アガルート司法試験・予備試験講座にインタビュー!富川講師に勉強法などを聞いてみた!

アガルートは2015年1月に開校した資格予備校で、法律資格をはじめ、約80種類もの各種難関資格試験の対策講座を展開しており、会員登録者数は13万人を突破しています。

株式会社イードが運営するミツカル学びの調査記事では、おすすめの司法試験・予備試験の通信講座としてアガルートがおすすめ1番目として紹介されています。

司法試験・予備試験講座はさまざまなニーズに応える豊富な講座を用意。わかりやすい講座・教材と充実のフォロー制度で、これまで641名もの合格者の声が寄せられています。

本記事では、アガルートの司法試験・予備試験講座講師である富川純樹氏にアガルートの通関士講座の魅力や成り立ち、合格を目指す秘訣などについて伺いました

富川純樹氏プロフィール

2010年 神戸学院大学法学部卒業
2013年 関西学院大学法科大学院(未修コース)卒業
2015年 新司法試験合格
2016年 司法修習修了(69期)
2017年 関西学院大学法科大学院にて指導

司法試験合格後、実務家として活躍する傍ら、法科大学院での個別指導を担当。
「もっともっと個別指導をしたい。もっともっと経験を伝えたい。」とアガルートアカデミーへ。
飄々とした見た目とは裏腹に、冷静な分析力と熱い指導魂で、受験生を合格へ導く。

目次

最大のこだわりは、すべて判例ベースで作成されたテキスト

ミツカル学び編集部(以下、編集部):アガルート司法試験・予備試験講座を開発するにあたって特にこだわった点や、司法試験・予備試験講座を比較して異なる魅力的な点はどのような点だと思いますか?

アガルート司法試験・予備試験講座 講師 富川純樹氏(以下、富川純樹氏):予備校によっては、未だに平成22年まで実施されていた「旧司法試験」に向けて作成されたテキストを、現行の試験の対策テキストに流用しています。しかしながら、旧司法試験の問題と現行の試験の問題には明らかな違いがある以上、何をどの程度インプットすべきかについても違いが生じるはずです。

一方、アガルートのテキストは現行の試験で求められる知識について、すべて判例ベースで作成することを意識しており、この点が最大のこだわりだと言えます。

また、アガルートでは、毎年予備試験合格者の約9割が司法試験に合格するという点に着目。予備試験で求められる知識と司法試験で求められている知識の幅は同一であるため、予備試験対策講座と司法試験対策講座において共通の講座については、共通のテキストを用いています。

そのため、予備試験対策講座である「最短合格カリキュラム」を受講すると、それがそのまま司法試験対策にも直結し、後は司法試験の過去問を演習するだけの状態になるように設計されています。これがアガルートの「最短合格カリキュラム」の魅力的な点です。   

アガルートの講座は「タイパ」を求める受験生に最適

編集部:なるほど。判例ベースでわかりやすいテキストや無駄なく効率的に学べる講座は、とにかく多くの勉強を重ねたい受験生にとって強い味方となりそうですね!

では、アガルート司法試験・予備試験講座にはこれまでに641名もの合格者の声がありますが、このような高い合格実績を実現できた要因は何だと考えますか?

富川純樹氏:まず、使用するすべてのテキストや講義は、予備試験合格を含む現行の司法試験に合格した講師によって作成・収録されている点が挙げられます。

担当講師が自身の経験を活かしつつ、現行の司法試験及び予備試験に出題される範囲を徹底的に分析し、学習対象を絞り込んだテキストをゼロベースで作成した上で講義を収録しているのです。

また、すべてのオンライン講義はいつでもどこでも好きな時に視聴でき、Live授業のような「補講」もありません。そのため、いわゆる「タイムパフォーマンス」を求める受験生にとって大きなメリットであり、高い合格実績を実現できた要因だと考えられます。

編集部:司法試験・予備試験に精通した講師によって作成されたアガルートのテキストは、受験生が理解しやすい工夫が随所に散りばめられており、フルカラーテキストで非常に見やすいですよね。

また、オンライン講義は速度調整ができるのも嬉しいポイントだと感じました。

では、アガルート司法試験・予備試験講座はどのような受講者が多いですか?どのような人に講座をおすすめできるかも併せてお聞かせください。

富川純樹氏:部活やサークル、アルバイトなどで忙しい学生の受講生も多いですが、社会人受験生が多い点が一番の特徴だと思われます。

受講相談や合格者へのインタビューにおいても、アガルートの魅力として「いつでもどこでも、好きな時に好きな時間だけ講義を進めることができる」という点を挙げていただく方が非常に多いです。

このように、アガルートの講座を利用していただく受講生の方に共通しているのは、昨今のキーワードの一つである「タイムパフォーマンス」を求めているという点であるといって過言ではありません。

そのため、アガルートの司法試験・予備試験講座は、これから学習を始められる方の中でも、部活・仕事・家事などそれぞれの事情により、1日のすべての時間を試験対策に注ぐことが難しい方に特におすすめです。

「分からないから立ち止まる」ではなく「分からないから先に進む」という意識が最重要

編集部:確かにアガルートの司法試験・予備試験対策講座は講義やテキストを持ち歩けるため、スキマ時間を活用した学習にうってつけですね!

受験生は限られた時間で司法試験・予備試験合格を目指していくわけですが、こうした教材を用いて効率よく学習する秘訣はありますか?

富川純樹氏:人間は同じ内容を「反復」すればするほど、理解と記憶の精度が高まります。その「対象の限定と反復」こそが、司法試験・予備試験合格のための秘訣です。

そのためには、まずは試験範囲全体を素早く一周して概観し、全体の中で各科目の位置づけを把握した上で、問題演習を繰り返しながら知識を定着させていくことが必要です。

編集部:では、試験対策学習でつまづきやすい点はどのような点でしょうか?

富川純樹氏:「対象の限定と反復」といった方法論を採用すると、試験範囲全体を素早く一周する段階では頭の中に記憶される事項が少ないため、不安になってしまう方が少なくありません。

その結果、特定の科目や分野の復習に過剰な時間をかけてしまい、その部分が理解されない限り先に進まなかったり問題演習をしなかったりと、間違った学習方法を行ってしまうケースがあります。

これが法律学習の「つまずきのもと」です。

法律学習はある事項を理解するためには、その先の分野や別の科目で登場する事項の理解が前提になるということがよくありますが、「分からないから立ち止まる」ではなく「分からないから先に進む」という意識が非常に重要です。

「オフラインと変わらない学習環境」「学習効率を向上させる講座自体の解説」追加でフォロー制度がさらに手厚く進化

編集部:なるほど。つい理解できるまで粘ってしまいがちですが、グッと堪えて先に進む方が合格への近道なのですね!

少し話が変わるのですが、アガルート司法試験・予備試験の「【2026・2027年合格目標】最短合格カリキュラム フル/ライト」は、2025・2026年合格目標講座からいくつかの変更点が加えられています。中でも注目したい変更点はどのようなものでしょうか?

富川純樹氏:注目して頂きたい変更点は、フォロー制度にオンライン自習室と合格ハンドブックが追加された点です。

オンライン自習室は、オンラインでもオフラインと変わらない学習環境を提供させて頂くために追加したフォロー制度になります。

オフライン自習室のメリットである「講師に対する対面での質問」や「勉強仲間の作りやすさ」をオンラインで実現するため、オンライン自習室では講師に質問ができるオフィスアワーを設けたり、勉強仲間が自然な流れで出来るように少人数でのゼミなどを実施したりしています。

また、合格ハンドブックはアガルートの予備試験最短合格カリキュラムに含まれる講座の使いこなし方を解説した冊子(講義付き)です。

この講義はどのくらいのペースで視聴すればよいか、何を意識して視聴すればよいかなど、講座自体の使い方を解説することで各講座の学習効率向上を目指しております。

合格というゴールに辿り着いてもらうべく、今後は「学習継続率」にこだわっていきたい

編集部:最後に、今後のアガルート司法試験・予備試験講座はどのように進化していきますか?未来の展望や目指す姿などがあれば教えていただきたいです。

富川純樹氏:これまでアガルートでは合理性を追及してテキストや講義を作ってきました。

もちろん合理性を追及することは止めないのですが、今後はアガルートが生み出した合理的なカリキュラムを使って頂く方の「学習継続率」にこだわっていきたいと考えています。

司法試験・予備試験の学習はどれだけ合理的なカリキュラムを組んだとしても、一般的には膨大と言って差し支えない量の学習が必要です。

そのため、せっかく学習をはじめたとしても試験に辿り着く前に学習をやめてしまう方が少なくありません。特に可処分時間が少ない社会人受験生との関係では、この傾向が顕著であるように感じます。

せっかくご縁があってアガルートを選んで頂いた方には、司法試験・予備試験を受験し、かつ合格するというゴールに辿り着いて頂きたいため、今後は学習継続に資する仕組みを生み出していきたいと考えています

先の質問で回答させて頂きましたオンライン自習室や合格ハンドブックはその第一歩としてスタートしたものになります。

編集部:最難関と言われる司法試験合格を目指す受験生にとって、アガルートの万全なフォロー体制は非常に大きなメリットと言えますね。

アガルート司法試験・予備試験講座のますますの繁栄をお祈りしております。ありがとうございました。

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