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英語学習アプリの総合調査レポート!!ミツカル英会話(株式会社イード)

シャドテンの効果や評判って本当なのか実際に使って検証!料金的にコスパは良い?

本記事の執筆にあたり、ミツカル編集部メンバー(筆者)は1ヶ月間、実際に「シャドテン」で学習を行いました。学習の条件は以下の通りです。

シャドテンでは、1日30分〜1時間のシャドーイング学習が推奨されています(※1)。
今回は、日常に取り入れやすい「1日30分」を目安に、リスニング力がどのように変化するかを検証しました。

また、シャドテンで効果を感じる目安は3ヶ月程度とされています(※2)。
1ヶ月ではまだ成長を実感しづらい時期ではあるそうですが、継続の最初のハードルとして、今回は「最初の1ヶ月の成果」に焦点を当て、具体的な変化をお伝えしますね。

※1:シャドテン公式サイト:シャドーイングで効果を出す4つのコツ
※2:【リスニング力UPの最適解】最速で英語が聞けるようになる4つのステップ【タロサック×マコなり社長】

また、今回検証を行った編集部メンバー(筆者)の英語レベルは、以下の通りです。

約5年前はTOEIC400点台の初心者だったものの、参考書での独学やオンライン英会話、アプリ学習などを通じて、現在はTOEIC 905点までスコアを上げてきました。

これまで多様な学習法や教材を試してきた経験を活かし、英語学習者の視点で、今回も「シャドテン」のリアルで詳しいレビューをお届けします!

ちなみに、、、

TOEICⓇプログラムを開発しているETSが2022年に実施したアンケートによると、「最も重視する英語技能は何か」という質問に対し、22%が「英語四技能すべて」、同じく22%が「リスニング&スピーキング」と回答しています(※)。

(※)引用:2022 Report on Test Takers Worldwide : TOEIC Listening & Reading Testこの結果から、多くの英語学習者にとって四技能を満遍なく伸ばすことはもちろん、実践的なコミュニケーション能力である「リスニング&スピーキング」のスキル向上を重視していることがわかりますね。

スピーキングに関しては、オンライン英会話やAI英会話アプリなど、人気のサービスが数多く登場していますが、リスニングに特化したサービスはまだ多くはありません。

そこで、本記事でご紹介するのが、リスニング力向上に特化した「シャドテン」です!
シャドテンは、英語コーチングで実績のある株式会社プログリットが運営する「シャドーイング学習&添削」を主体としたサービスで、リスニング力向上に特化しています。

リスニング力向上に重要な「音声知覚」を鍛えるためのシャドーイングトレーニングに、第三者からのフィードバックを取り入れることで、効果的にリスニング力を強化できる設計となっています。

本記事の執筆にあたっては、ミツカル編集部メンバーが実際に1ヶ月間、シャドテンを体験しました。その体験も踏まえて、シャドテンの基本情報・料金・サービス内容、そして実際の効果までを徹底的に本音レビューしていきます!

  • リスニング力を本気で伸ばしたい方
  • シャドテンに興味はあるが、効果が気になる方
  • シャドーイングに挑戦したいが、独学で続けられるか不安な方

上記に当てはまる方は、ぜひ最後までご覧いただき、自分に合った英語学習法を見つける参考にしてください!

【まとめ】1ヶ月間「シャドテン」に本気で取り組んだ本音レビュー!効果はあった?

再掲となりますが、見逃した方に向けて、今回ミツカル編集部メンバー(筆者)は1ヶ月間、実際に「シャドテン」で学習を行っています。

また、今回検証を行った編集部メンバー(筆者)の英語レベルは、以下の通りです。

この筆者が実際に体験して感じた事・思った事を赤裸々にまとめてみました。

学習時間は1日30分!継続は簡単ではないが、モチベーション維持の仕組みも豊富

シャドテンでは「1日30分〜1時間」のシャドーイング学習を推奨しています。これは、日常生活に取り入れやすく、集中力を切らしにくい時間設定です。

しかし、30分の学習を毎日続けることは簡単ではありません。仕事や学業、育児などで忙しい日々を送っていると、あっという間に時間が過ぎてしまうことが多いですよね。

そこで、シャドテンでは学習を継続するためのモチベーション維持の仕組みが整っています。具体的には、以下のような工夫があります。

  • アドバイザー(添削者)からのフィードバック
  • 「耳と口さえ空いていればできる」学習法
  • シャドーイングだけに集中できる学習環境
  • 達成感を感じやすい学習システム
  • LINEサポート体制

これらの機能を活用することで、30分の学習を毎日のルーティンとして組み込むことができました。

独学でのシャドーイングも可能ですが、一人で取り組んでいると「今日はいいや」と気軽にサボってしまうことが多くなりがちですよね。シャドテンでは「先生(第三者)が見てくれる」という安心感があり、それが良い意味でのプレッシャーとなります。このおかげで、毎日継続する励みになるのが大きなメリットだと感じました。

とはいえ、ある程度の自己管理能力が求められる点には注意が必要です。
本気度が高い人や、リスニング力向上という目的が明確な人に特に向いています。

また、教材選びなどの無駄な時間を省けるため、シャドーイングに集中できる環境が整っています。自分のペースで続けられる工夫が満載のシャドテンで、ぜひリスニング力を向上させてみてください!

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シャドーイング教材は1,000以上と超充実!初心者~上級者の全レベルに対応

シャドテンの大きな魅力の一つは、1,000以上の豊富なシャドーイング教材が用意されている点です。これにより、初心者から上級者まで、さまざまなレベルの学習者に対応した学習が可能です。

昨今ではインターネット上でさまざまな無料の英語音声にアクセスすることができるため、シャドーイング学習は独学でも行うことが可能です。しかし、膨大にある映像・音声コンテンツから、自分のレベルや目的に合ったものを見つけるのは大変ですよね。

「YouTubeで良さそうな動画を探していたら、時間だけが経ってしまっていた…」という経験はありませんか?
教材探しだけに時間がかかってしまっては意味がなく、効果的な学習が進められませんね。

シャドテンでは、11段階にレベル分けされた教材が整備されているため、全レベルの学習者が自分に合った音声教材をすぐに見つけることができます。アプリ初回起動時には、簡単なカウンセリングにて、自分のレベルを判定し、おすすめ教材を提案してくれる機能も。

教材選びに余計な時間をかけず、効率的にシャドーイング学習のみに集中できる点が、大きなメリットだと感じました。

ただし、筆者が実際に学習してみて感じたこととして、ビジネスパーソン向けの教材が主となっている点には注意が必要です。エンタメ系コンテンツや、日常会話を中心に学びたい学習者にとっては、求める方向性の違いを感じるかもしれません。

自分が興味を持って続けられる内容か、無料トライアルでチェックしてみましょう。

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「英語学習のプロ」から毎日届く、添削&フィードバックで日々成長を実感できる

シャドテンの最大の魅力は、英語学習のプロの「シャドーイングアドバイザー」から、添削やフィードバックが受けられることです。

シャドーイングは独学でも進めることができますが、自分だけで完結していると、発音のミスやクセに気付けず、間違ったままの発音を続けてしまうこともありますよね。
そうなると、せっかくのシャドーイングの意味も減ってしまいます。

ここでシャドテンの「シャドーイングアドバイザー」の出番です!
英語の発音やシャドーイングに精通した第三者からの客観的なフィードバックやアドバイスを受けることで、自分のミスにすぐに気付くことができ、結果として最短距離でリスニング力を伸ばしていくことができます。

シャドテンでは英語学習のプロからのサポートを受けることで、自己流では得られないレベルの成長を目指すことができるということですね。発音やリスニング力を向上させたい方にとって、非常に良い環境が整っていると言えるでしょう。

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【最終結果】1ヶ月間「シャドテン」に本気で取り組んだ効果は?何が変わった?

1ヶ月間「シャドテン」でのシャドーイングに本気で取り組んだ結果、いくつかの具体的な変化を実感しました。ここでは、その成果をまとめてご紹介しますね。

1. 発音の改善
まず最も感じたのは、意外にも(リスニング力の向上ではなく)発音の改善です。
シャドーイングアドバイザーからのフィードバックは非常に具体的なため、すぐに自分の発音の改善に繋げることができます。指摘を受けた部分を何度も繰り返し練習することで、自分の発音に対する自信がつきました。特に苦手だった音やイントネーションの指摘を受け、それに基づいて練習することで、発音の改善を実感できました。アドバイザーからの具体的なアドバイスに従うことで、自分のクセに気づきやすくなり、正しい発音に近づくことができたと思います!

2. リスニング力の向上
つづいて、メインとなるリスニング力の向上については、1ヵ月では飛躍的な伸びは感じられなかったものの、効果は感じ始めています。毎日30分のシャドーイングを続けた結果、ネイティブスピーカーの話す速度に慣れてきました。最初の頃は、そのスピードについていくのがかなり難しかったものの、次第に耳が慣れてきたように感じます。3ヵ月ほどで効果を感じる人が多いそうなので、まだまだこれからに伸びしろを感じています!

3. モチベーションの向上
毎日のルーティンとしてシャドーイングを取り入れた結果、英語学習に対するモチベーションがアップしたように感じます!自分一人での学習では、サボりがちになることもありましたが、アドバイザーに提出しなければ、といういい意味でのプレッシャーが生まれ、またフィードバックやコメントが励みとなり、継続することができました。「スキマ時間が出来たら、英語を勉強しよう」と学習の習慣がついたこともメリットの一つです。

4. 自信の向上
これらの経験を通じて、自分のリスニング力や発音に対する自信が向上した気がします。継続的に、英語を毎日発話するという機会を持つことで、ますます英語を学び続けたいという気持ちが強くなりました!

総括

1ヶ月間「シャドテン」でのシャドーイング学習を通じて、リスニング力や発音、モチベーションにおいて明らかな向上を実感しました!

特に、アドバイザーからのフィードバックが大きな要因となり、自己流では得られない効果を得ることができたと感じています。やはり第三者の介入は非常に有効で、スキルのみならずモチベーションアップにも効果的でした。

ただし、1ヵ月ではリスニング力の成長には限界を感じています。今後も引き続き「シャドテン」を活用し、自分の英語力をさらに伸ばしていきたいと思います!
英語学習のスピードや質を高めたい方には、非常におすすめの学習方法です!

まずは「7日間無料トライアル」でサービスを試してみるのがオススメ!

シャドテンの月額料金は決して安いとは言えないため、自分にあっているかどうか、一度試してみたいという方も多いと思います。

シャドテンでは、7日間の無料トライアルが提供されています。実際のシャドテンのサービスを体験することができ、無料期間中はいつでもキャンセル可能です。

本記事を読んで興味を持った方は、ぜひこの無料トライアルを利用してシャドテンを体験してみてください!

ただし、1ヶ月間シャドテンで学習した筆者の感想としては、「7日間だけではリスニング力アップの効果を実感するのは難しい」と感じています。リスニング力は一朝一夕で身につくものではなく、継続的な努力が必要だからですね。

そのため、無料トライアルでは「効果があったかどうか」よりも、「自分が求める学習内容かどうか」「自分のライフスタイルに合わせて続けられそうかどうか」を判断基準にすることをおすすめします。

この視点で試すことで、シャドテンが自分にとって価値ある投資かどうかを判断しやすくなるでしょう。自分に合った英語学習サービスを見つけるため、ぜひ活用してみてください!

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【体験談】シャドテンは「リスニング強化のための徹底トレーニング」!実際の学習過程を画像付きで紹介

ここからは、ミツカル編集部メンバーが実際に「シャドテン」を利用してみた体験を基に、学習の過程を詳しくお伝えしていきます!

初回カウンセリングが丁寧!自分のレベルに合った教材を提案してくれる

はじめてシャドテンを起動すると、最初に簡単なカウンセリング(所要時間:1分)が始まります。カウンセリングでは、以下のような内容を回答していきます。

カウンセリングのヒアリング内容

年齢
シャドーイングの理解
シャドーイングの経験
シャドテンの利用目的
英語オーラルコミュニケーションの頻度
現在の英語レベル
英語を発話することに対しての感覚

すべての回答を終えると、結果に基づいて「おすすめ教材」が提案されます。

のちほど詳しく解説しますが、シャドテンの教材は「WPM(=Words Per Minute)」というスピードによってレベル分けされています。

ちなみに筆者(英語中上級レベル・TOEIC 905・アメリカ居住歴1年)には、「WPM 160」の課題が提案されました。全部で11段階あるスピードレベルのうち、上から5つ目の速さにあたります。

内容は、Meta(旧Facebook)のCOO(最高執行責任者)によるカリフォルニア大学バークレー校での卒業式祝辞です。挫折からの回復に関する考え方が述べられており、ネイティブのリアルな発音やイントネーションが学べるだけでなく、人生や学びについての視点も得られる興味深い内容でした!

なお、次回以降は自分で教材を選ぶことも可能です。
目的や興味に応じて、好きな教材を使ってシャドーイングに取り組むことができますよ。

教材選択画面:「レベル別教材」・「試験対策教材」から自分で選ぶこともできる。

1つのシャドーイング教材に、4日間ほどかけてじっくり取り組む

シャドテンの学習では、1つの課題音声は30秒ほどです。この音声を、1日約30分かけてシャドーイングします。添削を受けながら改善を繰り返し、1つの課題を4日間ほどかけて、じっくり仕上げていきます。

音声の提出は毎日できるとベストですが、難しい場合は、自分のペースで構いません。
最初のカウンセリング終了時に、提出ペースも決めていきます。

ただし、必ずその通りに提出しなければならないわけではありませんので、ここでは現時点での目標を気軽に選んでみましょう。提出頻度が多いほど早く上達し、次のレベルへ進むことができます。結果的に、目標のWPMに早く到達できますね。

筆者の感覚として、「毎日提出」は考えていたよりも難しかったです…。
理由としては、提出したシャドーイング課題のフィードバックを待つ必要があるためです。

フィードバックがないままシャドーイングを続けると、自分の改善点やミスに気づけず、効果的な学習がしづらくなります。

もちろん、フィードバックを待たずに進めることも可能ですが、その場合は自己判断で学習を続けることになるため、間違いが定着してしまうリスクもありますよね。

そのため、最初は無理のないペースで提出を続け、余裕があるときにペースを上げるのがおすすめです!

ここからは、実際にシャドーイング学習の様子をレポートしていきますね。初回は以下画像のようにガイドもついているため、指示通りに進めていけば難しくありません。

シャドテンの学習では「練習モード」と「録音モード」を切り替えることができます。
「練習モード」で30分ほどシャドーイングを繰り返し、最終的に「録音モード」で録音した音声を提出するという流れですね。

学習時間は1日約30分!シンプルかつ機能的なアプリで、シャドーイングだけに集中できる

「練習モード」では、以下3パターンの画面切替が可能です。

  • 英文のみ表示
  • 英文+日本語訳の表示
  • スクリプト非表示

最初からスクリプトを見ずにシャドーイングをすることは難しいです。まずはスクリプトを見ながら音声を真似して音読してみましょう。

何度か繰り返し、内容に慣れてきたら、今度はスクリプトを非表示にし、耳だけを頼りにシャドーイングを行ってみてください。

シャドーイングの重要なポイントは「音声知覚」に集中することです。
そのため、最終的にはスクリプトを非表示にして行うことで、リスニング力を最大限に引き出せます。スクリプトを見ながら音声を真似することは、シャドーイングの本来の方法ではありませんので、注意してくださいね。
なお、添削を受けたあとは、シャドーイングをしながらその内容を確認できるようになっています。どこを修正すべきかが視覚的に分かりやすく、個人的に、この仕様はとても便利だと感じました!

フィードバックされたポイントを、抜け漏れなく確認することが可能。

その他の機能としては「部分リピート再生」も便利でした!
ユーザーが任意で「開始地点(A)」と「終了地点(B)」を決めることができ、その部分だけを繰り返し再生することが可能です。

赤マーカーと「A」・「B」は筆者が追記。任意の区間を再生できる。

シャドーイング学習をしていると、どうしても発音が難しい箇所や、スムーズに口に出せない部分が出てくるものです…。苦手部分をピックアップし、集中的に練習したい時に、この機能は重宝しましたよ!

添削は1日1回受けられる!毎日フィードバックを受けながら改善を重ねることで、リスニング力アップ

「練習モード」で30分程度シャドーイングを繰り返して準備が整ったら、「本番モード」で録音し、提出します。「本番モード」でも何度でも録音し直すことが可能なので、自分が一番納得のいく音声を提出することができますよ。

また、課題音声の添削は1日1回のみ可能なため、「今日のベストバージョン」を提出できるよう意識して取り組むと良いですね。

添削は24時間以内に返却されるシステムですが、体感では半日程度(〜12時間ほど)で返却されることが多く、24時間ぎりぎりまでかかることは(筆者が体験した範囲では)ありませんでした。

そのため、翌日のシャドーイング練習で、前日の添削結果をすぐに反映させて取り組むことができた点はありがたかったです。

以下は、返却された添削画面です。
冒頭に、シャドーイングアドバイザーからのコメントが記載されています。絵文字なども交えた、アットホームで心温まるメッセージにほっこりします!

添削を担当するシャドーイングアドバイザーは毎日変わりますが、引継ぎはしっかりとなされているので安心です。

機械的なミスの指摘やフィードバックだけでなく、短くてもポジティブで心のこもったメッセージが添えられていることで、「人間の先生がサポートしてくれているんだな」という実感がわき、提出する意欲が高まりました!

つづいて、具体的なフィードバックに入っていきます。

シャドテンの添削では、「Good Point(良かった点)」と「Development point(改善点)」の両方が提示され、自分の発音の強みと改善点がバランスよく示されます。

 

ネガティブな指摘だけでなく、上手に発音できている部分もフィードバックされる点は、学習者にとって大きな励みとなりますね。

なお「Development Point」では、提出した自分の発音と正しい発音の差が、簡潔ながら分かりやすく示されています。
カタカナ表記であるため、日本人学習者にとっても直感で理解しやすいです。

ただし、発音記号に慣れている中上級者以上は、カタカナ表記に違和感を感じるかもしれません。シャドテンでの発音の表し方は、発音記号ではなく、すべてカタカナ表記である点は、あらかじめ知っておくとよいでしょう(こちらでも解説)。

「弱形」・「連結」・「フラップ」など、音の変化がどのように起こっているかも解説がされているため、発音のメカニズムを理解しやすくなっていました!

こうしたフィードバックを踏まえて発音を改善し、次の日のシャドーイング練習に生かすことで、少しずつ確実に力をつけていくことができます。

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レベルは「WPM(=Words Per Minute)」で設定、徐々に速い英語に慣れていく

シャドテンでは、教材レベルを「WPM(=Words Per Minute)」という単位で設定し、音声の速度に応じて課題をレベル分けしています。

「WPM」とは「1分間に発音される単語数」を指しており、この数値が大きいほど音声のスピードが速くなり、課題の難易度も上がります。
例えば、「WPM 150」は「1分間に150単語発話されるスピード」ということですね。

ちなみに、ネイティブスピーカーのナチュラルな会話スピードは「WPM 200」だそうです。かなり早いことがわかりますね!

シャドテンでは、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応するため、教材レベルを「WPM 100〜 WPM 200」の11段階に分けて提供しています。

シャドテンでの学習開始時には、カウンセリングで回答した内容をもとに、ユーザーごとに適切なWPMレベルの課題が提案されます。

まずは自分に合ったスピードからシャドーイングを始め、少しずつWPMを上げていくことで、英語のスピードに徐々に慣れながら、リスニング力アップを図れます。

次のWPMに進むタイミングは、「そのWPMレベルで4課題を終えてから」と決まっており、4課題をクリアしたらディクテーションテストを受け、リスニング力を確認する流れです。このテストで基準を満たすと、より高いレベルのWPMに進むことができ、次のステップの教材に挑戦できる仕組みになっていますよ。

提出したシャドーイング音声は、毎日細かい添削とフィードバックを受けられる。

毎日取り組めるミニディクテーションテストで、リスニング力をチェック

基本の「シャドーイング学習&添削」に加え、シャドテンでは毎日「ディクテーションテスト」を受けることができます。

ディクテーションとは、聞き取った英語を文字に書き起こす学習法で、リスニング力はもちろん、語彙力や文法力の向上にも効果的です。

1日1問の短いテストで、所要時間は1〜3分ほど。日々のシャドーイングの成果を手軽に確認でき、実力をコツコツと積み上げていく機会として利用できますよ。

シャドテンのディクテーションテストは、4つの難易度から任意のレベルを選択します。

  • Beginner(初心者)
  • Intermediate(中級者)
  • Advanced(上級者)
  • Proficient(ネイティブに近い)

テストを開始すると、穴埋め形式になったスクリプト全文が表示され、流れる音声を聞き取りながら空欄を埋めていきます。

シンプルな形式ながら、このミニテストを通じて、自分がどの部分で聞き間違えやすいかや、どの音の変化が聞き取りにくいかを把握できるのが良い点だと感じました。

例えば、「弱形」や「連結」、音の「フラップ」など、ネイティブスピーカーの自然な発音変化を的確に聞き取れているかを実践的に確認できるため、日々のシャドーイング学習の成果を試す場として非常に有用です。

シャドーイングとディクテーションテストを日々組み合わせることで、リスニングと発音の両方をバランスよく鍛え、効率的に英語力を伸ばしていけそうですね。

【まとめ】負荷はかかるが効果も抜群!リスニング力向上にピッタリのサービス

シャドテンはメインの「シャドーイング学習&添削」に加えて、毎日「ミニディクテーションテスト」も組み合わせることで、リスニング力を徹底的にトレーニングできるサービスです。

リスニング力向上にここまで特化したサービスは、これまで意外と少なく、シャドテンは画期的な存在と言えるでしょう。

リスニングには「音声知覚」と「意味理解」の両方が必要ですが、シャドーイング学習では特に「音声知覚」に集中し、英語の音の特徴を捉える力を養います。「毎日30分」とはいえ、シャドーイングは正しい方法で取り組むと、なかなか負荷の高い学習法であることが分かりました。

最初は「こんなに大変なの?」と感じるかもしれませんが、続けることで自分の成長を実感できるはず。毎日の積み重ねが、最終的にネイティブスピーカーの英語も聞き取れるようなリスニング力を築く鍵になります。

「本気でリスニング力向上に向き合いたい」と考える人に、シャドテンはおすすめです!

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ミツカル編集部が本音レビュー!「シャドテン」を項目別に評価してみた結果

ここからは、シャドテンをさらに項目ごとに深掘りしていきます!

実際に体験した編集部のリアルな感想を交えながら、本音で評価していくので、シャドテンの利用を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

(1)料金:月額21,780円と高めの料金設定も、他にない「シャドーイング特化型のサービス」として価値アリ

シャドテンの料金プランは、以下「月額プラン」のみの設定です。

月額料金:21,780円(税込)

また、上記金額は、公式サイトから申し込んだ場合となります。
iOSのApp内課金を利用した場合、月額 25,800円(税込)となってしまうため、注意してください。シャドテンを利用する場合は、公式サイトから申し込むのがおすすめです。

以下で、他の英語学習サービスと料金比較をしてみましょう。

学習方法 月額料金相場 1回あたりのコスト(※1) 学習内容(※2)
オンライン英会話 5千円 ~ 1万円 200円~400円 ・1回25分の英会話レッスン
・スマホやPCで24時間受講可能
英会話スクール 1万円 ~ 2万円 4,000円~8,000円 ・1回40~60分の対面レッスン
・通学が必要
英語コーチング 15万円~20万円 5,000円~7,000円 ・1日3時間程度の自主学習
・専属コンサルタントによる
シャドテン 約2万円 約700円 ・1日30分のシャドーイング学習 +添削
・スマホで24時間学習可能

※1:「1回あたりのコスト」はシャドテン公式サイトのデータより引用。
※2:学習内容はサービスにより異なります。ここにはよくあるパターンや特徴を記載しています。

価格帯としては、オンライン英会話 < シャドテン < 英語コーチング と、中間に位置するイメージですね。

ただし、シャドテンは、シャドーイング学習だけに特化したサービスであることを考慮すると、「月額2万円」という価格設定を高いと感じる人も多いでしょう。

しかし、編集部の見解としては、学習ニーズが明確な人にとっては十分に払う価値があるサービスだと考えます。逆に、目的がはっきりしていない状態で始めると、その価値を十分に感じられない可能性があります。

シャドテンの「コストパフォーマンス」とは?:シャドーイングだけに集中できる環境で、リスニング力を最速で伸ばす

シャドテンの最大の強みは、英語学習のプロから、毎日シャドーイングの添削とフィードバックを受けられることです。

シャドーイング学習自体は、独学でも取り組むことも可能です。
しかし、自分では気づかない発音のミスやクセ、リンキングやフラップなど音の変化を正しく捉えるコツなど、プロの視点からのフィードバックを毎日受けることは、非常に大きなメリットです。

先生からのコメントもついており、モチベーションアップにつながる。

また、シャドテンでは、1,000種類以上もの良質なシャドーイング教材が用意されています。教材は、WPM(=Words Per Minute=1分間あたりの単語数)によってレベル分けされており、自分に合った教材を選択可能です。

独学でシャドーイング学習を行う場合、自分で一から教材を探さなければなりません。YouTube, Netflix, Podcastなど、今の世の中には膨大な音源が存在するため、自分のレベルに合ったものを探すのはとても大変で、それだけに時間と手間がかかってしまいますね。

その点、シャドテンでは、WPM100〜200の11段階に分類された音源が提供されており、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しているため、自分に合った教材をすぐに見つけることができます。

余計なことに時間をかけず、シャドーイングだけに集中できるのも大きなメリットと言えるでしょう。

シャドテンが向いている人・向いていない人:強い意志と、明確な目標がある学習者にオススメ!

とはいえ、多くの人にとって、シャドテンの「月額 21,780円」は決して簡単に出せる金額ではありませんよね。この価格が高いと感じるか、妥当と感じるかは、学習者のニーズによって変わります。

編集部としては、シャドテンが向いている人・向いていない人は明確に分かれると考えています。前者にとっては、月額料金を払うだけの価値が十分にあり、一方で後者にとってはあまり効果を感じられない可能性もあるでしょう。

ここでは、シャドテンを実際に体験した編集部メンバーの視点から、どのような人に向いているか、また向いていないかをまとめました。

シャドテンが
向いている人
中上級者
リスニング力向上に強い意志を持っている人
ビジネス・留学・資格試験など、具体的な目標がある人
シャドテンが
向いていない人
まったくの英語学習初心者
楽しく英語学習をしたい段階の人
具体的な目標がなく、英語学習方法を探している段階の人

 

シャドテンは、リスニング力向上に特化した、いわばニッチなサービスです。
さらに、シャドーイングを毎日30分(およそ30〜60回)継続するという、比較的負荷の高いトレーニングを求められます

したがって、「〇〇のためにリスニング力を伸ばしたい」という強い意思や、「TOEICリスニングパートで〇〇点を目指したい」といった明確な目標を持つことが大切です。具体的な目標がないままモチベーションが低い状態で始めても、その負荷の高さから継続が難しくなるでしょう。

「ゆるく楽しく英語学習をしたいな」とふわっと考えているような状態でシャドテンを始めると、打ちのめされて挫折する可能性が高いです…。しかし、正しい方法で継続すれば、効率的にリスニング力を伸ばせることは確かです。「月額 21,780円」を払ってでも、毎日学習継続するという強い意思と明確な目標がある人には、非常におすすめのサービスです!

まとめ

✅ 月額 21,780円と高めの価格設定だが、他にはない「リスニング特化学習」の価値あり
✅ シャドーイングに集中できる環境を整え、最速でリスニング力を向上させたい人に最適
✅ 自分に合ったサービスかどうかを、無料体験も利用してしっかり検討しよう

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(2)教材:1,000以上の充実した音声教材!11段階のWPMでレベル分けされ、自分に合った教材が見つかる

シャドテンでは、1,000以上という豊富なシャドーイング教材が用意されています。
以下のような幅広いジャンルの音声が用意されており、自分の興味やニーズに応じた教材を選ぶことができます。

  • 日常英会話
  • ビジネス英会話
  • 最新のビジネストピック
  • 著名人のスピーチやインタビュー
  • 試験対策教材(TOEIC・TOEFL・IELTS・英検)

特にビジネスパーソン向けの内容が充実しており、忙しい方でも学びのある教材に取り組める点もシャドテンの強みです。

シャドーイング学習は負荷が高く、また単調な反復トレーニングでもあります。したがって、教材自体が興味深く学びになるものでないと、継続のモチベーションが続かないことも多いです。

シャドテンの教材は、興味深く有意義なトピックが多いので、ビジネスパーソンのモチベーションを維持しやすい設計となっています。

シャドーイング教材の一例。大谷翔平選手に関する記事や、Amazon創始者ジェフ・ベゾスのスピーチなど、興味を引きつけるテーマが豊富に揃っている。

自分に合った教材が見つかる!11段階のWPM(Words Per Minute)でレベル分け

シャドテンのすべてのシャドーイング教材は、11段階の「WPM(Words Per Minute)」で分類されています。

「WPM」とは、1分間あたりに発話された単語数のことで、音声速度の目安になります。

シャドテンでは、WPM 100〜200の11段階で教材が分類されており、初心者から上級者まで、自分の現在のリスニング力にぴったり合うものを選ぶことができます。

なお、シャドテンを初めて起動すると、学習カウンセリングが実施されます(こちらで詳しく解説しています)。このカウンセリングで、自分の英語レベルが自動判定され、おすすめのWPMと教材が提案されます。最初はこの提案をもとに学習を始めると良いでしょう。

また、教材検索画面の「レベル別教材」タブでは、以下の4つのレベルに分かれており、自分のレベルに合った教材を探しやすくなっています。

  • Beginner(WPM:100, 110, 120, 130, 140, 150)
  • Intermediate(WPM:100, 130, 140, 150)
  • Advanced(WPM:160, 170, 180)
  • Proficient(WPM:190, 200)

各レベルの範囲内でWPMが細かく設定されているため、無理なく次のステップに進むことができますね。また、1つの教材を終えて次の教材に移る際、どれを選ぼうか迷った時には、「おすすめの教材の進め方」も用意されているため安心ですよ。

シャドテンの教材は、ネイティブの「リアルな英語」に触れられるのも魅力

実際に各レベルの音声を聞いてみたところ、以下のような違いがありました。

Beginner:
プロのナレーターが文章をゆっくりと丁寧に音読。
発音やリズムが整っているため、初心者でも聞き取りやすい音声。

Intermediate 以上:
ネイティブスピーカーのスピーチやインタビューなど、生の音声を使用。
抑揚やスピードにばらつきがあるため、実践的なリスニング力を養うのに役立つ。

「Beginner」の音声は、教科書や参考書の付属CDのようなイメージです。プロのナレーターがクリアな発音で読み上げており、非常に聞き取りやすい音声となっています。
その分「リアル感」は薄まっているとも言えますが、英語初心者にとっては取り組みやすいのではないでしょうか。

「Intermediate 以上」の音声は、実際のネイティブスピーカーのスピーチやインタビュー音声を使用しており、非常にリアルです。抑揚やスピードに変化があったり、観衆の拍手や笑い声が入ることもあり、かなり臨場感があります。その分難易度は高くなりますが、実際の英会話で使われる、音のつながりや消失を学ぶのに最適です。

個人的な意見としては、シャドテンがより真価を発揮するのは「Intermediate 以上」からだと感じました!

「Intermediate 以上」の音声では、ネイティブのリアルな会話やスピーチに存分に触れることができるため、ナチュラルな発音・抑揚・リズム、そしてネイティブ特有の言い回しを体感することができます。シャドーイングとフィードバックを繰り返すことで、より実践的なリスニング力が着実に鍛えられるのではないでしょうか。

まとめ

✅ 幅広いジャンルのシャドーイング教材が1,000以上!学びになる興味深い内容が豊富
✅ 11段階の「WPM」でレベル分けされており、初心者から上級者まで全レベルに対応
✅ ネイティブの「リアルな英語」に存分に体感し、実践的なリスニング力を磨ける

(3)講師:世界中にいるから24時間対応可能!「英語学習のプロ」が丁寧に添削&フィードバック

シャドテンでは、「シャドーイングアドバイザー」と呼ばれる、日本人の英語学習のプロが毎日の添削を担当しています。

シャドーイングアドバイザーとは

高い採用基準をクリア:
シャドテン独自の2回の試験に合格後、数か月間にわたる研修を受講し、高い水準を満たした人材のみがシャドーイングアドバイザーとして活躍しています。

英語に精通したプロ:
翻訳者や海外バイヤーなど、英語経験が豊富な人材が揃っています。

24時間対応可能:
シャドーイングアドバイザーは、日本だけでなく世界中に住んでいます。
そのため、24時間対応の添削が可能となっています。

※YouTube:ホリエモンも、英語のプロも絶賛した「リスニング力を一気に伸ばす英語学習法」より抜粋

このような高い水準をクリアした「英語学習のプロ」から添削を受けることで、自分では気付けないミスや発音のクセに気付くことができます。第三者からの客観的なフィードバックは、リスニング力向上に欠かせません

また、人間の先生が見てくれることで「提出しなければ」というモチベーションにもつながりますね。独学のシャドーイング学習では得られないこれらのメリットが、シャドテンの最大の強みと言えるでしょう。

実際にシャドテンを使って添削を受けてみると、かなり細かいところまで注意を払って聞いてくれていることがよくわかります。また、添削返却時には、毎回メッセージもつけてくれるため、継続のモチベーションにも繋がりましたよ。

(4)サポート体制:豊富な解説動画やLINEサポートで、学習者のモチベーション維持をサポート!

シャドテンでは、メインとなるシャドーイング添削に加え、学習者の継続を促すサポートが提供されています。主に以下の2点が挙げられます。

  • ミニ動画講義
  • 個別LINEサポート

以下で、それぞれ詳しく解説しますね。

シャドーイング学習のためのミニ動画講義が充実!事前に見ておくことで、学習効果が高まる

シャドテンでは、シャドーイング学習に取り組むにあたって参考になる、短い動画講義が提供されています。具体的には、以下のようなテーマについて解説されています。

ミニ動画講義のテーマ例

リスニングUPの要:音の変化(連結・消失・フラップのT・弱形)
あなたの英語力が伸びない理由
リスニングができる人の脳の使い方
口が回らない原因と練習法

リスニング学習を進める上で参考になりそうな、また英語学習者の興味を惹くテーマが揃っていますね。

いくつか動画を視聴してみましたが、ホワイトボードを使った講師の解説は非常に分かりやすく、またリスニングに特化した濃い内容でした!音声学の難しい概念も、かみ砕いた解説でスムーズに理解できましたよ。

シャドテンを使い始める前に、特に「確実に覚えたいトレーニング方法」の3本の動画を見ておくことをおすすめします。ここでは、シャドテンでの学習効果を最大化するためのポイントが解説されています。

  • シャドーイングの準備
  • 正しいシャドーイングの方法
  • 添削の活用方法

シャドテンを使う上で知っておくべき内容なので、ぜひ視聴してから学習をスタートしてみてくださいね。

すべての動画は、1本あたり「1〜3分程度」とかなりコンパクトにまとめられているため、忙しいビジネスパーソンにとっても大きな負担にはなりません。かゆい所に手が届く、学習サポート動画の提供はとても親切だと感じました。

学習を進める中で悩んだら、LINEサポートで質問や相談ができる!

シャドテンでは、学習者が安心して学習を進められるよう「LINEサポート」が提供されています。毎日の課題提出と添削に加えて、疑問点が生じた際や、学習方法に迷ったときに手軽に相談できるのが魅力です。

一人で学習を進めていると、「わからない部分が出てきて学習が止まってしまう…」という状況が起こりがちですよね。LINEサポートを受けられることでこれを防ぎ、疑問点をその都度解消して学習を進めていくことができます。

さらに、常に相談にのってくれる存在がいることで、学習のモチベーションを維持しやすくなります。こうした手厚いサポート体制は、忙しいビジネスパーソンにとっても非常にありがたいですね。

多くの有名人やインフルエンサーが紹介しているシャドテンの魅力は本当?実体験をもとに徹底検証してみた!

実はシャドテンは、多くの有名人やインフルエンサーも「効果的な英語学習法」として取り上げています。その魅力は本当なのでしょうか?

ここでは、以下の有名人・インフルエンサーが、YouTubeでシャドテンについて発信した内容をピックアップしていきます。

シャドテンを紹介した有名人・インフルエンサー

1)ホリエモン(堀江貴文氏)
2)マコなり社長 × タロサック氏
3)ローランド氏
4)PIVOT(「ビジネス」+「学び」に特化した映像メディア)

ただし、このような有名人やインフルエンサーの意見をそのまま鵜呑みにするのではなく、実際に使ってみた結果と照らし合わせて評価することも大切ですね。

そこで、ミツカル英会話編集部では、実際に1ヶ月間シャドテンを使用した経験をもとに、その効果を徹底的に検証しました。彼らが推奨する「リスニング力向上」や「効率的な学習法」などの主張が、体験を通して裏付けられるかどうか、詳しく見ていきます!

ピックアップするYouTube動画一覧

1)ホリエモン氏(YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』)
ホリエモンも、英語のプロも絶賛した「リスニング力を一気に伸ばす英語学習法」

2)マコなり社長 × タロサック氏(YouTubeチャンネル『マコなり社長』)
リスニング力UPの最適解】最速で英語が聞けるようになる4つのステップ【タロサック×マコなり社長】

3)ローランド氏(YouTubeチャンネル『THE ROLAND SHOW【公式】』)
【中卒VS高学歴】抜き打ちテストで英語力最下位を決定「purizuって何?」

4)PIVOT(YouTubeチャンネル『PIVOT公式チャンネル』)
【英語リスニング力UPの最適解】プロ通訳も取り入れるシャドーイングを徹底解説

ホリエモンの動画では「リスニング力・スピーキング力ともに効果的」と言われている!

堀江貴文氏(ホリエモン)のYouTube動画(※)では、シャドテンが効果的な英語学習ツールとして取り上げられています。

動画内で、ホリエモン氏と英語講師のKumiko氏が対談しており、その中でKumiko氏がシャドーイング学習について次のようにコメントしています(12:34頃〜)。

初心者には、リスニングに効果がある
中上級者には、スピーキングにも効果がある

つまり、シャドーイングは、英語学習の初心者から上級者まで幅広く活用でき、リスニング力だけでなく、スピーキング力の向上にも役立つ学習法だということですね。

(※)YouTube動画:『ホリエモンも、英語のプロも絶賛した「リスニング力を一気に伸ばす英語学習法」』

シャドーイング学習について、Kumiko氏はリスニング・スピーキング両面に効果があると述べている。
特に「立場的に英語ができた方がいい人」にシャドテンをおすすめしたいと述べている。

実際1ヵ月体験してみて…英語ならではのリズムや抑揚を何度も口にすることで、スピーキング力アップの効果も感じた!

それでは、この「リスニング力・スピーキング力ともに効果的」というコメントは本当なのでしょうか? 体験をもとに本音で解説していきますね。

実際に編集部メンバーで1ヵ月間シャドテンを使用してみた結果…
確かに、リスニング力だけでなく、スピーキング力の向上も感じることができました!

シャドテンでの学習は、1日30分ほどです。
課題となる音声は、通常「30秒程度」の長さなので、1日の学習では、同じ文章を50〜60回繰り返し発話している計算になります。1つの課題を約4日間続けるため、合計で200〜240回も同じ文章をシャドーイングしていることになるのですね。

これは、発話トレーニングとしては、かなりのボリュームですよね。

例えば、この課題の長さは33秒。シャドテンでは、同じ文章を200〜240回も口に出すことになる。

何度も繰り返し、同じ文章を発話することによって、英語ならではの発音・リズム・抑揚といったものを身体に染み込ませていくことができます。

最初は難しく感じたところや、フィードバックで指摘を受けたところも、繰り返すことで徐々にスムーズに発音できるようになりました。

また、英語を口に出す回数が増えること自体が、「話す自信」につながり、より積極的に英語を話せるようになるのではないか、とも感じましたよ。

シャドテンの学習は、リスニング力アップがメインであるものの、スピーキング力の強化にもつながることを実感できました!

シャドテンだけではスピーキング学習は不十分。オンライン英会話やアプリを併用し、アウトプットの機会を持とう

ただし、注意点もあります。
スピーキング力を伸ばしたい場合、シャドテンだけでは不十分です。

シャドテンは、あくまでリスニング力向上を主眼としたサービスです。シャドーイング学習を継続することで、英語の自然なリズムや抑揚が身に付き、「付随的に」スピーキング力も伸ばすことができるというイメージですね。

シャドーイングはお手本となる英文音声を真似して発話するだけなので、自分自身で英語の文章をつくる力は養えません。

この力を養うためには、実際に自分の言葉で英語を話す、アウトプットの機会が不可欠です。そこで、「オンライン英会話」や「AI英会話アプリ」を併用することで、自分の考えを表現する力や、即座に質問に反応する力を鍛えることができますよ。

マコなり社長 × タロサック氏の動画では「ビジネスパーソンの学びになる教材が揃っている」と言われている!

ビジネス系YouTuber のマコなり社長の動画(※)では、人気英語系YouTuberのタロサック氏との対談を通じて、「リスニング力向上」の方法が紹介されています。

動画内では、タロサック氏がおすすめの学習アプリとして「シャドテン」を挙げています。
その中で、シャドテンの魅力の1つとして「ビジネスパーソンが楽しく、学びになる教材が揃っている」という点が挙げられています(38:40頃〜)。

シャドテンの教材選定基準

① シャドーイング教材として適しているか
② 学習者が楽しめる内容か

シャドテンユーザーはビジネスパーソンが多いため、特に「ビジネスパーソンの学びになるような内容」を中心に集めているということなのですね。

(※)YouTube動画:【リスニング力UPの最適解】最速で英語が聞けるようになる4つのステップ【タロサック×マコなり社長】

ビジネスパーソン向けの教材が揃っている点が強調されている。

実際1ヵ月体験してみて…質が高く、興味深い内容のシャドーイング教材が揃っていると感じた!

編集部メンバーが1ヵ月間シャドテンを使用してみた結果、確かに質の高いビジネス向けシャドーイング教材が豊富に揃っていると実感しました!

シャドテンの教材は、ただ学習するだけでなく、知的好奇心をくすぐる内容が多いため、毎日続けても飽きにくいと感じました(教材の詳しい解説はこちらをご覧ください)。

編集部メンバーの感想は、以下の通りです。

知的好奇心を刺激する内容が多い
学習モチベーションが高まる
著名人の講演など、学びが深まる教材が豊富

全体的なイメージとしては「TED」で聞けるような内容に近い印象を受けました。

エンタメ系トピックや日常英会話などのジャンルは弱め…自分が学びたい内容に合致しているか要確認

ただし、注意点もあります。シャドテンはビジネスパーソン向けの教材が充実している反面、エンタメ系のコンテンツやカジュアルな日常会話を扱った教材はほとんど提供されていません(こちらで詳しく解説)。

具体的には、以下のような目的で英語を学びたい方には、シャドテンが合わない場合もあります。

シャドテンが向いていない可能性がある人

スラングやネイティブのカジュアルな日常会話を中心に学びたい人
海外ドラマ・洋画など、エンタメ系コンテンツで楽しく学びたい人
ビジネス系の内容に興味がなく、学習意欲が湧かない人

シャドテンはビジネス向けで固めな内容がメインのため、エンタメ要素を含む教材が少ない点には注意が必要です。自分の学習目的に合致しているかを確認したうえで、シャドテンの利用を検討しましょう。

ローランド氏の動画では「添削してくれる先生がいることが、サボれない抑止力」と言われている!

ローランド氏のYouTube動画(※)の中では、おすすめのリスニング学習ツールとして、シャドテンが取り上げられています。

動画内でローランド氏は、シャドテンの添削システムについて次のようにコメントしています(17:00頃〜)。

先生が常に自分のことを気にかけて添削してくれる
誰かが見てくれていると思うと頑張れる
サボれない抑止力がある
パーソナルジムのようなイメージ

「第三者からフィードバックしてもらえる」というシャドテンの特徴に注目し、モチベーション維持に効果的だと評価していますね。

(※)YouTube動画:【中卒VS高学歴】抜き打ちテストで英語力最下位を決定「purizuって何?」

実際1ヵ月体験してみて…やはり第三者の目線は超重要!添削やメッセージはモチベーションアップに効果的

実際に編集部メンバーで1ヵ月間シャドテンを使用してみた結果…
確かに、講師の添削やメッセージはやる気を引き出してくれました!

絵文字なども使いながら、心がほっこり温かくなるような親しみやすいメッセージを送ってくれるのが嬉しくて、毎回ちょっとした楽しみになっていました。

AIが機械的に添削しているのではなく、血の通った人間の先生が実際に見てくれている、ということで、モチベーションアップに効果的なのは確かです。

ただし学習への「強制力」の効果は限定的?毎日の継続には、自分自身の意思の強さが必要

ただし、筆者個人の感想としては、ローランド氏が言う「パーソナルジムのようなイメージ」や「サボれない抑止力がある」というレベルまでは感じられませんでした…。

その理由は、シャドテンのシャドーイングアドバイザーが毎日ランダムに変わり、選ぶこともできないためです。専属コーチのような個人的なサポートは感じにくく、やりとりもスマホ上のみなので、顔が見えない分、親近感や強制力はやや弱まる印象です。

したがって「〇〇先生が見てくれるから、今日も頑張ろう!」というモチベーションには、そこまで繋がらないかな…というのが正直なところでした。
毎日継続するためには、やはりある程度の「自分自身の意思の強さ」が必要です。

ただし、毎日添削者が異なるとは言っても、添削内容の引継ぎはしっかりとなされているのは印象的でした。前に指摘されていたポイントが改善されているかどうかなど、しっかりチェックしてくれるため、学習にはきちんと一貫性が保たれており安心ですよ。

PIVOTの動画では「耳と口さえ空いていればシャドーイングはできる」と言われている!

ビジネス映像メディア「PIVOT」のYouTube動画(※)では、英語リスニング力UPの最適解として、シャドーイング学習が取り上げられています。
動画内では、効果的なトレーニングメソッドとして「シャドテン」も紹介されています。

動画内でシャドテン開発担当者の矢部氏は、継続のポイントについて、次のようにコメントしています(23:20頃〜)。

耳と口さえ空いていれば、シャドーイングはできる
行動のハードルを下げることが大切
自分でトリガーを設定することで、継続の一歩になる

毎日の習慣にシャドーイングを組み込むことが、継続につながるということですね。
例えば「玄関を出たらシャドーイングを開始する」や「お風呂に浸かったらシャドーイングを始める」といった具体的なトリガーを設定することで、学習を自然に習慣化できると推奨しています。

(※)YouTube動画:【英語リスニング力UPの最適解】プロ通訳も取り入れるシャドーイングを徹底解説/リスニングの壁は音声知覚/「シャドテン」を使ったトレーニングメソッド/効率的&継続可能な秘訣は?

実際1ヵ月体験してみて…「耳と口さえ空いていればできる」は本当!通勤中や家事中など、ながらシャドーイング学習もOK!

編集部メンバーが1ヵ月間シャドテンを使用してみた結果、「耳と口さえ空いていればできる」というフレーズは、たしかに本当だと実感できました!

散歩中や家事中など、何かをしながらでも、耳と口さえ空いていればシャドーイング学習が可能です。耳で音声を聞きながら自分の口で真似するだけなので、日常の「スキマ時間」に効率よく学習を組み込めます。

特におすすめなのが「ワイヤレスイヤホン」の使用です。
スマホとイヤホンをBluetoothで繋げば、手軽に「ながら学習」が可能になります。

忙しい日常の中でも英語力を積み上げられる、この手軽さはシャドテンの大きな利点だと感じました!

ちなみに筆者の場合、「洗い物の時間=シャドーイングタイム」と決め、洗い物を始めたらイヤホンを装着して即シャドーイングを開始するというルーティンを作りました。毎日の行動にシャドーイングを組み込むことで、学習の継続に役立ちました!

結論:有名人・インフルエンサーの高評価も納得!自分のニーズにあっているかどうかは無料体験で要確認

ここまでご紹介してきたように、有名人やインフルエンサーが紹介する「シャドテンの魅力」は、実際に編集部メンバーが体験してもその効果を実感できるものでした。

ただし、期待に届かない点や、学習者のニーズや好みによって向き不向きがあることも感じました。シャドテンが自分に合っているかどうかは、無料体験で確認するのが一番です。

気になっている方は、ぜひ無料体験を活用してみてください!

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公式サイト
https://www.shadoten.com/
※今なら7日間の無料体験あり

「シャドテン」を他の英語学習サービスと徹底比較!どんな人が向いている?

現在、世の中には数多くの英語学習サービスが存在しています。それぞれに特徴やメリットがあるため、自分に合ったサービスを見つけるのは簡単ではありませんよね。

ここでは、以下のサービスとシャドテンを徹底比較し、それぞれがどんな人に合っているのかを詳しく解説していきます!

比較対象として取り上げるサービス

オンライン英会話
英会話スクール(通学型)
英語コーチング
参考書での独学

まず、全体の比較結果を表にまとめました。

学習方法 身に付く
主な能力
学習内容(※1) 月額料金 1回あたりのコスト
(※2)
オンライン英会話 スピーキング力 ・1回25分の英会話レッスン
・スマホやPCで24時間受講可能
5千円~1万円 200円~400円
英会話スクール スピーキング力 ・1回40~60分の対面レッスン
・通学が必要
1万~2万円 4,000円~8,000円
英語コーチング 総合的な英語力 ・1日3時間程度の自主学習
・専属コンサルタントによる
15万円~20万円 5,000円~7,000円
参考書での独学 参考書による ・自分で学習計画を決めて実行
・目的に応じた参考書を選ぶ
~1万円
シャドテン リスニング力
(副次的に発音)
・1日30分のシャドーイング学習 +添削
・スマホで24時間学習可能
約2万円 約700円

 

※1:学習内容はサービスにより異なります。ここにはよくあるパターンや特徴を記載しています。
※2:「1回あたりのコスト」はシャドテン公式サイトのデータより引用。

以下からは、各サービスを1つずつ取り上げ、詳しく比較していきます。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の学習スタイルや目的に合ったサービスを選ぶ際の参考にしてください!

(1)オンライン英会話:スピーキング力を強化したい人向け!初心者も手を出しやすい価格帯

まずは、以下にオンライン英会話の特徴をまとめました。

オンライン英会話の特徴

✅ メリット:
世界中の講師とマンツーマンで話しながら、実践的な英会話練習ができる
英語でのコミュニケーションスキル全般を向上させられる
スマホ1つで手軽に受講でき、忙しい人も続けやすい

デメリット:
毎日継続するためにはモチベーションの維持が必要
単語・文法などの基礎知識のインプット学習は、自己学習が必要
講師によっては指摘やフィードバックが少なく、ミスに気付けないことも

料金とコストパフォーマンス:
月額料金の相場は「約5千円~1万円」
レッスン1回あたりのコストは「約200円~400円」
続けやすい価格帯で、コストパフォーマンスは良好

「オンライン英会話」が向いている人:
リアルな会話練習を通して「実践的なスピーキング力」を鍛えたい人
継続しやすい価格帯で、長期的に英語学習を続けたい人

これを踏まえて、「オンライン英会話」と「シャドテン」を比較してみましょう。

オンライン英会話 シャドテン
料金 安い(月額 5千円~1万円) 高い(月額 21,780円(税込))
身に付く力 スピーキング力 リスニング力
こんな人におすすめ! ・実践的な英会話力を磨きたい人
・手頃な価格帯で始めたい人
・初心者
・リスニング力に特化して鍛えたい人
・「割ける予算」と「本気度」が高い人
・中級者以上

 

オンライン英会話だけでは不十分?リスニング特化なら「シャドテン」が断然おすすめ

「オンライン英会話」と「シャドテン」では、まず鍛える能力が異なります。
スピーキング力を鍛えたい人は「オンライン英会話」、リスニング力に特化したい人は「シャドテン」を選びましょう

ここで「オンライン英会話でもリスニング力は鍛えられるのでは?」という疑問が出てきそうです。これは確かにそうなのですが、筆者の見解としては、オンライン英会話で鍛えられるリスニング力には限界もあると感じています。

オンライン英会話のレッスンは、リアルタイムでどんどん会話が進んでいきます。そのため、講師が何を話したのか聞き取れなくても、すべてを文字に起こして確認することができないのですね。その結果、理解が不十分なまま話が進んでしまうことも少なくありません。

その点、シャドテンでは、すべての音声教材にスクリプトがついています。1語1語がどのように発音されるのか、音のつながりがどう聞こえるのか、かなり細かく確認することができるのですね。そのため、リスニングに特化して鍛えたいのであれば、断然「シャドテン」がおすすめですよ。

(2)英会話スクール(通学型):直接対話を重視する人向け!学習相談などのサポートも充実

まずは、以下に英会話スクール(通学型)の特徴をまとめました。

英会話スクール(通学型)の特徴

メリット:
対面で学ぶため、リアルな英会話コミュニケーションを体感できる
講師と直接話すことで、即時に細かいフィードバックやサポートが得られる
学習カウンセリングなどで、英語学習のサポートを受けられるケースも

デメリット:
通学する必要があるため、時間や場所に制約があり、通う手間もかかる
受講頻度がオンライン英会話に比べて少なく、上達に時間がかかることも
グループレッスンの場合、個々のレベルやニーズに合わせにくい

料金とコストパフォーマンス:
月額料金の相場は「約1万~2万円」
レッスン1回あたりのコストは「約4,000円~8,000円」
やや高めだが、個別に直接指導が受けられることを考えると価値はある

「英会話スクール(通学型)」が向いている人:
対面での会話練習や、講師からの直接的なフィードバックを重視する人
学習カウンセリングなど、しっかりしたサポート体制も求めたい人
グループレッスンにも興味があり、他の学習者との交流を楽しみたい人

これを踏まえて、「英会話スクール(通学型)」と「シャドテン」を比較してみましょう。

英会話スクール(通学型) シャドテン
料金 やや安い(月額 1万~2万円) やや高い(月額 21,780円(税込))
身に付く力 スピーキング力 リスニング力
こんな人におすすめ! ・実践的な英会話力を磨きたい人
・直接対面してコミュニケーション
のトレーニングを積みたい人
・学習相談などサポートを求める人
・リスニング力に特化して鍛えたい人
・自分で毎日トレーニングを継続できる意思と本気度の強い人

 

価格帯は近いが特徴は異なる!「リスニング重視派」や「手軽さ重視派」は「シャドテン」を選ぼう

「英会話スクール(通学型)」と「シャドテン」は、月額1万〜2万円程度と、価格帯が近いサービスです。しかし、提供されているサービス内容は大きく異なります。

こちらも、身に付く力の違いが第一の選択基準となります。
スピーキング重視なら「英会話スクール(通学型)」、リスニング特化なら「シャドテン」を選ぶと良いでしょう。

「英会話スクール(通学型)」も、「オンライン英会話」と同様、スピーキング力やコミュニケーション能力全般を高めることができます。

「英会話スクール(通学型)」ならではのメリットとしては、直接講師と顔を合わせて、リアルなコミュニケーションの経験を積めることです。対面で学ぶため、即時に細かいフィードバックを受けながら改善していくことが可能なのも大きなメリットですね。

また、教室には講師だけでなく、多くの日本人スタッフも在籍していることが多いのも特徴です。そのため、英語学習に関する相談や進捗管理など、カウンセリング的な役割も期待できます(サービス内容は教室やプランにより異なります)。

ただし、対面レッスンゆえに通学しなければならないのは、不便さを感じることもあるでしょう。リスニングに苦手意識を持っている人や、24時間いつでも学習できる利便性を求める人には、シャドテンもおすすめですよ。

(3)英語コーチング:費用は高いが、最短距離で英語力を伸ばしたい人には自己投資の価値アリ!

以下に、英語コーチングの特徴をまとめました。

英語コーチングの特徴

メリット:
専属コーチがついて、学習プランを個別に設計してくれる
毎日のLINEサポートなどがあり、モチベーション維持がしやすい
総合的な英語力を強化するため、手厚いサポートが受けられる

デメリット:
料金が高額な場合が多く、経済的負担が大きい
毎日3時間など負荷の高い学習が求められ、時間と労力がかかる
自分の学習スタイルに合わない場合、プレッシャーに感じることも

料金とコストパフォーマンス:
月額料金の相場は「約15万円~20万円」
レッスン1回あたりのコストは「約5,000円~7,000円」
高額ではあるが、短期間で確実に成果を出したい人には価値ある自己投資

向いている人:
忙しい中でも、短期間で英語学習の目標を達成したい人
マンツーマンで手厚いサポートを受けたい人

これを踏まえて、「英語コーチング」と「シャドテン」を比較してみましょう。

英語コーチング シャドテン
料金 高い(月額 15万円~20万円) 比較的安い(月額 21,780円(税込))
身に付く力 総合的な英語力 リスニング力
こんな人におすすめ! ・短期的に達成したい目標がある人
・予算と負荷をかけてでも、成果を求めたい人
・手厚い学習サポートを求める人
・リスニング力に特化して鍛えたい人
・1日30分程度なら学習時間を割ける人
・自分でモチベーション管理をしながら学習を進められる人

 

いずれもビジネスパーソン向けのサービス!日常生活に無理なく取り入れるなら「シャドテン」の方が敷居が低い

「英語コーチング」と「シャドテン」は、いずれもビジネスパーソンをメインターゲットにしたサービスです。実はシャドテンは、英語コーチングで有名な「株式会社プログリット」によって運営されているんですね。

シャドーイング学習はプログリットの受講生から人気が高く、「コーチング卒業後も続けたい」という声が多かったことから、それに特化したサブスクサービスとして「シャドテン」が立ち上げられたそうです(※)。

そのような経緯もあり、シャドテンの教材もビジネスに関連した内容が多く、ビジネスパーソンが興味を持って学習を進めることができます。

ただし「ビジネスパーソン向け」という共通項はあるものの、この2つのサービスの内容・特徴は大きく異なります。

「英語コーチング」は、短期間で総合的な英語力を伸ばすのに適しており、例えば、海外赴任を控えているなどの切迫した状況下で利用するのに最適です。費用と学習負荷は高いものの、目標達成に向けた手厚いサポートが受けられるのがメリットと言えるでしょう。

一方、「シャドテン」は、リスニングに特化して学びたい人に向けたサービスです。コーチングと比較するとコストを抑えられ、スマホ1台で取り組めることや、1日30分〜OKという日常生活に無理なく取り入れられる手軽さが魅力です。

いずれもビジネスパーソン向けに作られたサービスですが、自分の学習ニーズ・ライフスタイル・予算を検討の上、より適した方を選ぶと良いでしょう

※YouTube動画:ホリエモンも、英語のプロも絶賛した「リスニング力を一気に伸ばす英語学習法」より抜粋(19:09~)

(4)参考書での独学:圧倒的な「低コスト」のメリットがある一方、学習計画やモチベーション維持が難しい

以下に、参考書での独学の特徴をまとめました。

参考書での独学の特徴

メリット:
自分のペースで学習を進められるため、ライフスタイルに合わせやすい
低コストで始められ、手軽に英語学習をスタートできる
参考書を選ぶことで、特定の分野に集中して学習が可能

デメリット:
独学ではモチベーションの維持が難しく、途中で挫折するリスクがある
発音やスピーキング練習は自分で工夫する必要があり、実践機会が少ない
間違いに気づきにくく、フィードバックが受けられない

料金とコストパフォーマンス:
参考書1冊の価格は約1,000~3,000円程度
コスパが非常に良く、学習内容を自由に選べるのが魅力

向いている人:
自主的に学習できる人や、自分で学習計画を立てて進めたい人
コストを抑えつつ、特定のスキルや分野に集中して学びたい人

これを踏まえて、「参考書での独学」と「シャドテン」を比較してみましょう。

参考書での独学 シャドテン
料金 安い(月額 ~1万円) 高い(月額 21,780円(税込))
身に付く力 ケースによる リスニング力
こんな人におすすめ! ・とにかく安く始めたい人
・自己管理能力が高い人
・アナログな学習方法を好む人
・リスニング力に特化して鍛えたい人
・ある程度の自己投資をしても、確実に効果を出したい人

 

参考書での独学は低コストで始められるが、高い自己管理能力が求められる

参考書を使った独学はもっとも古典的で、手軽かつ低コストで始められる方法ですね。
世の中には英語学習に関する書籍が豊富に存在するため、自分の目的に応じて参考書を選び、マイペースに勉強を進められる自由度も魅力です。

ただし、独学のデメリットとして、全てを自分で管理しなければならず、学習計画の立案やモチベーションの維持が難しい点もあります。何も強制するものがないため、継続するためには自己管理能力が大きく試されるでしょう。

もし、リスニング学習に特化して伸ばしたいのであれば、シャドテンも検討してみると良いでしょう。

独学でもリスニング学習は可能ですが、音声学習ではインプット中心になりがちで、アウトプット練習が不足するケースが多いです。さらに、第三者からのフィードバックを受けられないため、自分の発音ミスに気付かないまま進めてしまうリスクもあります。

その点、シャドテンでは、シャドーイングという手法を用いて、リスニングと発音練習を毎日継続することができます。客観的なフィードバックを受けながら毎日改善していけるため、結果的に、独学よりも効率的にリスニング力を鍛えられるでしょう。

大きく異なるのはコスト面であるため、自分が割ける予算を決めたうえで、検討してみてくださいね。

【まとめ】「シャドテン」がおすすめなのは、こんな人!

ここまで、「シャドテン」と他の英語学習サービスを詳しく比較してきました。
最後に、シャドテンがおすすめな人についてまとめます。

シャドテンがピッタリな人

✅ リスニング力を集中的に伸ばしたい人
✅ 学習へのモチベーションが高く、本気で取り組みたい人
✅ ある程度の費用をかけてでも、確実な成果を得たい人
✅ ビジネスパーソン
✅ 中級者以上(推奨)

世の中には、数多くの英語学習サービスが存在しますが、まずは自分の学習ニーズをしっかりと明確にした上で、自分に合った方法を選ぶことが英語学習成功の鍵です。
各サービスの無料体験も利用しながら、自分に最も適した学習法を見つけてください!

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「シャドテン」のデメリットは?体験してみて残念だったポイントを解説

シャドテンはリスニング力アップに効果的な他にないサービスです。しかし、実際に使用してみると、いくつか気になった点もありました。

ここからは、シャドテンを1ヵ月本気で体験してみて、残念だったポイントについてお伝えします。利用前にメリットとデメリットの両方を知っておくことは大切なため、本音で紹介していきます!

(1)音声スクリプトの単語・文法解説がない

シャドーイングを効果的に行うためには、事前にスクリプトの文法と意味をしっかり理解しておくことが大切です。
そうすることで「音声知覚」に意識を全集中させることができるからですね。

アプリ内の「シャドーイングの準備」についての解説。事前にスクリプトの内容を理解しておくことが推奨されている。

 

シャドーイングは、音声を瞬時に聞き取り、同時に発話する高度な学習方法です。
したがって、スクリプトの内容を理解していないと、意味を追いかけようとすることで集中力が散漫になり、音声のリズム・イントネーション・発音に意識を向けることが難しくなる場合があります。

そのため、新しい音声教材に取り組む前にはスクリプトをしっかり読み込んで、単語・熟語・文法事項などの不明点を解消しておくことが大切なのですね。

ではここで、シャドテンのスクリプト表示画面を見てみましょう。

このように、シャドテンのスクリプトには和訳がついているものの、詳しい文法や単語の解説はありません。

また、シャドテンを実際に使った感覚として、和訳がやや意訳気味であったり、日本語が少し不自然で分かりにくい場合も見受けられました。

このことにより、「スクリプトの内容を理解する」という事前準備を自力で行う必要が出てくるため、多少の手間がかかります。

例えば、上の画像内の “personalization” “pervasiveness” “permanence” は和訳されず、英単語のままになっています。これらの単語の意味を知らない場合は、自分で調べる必要がありますね。

さらに、文章構造や文法についての解説もないため、初心者はなぜその和訳になるのか疑問に思うこともあるかもしれません。

このような点で、スクリプトの解説に若干の丁寧さが欠けている印象を持ちました。

ある程度の基礎知識を持っており、自力で学習を進められる中級者以上におすすめのサービスだと感じました。

(2)発音記号の学習には対応しておらず、添削はすべてカタカナ表記

正しい発音を習得するために、英語学習において欠かせない要素として「発音記号」があります。発音記号とは、言語学において音声を正確に表現するための記号体系を指しますが、これを知っているかどうかは、リスニング能力にも大きく影響してきます。

実際、筆者も大人になってから英語を学び直した際、発音記号を一通り学習したことが、リスニング・スピーキング力の向上に非常に効果的でした。

例えば、「apple」という単語の発音記号は【ǽpl】です。発音記号を知っていれば、ネイティブスピーカーの正しい発音を捉えることができるのですね。

しかし、シャドテンでの学習では、発音はすべて「カタカナ表記」で解説されます。
「apple」であれば「ェアポゥ」といったイメージで、実際の聞こえ方をカタカナで書き起こして解説してくれるのが “シャドテン式” です。

以下は、実際のシャドテンの添削画面です。

このように、シャドテンの学習では発音記号を用いることはなく、カタカナ英語で表現されています。正直、このアプローチ方法が「分かりやすい」と感じるか「分かりにくい」と感じるかは、人によって異なるでしょう。

筆者は発音記号を学んでおり、新しい単語を覚える際には必ず発音記号をチェックする習慣があります。そのため、カタカナ表記にあまり慣れておらず、初めてシャドテンを使ったときは少し戸惑ってしまったのも事実です。

しかし、多くの日本人学習者にとっては、カタカナ表記の方が聞こえ方を理解しやすいかもしれませんよね。

このように、発音記号の使用は学習者の習慣や経験によって感じ方が異なるため、どちらが最適かは一概に言えません。ただし、リスニング力向上の重要な要素としての「発音記号」をシャドテンでは学べない点は、頭に入れて検討した方がよいでしょう。

(3)教材のジャンルはビジネス向け&固めのものが多く、エンタメ系は少ない

シャドテンの教材ラインナップは「1,000以上」と非常に充実しており、実際に体験してみても質が高く満足できるものでした。しかし、全体的な傾向として、ビジネス向けの教材が多く、やや固めの内容が目立つようにも感じます。

例えば、英会話に関する教材の多くはビジネスシーンでのコミュニケーションに焦点を当てており、カジュアルな日常会話に関するコンテンツは少なめです。

また、歴史上の偉人や政治家によるスピーチ、著名な学者の研究内容に関する話題など、アカデミックで高度な内容の教材も揃っています。

これらは知的好奇心をくすぐる興味深い内容ではありますが、人によっては少しとっつきにくいと感じる可能性もありそうです。

また、エンターテインメント系のコンテンツも少なめで、映画や海外ドラマを使ってシャドーイングしたいと考えている人にも不向きかもしれません。

例えば、女優のアンジェリーナ・ジョリーに関する教材も、出演映画やドラマにまつわる内容ではなく、彼女の人道支援活動に関する国連スピーチを取り上げたものでした。

このように、ネイティブのカジュアルな英会話やエンタメ系のコンテンツを活用した学習をしたい学習者にとっては、求めるものとギャップがあるかもしれません。

シャドテンのサービス開発担当者が「ビジネスパーソンの学びになる内容を中心に集めている」と言及しているとおり、ビジネス英語を強化したい方にとっては、効果的な教材ラインナップとなっていますよ。

※ YouTube動画:【リスニング力UPの最適解】最速で英語が聞けるようになる4つのステップ【タロサック×マコなり社長】より抜粋

自分の学習ニーズを明確にしたうえで、シャドテンが最適な選択肢かどうかを検討してみてくださいね。

実際に体験してみた経験をもとに、編集部の「シャドテンおすすめ活用法」を紹介!

ここからは、実際にシャドテンを1ヶ月間使って学習した経験を踏まえ、シャドテンを最大限に活用するための方法を提案していきます!

筆者が試してみたオリジナルの学習法も紹介しながら、かなりリアルにお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

学習リマインダを利用し、毎日同じ時間にシャドーイング学習を行う

シャドテンでの学習を毎日継続するためには、日々の習慣として定着させることが重要です。シャドテンのアプリでは「学習リマインダー機能」が搭載されており、これを活用することで学習ペースを安定させ、毎日同じ時間にシャドーイングを行う習慣を作ることができますよ。

例えば、昼休みや就寝前など、1日の中でスキマ時間を見つけて、その時間帯にリマインダーを設定しておきましょう。時間になると通知でリマインドしてくれるため、学習をルーティン化でき、継続しやすくなります。

また、リマインダーの通知に合わせて学習を開始することで、「時間があったらやろう」という姿勢から、「必ずこの時間にやる」という意識に変わるため、モチベーションも維持しやすくなりますよ。

シャドーイング教材をしっかり読み込んで、わからない語彙・文法は調べておく

シャドーイング学習を効果的に進めるためには、教材のスクリプトをしっかりと理解しておくことが重要です。ここでは、その理由を解説していきますね。

英語リスニングで求められる「音を聞き取る」と「意味を理解する」の2ステップ

英語のリスニングをする上では、「音を聞き取る」ことと「意味を理解する」という2つのステップが必要です。

しかし、「音を聞き取る」ことに意識を集中しすぎてしまうと、文章全体の内容を把握する余裕がなくなり、結果として「意味を理解する」ことが難しくなってしまいます。

例えば、リスニング中にいくつかの単語は聞き取れたものの、話の全体像がつかめなかった経験はないでしょうか? これは、脳が「音を聞き取る」ことに過度に集中しすぎたため、「意味を理解する」余力が足りなかった状態です。

これはまさに、脳のキャパシティを「音を聞き取る」ことに割きすぎて、「意味を理解する」余力が残っていない状態なのですね。

シャドーイング学習を続けることで、徐々に「音を聞き取ること」にかかる負荷が軽減され、自然と「意味を理解する」力が鍛えられます。

(※)参考:シャドテン公式サイト「シャドーイングには、どんな効果がある?」

シャドーイングの効果を最大限に引き出すためのポイント:スクリプト内容は事前に理解しておこう

シャドーイングは、音声を正確に真似することでリスニング力を鍛える学習法ですが、スクリプトの内容が理解できていない場合、効果は大幅に減少してしまいます。そのため、スクリプトに出てくる進出単語や文法は、事前に調べて理解しておくことが大切です。

スクリプトを読み込んで理解することで、リスニング力だけでなく、文章の構造や語彙力も同時に向上し、総合的な英語力の強化に繋がるのですね。

では、なぜスクリプトの事前理解が重要なのか?
その理由を詳しく解説していきます。

リスニング力は「音声知覚」と「意味理解」という2つのステップに分けられます。
シャドーイングはこのうち「音声知覚」を集中的に鍛えるトレーニングです。

スクリプトの「意味理解」を事前にしっかり行っておくことで、シャドーイング時には「音声知覚」に集中することができ、効果的な学習になるのですね。

※引用元:YouTube動画『【英語リスニング力UPの最適解】プロ通訳も取り入れるシャドーイングを徹底解説/リスニングの壁は音声知覚/「シャドテン」を使ったトレーニングメソッド/効率的&継続可能な秘訣は?』(PIVOT公式チャンネルより)

次に、より具体的な事前準備方法についてお伝えしていきます。
以下は、シャドテンで1ヶ月学習を行った編集部メンバー(筆者)が実際に使っていた「リアルな自習用ノート」です。

ここで、シャドテン学習を効果的に進めるための予習法として、編集部メンバーが実際に行ったスクリプトの読み込み手順をご紹介しましょう。

課題文を全文書き出す
分からない単語・熟語を調べる
分からない文法を調べる
文構造を把握し、分からない部分は調べる
日本語訳を確認する

この手順に沿って、まずは課題文に出てくる全てのボキャブラリー(単語・熟語)を正確に理解します。また、文構造も丁寧に確認し、不明な点があれば文法項目を調べて理解を深めておきます。

このような事前準備を通して、スクリプトの内容をしっかり理解しておくことで、シャドーイング中に「意味理解」に割く脳内リソースが減り、「音声知覚」に集中しやすくなります。しっかり事前準備を行うことで、シャドーイング学習の効果が高まるのですね。

ただし、新しい課題に取り組む際に、毎回このスクリプト読み込みを行うのは、少し大変です。筆者の感覚としては、事前準備だけで30分〜1時間程度はかかってしまいます。

したがって、時間に余裕がない方には、もう少し簡易的な方法でも構いません。

例えば、最初にスクリプト全体に目を通し、特に理解が不十分な単語やフレーズだけを抽出してチェックする程度でもOKです。これにより、スクリプト全体を通じた「意味理解」のための時間を短縮でき、限られた時間内でも効果的なシャドーイングが可能になりますよ。

スキマ時間の流し聞きも有効!通勤中や家事中に、耳だけでも学習を行う

最後に、シャドーイング学習は、耳と口さえ空いていればできるため、忙しい日々の中でもスキマ時間を活用して取り組むことが可能です。

机に向かってじっくり学習する時間が取れなくても、移動中や家事中にイヤホンで音声を聞きながらシャドーイングを行うことで、日常のスキマ時間を有効に活用できるのもメリットですね。

この「ながら学習」の方法で、学習負担を抑えつつも、英語に触れる機会を自然に増やせるのが魅力です。

シャドーイング学習に適したスキマ時間の一例

料理・掃除・洗い物などの家事中
お風呂に入りながら
通勤・通学の移動中
散歩やジョギング中 など

筆者は「洗い物中はシャドーイングをする」と決めて取り組んでいました。
ワイヤレスイヤホンを使うことで、手が塞がっていても問題ありません。まさに「耳と口さえ空いていればできる」のがシャドーイングの魅力です。

毎日の生活の中でちょっとした「スキマ時間」を見つけ、続けていきましょう。

【Q&A】シャドテンについてのよくある質問と回答

最後に、シャドテンに関して、よくある質問と回答をまとめました。

Q.1)今までシャドーイングをやったことがない初心者でも大丈夫?

シャドテンでは、初心者から上級者まで、全レベルの学習者に対応しています。

初心者向けには、「Beginner」レベルの教材が豊富に用意されているので安心です。最も易しい教材では、WPM 100(1分間に100語)のゆっくりしたスピードで、プロのナレーターがクリアな発音で読み上げる音声が使われています。シャドーイングが初めての方でも無理なく取り組める内容ですよ。

また、「Beginner」レベルだからといって、教材の内容が物足りないということもありません。ビジネスパーソンの学びになるようなトピックが用いられており、興味深く学習を進められるでしょう。

Beginnerレベルで最も易しい「WPM100」のシャドーイング教材の一例

また、スタート時の学習カウンセリングを通じて、最適なレベルを提案してもらえるため、自分のレベルに合ったスタートが切れる点も安心できるポイントです。

ただし、英語学習を始めたばかりの初心者が、シャドーイング学習だけに取り組むのはおすすめしません。単語や文法の基礎固めをしっかり行い、知識のインプットも並行して行うことで、総合的な英語力を底上げしていくことが大切です。

より実践的なアウトプット学習を行いたい場合は、「AI英会話アプリ」や「オンライン英会話」を併用することで、リスニング力とスピーキング力を同時にトレーニングするのも良いでしょう。

A.1)シャドテンは全レベルの学習者に対応。初心者向けの教材も豊富で、安心してスタートできる。ただし、シャドーイング学習以外の基礎固めも並行して行おう。

Q.2)シャドーイング学習は、スピーキング力向上にも効果はある?

シャドーイング学習はリスニング力の向上を主な目的としていますが、スピーキング力にも一定の効果があります。

シャドーイングを行うことで、ネイティブの正確な発音、自然なイントネーションやリズムを真似しながら習得することができます。また、何度も繰り返しフレーズを口に出して練習することで、発話のスムーズさも向上します。

このようなトレーニングを通して、リスニング力と同時に、スピーキング力も鍛えることができるのですね。

なお、ホリエモン氏のYouTube動画(※)においても、英語講師のKumiko氏が「シャドーイング学習は中級・上級者においてスピーキングにも効果がある」と指摘しています。

※ YouTube動画:ホリエモンも、英語のプロも絶賛した「リスニング力を一気に伸ばす英語学習法」

とはいえ、実際の会話力を高めるには、アウトプット練習の機会を増やすことも重要です。
シャドーイング学習と併せて、AI英会話アプリやオンライン英会話を活用し、実際に会話する機会を増やすと、より効果的にスピーキング力の向上が実感できるでしょう。

A.2)シャドーイング学習は、スピーキング力向上にも効果あり。ただし、実際の会話力を高めるためには、オンライン英会話などを併用してアウトプットの機会を増やすことも大切。

Q.3)シャドーイング学習をどれくらい続けると、効果を感じられるの?

シャドーイング学習の効果を感じるには、一般的に「3ヵ月程度」の継続が推奨されています。これは、シャドーイングを習慣化し、音声知覚能力を高めることで、リスニング力の向上を実感するのに必要な期間と言えます。

シャドテンのサービス開発担当者も、同じく「3ヵ月」をリスニング力向上を実感できる目安として述べています。具体的には「1・2ヵ月はまだ成長実感が感じづらく、3ヵ月目で『聴けるようになってきた』という利用者が多い」とのことです(※)。

※ YouTube動画:【リスニング力UPの最適解】最速で英語が聞けるようになる4つのステップ【タロサック×マコなり社長】より抜粋

ただし、効果を感じるまでの期間は、もともとの英語レベルや学習頻度によっても異なります。「3ヵ月」と聞くと少しハードルが高く、最初は気が重く感じる方もいるかもしれませんね。

したがって、まずは「最初の1ヵ月続けてみよう」と短期目標を設定し、気軽に取り組んでみるのをおすすめします。シャドテンのLINEサポートを活用し、シャドーイング学習に関するアドバイスを受けながら学習を続けてみるのも良いでしょう。

自分のライフスタイルに合わせた無理のない進め方を見つけ、毎日自然と継続する習慣をつけることが大切ですよ。

A.3)学習者により異なるが、一般的には「3ヵ月」が成長を実感できる目安。短期目標を設定しながら、無理なく継続できるよう、ライフスタイルに自然に組み込んでいくのがおすすめ。

Q.4)シャドテンでTOEICのリスニング対策もできる?

シャドテンでは「試験対策教材」も用意されており、TOEIC・TOEFL・IELTS・英検(2級・準1級のみ)の対策にも対応しています。

TOEICのリスニングパートは、以下の4つのパートで構成されていますが、シャドテンではこのうち「Part 3 と Part 4」に対応した音声教材が用意されています。

TOEIC L&R リスニングパートの構成

Part 1:写真描写問題(6問)
Part 2:短文応答問題(25問)
Part 3:長文会話問題(39問)  ➡ シャドテンで対策可能◎
Part 4:長文説明文問題(30問) ➡ シャドテンで対策可能◎

TOEICリスニングセクションの「Part 3」と「Part 4」は、長い英文を聞き取る必要があり、特に難易度が高いパートです。加えて、問題数も多いため、スコアに大きな影響を与えるパートと言えます。

シャドテンでは、TOEICの本番形式に近い音声教材を提供しており、じっくりとシャドーイング学習に取り組むことで、TOEIC特有のリスニング傾向に慣れることができそうです。

シャドテンに収録されているTOEIC対策教材数は、以下の通りです。

シャドテンに収録されているTOEIC対策教材

Part 3:26課題(104日分)
Part 4:20課題(80日分)

※日数は、シャドテンで推奨されている1課題に4日かける学習スタイルで計算。

また、シャドテンの通常の教材(TOEIC対策教材以外)にも取り組むことで、さまざまな音声や発音に触れる機会が増えます。このことを通じて、総合的なリスニング力を鍛えることができ、結果的に、TOEIC本番でのリスニングスコアアップも期待できるでしょう。

ただし、シャドテンだけでTOEIC対策を完結することは難しいです。リスニングセクションのPart 1・2や、リーディングセクションにはシャドテンの教材は対応しておらず、これらの対策が別途必要です。

参考書や模擬問題集を使って独学をしたり、TOEIC対策アプリを併用することで、総合的にTOEIC対策を行っていくことをおすすめします。

A.4)シャドテンには、TOEICリスニング対策に有効な教材が豊富に揃っている。ただし、Part 1・2やリーディングセクションの対策は別途必要なため、模擬試験やTOEIC対策アプリを併用し、総合的な対策を行うのがおすすめ!

Q.5)他の英語学習サービスと比べて、ちょっと高いように思うのですが…

確かに、シャドテンの月額21,780円(税込※)は、決して安い金額とは言えません。
オンライン英会話や英会話アプリなど、他の英語学習サービスと比較すると高額に感じるかもしれませんね(詳しい料金比較はこちらでも解説しています)。

※月額 21,780円(税込)は、公式サイトから申し込んだ場合。
iOSのApp内課金を利用した場合、月額 25,800円(税込)となってしまうため要注意。

シャドテンは「シャドーイング学習に特化した添削サービス」という独自の価値を提供しています。そこをどれだけ魅力を感じられるかが、選択のポイントとなるでしょう。

シャドテンならではの付加価値

従来にはなかった「シャドーイング特化型」の学習サービス
英語のプロによる、毎日の添削&フィードバック
24時間対応のサポート体制
WPM(語数)でレベル分けされた良質な音声教材

これらのサポートは他のサービスにはない強みであり、特にリスニング力を短期間で向上させたい人にとっては、十分な価値があると言えるでしょう。

特に、英語4技能の中でも「リスニング力」の向上に重点を置いたサービスなので、リスニング強化が必要な方にとって価値が高く、英語学習の心強い味方になるはずですよ。

A.5)「シャドーイング特化型の添削サービス」として、唯一無二の価値アリ!自分の学習ニーズに合致しているかをよく検討しよう。

※当ページにて記載されている内容は執筆時点での情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。