家庭であれば、小学1年生の頃から受験を意識した発展的な問題に取り組んでみるのもよいでしょう。

スマイルゼミは「発展クラス」を用意して、高校受験レベルの問題までステップアップできるようなコンテンツを収録しています。

しかし保護者が無理に受験対策を強制するのはまだ早いです。

小学1年生などの低学年のうちは、まずは家庭学習を習慣化させることやニガテと感じている教科・分野を克服することが大切です。

夏休みなどの長期休みに家庭学習時間を増やしたほうがいい?

夏休みで1日家にいる時間が多い場合は家庭学習の時間を増やしてみてもよいでしょう。

ただし無理に増やすのではなく、子供がやりたい分だけ進めさせてみるのがおすすめです。

通常は1日平均30分程度の学習時間なので、休日など1日時間があるときは30分~1時間程度学習時間を増やせるか試してみてください。

自宅のタブレットと専用タブレット、どちらがいい?

出典:ReseEd

今回紹介した教材でも対応する媒体が自宅タブレットと専用タブレットで分かれていますが、おすすめしたいのは専用タブレットです。

実はGIGAスクール構想で国から渡された1人1台の端末利用において、約2割の子供がすでにトラブルを経験していることが「GIGAスクールにおけるセキュリティ実態調査2021」より分かっています。

トラブルの内容は学習以外の用途で使っていた・不正サイトに接続したなど、タブレットを学習以外の目的で子供が使ったことによるものがほとんどです。

専用タブレットであれば勉強以外の利用に保護者が制限をかけられるサービスもあるため、自宅のタブレットを家族と共用で使わせるよりも安心できるでしょう。

ミカ先生

自宅タブレットを使う場合は、ブラウザや他アプリの利用などに制限をかけておくことをおすすめします。

ミツカル教育通信の運営者

当メディアは株式会社イードのメディア事業部「リセマム(ReseMom)編集部」が運営しております。
これまでの教育メディア運営で培った独自の知見から、「本当に良い通信教育や学習塾はどれか?」を忖度なしで徹底検証していきます。
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