「好き」を社会で生き抜く力に。NTTe-Sports高等学院が実践するeスポーツ×デジタルの最先端教育

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「好き」を社会で生き抜く力に。NTTe-Sports高等学院が実践するeスポーツ×デジタルの最先端教育

現代の教育現場において、通信制高校は単なる「受け皿」ではなく、個々の個性を伸ばすための積極的な選択肢へと進化しています。

その中で、通信制高校の卒業をサポートしながら、独自の専門教育を提供する「通信制サポート校」という新しい学びのカタチが注目を集めています。

今回は、eスポーツを入り口にデジタルスキルと人間力を育む「NTTe-Sports高等学院」を取材しました。

お話を伺ったのは、同校の事務局長の鈴木 美也子さんと、元プロeスポーツ選手で担任の佐藤 正宗先生です。

「ゲームばかりで将来は大丈夫?」という保護者の不安を、いかにして高い登校率と未来への確かな自信へと変えているのでしょうか。

柔軟な学びのシステムと、サポート校ならではの手厚い伴走支援を掛け合わせた、次世代型教育の全貌に迫ります。

目次

自由な時間と手厚いサポートを両立。プロ講師と歩む「新しい教育」のカタチ

通信制高校の自由度を活かしつつ、自己管理の難しさをどう克服していくのか。まずは、NTTe-Sports高等学院が掲げる独自の教育理念と、元プロ講師の指導を軸にした「通いたくなる仕組み」を紐解きます。

自己管理の壁を乗り越える!通信制高校とサポート校が連携する卒業支援の仕組み

——「eスポーツ×教育」という新しい学びのカタチを通じて、貴校が目指している教育理念やビジョンについて教えていただけますか。

鈴木 美也子さん

まず、当校が「通信制サポート校」というカテゴリーである点からご説明させてください。

通信制高校と全日制高校ではさまざまな違いがありますが、最近の通信制高校を選ぶ方の特徴として、自分の好きなように時間を使える点が挙げられます。今風の言葉で言うと、「タイパ(タイムパフォーマンス)が良い」という理由で選ばれる方が多くなっています。一般的な全日制の高校とは異なり、自宅学習が中心であったり、学習制度も大学のような単位制になっていたりするため、自分の時間を多く持てるというメリットがあるからです。

しかし、その自由度の高さが一方でデメリットにもなり得ます。レポートの提出や単位認定テストといった学習の進捗を、すべて自分で管理しなければなりません。高校生が自己管理を徹底するのは、非常に難しいというのが現状です。そうした自己管理の壁や学習面をしっかりとサポートするために、「通信制サポート校」というカテゴリーのスクールが現在たくさん誕生しています。

——サポート校としての具体的な仕組みについて教えていただけますか。

鈴木 美也子さん

当校単体では高卒資格を取得することができないため、提携する通信制高校のカリキュラムを活用して高卒資格を取得する仕組みになっています。当校の提携校は、「中央国際高等学校」になります。

同校のカリキュラムに沿って、レポート学習や年2回実施される単位認定テストへの対策など、卒業に向けた手厚いサポートを当校が行います。それに加えて、eスポーツやデジタルスキルに特化した独自のカリキュラムを提供しているのが、当校の教育の前提となります。

ゲームを「教育」へ昇華。生活リズムを整え、対面での絆を大切にする週5日制の意義

——教育面の特徴について教えてください。

鈴木 美也子さん

「eスポーツと教育がどう関わっていくのか」という点は、一般的には最もイメージしづらい部分かと思います。当校では「eスポーツを通じて社会で活躍できる力を育む」ことを教育理念として掲げています。

当校は2025年4月に開校した新しいスクールです。現在は2026年4月から高校2年生になる1期生に加え、新たに入学された高校1年生の2期生が在籍している状況です。

——開校して2年目を迎え、これからさらに活気が出てきそうですね。「社会で活躍できる力を育む」という教育理念を実現するために、カリキュラムにはどのような特徴があるのでしょうか?

鈴木 美也子さん

当校のカリキュラムの最大の特徴は、eスポーツに対する興味や関心を出発点として、デジタルスキルの習得など、将来の選択肢を広げる学びに変えていく点にあります。

——eスポーツへの「好き」という気持ちを入り口にして、将来に活きる実践的なスキルへと繋げていくのですね。そうした学びを実現するため、日々の時間割はどのようなスタイルになっているのでしょうか?

鈴木 美也子さん

当校では「週5日の登校」を基本のスタイルとしています。生徒の今後の人生を考えた際、週に5日はしっかりと家の外へ出て活動する習慣を身につけ、生活リズムを整えることが非常に重要だと考えているからです。そのため、毎日通っていただくスタイルをとっています。

——eスポーツと聞くと、どうしてもオンラインで完結するイメージがあります。

鈴木 美也子さん

「eスポーツはオンラインでやるものなのでは?」と思われる方も多いかと思います。しかし、当校ではあえて「リアルなコミュニケーション」にこだわっています。

もちろん、eスポーツはオンラインを通じて全国、ひいては全世界の誰とでもプレイできる点が大きな魅力です。ですが、オンライン上のコミュニケーションとリアルなコミュニケーションとでは、やはり質が異なると考えています。

大人である私たちも日々実感していることですが、在宅ワークなどでのオンラインのやり取りと、直接顔を合わせる対面でのコミュニケーションとでは、伝わり方が随分違いますよね。だからこそ、当校では「顔と顔を合わせる」ことに重きを置き、週に5日しっかりと当校へ通って頂くことにこだわっています。

元プロが直接指導!憧れの背中から学ぶ本格的なスキルアップとプロの流儀

——時間割についても教えていただけますか。

鈴木 美也子さん

当校では午前中を毎日「eスポーツのスキルアップ」の時間にあてています。

現在、『VALORANT(ヴァロラント)』というゲームタイトルをメインに指導しており、その講師を佐藤先生が担当してくださっています。

佐藤先生は元プロゲーマーですので、プロの講師から本格的な指導を直接受けられるという点が、当校の大きな強みになっています。

——元プロゲーマーの方から直接教わる環境があるのはすごいですね!

鈴木 美也子さん

実際に今、高校2年生の第1期生の中にも「本気でプロになりたい」と考えている生徒が2人ほどおり、スキル的にも非常に良い線までいっている状況です。

——生徒さんたちにとって、目標とする存在が身近にいるのですね。

鈴木 美也子さん

プロの世界の厳しさや実態を知っている先生が教えてくれることは、生徒たちにとっても大きな励みになります。プロである先生の背中を見て育っていくという、素晴らしい環境ができていると感じています。

NTTe-Sports高等学院

プロの指導とチーム戦で磨かれる「折れない心」と「社会性」

eスポーツは遊びの延長線上ではなく、チームワークやリーダーシップを磨く「本物のスポーツ」です。数時間に及ぶ熱い反省会や、ハイスペックPCの組み立てといった実体験が、生徒の「折れない心」をどのように育んでいくのか、その教育的価値を深掘りします。

勝利以上の価値を。3〜4時間の徹底した「反省会」がチームワークを醸成する

鈴木 美也子さん

eスポーツの授業について、「ただ遊んでいるだけではないか」「ゲームをしているだけなのではないか」と心配される保護者の方は非常に多くいらっしゃいます。しかし、eスポーツは一般的なスポーツであり、フィジカルのスポーツと本質的にはまったく変わりません。

——チームスポーツとしての側面が強いのですね。

鈴木 美也子さん

「ゲーム」というと、一人で黙々とプレイするものを想像されるかもしれません。しかし、現在のeスポーツで主流となっているのは、チームで取り組むタイトルです。基本的にはすべてチーム戦で行われます。

そのため、チームワークやスポーツマンシップ、リーダーシップといった部分を大きく成長させることができると考えています。先日、1期生の生徒たちにアンケートを取ったのですが、入学前は自分のことしか考えていなかった生徒も、1年間チームを組んで戦っていく中で、「自分だけでなくチームとしてどうあるべきか」「チームで勝つためには何をすればよいのか」という視点を養うことができたと答えてくれました。

——社会に出たときに求められる「チーム力」の考え方などにも紐づいてくると感じます。

鈴木 美也子さん

そうですね。当校では年に5、6回ほど大きな大会があり、生徒たちもチームを組んで出場しています。

大会の前には、チーム内で作戦会議を行います。ゲーム内では「前衛を守る」「後衛を守る」「指示を出す」といったようにそれぞれ役割が異なるため、まずは「どうやったら勝てるか」を全員で考えます。そして実際に大会に臨み、各々が声を掛け合いながら自分の役割を全うしていくのです。実は以前、大会が終わった後に、佐藤先生も交えて3〜4時間ほどかけて反省会を行ったことがあります。

「この場面ではこうすべきだったよね」「なぜあのとき、こういう動きをしたの?」「いや、自分はこういう意図があって動いたんだ」といった議論を、時間をかけて行いました。その様子は、まるで野球やサッカーのロッカールームのようで、私自身も見ていて非常に感動しました。

——それは熱いですね。

鈴木 美也子さん

娯楽としてのゲームではなく、一緒にチームを作り上げ、どうやったら勝てるかを熱く議論しながら取り組むスポーツなのだということを、皆様にもご認識いただけたら嬉しいですね。

生徒の「やりたい」を尊重。人気タイトルから選べる自主性を重んじるカリキュラム

——ここまでのお話を伺っただけでも、eスポーツに対する認識が大きく変わりました。貴校で学べるゲームタイトルについて、教えていただけますか?

鈴木 美也子さん

当校のeスポーツの授業で実際に扱っているゲームタイトルは、「VALORANT」をはじめとする人気タイトル4つです。どれもチーム戦で行うものであり、高校生の全国大会でも採用されている主要なタイトルとなっています。

月・水・金曜日は『VALORANT』の授業を行っています。生徒によっては「別のタイトルをやりたい」という希望もあるため、火曜日と木曜日は好きなタイトルを選んでプレイできる選択制にしています。

——生徒の興味や関心に応じて、好きなものを選べるスタイルなのですね。学習の中にも「楽しむ」というエッセンスがしっかりと組み込まれていると感じます。

鈴木 美也子さん

そうですね。生徒自身の「やりたい」という気持ちを大切にしながら、カリキュラムを作成しています。

高額PCの組み立てからスタート!ハードウェアの構造を理解しデジタルへの興味を広げる

——貴校のもう一つの柱である、「デジタルスキル」の授業についてもお伺いできますか?

鈴木 美也子さん

実は、デジタルスキルの授業は週に6コマも設けており、非常に多くの時間を割いているのが特徴です。

具体的に何をするかと言いますと、動画編集などを学ぶほか、入学してすぐの時期には「パソコンの組み立て」も行います。当校では、校舎にサードウェーブ社製の「GALLERIA(ガレリア)」というハイスペックなPCを生徒1人につき1台ご用意しています。

——ガレリアといえば、ゲームもクリエイティブワークもこなせるスペックをもち、多くのプロも使用するモデルですよね。

鈴木 美也子さん

「お金を貯めて絶対にガレリアを買いたい」と憧れる生徒が多いPCです。

そうした若い世代に人気の高いガレリアを1人1台揃えていることも当校の強みなのですが、入学当初の授業では、あえてそのガレリアを一度分解し、自分たちで組み立て直すといった実践的な授業からスタートしています。eスポーツの世界ではデスクトップ型が主流となっており、当校のパソコンもすべてデスクトップ型を採用しています。

——確かに、ゲーミングPCといえばノートパソコンはあまり見かけないかもしれませんね。

鈴木 美也子さん

eスポーツに取り組んでいると、こうしたデバイスに関する知識も自然と学んでいくことができます。毎日触れるパソコンをきっかけにして、デジタルの世界へどんどん興味・関心を広げ、最終的には社会で活躍できる「デジタル人材」へと育成していくプログラムを組んでいます。

NTTe-Sports高等学院

最新デバイス活用と「ライフスキル」でデジタル時代の生産者を目指す

デジタルネイティブ世代の生徒たちが、日頃から慣れ親しんでいる技術をプロフェッショナルな視点や戦略的な思考へと昇華させるための工夫とは。同校の多角的な学びを深掘りします。

生成AI活用から戦略思考まで。「消費者」から「価値の作り手」へと変わる学び

——ハードウェアの構造を理解するところからスタートし、その後はどのようなデジタルスキルを学んでいくのでしょうか?

鈴木 美也子さん

1期生がこの1年間で実際に取り組んだデジタル講座を振り返ると、非常に多岐にわたる実践的な内容を扱ってきました。やはり彼らはデジタルネイティブ世代ですので、生成AIなどの新しいツールもすぐに使いこなせるようになります。

——具体的な取り組みについてもお伺いできますか?

鈴木 美也子さん

例えば、ポスターの制作やECサイトの構築、最近では3Dモデリングを用いてオリジナルのチェアを作るといったことにも取り組みました。また、生徒自身でフェイクニュースを作成してみる授業も行いました。同じ題材でも、一人ひとりプロンプト(AIへの指示文)を変えることで全く異なるフェイクニュースが出来上がります。「こんな発見があった」「面白いね」といったことをみんなで発表し合いながら、この1年間で多くのことを学んできました。

ただ、ツールの操作方法を習得できれば良いというわけではありません。ツールを活用するにあたって必要となる、マーケティング的思考やデザイン思考、アート思考といった考え方や概念も併せて学んでいきます。例えば、「ペルソナを設定し、そのペルソナに合ったものを制作する」といったことです。

——ツールの操作方法に終始せず、社会で実際に求められるビジネス的な視点まで踏み込んでいくのですね。

鈴木 美也子さん

基本的な戦略思考についても学んでいくため、受け身の立場でコンテンツを消費するのではなく、「自分が作り手(生産者)だったらどうするか」を考えながら、実践的なスキルを身につけていきます。

——自分たちの「遊び」が、学びを通じて自然と社会の仕組みやビジネスに紐づくようになっているのですね。

鈴木 美也子さん

おっしゃる通りです。生徒たちが楽しみながら、自然と社会で役立つスキルを身につけていけるようなカリキュラムとなっています。

人間関係を円滑にする知恵。ロジカルシンキングや交渉術を学ぶ「ライフスキル講座」

——「ライフスキル講座」について、詳しくお聞かせください。

鈴木 美也子さん

「ライフスキル」と聞いても、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。これは、社会生活を送る上で必要となるコミュニケーションスキルなどの総称だとお考えください。例えば、論理的思考力(ロジカルシンキング)やリーダーシップ、レジリエンス(自己調整力)といったものです。

——高校の授業としては本格的ですね。

鈴木 美也子さん

大人にとっても非常にためになる内容が多く、私自身もつい授業に見入ってしまうほどです。

思考や発想の分野ではブレインストーミングを実践したり、論理的思考の分野ではロジックツリーを使って物事を整理してみたりします。また、自己理解やメンタルケアの分野では、「ストレスコーピング」といって、自分にとって一番効果的なストレス対処法は何かを探求するような取り組みも行っています。

——こうしたスキルは、一般的な学校では「普段の生活の中で自然と養われるべきもの」として捉えられがちですよね。

鈴木 美也子さん

おっしゃる通りです。そしていざ社会に出ると、「すでに身についている」という前提で扱われるため、基本から改めて教えてもらう機会はほとんどありません。

——私自身も、学生時代にこうしたことを学びたかったです。

鈴木 美也子さん

私たちの世代であれば、自己啓発本などを読んで自発的に学ばなければ得られなかった知識だと思います。そうした社会で生き抜くための生きた知識を、高校生のうちから体系的に学べるというのは、非常に面白く、意義のある授業だと考えています。

学習を1日1時間弱に凝縮!高卒資格取得と専門スキルの習得を両立させる時間活用術

——続いて「一般学習」についてご説明いただけますか?

鈴木 美也子さん

午後1時から1時50分までの間、1日あたり1時間弱、一般学習の時間を設けています。ここでは何をするかと言いますと、高校の単位認定テストに向けた準備や、レポートを作成して提出するための時間になります。

——一般学習の時間は1日に1時間弱とのことですが、それだけで本当に高卒資格の取得に必要な学習をカバーできるのでしょうか?

鈴木 美也子さん

結論から申し上げますと、内容を必要最低限に絞り込むことで十分に足ります。

一般的な全日制の高校では、卒業に必要な最低限の学習に加えて、さまざまなプラスアルファの学習時間が多く含まれています。当校では、その部分を本当に必要最低限な学習のみに絞り込んでいるため、問題ありません。そして、その効率化によって空いた時間を、eスポーツのスキルアップやデジタルスキルといった専門的な知識を習得する時間に割ける仕組みになっているのです。

——効率的な学習によって、専門スキルを磨く時間をしっかりと確保しているのですね。

鈴木 美也子さん

一般学習については先ほどもお伝えした通り、提携している「中央国際高等学校」のシステムを活用することで、高卒資格を取得できる体制を整えています。ここまでが、当校の時間割とカリキュラムに関するご説明となります。

NTTe-Sports高等学院

効率的な学習とNTTグループの強みを活かした独自のキャリア形成

大学進学や就職を見据えた際、NTTグループのリソースは、生徒の「未来を切り拓く力」をどう育むのでしょうか。インターンシップや業界の第一人者による特別授業を通じて、自分の言葉で未来を語るための「原体験」を積み上げていく仕組みを解説します。

総合型選抜入試にも強い!NTTグループ提携のインターンで語れる「原体験」を作る

——貴校の大きな特徴「NTTグループ」と連携した進学・就職支援についてもお聞かせください。

鈴木 美也子さん

中学生の段階では、将来進学するのか就職するのかなど、自分がどうしたいかがまだ明確に見えない方も多いと思います。しかし、もし「大学へ進学したい」となった場合、当校で狙っていくのは「総合型選抜」、昔でいう「AO入試」になります。この入試で重視されるのは、「学生時代に何をやってきたか」という点です。

——総合型選抜は昔よりも非常に割合が増えていて、現在は学力試験による一般入試と半々ぐらいの割合になっていると言われていますよね。

鈴木 美也子さん

おっしゃる通りです。大学側も、学力試験の数値のみで選ぶのではなく、「どのような経験をしてきて、何を考えてきたのか」という受験生の「人となり」を見るようになってきています。だからこそ、面接などでしっかりと自分の言葉で語れるような体験、いわゆる「原体験」をスクールとして提供していくというのが、当校の大きな特徴です。

——具体的にはどのような原体験ができるのでしょうか?

鈴木 美也子さん

大きく2つの原体験をご用意しています。1つ目は「NTTグループでのインターンシップ」、2つ目は当校でしか体験できない「特別授業」です。

インターンシップについてですが、NTTグループには多種多様な企業がありますので、生徒の興味や関心に応じて、グループ内でのインターンシップの枠をご用意させていただきます。

これは、NTTグループならではの貴重な体験になると思っています。

業界の第一人者から刺激を受ける。特別授業と現場体験が描く「未来の選択肢」

——2つ目の原体験、「特別授業」についても詳しくお伺いできますか?

鈴木 美也子さん

「特別授業」では、業界の第一線で活躍されている方々を講師としてお招きしています。

——実際に、どのような方々がいらっしゃるのでしょうか?

鈴木 美也子さん

先日も中高生に人気の有名ストリーマーの方やプロチーム創設者の方、著名なeスポーツキャスターの方といった、業界のトップランナーの皆様をお招きし、生徒に向けて熱いメッセージを頂戴しました。

これはほんの一例であり、他にも第一線で活躍される多くの方々をお呼びして、生徒の将来の選択肢を広げるような体験を提供しています。

——特別授業を受けた生徒さんからは、どのような反響がありましたか?

鈴木 美也子さん

生徒から集めたアンケートでは、「自分でももっと努力すれば未来があるんだと前向きになれた」「将来の可能性が広がる気がした」「これまでで一番、話を聞いていて納得できた」といった声が寄せられています。

——まさに「未来を広げる原体験」にぴったりの感想ですね。

鈴木 美也子さん

また、eスポーツ大会の裏側を見学するツアーなども実施しています。

——校外学習のようで、とても楽しそうですね。

鈴木 美也子さん

実際にプロの試合を見た生徒からは、「自分ももっと頑張りたいと思った」「eスポーツの世界がこんなに広くて熱いとは予想していなかった」といった声が上がっています。実際の大会を肌で感じることで、動画などでは伝わらない体験ができると考えているため、こうした機会も大切にしています。

——「今を楽しむ」だけでなく、それが「未来につながる」ように構造化されているのですね。

鈴木 美也子さん

eスポーツに特化したスクールの中には、「eスポーツの指導のみ」に終始してしまうところも少なくないように感じます。しかし、eスポーツは本当に厳しい世界です。もちろん、本気で毎日向き合うことは素晴らしいですが、「その先に何があるのか」が見えてこないと、生徒ご自身も保護者の方も非常に不安になられると思います。

だからこそ、当校では「しっかりと将来につなげていく」という点を一番の強みとしています。

挫折は成長のチャンス。PDCAサイクルを回し、スランプを乗り越える自己成長のプロセス

——eスポーツも一般的なスポーツと同様に、挫折を乗り越えるための強い精神力の土台が必要になるかと思います。佐藤先生はプロの世界でそれを痛感されてきたと思いますが、勝ち負けの結果以前に、指導のプロセスにおいて重視していることがあればお伺いできますか。

佐藤 正宗先生

eスポーツの指導において私が生徒に口酸っぱく伝えているのは、「大会でなければ、勝ち負けは一旦置いておいて、まずは自分が上達することを考えよう」ということです。負けてもいいから、何か自分の中で収穫を得ることが大切だと教えています。そして、その収穫を次に活かして改善していく、いわゆる「PDCAサイクル」をしっかりと回すべきだと常々話しています。

——次へ向けてPDCAサイクルを回すことが成長の鍵になるのですね。とはいえ、いざ負けてしまうと悔しさから冷静に振り返るのが難しい場面もあるかと思います。実際の指導では、そうした生徒さんにどのようにアプローチされているのでしょうか?

佐藤 正宗先生

生徒の中には、スランプに陥ったり、大会で負けて悔しい思いをしたりといったことが日常的に起きています。そうした時に、「今回は負けてしまったけれど、自分のこういう部分に改善点があったのではないか」「その課題を克服するために努力すべきではないか」「試合についてもっと研究すべきではないか」といったアプローチをしています。

「勝ったから楽しい」「負けたから悔しくて面白くない」という感情だけで終わらせるのではなく、常に生徒自身が成長していくことを意識させています。自分自身で成長していく姿勢や、周囲と連携して強くなっていくプロセスを重視していますね。

——いわば「先生以上、上司未満」といった関係性を感じました。

佐藤 正宗先生

そうかもしれないですね。現在の私のポジションは担任ですが、eスポーツのカリキュラム作成も担当しています。また、元プロという視点から、ある種の「先人」としての立場からアドバイスできることもあると考えています。

NTTe-Sports高等学院

答えのない問いに立ち向かう力と、ありのままの自分を肯定できる居場所

正解のないゲームの世界で培われる思考力は、不確実な現代社会を生き抜く力そのものです。不登校経験のある生徒たちがなぜ80%超えという驚異的な登校率を維持し、自信を取り戻せたのか、その核心に迫るメッセージをお届けします。

「正解がない」ゲームだからこそ育つ、状況を把握し判断する高度な論理的思考力

——eスポーツをはじめとするカリキュラムにおいて、論理的思考力(ロジカルシンキング)やコミュニケーション能力を育むために、日々の指導で工夫されていることがあれば教えていただけますか?

佐藤 正宗先生

まずは論理的思考力の育成についてですが、前提として、そもそもeスポーツという競技自体に「決まった正解」は存在しません。なぜなら、対人ゲームだからです。

一般的なRPGなどのゲームであれば、「敵のキャラクターがこう動いてくるから、こう対処すればいい」というような、いわゆる攻略法が存在することが多いですよね。しかし、eスポーツにはそれがありません。常に人間同士がプレイしていますし、当校で必修としている『VALORANT』は5対5のチーム戦です。そのため、相手5人の思考を読まなければなりませんし、自分以外の味方4人の意見も聞きながら、試合中にさまざまなことを瞬時に考えなければならないのです。

——常に状況が変化する中で、自分たちで正解を導き出す必要があるのですね。

佐藤 正宗先生

その通りです。そうした状況下で論理的思考力を養うために、カリキュラムや指導において「いきなり答えを教えない」という点を強く意識しています。

例えば、マウスの感度(どれくらい動かしたら画面がどれくらい動くか)やキーボードのボタン配置といった設定も、まずは自分に合ったものを自分で考えて選ぶように伝えています。試合中の立ち回りについても、「大体こういう時はこういう戦略があるよ」というセオリーは教えますが、基本的には「まず状況を把握し、そこからどうするかを思考し、いくつか考えた中から最善策を判断して行動に反映させる」というサイクルを回すように指導しています。

単一の「答え」ではなく、数学でいう「解き方」のような「考え方」を身につけさせることを意識してカリキュラムを作成していますし、他の講師とも共通の認識として指導にあたっています。論理的思考については、このようなアプローチを行っています。

——まるで大学などで学ぶ「思考法」の指導のようですね。

佐藤 正宗先生

一般的な学校の授業で、そこまで求められることは少ないかもしれません。先ほど鈴木からも反省会やロッカールームの例が出ましたが、eスポーツで求められる思考やプロセスは、テーマがゲームに置き換わっているだけで、本質的には社会人が仕事の現場で行っていることと同じだと考えています。

否定しない教育で登校率80%超えを達成!「好き」を原動力に自信を取り戻す生徒たち

——メンタル面や学習のサポートについて、先生方が配慮されていること、工夫されていることについてお伺いできますか。

佐藤 正宗先生

我々が明確に意識している方針がありますので、順を追ってお話しします。

まず、日々の生徒との接し方についてです。当校には過去に不登校を経験した生徒も在籍しているため、特に「生徒の言っていることを絶対に否定しない」という点を強く意識して指導にあたっています。

その上で「先生はこう思うよ」と意見として返したり、「もう少し自分で考えてみてもいいかもしれないね」と促したりしています。

とにかく頭ごなしに否定しないことで、生徒の「心理的安全性」を担保し、教室を安心できる居場所にすることを重視しています。その結果として、1年生の時点での登校率は80%超えを記録しています。もちろん遅刻をしてしまうことなどはありますが、それでもこれだけ高い登校率を維持できているのは、生徒の不安をしっかりと払拭できている部分が大きいのではないかと自負しています。

——貴校が「安全基地」としての機能をしっかりと果たしていなければ、到底達成できない数字ですよね。

佐藤 正宗先生

私もそう思っています。生徒自身も、本当に行きたくなかったら当校には来ないはずですからね。

——そうした心理的安全性への配慮は、担任である佐藤先生だけでなく、他のポジションの先生方も共通して行っているのでしょうか。

佐藤 正宗先生

おっしゃる通りです。現在は私が担任を務めていますが、他にも副担任のような立場の先生がいます。また、来年度から担任を持つ予定の先生たちも、今は準備段階のため比較的自由に動ける状態にあります。そうした様々な立場の先生方と密に連携しながら、当校全体でサポートを行っています。

——今お話しいただいたサポートが「先生から生徒へ」のアプローチだとすると、「生徒同士の交流」という面についてはいかがでしょうか。

佐藤 正宗先生

当校として意図的に「居場所作りのための取り組み」を積極的に仕掛けているかというと、決してそういうわけではありません。ただ、先ほど申し上げたような心理的安全性の担保によって、クラス内に自然と「居場所感」が醸成されています。そうした安心できる環境がベースにあるからこそ、生徒同士のコミュニケーションや交流も自然と生まれてきている状態ですね。

【メッセージ】情熱を否定せず、未来へ繋がるエネルギーに変えてほしい

——最後に、進路に悩んでいる中高生や保護者の方に向けて、先生からメッセージをお願いします。

佐藤 正宗先生

中高生の皆さんに対しては、もしeスポーツやゲームを本気で好きだと思っているのであれば、その気持ちを絶対に諦めないでほしいと伝えたいです。そうした情熱を大人になってから本気で持つのは難しく、今しかできない経験だからです。だからこそ、その気持ちをどうにかしてプラスに生かす方法を考えてみてください。当校のように、皆さんの「好き」という思いをしっかりと受け止め、学びへと昇華させられるカリキュラムを持った場所は存在します。そういった自分に合う環境を見つけていただければと思います。

そして保護者の皆様へ。お子様が部屋にこもってゲームばかりしていたり、夜中に騒いだりしていると、どうしても不安になってしまうかと思います。しかしそれは、お子様の「好きな気持ち」が、少し悪い形で漏れ出してしまっているだけなのです。そのエネルギーを正しく爆発させる場所やきっかけを与えれば、必ずプラスに働きます。当校には、その爆発力やエネルギーを受け止めるだけのリソースがあり、覚悟を持って教育を行っています。ですから、お子様の「好き」という気持ちを否定せず、「何かに活かせるのではないか」と発想を転換していただきたいです。それがこれからの時代にも合っていく考え方だと思います。

——一人の保護者としても胸に留めておきたい、本当に素敵なメッセージでした。私の周りの保護者からも「子どもがゲームばかりやっていて、言葉遣いも悪くなっている」といった不安の声をよく聞きます。しかし今日のお話を伺って、先生方の指導のもとで品性や社会性を学び、別の方向へと才能が開花していく可能性があるのだと気づくことができました。鈴木さんもお願いできますでしょうか。

鈴木 美也子さん

佐藤先生がお話ししたことに尽きますが、現場にこういった頼もしい先生がいることが当校の大きな強みです。「好き」という気持ちを大切にし、教職員が一丸となって生徒や保護者様をサポートする体制を整えておりますので、どうかご安心ください。

実は私の息子も現在高校2年生で、当校の1期生と同い年です。小学生の時にゲーム依存症になってしまい、ゲームに苦しめられた保護者の一人でした。しかし、佐藤先生の真摯な指導や、ゲームを通じて自信を回復し前向きになっていく生徒たちの姿を間近で見ていると、ゲームには人を動かすものすごい力があるのだと実感しています。

ゲームばかりしているお子様を見て、不安になられる保護者の方はたくさんいらっしゃるでしょう。痛いほどお気持ちは分かります。ただ、佐藤先生も言うように、「好きだという気持ちを否定せず、別の形に昇華させていく」というアプローチが何より大切です。実際に、当校の生徒たちもこの1年間で見違えるように成長しています。ゲームは決して悪ではなく、向き合い方次第で未来を変える素晴らしいツールになります。ぜひ、そうした視点でゲームやeスポーツを見ていただけたら嬉しく思います。

情熱を未来へのエネルギーに変換する「共創」の教育

NTTe-Sports高等学院が提供するのは、eスポーツの技術向上のみを目的とした教育ではありません。「好き」という純粋なエネルギーを原動力に、論理的思考やコミュニケーション能力を育みながら、一人の「生産者」として社会へ踏み出すための土台を、通信制サポート校として共に作り上げていくプロセスなのです。同校が提供する新しい教育のカタチは、進路に悩む多くの親子にとって、未来を照らす確かな希望となるでしょう。

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