「生活」の中で身につく!Kids Duoが追求する、子どもの自発性を引き出す英語学童の姿

「生活」の中で身につく!Kids Duoが追求する、子どもの自発性を引き出す英語学童の姿

「英語を話せるようになってほしいけれど、勉強嫌いにはなってほしくない……」そんな悩みを持つ保護者の方は多いのではないでしょうか?

従来の「教える」スタイルでは、子どもが挫折してしまうことも少なくありません。

今回取材したのは、放課後の時間をすべて英語の環境で過ごす英語学童「Kids Duo」。

そこは単なる語学教室ではなく、子どもたちが「生活」の中で自然に英語を吸収し、社会性を身につけていく「第二の家」でした

ネイティブティーチャーとバイリンガルティーチャーがどのように連携し、子どものやる気を高めているのでしょうか。

長時間の預かりでも飽きないカリキュラムの秘密や、保護者との密な連携によるサポート体制まで、Kids Duoひばりが丘 スクールディレクターの青森 美紀さんと、バイリンガルティーチャーの木下 梨菜さんにじっくりお話を伺いました。

Kids Duo
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目次

英語力は「自信」へのパスポート。Kids Duoが大切にする「第二の家」という教育環境

Kids Duoが目指すのは、単なる語学の習得に留まりません。

子どもたちが自信を持って社会へ羽ばたくために、なぜ「第二の家」という環境が必要なのか、その根底にある教育方針を探ります。

英語力と社会性の両立——スクールディレクター(教室長)が語る「ひばりが丘」での想い

——Kids Duoが英語学童として大切にされている想いについて教えていただけますでしょうか。

青森 美紀さん

当教室を運営する上で大切にしているのは、大きく分けて「英語力」と「社会性」の2つです。

まず、英語力を身につけることで、子どもたちに自信を持ってほしいという想いがあります。

ご存知の通り、現在の英語教育は難易度が上がっており、大学入学共通テストでも、以前のような文法や発音問題はできている前提で、長文読解やレベルの高いリスニングが求められています。

そうした高いハードルに対する不安を早めに解消し、自信を持ってもらえるよう、しっかりと英語力が身につく運営を行っています。

また、多くのお子さまと関わる中で、社会性を身につけていくことも重視しています。Kids Duoでは縦割り教育を取り入れており、異年齢の子どもたちが互いに切磋琢磨できる環境を作っています。

「間違えたらどうしよう」「恥ずかしい」という気持ちがあっても、ティーチャーたちのサポートによって「ここなら大丈夫だ」「自信を持てる」と安心してもらえる施設でありたいと考えています。

やる気スイッチグループ、そしてKids Duoとして、子どもたちにとっての「第二の家」として滞在していただける環境づくりを何より大切にしています。

——インタビューの前に、ひばりが丘教室のホームページを拝見いたしました。スクールディレクターである青森さんのメッセージの中に、ご自身が英語で苦労された経験が書かれていたかと思います。そうしたご経験は、Kids Duoでのご指導や環境づくりにどのように活かされているのでしょうか。

青森 美紀さん

私自身、一度英語で挫折を経験しています。

子どもの頃は「学校の授業をちゃんと受けていれば英語を話せるようになる」と信じていたのですが、実際にはそれだけでは話せるようになりませんでした。

今の中高生のお子さまたちも、少なからず同じような壁を感じているのではないでしょうか。

だからこそ、私たちが放課後にお預かりする中で、しっかりとしたサポートをしていきたいと考えています。

また、私は今こうしてスクールディレクター(教室長)として多くの方と関わっていますが、元々は人見知りで恥ずかしがり屋な性格です。

そのため、「人見知りでも、恥ずかしがり屋でも大丈夫だよ」「英語は性格に関わらず、誰でもできるようになるんだよ」という声がけは、常に意識して行うようにしています。

——自走してどんどん進んでいけるお子さまもいらっしゃるとは思いますが、青森さんご自身のバックボーンがあるからこそ、恥ずかしがり屋なお子さまや「うまくできない」という悩みを抱えたお子さまに対しても、自然で温かいサポートができているのですね。とても納得しました。

「やる気スイッチグループ」だから提供できる、独自のフォニックスとバックアップ

——やる気スイッチグループの一員として、Kids Duoだからこそ提供できる独自の価値や強みについてお伺いします。英語漬けの環境を提供するシステムを構築された先駆けとして、現在では後進のサービスも続々と登場していると思いますが、その中でも「ここは絶対に他には負けない」というような、インターネットの情報だけでは伝わりきらない強みをぜひ教えてください。

青森 美紀さん

まず、「英語漬けの環境で、勉強としてではなく生活の中で自然に学ぶ」という方針は、設立当初から一貫して大切にしています。

現在では、他の学童保育や英会話教室でも似たような環境を提供しているところはあるかもしれませんが、私たちの最大の強みは「やる気スイッチグループ」という様々なブランドを展開するグループの一つであることです。

グループ内の他ブランドで成功した事例やノウハウの中で、Kids Duoでも活用できるものは積極的に取り入れ、お子さまの英語力と社会性をより一層伸ばすためのサポートを行っています。

1つ目は英語力に関する強みです。

元々は同じグループの英会話教室である「WinBe(ウィンビー)」が日本人の英語学習者に向けて独自に開発した「ワールドフォニックス」学習法を導入しています。

フォニックスについてはご存知でしょうか。

——発音のルールなどを学ぶものですよね。

青森 美紀さん

そうですね。

発音と読み書きのルールを学んでいただくものなのですが、一般的なフォニックスは元々英語ネイティブ向けに作られているため、まだ英語を話せない・聞けないお子さまには少し使いづらい部分がありました。

そこで、英語を話せない・聞けないことを前提として改良したものを、お子さまが楽しみながら取り組めるようゲーム性を持たせて使用しています。

これが1つ目の強みです。

——ハードルをぐっと下げて、よりお子さま向けに展開されているのですね。

青森 美紀さん

その通りです。

そして2つ目の強みが「バックアップシステム」です。これは元々、同じグループの個別指導塾である「スクールIE」で培われたノウハウを活かしています。

具体的には、お子さまと一緒に目標設定をして行動計画を作り、一緒に頑張って振り返りを行うというものです。

そして、その内容を保護者様にお電話や送迎時にお伝えしたり、定期的な保護者面談の時間を設けたりしています。

面談では、実際の資料やKids Duoで過ごされている様子の動画をご覧いただきながら、英語の定着度や社会性の伸び、現在頑張っていること、そして今後の成長に向けたサポート方針などをお伝えし、ご家庭でのご様子とのすり合わせを行っています。

このような定期連絡や保護者面談に加えて、生徒面談も実施しています。

生徒面談では目標を決めて振り返りを行うのですが、その際に目標を書いたり、ティーチャーからの「頑張ったね」というコメントを残せたりする専用のファイルノート「My Kids Duo STORY」も用意しています。

こうしたバックアップシステムを通じて、お子さまの社会性と英語力の両方を底上げし、成長を2倍にも3倍にもしていくようなサポート体制が私たちの強みです。

——普段の生活における英語力の向上という「ティーチング」に加えて、一緒に伴走していく「コーチング」の要素、さらには保護者の方に向けた「カウンセリング」的な要素まで備わっていると感じました。お子さまだけでなく、保護者の方も一緒に支えるシステムが構築されている点は、非常に強力な強みですね。

Kids Duo
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「英語=楽しい」が自発性を生む。おやつやゲーム、日常に溶け込む学習の仕組み

「勉強」という枠組みを外したとき、子どもたちの吸収力は驚くほど高まります。

おやつや遊びといった日常のひとコマを、どのようにして自然な英語の学びへと変えているのか、その独自のメソッドに迫ります。

「勉強」ではなく「生活」の中で。単語からセンテンスへ、自然なステップアップ

——Kids Duoではお預かりの時間が長いという印象があるのですが、この長い時間を過ごす中で、Kids Duoならではの「英語が身につく仕組み」についてぜひお伺いできればと思います。

青森 美紀さん

お預かりする時間が長いので、子どもたちが飽きないように工夫しています。

例えばおやつの時間ですが、ただ食べるだけでなく、ティーチャーが英語で積極的に話しかけます。

今食べているおやつの名前を英語で伝えたり、「これは何?」とクイズを出したりするのです。

美味しそうに食べているお子さまには「Yummy? Delicious? (おいしい?)」と聞き、「Yes, delicious! (うん、おいしい!)」と答えてもらうようなやり取りをしています。

これは初めて来たお子さまや初級レベルの場合ですが、慣れてくると「Do you like it? (これ好き?)」と聞いて「I love it! (大好き!)」と返ってくるなど、お子さまのレベル感に合わせたコミュニケーションを行っています。

また、お片付けの際には、ティーチャーが「Clean up chair, please. (椅子を片付けてください)」と動作を交えながら指示を出します。

まずは「椅子を片付ける」という意味を体感してもらうのです。

それが分かってくると、入会したばかりの新しいお子さまが椅子を片付けずに帰ろうとしたとき、近くにいるお友だちがティーチャーの真似をして「Clean up chair, please. (椅子を片付けてください)」と動作を交えながら教えてあげるような場面も見られます。

このように、普段の生活の中に少しずつ英語を取り入れています。

他にも、英語でクイズを出したり、ゲームをしたりして楽しんでいます。

当教室のティーチャーが提案してくれた「ロボット忍者」というゲームがあるのですが、基本的には英語で進行し、「みんなは忍者だから、『Stop』と言われたら動いちゃダメだよ」とルールを説明します。

そうすると、子どもたちは「Stop」という指示を聞くのが楽しみになるのです。

生活やゲームを楽しみながら、自然に英語を吸収してもらっています。

——なるほど。「自然に身につく」という表現は抽象的でよく使われがちですが、具体的にどういうことなのかイメージできました。ホームページにも「日本人が日本語を覚えるときのように」という言葉がありましたよね。

実際にお話を伺って、最初は単語から入り、徐々にお子さまに合わせてセンテンス(文章)へとステップアップしていく流れを作っていらっしゃることがよく分かりました。まさに、赤ちゃんが言葉を覚えていくような環境ですね。

青森 美紀さん

おっしゃる通りです。

人間、特に子どもたちは本来「言語習得の天才」です。

私たちはその力を最大限に引き出すために、皆さんが日本語を自然に覚えたのと同じ環境を、英語で再現することを目指しています。

子どもたちは最初は、「何を言っているんだろう?」という表情をしています。

最初は聞いているだけでよくて、分かる言葉だけリピートしていけば大丈夫です。

その中から徐々に、「Yummy(おいしい)」「Like(好き)」といった単語や、「Clean up chair(椅子を片付ける)」といった動作が結びついて、自然に身についていく形ですね。

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おやつも掃除も英語で!ジェスチャーと成功体験で苦手意識を払拭する工夫

——お子さまが英語を「楽しいもの」として自発的に、遊びの延長のように取り組めるようにするために、どのような工夫をされていますか?

木下 梨菜さん

英語を楽しいものだと感じてもらうために、私たちは「フォニックスチャンツ」というリズム学習などを取り入れています。やはり最初は、英語に対して苦手意識を持ってほしくないという思いが一番にあります。リズムに乗せたり、ゲームを交えたりして、まずは純粋に楽しんでほしいのです。
そして、少しでもできたことに対しては思い切り褒めてあげるようにしています。褒められることで「自分にもできるんだ」という成功体験につながるため、ゲームなどを積極的に取り入れています。

——初めて来たばかりのお子さまだと、実際の現場ではなかなか英語での発話が出にくいものでしょうか?

木下 梨菜さん

そうですね。

最初は、聞こえた英語を真似して言えただけでも本当にすごいことなのです。

それに対して「よくできたね!すごいね!」と声をかけると、褒められれば誰でも嬉しいですから、「じゃあもう1回言ってみようかな」というチャレンジ精神に変わっていきます。その点を意識して日々の指導に取り組んでいます。

——自然に遊びながら英語を使うというのは、簡単に見えて実は難易度が高いのではないかと思います。大人が「英語を使いながら遊んで」と言われたら、言葉に詰まって無言になってしまいそうです。そうした遊びを取り入れる際、どのように子どもたちを促しているのでしょうか?

木下 梨菜さん

ボール遊びなどをするときは、最初は英語だけではルールが分からないと思うので、大げさにジェスチャーを入れたり、英語が分かるお子さまにサポート役に回ってもらったりしています。

それでも分からない時は、「今なんて言っていたっけ?」と確認し合いながら、置いてきぼりになってしまうお子さまが出ないように気を配り、楽しく進めています。

青森 美紀さん

例えばホワイトボードにダーツの的のようなものを描き、真ん中に「100」など数字を書きます。

数字であれば、まだ英語が分からなくてもお子さまには理解できますよね。

そこを区切って「ここは10点、ここは30点」と書き、「一番点数が高いところにボールを当てられるのは誰でしょう?」とジェスチャーを交えながら伝えます。

「100点だ!」「うわあ、0点だ!」と一緒に盛り上がって楽しんでもらうような形で、うまく英語と遊びを融合させています。

——ティーチャーの皆様のサポートは非常に高度ですね。貴社のホームページで「研修に非常に長い時間をかけている」と拝見しましたが、今のお話を伺って、まさにその長時間の研修の賜物なのだろうと感じました。

飽きさせない15分刻みのリズム。幼児教育の知見を活かした「カリキュラムの緩急」

青森 美紀さん

カリキュラム以外にも、飽きさせない工夫があります。

例えば幼児コースでは、スケジュールを15分刻みで設定していることです。

——かなり短い時間に区切られているのですね。

青森 美紀さん

「ティーチャーと遊んだら、次は英語の単語を聞く時間、またティーチャーと遊ぶ時間、そしておやつ」といった具合に細かく緩急をつけています。

——なぜ「15分」という時間設定になったのでしょうか?

青森 美紀さん

幼児期のお子さまの集中力は「15分程度がマックス」だと言われているためです。

私たちのグループ内には知育教育の幼児教室もあるため、「幼児期のお子さまがどれくらいの時間集中力を持続できるのか」というデータがあるのです。

これも私たちグループの強みだと自負しています。

——他にも、Kids Duo独自の工夫があるそうですね。ぜひ教えていただけますか?

木下 梨菜さん

はい。長時間英語に触れていると、内容が分からなくて集中力が切れてしまったり、うろうろと歩き回ってしまったりするお子さんも中にはいらっしゃいます。

そういう時は、「KDリズム」というものの中にある「リセット」を活用しています。

例えば、ティーチャーが「パッパラパッパ」とリズムを口ずさみ、それに対して子どもたちが「パンパン」と2回手を叩いて応えるというものです。

そこで一旦気持ちをピシッと切り替えさせ、話を聞く時間と遊ぶ時間のメリハリをつけてもらうようにしています。

このようなリセットを日々の活動の中に多く取り入れています。

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異学年の交流が「社会性」を育む。憧れのお兄さん・お姉さんを目指す「縦割り教育」の力

同年代と過ごす学校生活とは異なり、Kids Duoでは多様な年齢層が共に過ごす「縦割り教育」を重視しています。

年上の子への憧れや、年下の子を助ける役割が、子どもたちの社会性をどのように引き出していくのでしょうか。

「自分もやってみたい!」を生む、子ども同士のポジティブな循環

——Kids Duoでは「無学年の集団」と呼ばれる縦割り教育を取り入れていらっしゃいますね。冒頭で、それによって社会性が身につくというお話がありました。この縦割り環境によって、子どもたちにどのような変化や関わりが生まれ、社会性につながっているのか。具体的なエピソードを交えてお話しいただけますでしょうか。

青森 美紀さん

先ほどの「Clean up chair」を理解しているお子さまが、新しく入ってきた年下のお子さまに指示を出してあげるというのもその一つです。

また、恥ずかしがり屋のお子さまや、新しいことに挑戦するのが怖いお子さまが、周りの友達から励まされたり、他のお子さまが取り組んでいる様子を見たりすることで、少しずつ自分も挑戦できるようになっていく姿が見られます。

——様々な学年の子どもたちが一緒に過ごす中での変化もあるかと思いますが、そこにはティーチャーの皆様の手厚いサポートが大きく影響しているのだと感じました。

青森 美紀さん

さらに、「上のお兄さん・お姉さんが頑張っている姿を見て、下の子に良い影響があった」というエピソードもあります。

Kids Duoでは、レギュラーコースの他にサマースクールやシーズナルコースがあり、長期休みの際には朝からお子さまをお預かりしています。

その際、少しチャレンジングなことに取り組んでもらっており、「Be a Teacher」というティーチャー役を子どもたちにお願いしています。

今日行うプログラムの内容を説明したり、移動の誘導をしたりする役割で、もちろんすべて英語で行います。

——子どもたちがティーチャー役を英語でこなすのですね。

青森 美紀さん

最初は一緒に話す文章を決めて、しっかりと練習してもらいます。

最初は自信がなさそうにしていたお子さまも、いざやってみると非常に楽しんでくれました。

初めは「1つのプログラムだけやってみる」と言っていたのが、「次は3回やる」「次も絶対にやる!」と意欲的な姿勢を見せるお子さまがどんどん増えていきました。

そして、そのように活躍する3年生や上のお兄さん・お姉さんの姿を見ていた1、2年生から、「私もやりたい!」「どうやったらできるようになるの?」といった声が上がるようになったのです。

——素晴らしい変化ですね。

青森 美紀さん

今までは私たちから中学年・高学年のお子さまに「Be a Teacherをやってみない?」と提案して準備を進めていたのですが、最近ではこちらから依頼しなくても、お子さまが自ら「やりたい」と立候補するようになりました。

お兄さん・お姉さんがティーチャーのお手伝いをしたり、英語で流暢に発表したりしている場面を見て、「どうやったらあんな風にできるのだろう」と後でこっそり聞いてきたり、ご家庭でそのことを話したりしているお子さまがいます。

定期連絡や保護者面談でそのお話を伺い、私たちから「じゃあ、そのためにはこうしようね」「こうすればできるようになるよ」と声をかけることで、非常に良い循環が生まれています。

——今のお話は非常に重要だと感じました。大人でも「リーダー」という役割を与えられることでリーダーらしい人格が形成されることがありますが、それをまさに体現されていますね。

青森 美紀さん

おっしゃる通りです。

「間違えたらどうしよう」といった壁を越えられると、子どもたちは自信をつけ、非常に自発的になります。

例えば、私たちが使用している『Grammar Success』という英文法の問題集があるのですが、自信がついたお子さまはそれを自分から進んで取り組むようになります。

自信を持つことで、自ら考え行動する「自走」ができるようになっていくのです。

——「Be a Teacher」の取り組みは、現在お話を伺っているひばりが丘教室だけでなく、全国のKids Duoでも同様に行われているのでしょうか?

青森 美紀さん

はい、もちろんです。

保護者様との連携を行うバックアップシステムも、シーズナルコースで子どもたちがティーチャー役を務める取り組みも、すべて全国のKids Duoで行っています。

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スピーチや目標達成を通じて、恥ずかしがり屋だった子が積極的になるエピソード

——Kids Duoに通い始めてから、「英語力はもちろん、自信がついた」「性格が前向きになった」といったポジティブな変化が見られたエピソードがあれば、ぜひ教えていただけますでしょうか。

木下 梨菜さん

3年生の女の子で、英語のスピーチを頑張ったことで自信がついたお子さまがいらっしゃいます。

その子は結構恥ずかしがり屋で、あまり自分から発言したり、新しいことにチャレンジしたりすることが少ないタイプでした。

しかし、英語のスピーチに挑戦し、「人前に立つ」というなかなかできない経験をした後から、自ら積極的に英語で発表したり、分からないことを積極的に質問したりするようになったのです。

これまでは「やってごらん」「やってみない?」とこちらから声をかけてやっと動くことが多かったのですが、それがなくなり、「これをやってみたい!」「これってどうしたらいいの?」「英語で何て言うの?」と非常に意欲的になりました。

ティーチャーや保護者様と協力してたくさん褒めることで、スピーチの後は自ら進んで取り組むようになったという嬉しい経験です。

——木下先生から見て、何がきっかけでそこまで変わったと思われますか?

木下 梨菜さん

最初は「自分は英語ができないから」とか、「人前に立つなんて恥ずかしい」という思いが強かったのだと思います。

しかし、思い切ってチャレンジしてみて、「自分にもできるんだ!」と身をもって実感できたことが、自信や成長に繋がったのだと思います。

——お話を伺っていて、小さな成功体験を着実に積み上げていくカリキュラムなのだと強く感じました。褒めてもらえる環境がずっと続くことでそれが積み重なり、後々大きな自信になっていくのですね。まさにそれを象徴するようなエピソードだと感じました。

ティーチャーは「教える人」ではなく「伴走者」。ネイティブとバイリンガルの密な連携

子どもたちの成長を支えるスタッフは、知識を教え込むだけの存在ではありません。

ネイティブとバイリンガルティーチャーがどのように手を取り合い、一人ひとりの個性に寄り添う「伴走者」となっているのか、その連携の舞台裏を詳しく伺いました。

「教え込む」のではなく「一緒に成長する」。スタッフに共通するコーチングの精神

——ネイティブティーチャーやバイリンガルティーチャーの採用・育成において、実際にお子さまと接するティーチャーの皆様の人柄が非常に大切になってくると思います。Kids Duoに入っていただくティーチャーの方に対して、「このような心構えやポイントを持ってほしい」と大切にされていることがあれば、ぜひお伺いできますでしょうか。

青森 美紀さん

私としては、単なるティーチングではなく、お子さまに伴走するコーチングの要素も必要だと考えています。

単に教えるだけのティーチャーではなく、お子さまの目標や特性、性格を踏まえた上で導き、一緒に成長していける人を採用したいと思っています。

「成長させる」のではなく「一緒に成長する」ことができる人ですね。

日々の声がけやティーチャーとしての心構えについても、そういった意識を持つように伝えています。

——木下先生ご自身は、現在どのようなお気持ちで指導に当たられていらっしゃいますか。

木下 梨菜さん

私自身も、最初は似たような環境で英語を学んだ経験があります。

初めは英語が分からず、「嫌だ」と思ってしまっていた時期もありました。

しかし、ティーチャーたちのサポートや、できた時に思い切り褒めてもらったことが自信につながりました。

そこから「英語は楽しい」と思えるようになったことがきっかけで、今の私があります。

そのため、私自身の経験を活かし、子どもたちにも同じように「楽しい」という思いを持ってほしいと願っています。

子どもたちと近い立場で、一緒に成長していきたいという思いで日々取り組んでいます。

——「子どもを成長させたいだけではなく、一緒に成長する」という点が、一つのキーワードとして大切にされているのですね。

Kids Duo
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文化の壁を感じさせない工夫。ネイティブティーチャーとバイリンガルティーチャーの強力なタッグ

——バイリンガルティーチャーとネイティブティーチャーとの連携も、運営の中で重要な軸になってくると思います。連携において、特に意識されている役割やポイントについてお聞かせいただけますでしょうか。

青森 美紀さん

私からは、保護者様目線での取り組みについてお話しします。

やはり「自分の子どもが英語を話せないと、ネイティブティーチャーとの間に壁ができてしまうのではないか」と心配される保護者様は多くいらっしゃいます。

ある意味、その不安を埋めるために当スクールにはネイティブティーチャーとバイリンガルティーチャーの両方が在籍しています。

ネイティブティーチャーとのコミュニケーションがうまくいっていないお子さまがいれば、バイリンガルティーチャーがフォローに入ります。

また、ネイティブティーチャーと直接話せることは、子どもたちにとっても嬉しい経験になります。

そこで、バイリンガルティーチャーや他のスタッフから「じゃあ、ネイティブティーチャーと話すためにこのフレーズを練習しようか」と小さな目標を作り、実際に言いに行かせ、「何て言っていたか教えてね」と報告させるようにしています。

このような小さな成功体験を積むことで、「もっとコミュニケーションを取りたい」と思ってもらえるように気を配っています。

——チーム内でのコミュニケーションについて、木下先生が日頃から気をつけていることなどを教えていただけますか。

木下 梨菜さん

先ほどお話にもあったように、ネイティブティーチャーとは文化的な違いがあります。

子どもたちのことを深く知るためには、まずチームのメンバーについて知っていくことが大切だと考えています。

連携を取るために日々のコミュニケーションを欠かさず、ティーチャーそれぞれの性格や強みを把握し、「どのタイミングでその強みを活かせるか」という点を意識しながらコミュニケーションをとるように心がけています。

——お子さまへの対応についての共有は、ティーチャーの皆様でのミーティングで行っているのでしょうか。それとも、毎日の小さな積み重ねで行っているのでしょうか。

木下 梨菜さん

どちらも共通して行っていますが、特に毎日の共有を大切にしています。

「今日はこんなことができていた」という子どもの様子や成長報告を毎日スタッフ同士で行い、「その成長をどうやって保護者様に伝えるか」「誰が伝えるか」を話し合います。

また、子ども自身にも「〇〇ができたんだってね!」と他のティーチャーから声をかけることで、チーム全体で子どもたちの成長を見守り、共有するコミュニケーションを図っています。

——現場のティーチャーの皆様はより細かい一人ひとりのポイントを見つめ、スクールディレクターである青森さんはスクール運営という広い視点で見ながらサポート。その二軸で運営されているのですね。非常にしっかりと連携がされていて、保護者の方の安心感につながると思います。

Kids Duo
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保護者、子ども、ティーチャーは一つの「チーム」。共に成長を喜び、未来の可能性を拓く

子どもの可能性を最大限に引き出すためには、スクールとご家庭が同じ方向を向くことが不可欠です。

多忙な保護者の方々とどのように歩調を合わせ、一つの「チーム」として未来を拓いているのか、その密なサポート体制を紐解きます。

お迎え時のフィードバックを超えた「バックアップシステム」による三位一体のサポート

——お迎え時のフィードバックなど、お忙しい保護者の方々とお子さまの成長を共有するために、様々なコミュニケーションを取られていると思います。その中で、具体的な方法とは別に、「どのようなお気持ち(スタンス)でコミュニケーションを心がけているのか」をお聞かせいただけますか。

青森 美紀さん

保護者様へのご連絡は私がメインで行っておりますので、私からお答えします。

限られた時間の中で要点をまとめてきちんとお伝えするのはもちろんですが、先ほどお話ししたバックアップシステムを通じて、「お子さまだけに頑張ってもらうのではなく、私たちも一緒に頑張りますし、お母様・お父様も一緒に頑張りましょう」という、3人で一緒に頑張っていくスタンスを大切にしています。

例えば、少し態度が悪くなってしまったり、英語の学習で伸び悩んだりしているお子さまもいます。

その際に、「私たちは教室でこう伝えているのに変わらないので、保護者様からも言ってください」と丸投げしてしまうと無責任ですし、お子さまも板挟みになってしまいます。

そうではなく、「私たちは教室でこのようなお声がけをしています。そのため、保護者様からもご家庭でこのようにサポートをお願いしたいです。〇〇ちゃんも頑張ればできるようになるので、一緒に頑張りましょう」と、保護者様と足並みを揃えることを非常に大事にしています。

——どうしても「頑張って指導するのは施設側」というイメージになりがちですが、保護者の方も一緒に、みんなで一つのチームを作っていくようなイメージですね。

青森 美紀さん

そうですね。

ただ、保護者様も日々お忙しいので、ご家庭で一緒になって英語を教えてもらうというよりは、「今お子さまがどのような目標に向かっているのかを知っていただくこと」や、「ご家庭で時間をかけずにできる簡単なサポート」をお願いするようにしています。

——保護者の方の中には、「家では何をやったらいいですか?」「通わせているのに全然話せる気配がないのですが……」といった不安を持たれる方もいらっしゃるかと思います。そうした不安には、どのように対応されていますか?

青森 美紀さん

確かに、伸び悩んでご不安に思われる保護者様もいらっしゃいます。

その場合はまず、保護者様が「どこまで聞けるようになって、話せるようになってほしいのか」という成長のストーリーをどのように思い描いているのかを、一緒にすり合わせるようにしています。

例えば「日常会話ができるようになってほしい」と言っても、挨拶や自己紹介ができればいいのか、自分の仕事について説明したり相手に意見を求めたりできるようになってほしいのか、レベル感は様々です。

まずその前提を一緒に確認した上で、「その最終目標からすると、今はここまではできていますよ」と、小さな目標(マイルストーン)をティーチャーたちと一緒に設定し、一段ずつステップを踏んでいくようにしています。

一概に「伸びていない、聞けていない」と言ってもお子さまの状態は様々ですので、現状を正しく認識し、「お互いの目標に向かって、次にどういう小さな目標をセットして一緒に頑張っていくか」をお話しすることで、保護者様の不安を解消できるよう努めています。

——非常に分かりやすいです。保護者様が求めている目的や前提をしっかり確認し、そのためにどうすればいいのか、マイルストーンをどこに置くのかを一緒に考える。まるで「優秀な上司のマネジメント」のようで、そうやって伴走してもらえると保護者の方も「このスクールについていけば大丈夫だ」と安心できますね。それを子どもたちの教育やサポート体制に落とし込んでいる点が本当に素晴らしいと感じました。

Kids Duo
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「お子さまを信じてほしい」——Kids Duoが届ける未来へのメッセージ

——最後の質問になります。「Kids Duo」として、子どもたちにどのような未来や可能性を届けていきたいか、最後のメッセージを頂戴できれば幸いです。

青森 美紀さん

大前提として、しっかりと「英語力」を身につけてもらうこと、そして「第二の家」として安心して帰ってこられる場所にすることが私たちの役割です。

その上で、英語力をつけて、小学校や中学校の授業が「よく分かるよ」と自信を持ってもらいたいですね。

また社会性の部分でも、「自分はできないかも」「あの子に比べて自分は……」と尻込みしてしまうお子さまに、小さな成功体験を積んで「自分にもできる!」という自信をつけてほしいと願っています。

そして、そのように成長していくお子さまの姿を見て、保護者様にも「少し時間はかかるかもしれないけれど、着実に前に進んで自信をつけている。

将来はこういう風に人生を切り拓いて活躍していくのかな」と、お子さまの無限の可能性を少しでも感じていただけるようなサポートを続けていきたいと思っています。

——一人ひとりのお子さまを本当に大切にされていることが伝わってきました。木下先生はいかがでしょうか。

木下 梨菜さん

私自身はティーチャーとして、子どもたちと一番近い立場にいます。

「英語が苦手だな」「分からないな」という思いを持っていたとしても、一緒に少しずつ目標を達成し、成功体験を積んでもらうことで「英語って楽しいな!」と思ってもらいたい。

それが私の強い願いです。

そのために、これからも子どもたちに寄り添い、一緒に成長していきたいと思っています。

青森 美紀さん

保護者様からすると、「自分の子どもにできるかな」「長い時間、英語の環境にいられるかな」と不安になることもあるかと思います。

しかし、私たちにはこれまでお伝えしたようなバックアップ体制がありますし、Kids Duoという枠を超えた「やる気スイッチグループ」全体として、お子さま一人ひとりの良いところや強みをしっかり見つけて伸ばしていくノウハウがあります。

もし弱みや弱点があったとしても、強みを伸ばすことでカバーできたり、気にならなくなったりします。

弱点との向き合い方も含めて私たちがお預かりしてサポートいたしますので、まずは背中を押してあげて、「お子さまを信じて」私たちにお任せいただければと思います。

——「私たちを信じてください」ではなく、「お子さまを信じてください」という言葉、とても素敵なメッセージですね。本日は貴重なお話をたくさんお聞かせいただき、本当にありがとうございました。

Kids Duo
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英語という翼を授け、子どもたちが自らの人生を切り拓くために

インタビューを通じて見えてきたのは、Kids Duoが提供しているのは英語のスキルだけでなく、「自分はできる!」という子どもたちの揺るぎない自己肯定感でした。

日々の遊びや生活の中で積み重ねられる「小さな成功体験」は、やがて自走する力へと変わります。

もし、お子さまの英語教育に不安を感じているなら、まずは「お子さまの可能性を信じて任せてみる」ことから始めてみてはいかがでしょうか?

ティーチャー、子ども、そして保護者が一つのチームとなり、共に成長を喜べる環境。

そこには、英語という道具を使って自分の人生を切り拓いていく、子どもたちの輝かしい未来が待っているはずです。

※当ページにて記載されている内容は執筆時点での情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。