【業界の闇】プログラミングスクールはやめとけ?2024年の実態を徹底解説

当ページではよくSNS上でも言及される「プログラミングスクールやめとけ」という意見について、原因を調査しました。

結論から言うと、その人の環境や状況によって「プログラミングスクールをやめておくべき人」と「プログラミングスクールを使うべき人」に分かれます。

どうしても自己判断の部分にはなってきますが、特徴や原因をよく理解して、自分に最適な選択をすることが重要と言えそうです。

目次

プログラミングスクールの闇&やめとけと言われる理由

プログラミングスクールへの入学を検討している際に、「プログラミングスクールはやめとけ」と言った否定的な意見を目にした経験はないでしょうか?

SNSなどのインフルエンサーはおすすめプログラミングスクールなどを紹介している中、プログラミングスクールの入学に対して「やめとけ」と言った意見がある背景には、いくつかの理由が存在します。

例として、

  • 入学するために高額な受講料が必要になる。
  • 頑張って学習したのに、想像していたような働き方が実現できなかった。
  • そもそもプログラミングが自分に合っておらず、続けられなかった。

などの理由からです。

しかし、このほかにもプログラミングスクールの闇と呼ばれる理由が複数存在するため、一つずつご紹介していきます。

卒業後の転職保証があるが、SESが紹介されることがほとんどなのでやめとけ

SESとはシステムエンジニアリングサービス(System Engineering Service)の略称です。

これはクライアント(顧客)に対してスキルを持ったエンジニアを派遣するためのサービスであり、SES企業で働くこととなった場合は顧客先で常駐して働くこととなります。

SES企業で客先常駐としてプロジェクトに参画することとなった場合、WEB開発企業やSIer(System Integrator)とは異なり、プロジェクトの一部の作業のみを担当することが多くなります。

その結果として、せっかく転職しても担当できる作業が限定的であったり、思ったようにエンジニアとしてのキャリアを積めなくなるといった結果を招きかねません。

また、既に働きたい企業の理想像がある方にとっては、提示される紹介先に満足できないことが多くあります。

担当講師が現場経験の不足したアルバイトのため、知見が薄いのでやめとけ

プログラミングスクールの講師は、現場経験が豊富なエンジニア出身の正社員がほとんどだろう。

スクールへの入校を考えている方の中にはそんな風に想像される方も多いかと思いますが、実際には単価の安いアルバイトが教壇に立っているケースも多く見られます。

数年プロジェクトに参画しただけでエンジニアのスキルとしては不足していたり、逆に普段エンジニアとして働いているが講師業はアルバイトとして行っているため、育成することに対する情熱が薄い講師が存在することがあります。

プログラミングは一朝一夕では身につかないスキルであるため、じっくりと時間をかけて身につける必要があります。

胸囲記する側にも十分なスキルが備わっている必要があるため、もしスクールで情熱が足りなかったり知見が薄い講師が担当になると、思ったような学習効果が得られないことがあります。

WEB開発会社やSIerなどを転職先として紹介してもらえないのでやめとけ

プログラミングスクールではSES企業を紹介されることがほとんどであると述べましたが、紹介先がSESばかりであるために、WEB開発やSIerが転職先として選べないといったケースが存在します。

自社でEC事業を持っているWEB開発企業や、システム開発を一貫して担当するSIerでは、より顧客の視点に立った上流工程からプロジェクトに参画できるケースが多くなります。

この場合はどのような機能を実現するかを検討したり、システムを利用した顧客の視点に立った設計を経験できます。

しかしこのような企業が紹介されなかった場合は、就職後も下流工程のみを粛々とこなすこととなります。

担当できる業務が限定的となってしまい、自分が担当しているシステムの全体像が見えづらくなってしまうため、やりがいを得られないことが多くなります。

名ばかりのポートフォリオサポートとなっており、就職に有利に働かないからやめとけ

プログラミングスクールの中には、ポートフォリオを制作するためのサポートが充実していることをアピールしているスクールが多く存在します。

プログラミングスクールで作成できるポートフォリオは、実績を示すための成果物の一覧です。ポートフォリオに自分の作成したアプリやWEBサイトを登録して、就職の際に企業側へ提示することで、自分が身につけたスキルをアピールすることが可能になります。

しかし内容にオリジナリティが低く誰もが作れるようなポートフォリオでは、企業の採用担当にとっても目新しさがなく、転職先を探す際のアピールとして効果が薄れてしまいます。

とくに現役エンジニアが講師でないプログラミングスクールでは、現場の採用担当者に上手く刺さるポートフォリオを作成できず、思うように転職が成功しないといったケースに陥りやすくなります。

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プログラミングスクールの深い闇と言われる収益構造?どうなっている?

「プログラミングスクールは闇だ…」という方のほとんどは、プログラミングスクールを運営する企業の収益構造に注目して発言している方が多いように感じます。

プログラミングスクールを運営する企業も、利益を出すために運営しているので当然、何かしらの方法でお金を得る必要があるのです。

その利益の出し方でよく言われるのが「プログラミングスクールは労働力を糧とした、搾取ビジネスだ」という事です。

上記のように言われる理由としては、プログラミングスクールは受講生からもお金をもらっていますが、就職先の企業からもお金をもらっているためです。

しかし結論を申し上げますと、受講生にとっては”プログラミングを学んで安定して就職”できれば良いだけなので、気にする必要がありません。

ただ、プログラミングスクールに通う上で、ビジネス学習も含めてプログラミングスクールの収益構造を学んでおいた方が良いと思うので、ご紹介しておきます。

プログラミングスクールの収益構造の闇について

プログラミングスクールを運営する上で必要な経費は主に家賃と人件費の2つです。家賃は教室やスタッフの事務所などが当てはまります。これら費用は毎月発生するものです。また、不定期な開発費として、スクールが提供する教材サービスに費用が必要です。

これらの費用を抑えながらスクールが収益を増やしていくためには、受講生の人数が関係していきます。つまり多くの受講生が集まるほど、受講生からの受講料を貰う形で収益が増えていきます。

また、卒業した受講生に就職先企業を紹介すると、「エンジニア人材紹介料」のような形で企業からお金をもらうこともあります。これらの収入を頼りにしているため、とにかく受講生に多く集まってほしいのです。

受講生が多く集まるために魅力あるフレーズ(転職保証や充実したサポートなど)で生徒を募集していきますが、スクールによっては受講生に知識がないことをいいことに、費用を抑えた結果として教材の質が悪い場合も。

そして人件費も抑えてしまうと、質のいい講師が捕まらず、せっかくのサポート体制でも受講生が活用できないというケースも起こってしまいます。

プログラミングスクールの闇に巻き込まれSESに行ってしまった人の行く末路

せっかくプログラミングスクールで懸命に勉強しても、就職先がSESだった場合はどのような状況になるのでしょうか。

SESはその雇用形態や契約の構造上、思うようにスキルが発揮できなかったり、待遇が悪かったりといった望まない状況に見舞われることが多く見られます。

高額な受験料を払って何百時間も学習したのに、努力が報われない。そんな事態を避けるために、実際にSESへ就職した人が陥る末路をご紹介します。

業務負荷が高くて単価の安い『ブラック企業』で勤務せざるをえなくなる

現在では在宅で働けてライフワークバランスがとりやすい、ホワイトな職種のイメージがIT業界にはあります。しかし10年ほど前は給与が安く残業も多い、いわゆる『ブラック業界』の筆頭となる職業でした。

現在でも、残念ながらこのような業務形態の企業が多く残っているのが現実です。とくに二次受け以降の下請けを担当しているSESは、元請け企業から多額のマージンをとられてしまうため、一人当たりの単価が低く設定されがちです。

プログラミングスクールを卒業したばかりのエンジニアであれば、現場経験が不足しているとみなされてしまい、単価が低く設定される傾向が更に強くなってきます。また、プロジェクトのリリース前などの繁忙期には業務負荷が極端に上がることも多くなります。

その結果、働いても満足できる年収に達しなかったり、プロジェクトの過渡期には過度の残業を避けられないといったケースが多く見られます。

就職後も単純なテスト作業しか任せてもらえず、スキルが身につかない

SIerやWEB開発企業がシステム開発の上流工程から下流工程までを一貫して担当するのに対して、SES企業ではテスト工程や開発工程など、プロジェクトの一部のフェーズのみを担当するケースが一般的となっています。

そのため、担当したフェーズのみの限定的な知識や経験しか得られず、ほかのプロジェクトに移動した際に通用するスキルが身につかなかったり、スクールで身につけた知見を発揮する機会が得られないといったケースが見られます。

もしフリーランスで働きたいと考えている場合は、どの現場でも通用するような、上流から下流までの一貫した作業を担当できるスキルが求められます。

そのため、フリーランスを目標としている方はいつまでたっても独立できるだけの十分な力が身につかず、理想とするキャリアを形成することが難しい状況となります。

客先常駐となるため自社メンバーとのコミュニケーションがとりづらい

SESで働く際は顧客企業と準委任契約を結ぶため、多くの場合は客先常駐にて業務を行います。この場合、プロジェクトの形態にもよりますが、自社にはほとんど顔を出さずに客先のプロジェクトメンバーとのみコミュニケーションをとるようになります。プロジェクトの中に自社のメンバーが自分一人だけだった、ということも珍しくはありません。

プロジェクトのメンバーとしか顔を合わせなくなった場合は必然的に、物理的にも距離のある自社メンバーとの関係性は希薄になってきます。

上司と会って話をするのは月に一度あるかどうか、といったケースも少なくないため、困ったときに思うように助けを得られずに孤独感を感じながら業務を推進することとなります。

また、せっかく入社できた会社へも帰属意識が薄くなってしまったりといったことが多くなります。

様々なプロジェクトを渡り歩くこととなるため、環境への適応が大変

すべてのプロジェクトには開始と終了があります。プロジェクトの検収が終わると、そのチームは解散し、次のプロジェクトに移ることが一般的です。

その場合はまた次のプロジェクトに配属されることとなりますが、プロジェクトの規模によっては1年以下で終了となることも多くあります。

その場合は新しいプロジェクトメンバーとまた1から関係構築が必要になってくるため、頻繁な環境の変動に適応できるだけの体力とメンタルの強さが求められてきます。

また、SESはプロジェクトの人員が不足していたり、炎上して緊急で対応を進める必要がある際にピンポイントで参画することも多くなります。

このような場合は、知らないメンバーの中で一人で作業を抱え込まなくてはならなかったり、繁忙期に参画することになるため業務負荷が上がったりといった状況に陥ることも多くあります。

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プログラミングスクールをやめておくべき人の特徴とは?

当ページ全体を通して言えることは、そもそも「プログラミングスクールをやめておくべき人」と「プログラミングスクールを使うべき人」どちらも存在するということです。

なので、総括としてプログラミングスクールをやめておくべき人の特徴を3つまとめておきます。

やめておくべき人の特徴①スクールに入れば知識がつくと思っている人

プログラミングスクールは受講料が高額な分、決心をして入学したのだからスキルが身につく!と思い込んでいる人は向いていません。お金を払っただけで知識がつくのではなく、自主的に学習や課題に取り組む姿勢が大切です。

スクールを卒業するまでに期限がある場合、積極的に学んでいかないと無駄な時間が経ってしまうだけです。入ったからには毎日コンテンツをフル活用して取り組む意欲と実行力が必要でしょう。

やめておくべき人の特徴②分からない時は誰かに頼りたい人

プログラミングスキルを身に着ける段階では、まだまだ分からないことだらけ。コードの意味が理解できなかったり課題でエラーが発生した時にどうすれば良いか迷ってしまいますよね。

スクールによっては万全のサポート体制でいつでも講師やメンターに聞ける制度もありますが、活用しすぎるのも良くありません。

すぐに答えをもらえる環境に甘えてしまうと、思うようにスキルや自走力が身につかず、卒業しても就職先がなかなか決まらないというリスクに陥りやすいです。プログラミングは常にエラーや分からないことが起きる世界。他力本願に逃げてしまう人には向いていません。

やめておくべき人の特徴③プログラミングを全く触ったことがない人

未経験や初学者でも歓迎してくれるプログラミングスクールはたくさんありますが、入学前に無料体験などで少しだけでもプログラミングを学んでみてください。

何も知らない状態で入学してしまうと、いざ始めた時に想定していた難易度のギャップが生まれ、学習意欲が低下してしまいます。

せっかく払った費用が無駄にならないよう、受講料を支払う前にテキストを図書館で借りてみたり体験セミナーに参加するなどして、無料でプログラミングの世界を知ってみましょう。

プログラミングスクールがすべて悪いわけではない??【転職が目標なら独学では厳しい】現実

では、プログラミングスクールのすべてが必ずしも悪かというと、そういうわけではありません。

そもそも、プログラミングは身につけるための難易度が高いスキルです。ドロップアウト率が非常に高く、独学で学習するために大きな壁が存在します。

更に就職を目標としたレベルのスキルを身につけるとなると、どうしても独学での学習には限界があるのが現実です。

こちらでは、プログラミングを独学で学習することが厳しいとされる理由についてご紹介していきます。

自分で調べるにも情報が多すぎて、何から学べばいいかわからない

まず、プログラミングと一言で言っても多数の分野が存在します。バックエンド、フロントエンドといった切り分けから始まって、言語もHTML、CSS、Ruby、Java、Pythonと様々です。

インターネット上にも学習するための無数の情報やチュートリアル、ドキュメントが存在します。この中のどの情報が信頼性が高く、どれから最初に学ぶべきかを判断するには、IT業界の経験がない初学者には非常に困難です。まず自分のレベルに合わせたカリキュラムを選択するだけでも、大きな壁になります。

また、扱われている言語にもトレンドが存在します。せっかくこれと決めた言語を学習しても、扱っている現場が少ないと選択できる企業やプロジェクトが限定されてきます。

これによって選択肢が絞られてしまい、思ったように転職先が見つからないといったことになりかねません。

一度エラーにハマってしまうと独学で解決するのに時間がかかる

プログラミングを学習する過程では、自分でコーディングを行い実践を重ねながら学習を進めていきます。ここで必ず発生するのが、バグによるシステムエラーです。

どんなに開発規模が小さなプログラムでも、勉強を開始したばかりのうちはシステムエラーを避けることはほぼ不可能に近いと言っていいでしょう。

システムエラーを解決するためには、難解なエラーログを読んだり1行ずつデバッグを繰り返したりといった、とても地道な作業が必要となってきます。

原因のわからない一つのエラーを解消するために1日を費やしてしまった、というケースも珍しくはありません。

このような作業を繰り返すには、かなりの忍耐と学習の継続に対する強い意志が必要です。身近にフォローしてくれる存在や気軽に質問できる環境が整っていない独学では難しい作業と言えるでしょう。

長時間独学で学習するにはモチベーションの維持が難しい

エラーの解消のほかにも、自分の書いたコードに対してのフィードバックが欲しくなることが多く存在します。

コードに対してのフィードバックやチェックをレビューと呼びますが、このレビューが受けられない状況では「このままの状態で正しいのだろうか?」と疑問を持ちながら学習を進めることになります。

何か助言を得たくても思うように講師やスクールの仲間に確認できないため、誤った知識をつけたままになってしまうことも発生してくるでしょう。このような誤った知識は、実際に現場に出ると大きなマイナスになってきます。

また、自分がどれだけ進んでいるのかという学びの過程を確認したり、目標への進度を計ってくれる存在もいない事となります。このような孤独な状態で、モチベーションを維持しながら学習を続けるのはかなり難易度が高いと言えるでしょう。

プロジェクトに参画した際に必要となる作法が身につけられない

プログラミングの独学を通じてスキルを獲得しても、実際の業界の現場での活躍は必ずしも容易ではありません。これは、IT業界特有の“お作法”や実務での取り決め、チーム内の約束事など、独学では習得しづらい知識や経験が必要だからです。

具体的には、コードのコメントの書き方、要件定義書の正確な解釈やその読解方法、テストの進行状況をどのように報告するかなど、実際の開発現場でのコミュニケーションや納品物の品質を保つためのルールや慣習が存在します。

これらは、単にプログラミング技術を身につけるだけでは習得が難しいため、実際に業界で働く際に、これらを知らないために戸惑うことが多くなります。

プログラミングスクールでは現場の経験を持つ講師が多く在籍しているため、技術のスキルだけでなく、現場での“お作法”や業界特有の知識、実務経験で培われたノウハウを学べます。

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闇に巻き込まれない!カモにされない!ためのプログラミングスクールの注意すべき選び方とは?

では、どのようなプログラミングスクールを選択すれば、プログラミングスクールの闇に巻き込まれない選択が可能になるのでしょうか?

これまで紹介した「プログラミングスクールはやめとけ」とされる理由を踏まえて、選ぶべきスクールの特徴をご紹介します。

卒業後の就職先の選択肢にSESが少ないスクールを選ぶ

多岐にわたる業界や職種での就職の可能性を高めるため、SES主体でないプログラミングスクールを選ぶことをおすすめします。

SES企業では、大手企業のシステム開発を主な業務として受ける場合が多いため、確かに多数のプログラマーやエンジニアが在籍していることは事実です。

しかし、プロジェクトの性質によっては、習得できる技術やキャリアの展開にかなりの制約が生じることが考えられます。

選択肢にSES企業が少ないプログラミングスクールでは、転職活動の際にスタートアップやWeb開発企業など、多様なキャリアパスを提供してくれる場合が多いです。これにより特定の業界や技術領域に固定されることなく、幅広い範囲の技術や経験を積むことができるようになります。将来的には、フリーランスとしての独立などにつながる技術の習得が可能になります。

講師がアルバイトでなく、正社員を登用しているスクールを選ぶ

正社員として登用されている講師は、スクールや教育カリキュラムへ継続的にコミットすることを求められます。

スクールの方針や教育内容の更新、改善に深く関わることとなるため、サポートへの意識や熱意も高くなる傾向があります。マンツーマンでのフォローも正社員を登用しているスクールの方が、よりきめ細やかなサポートを受けられることになるでしょう。

プログラミングの学習は、初学者にとっては難易度が高く、途中で挫折することも少なくありません。そのため、学習者の成長を真摯にサポートする熱意のある講師がいるスクールを選ぶことは、学習の成果や成功に大きく貢献します。

熱意を持った講師がいることで、困難を乗り越えられて現場で通用するスキルの獲得につなげることができるようになります。

転職の際にアピールにつながるポートフォリオ作成支援を行ってくれるスクールを選ぶ

先に述べた通り、ポートフォリオは実際に自分が手掛けたプロジェクトや習得した技術を可視化するためのツールです。転職活動を行う際に、採用担当者に自分のスキルや経験をアピールするために重要になってきます。

キャリア形成や就職活動を真剣にサポートしてくれるスクールでは、ポートフォリオもオリジナリティがあるものを作成できるよう、一緒に寄り添って作成を進めてくれます。

開発の成果物を掲載するだけでなく、その際に乗り越えた課題や考慮した点も盛り込んだポートフォリオを作成してくれることでしょう。

また、現場で求められているスキルを理解しているため、より採用担当者の目に留まるポートフォリオが作れるようになります。

これにより、転職活動時に自分の強みや特技を的確に伝えることができ、転職市場での競争力を高められます。

就職後もプロジェクトの現場で活躍できるカリキュラムが組んであるスクールを選ぶ

IT業界ではスクールで得たプログラミングのスキルだけでなく、実際のプロジェクトの現場で求められている知識を習得することが重要になってきます。

IT業界は、技術が発展するスピードが非常に速い業界です。現場のニーズに応じたカリキュラムを組まなければ、すぐに形骸化してしまいます。

逆に現場と連携し、エンジニアへのニーズをキャッチアップして独自のカリキュラムを組んでいるスクールは、卒業後にも即戦力としての採用を期待されることが多くなると言えます。

また、カリキュラムの中にチームでの開発経験や、実際のプロジェクトにおけるマネジメント、最新の技術トレンドを取り入れた授業内容が含まれているスクールでは、実践的なスキルや知識を身につけられます。

就職後の現場でも、活躍するための準備が整っていると言えるでしょう。

”闇のプログラミングスクール”の特徴に当てはまらないスクールと理由を考察してみた

序盤に述べたやめとけと言われるログラミングスクールの特徴は、以下のとおりです。

【おさらい】

  • 卒業後の転職保証があるが、SESが紹介されるプログラミングスクール
  • 担当講師が現場経験の不足したアルバイトのプログラミングスクール
  • 名ばかりのポートフォリオサポートとなっており、就職に有利に働かないプログラミングスクール
  • 現場で活躍できるカリキュラムのないプログラミングスクール

今回は、上記の特徴に当てはまらないスクールを厳選しました!

以下から紹介するプログラミングスクールは、どういった点で上記のやめとけと言われる特徴に当てはまらないのかも紹介していくので、参考にしてくださいね。

RUNTEQ(ランテック)は即戦力人材に”事業推進”するためのスキルが身につく

出典:RUNTEQ

【RUNTEQ(ランテック)がやめとけと言われない理由】

  • SESではなく、Web系開発会社の内定率が98%となっている
  • 現役エンジニアの正社員がマンツーマンで指導してくれる
  • 学習サポートはもちろん、キャリア面談や自己分析など転職特化の支援が充実している
  • サービスのアイデア出しから開発まで実施するため、ほかの人と差別化になるポートフォリオ作成可能

RUNTEQ(ランテック)は、事業を推進することが可能な力をつけることができるプログラミングスクールです。プログラミングを学ぶだけでなく、就職後にプロジェクトに参画したときにも、きちんと現場で活躍できることを目的としてスキルをつけられます。

RUNTEQでは熱意を持った現役エンジニアの正社員講師がしっかりと継続的にフォローしてくれるため、安心して学べる環境が整っています。

RUNTEQの講師へは、わからないことがあったり学習に躓いてしまったときにも、質問がし放題です。カリキュラムの内容だけでなく、プログラミングに対する考え方や質問の方法についても、アドバイスをもらえます。

講師への質問を繰り返し行うことで、現場でわからないことが発生した際にも活用できる質問の仕方や問題解決力を身に付けることが可能になります。

また、RUNTEQは開発現場と取引を行っています。そのため、卒業後の就職先の選択肢としてはSESが非常に少なく、大半がWEB開発企業への転職に成功しています。

また、開発現場と取引を行うことでどのようなエンジニアが求められているかを常にキャッチアップすることが可能です。

求められている内容を常にカリキュラムに反映できるため、卒業後には現場で求められるスキルが備わったエンジニアになることが可能になります。

COACHTECH(コーチテック)はフリーランスとして独立していきたいなら受講必須

出典:COACH TECH

COACHTECH(コーチテック)は、”フリーランス”を目指す人向けのプログラミングスクールです!

【COACHTECH(コーチテック)がやめとけと言われない理由】

  • 実際の案件を経験豊富なエンジニアと実施するカリキュラムなため、独立後の案件獲得がしやすい
  • 現役エンジニアの正社員が専属で学習 / 独立サポートをしてくれる
  • 案件獲得方法や自己紹介添削など、フリーランスのキャリア支援が充実している

COACHTECH(コーチテック)はフリーランスの育成に特化したプログラミングスクールです。スクールに通っている段階で実際に発生している案件の開発を担当することができるため、卒業後に即戦力となるスキルを身につけられます。

プログラミングスクール卒業後から直接フリーランスを目指すことは、通常とても難易度が高いことです。これはスクール卒業段階では、現場での開発実績がないことが起因しています。

プログラミングスキルがあっても、実績がなければフリーのエンジニアをプロジェクトに参画させる採用担当は少数です。

しかしCOACHTECHでは開発実績が作れるため、未経験者との差別化が図れます。

また、COACHTECH(コーチテック)は、紹介料なしで案件紹介を実施しています。

プログラミングスクールにありがちな例として、企業から膨大な紹介料を貰ってフリーランス人材を派遣しているところがあります。

しかしCOACHTECHでは人材紹介料をもらう形は取っていません。そのため、”紹介料のために”適当な企業案件の紹介はしないといえます。

インターネットアカデミーは環境に縛られず自分に合ったスタイルを選択できる

出典:インターネットアカデミー

【インターネットアカデミーがやめとけと言われない理由】

  • 受講生 / 卒業生限定の求人紹介あるから、仕事内容など希望する労働条件の案件に取り組める
  • 東京大学気象庁のHP制作実績のある会社が運営していて、現場の最新知識をゲットできる
  • Web技術の世界最高位の団体「W3C」のメンバーが講師となって指導してくれる
  • 24時間使い放題のチャットサービスがあるから、すぐに疑問を解決できる

インターネットアカデミーは、自分に合ったスタイルで受講可能となるプログラミングスクールです。ライブ授業、マンツーマン授業、オンデマンド授業など、様々なスタイルから授業を選ぶことが可能となります。

離脱率の高いプログラミング習得ですが、自分のライフスタイルに合わせられることで継続のハードルをぐっと下げることができます。

また、インターネットアカデミーの講師は法人向けの研修等で実際に指導をしている講師です。実際に現場に立つエンジニアへの指導経験もある講師からサポートが受けられるため、現場で即戦力となるスキルを得ることが出来ます。

現場の声をキャッチアップしてノウハウとして盛り込んだ独自のカリキュラムが組まれているため、就職後もプロジェクトの現場で十分に活躍できます。

更に、インターネットアカデミーの特徴として、転職の際に実績を示すポートフォリオの作成サポートをマンツーマン形式で行っています。

正社員登用されている講師から丁寧な添削とフィードバックがもらえるため、よりオリジナリティがあり採用担当にアピールできるポートフォリオの作成が可能となります。転職時にアピールができ、希望のキャリア形成に近づくことができるでしょう。

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