中学生の通信教育おすすめランキング2024年4月版!目的別に徹底比較してみた

中学生向けの通信教育というと、進研ゼミやZ会、スタディサプリなど多くのサービスがあります。

学校で教育を受ける子たちですが、学校の宿題以外にも家庭学習として通信教育を選択する中学生も多いです。

Studyplusトレンド研究所がユーザーに取ったアンケートでは、中学生の通信教育について以下の結果が分かっています。

中学生の通信教育の受講目的

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中学1年生中学2年生中学3年生
受験対策13.3%34.2%41.3%
学校の成績を上げる70.0%72.4%69.2%
友人やクラスメートが受講していた6.7%7.9%5.8%
(出典:Studyplusトレンド研究所
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中学1年生中学2年生中学3年生
受験対策13.3%34.2%41.3%
学校の成績を上げる70.0%72.4%69.2%
友人やクラスメートが受講していた6.7%7.9%5.8%
(出典:Studyplusトレンド研究所

中学生の通信教育サービスを決めた人と決め手

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中学1年生中学2年生中学3年生
本人が通信教育を決めた43.3%52.6%50.0%
決め手「カリキュラムが自分向き」50.0%43.4%44.2%
決め手「受講料の安さ」10.0%18.4%26.0%
決め手「地元や友人の評判」23.3%11.8%6.7%
決め手「学校で推奨された」0.0%3.9%2.9%
決め手「ライバルと競い合える」13.3%6.6%6.7%
(出典:Studyplusトレンド研究所
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中学1年生中学2年生中学3年生
本人が通信教育を決めた43.3%52.6%50.0%
決め手「カリキュラムが自分向き」50.0%43.4%44.2%
決め手「受講料の安さ」10.0%18.4%26.0%
決め手「地元や友人の評判」23.3%11.8%6.7%
決め手「学校で推奨された」0.0%3.9%2.9%
決め手「ライバルと競い合える」13.3%6.6%6.7%
(出典:Studyplusトレンド研究所

通信教育は家庭学習を習慣づけるツールとして役立ちます。

そのため、受験対策よりも学校の成績で恒常的に効果を出したいという中学生が多く利用するようです。

また、通信教育のサービスは本人が決めたという割合が約半数で、決め手となる理由のほとんどが「カリキュラム」となっています。

自分が学びたい内容か、取り組みやすいカリキュラムかというのが中学生にとっての重要な指標になるでしょう。

一方で、通信教育の受講料についてはあまり考慮されていないという事実も。通信教育を本人が決めるとしても、受講料については保護者も意識しておくとよいでしょう。

(出典:Studyplusトレンド研究所

こちらの調査では、中学生が通信教育サービスを知ったきっかけの41.4%が「親が知っていた」となっています。

保護者の目線でもおすすめできると感じた通信教育サービスを子どもと一緒に比較してみて、最終的に子どもに合ったサービスを選択すると良いでしょう。

目次

中学生向けの通信教育のおすすめ8社をご紹介

今回は数ある通信教育から、以下のような調査を実施することで厳選しました。

実施調査した項目
受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能

それでは、一つひとつのサービスを詳しく解説していきます!

進研ゼミはAIの個別分析や全国診断テストでニガテ克服をサポート

出典:進研ゼミ中学講座

【ランキング評価】

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    5
  • サポート体制
    5
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価24/25点

★教材の分析★

ー受講費用が安いかー
入会金不要。学年が上がると受講費用も上がる料金体系で、年間10万円前後と料金設定はやや高め。
オプション教材もそろっているが、追加費用無料の電子書籍サービスもあり。

ーカリキュラムや教材の充実度ー
学校の成績アップを意識した授業対策・テスト対策のほか、難関高校入試対策コースも展開。
タブレット(専用デバイス)のみと紙テキスト+タブレットの2タイプから選べる。

ー学力レベル(合格実績など)ー
2022年度の第1・第2志望校合格率98.4%。各都道府県の難関高校の合格者数十名の実績あり。
志望校合格ラインからレベルを自動調整。 

ー学習サポート体制ー
講師による添削指導のほか、AIを活用したカリキュラムオーダーメイドを実施。
オンラインライブ授業や全国学力診断テストに参加してモチベーションを上げる。 

進研ゼミは教育業界大手のベネッセコーポレーションが手がける通信教育です。

古くから歴史のある通信教育ですが、現在も時代の流れやニーズに合わせた学習スタイルやサポートを提供しており、多くの高校合格者を毎年輩出しています。

中でも中学講座は、高校入試を意識した受験対策と内申点を見据えた授業・テスト対策をメインにカリキュラムを展開。

さらにタブレット教材ではAIの学習データ分析やオンラインライブ授業、赤ペン先生の添削などを活用でき、効率よく個人のニガテ分野をつぶせます。

分からない疑問はオンラインで24時間いつでも質問ができるほか、約1,000作品収録の電子図書館サービスなど、生徒のモチベーションにつながるコンテンツばかりです。 

料金情報

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コース名月額料金 ※税込
【中一講座】
ハイブリッドスタイル
(タブレット+紙教材)
年間払い:6,990円(合計83,880円)
半年払い:7,700円(合計46,200円)
毎月払い:8,170円
【中一講座】
オリジナルスタイル
(紙教材)
年間払い:6,400円(合計76,800円)
半年払い:7,010円(合計42,060円)
毎月払い:7,480円
【中二講座】
ハイブリッドスタイル
(タブレット+紙教材)
年間払い:7,140円(合計85,680円)
半年払い:7,860円(合計47,160円)
毎月払い:8,290円
【中二講座】
オリジナルスタイル
(紙教材)
年間払い:6,570円(合計78,840円)
半年払い:7,270円(合計43,620円)
毎月払い:7,680円
【中三講座】
ハイブリッドスタイル
(タブレット+紙教材)
年間払い:7,190円(合計86,280円)
半年払い:7,900円(合計47,400円)
毎月払い:8,330円
【中三講座】
オリジナルスタイル
(紙教材)
年間払い:7,090円(合計85,080円)
半年払い:7,800円(合計46,800円)
毎月払い:8,220円
【中高一貫スタイル】
9教科分
年間払い:9,410円(合計112,920円)
半年払い:10,140円(合計60,840円)
毎月払い:10,770円

進研ゼミの受講費用は他社と比較すると平均的(1万円前後)な費用です。

オプション教材やオンラインスピーキングなどの追加費用もありますが、強制加入ではないため、家計と相談して決めやすいです。

ベネッセが東京大学と共同研究した子どもの学習に関する調査によると、1ヵ月あたりの子ども1人の平均教育費は17,379円。

どんなに高くても月10,770円なので、平均教育費よりは費用を抑えて利用できますよ。 

口コミ・評価をまとめると…

メリット
まなびライブラリーの取り扱いジャンルが幅広い
充実した添削、質問対応サービスで分からないことを解消
内申点対策と受験対策でコースを分けられてカリキュラムに無駄がない

デメリット
タブレットは専用端末で故障時の自己負担などリスクあり
不登校や帰国子女向けのコースが用意されていない

基本情報

対象学年中1~3年
月額料金(税込)6,400~10,770円
対応教科数9教科
学習スタイル紙/タブレット+紙
目的・コース・授業対策
・定期テスト対策
・入試対策
・スタンダードコース(基礎固め)
・ハイレベルコース(難関高校対策)
難易度基礎~難関対策まで
教科書準拠
サポート内容・オンラインライブ授業
・全国学力診断テスト
・赤ペン先生の添削指導
・習熟度別英語4技能学習
・24時間体制質問システム
・努力賞制度
・電子図書館サービス
・保護者向け個別相談サービス(チャット、電話)
・学習状況のレポート提供
無料体験
運営会社株式会社ベネッセコーポレーション

おすすめの人の特徴

  1. 本を読むことが好きで知的好奇心を刺激したい人
    ➡追加費用なしの電子図書館「まなびライブラリー」には1,000冊の本と20本の動画を収録。
    人気作や話題作もすぐに読めます。受験対策本もあるので試験の勉強にも。
  2. 毎日部活動や習い事があっても志望校に合格したい人
    ➡内申点対策として1回15分程度で完了する授業対策や定期テスト対策を教科書・理解度別に提供しています。
    学習時間をあまり取れない家庭でも続けやすいです。
  3. 英語4技能の力をつけて英語検定を受けたい人
    ➡追加費用なしで英語検定対策のカリキュラムを受講できます。
    1回約10分の4技能トレーニングや英作文添削まで徹底して対応してくれます。

スマイルゼミは書けるタブレット+定期テスト対策をオーダーメイド

出典:スマイルゼミ中学

【ランキング評価】

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    5
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価23/25点

★教材の分析★

ー受講費用が安いかー
難易度別のクラス・学年によって料金が異なるシステム。
難関高校対策向けの特進クラスは15〜20万円と高額なので家庭内でよく相談。
また、専用タブレット代金が必要。

ーカリキュラムや教材の充実度ー
9教科のテスト範囲を選択するだけで、学習履歴や理解度に応じた自分だけの定期テスト対策カリキュラムを作成。
教材は専用タブレットでの配信のみ。

ー学力レベル(合格実績など)ー
全国各地の有名私立高校や難関高校への合格実績が記載あり。
特進クラスは難関校合格に向けて2年生の8月から入試対策をスタートする。

ー学習サポート体制ー
保護者の専用サイト「みまもるネット」で学習状況を確認できるほか、子どもとアプリを使ったチャットトークが可能。   

スマイルゼミは、タブレットを使った通信教育をメインで手掛けるジャストシステムが運営するサービスです。

2023年度も数多くの中学生ユーザーが全国の難関公立・国私立に合格していて、タブレットならではの分かりやすい・心惹かれるコンテンツを提供しています。

メインは映像授業やアニメーションを活用した解説講座と自由記述にも対応した演習問題です。

定期テスト期間になると実技4科目を含めた9教科のテスト範囲に応じて、個人の理解度に合わせた適切なカリキュラムを再設計してくれます。

料金情報

スクロールできます
コース名月額料金 ※税込
中学1年生
(標準クラス)
年間払い:7,480円(89,760円)
半年払い:8,140円(48,840円)
毎月払い:8,680円
中学1年生
(特進クラス)
年間払い:14,080円(168,960円)
半年払い:14,960円(89,760円)
毎月払い:15,840円
中学2年生
(標準クラス)
年間払い:8,580円(102,960円)
半年払い:9,240円(55,440円)
毎月払い:9,680円
中学2年生
(特進クラス)
年間払い:15,180円(182,160円)
半年払い:16,060円(96,360円)
毎月払い:16,940円
中学3年生
(標準クラス)
年間払い:9,680円(116,160円)
半年払い:10,340円(62,040円)
毎月払い:10,780円
中学3年生
(特進クラス)
年間払い:16,280円(195,360円)
半年払い:17,160円(102,960円)
毎月払い:18,040円
英語プレミアム
(追加コース)
年間払い:3,278円(39,336円)
半年払い:4,048円(24,288円)
毎月払い:4,378円

受講費用は他社と比較しても高めの設定です。

また、専用タブレットには10,978円の追加費用が発生してしまいます。

ただし、約2週間の無料お試し期間はタブレットを無料で使える+全額返金保証付きです。

ベネッセが東京大学と共同研究した子どもの学習に関する調査によると、1ヵ月あたりの子ども1人の平均教育費は17,379円。

中学3年生の特進クラスになると、平均教育費用並みの負担がかかってくることが分かります。

ほかに掛け持ちする塾や習い事がある家庭では、負担が大きくなってしまうでしょう。

ちなみに兄弟で一緒に受講すると、2,000円分のデジタルギフトがもらえるなどのキャンペーンも実施しています。

⬇公式サイト⬇
https://smile-zemi.jp/

※今なら2分で特典付きの資料請求(無料)

口コミ・評価をまとめると…

メリット
特進クラスで早期から難関公立・国私立対策ができる
タブレットでも自由記述問題に対応できるから書く力がつく
学年を超えたニガテ分野を1回3分で反復学習

デメリット
教材に関する個別の質問対応サービスは実施されない
専用タブレットのみ対応で追加費用や故障時の自己負担がかかってしまう

基本情報

対象学年中学1~3年
月額料金(税込)7,480~18,040円
※入会時期により異なる
対応教科数9教科
学習スタイルタブレット
目的・コース・定期テスト対策
・入試対策講座
・標準クラス(基礎中心)
・特進クラス(難関高校対策)
難易度基礎~難関対策まで
教科書準拠
サポート内容・先取り、さかのぼり学習
・模擬テスト
・授業進度対応サービス
・みまもるネット/トーク
・ポイントシステム
・オーダーメイドの定期テスト対策を提供
無料体験
運営会社株式会社ジャストシステム
公式キャンペーンページhttps://smile-zemi.jp/chugaku/lp/catalog/

おすすめの人の特徴

  1. 視聴覚的、感覚的に理解できるようにしたい人
    ➡タブレットでアニメーションや映像授業を展開し、紙テキストでは取り組めない立体の動きや理科の実験、リスニングなどの要素を理解できます。
  2. 専用タブレットを子どもの息抜きに活用したい人
    ➡講座修了時に付与されるポイントを消費することで、専用タブレットでゲームや音楽など通常のタブレット機能を利用できる時間に交換可能です。
    テスト期間は禁止など、保護者は利用期間の制限を設定できます。
  3. スキマ時間を活用して定期テスト対策がしたい人
    ➡8教科9,300語の重要項目を一問一答の暗記カードでチェックできたり、3分トレーニングの復習ができるので、部活動で忙しい人も取り組みやすいです。

現在、スマイルゼミでは無料の資料請求をすると、豪華特典が付いてくるキャンペーンを実施しています。

中学生コースの特典は、「志望校合格ナビ」「内申点のしくみ」「重要単語・用語集 英語」という冊子です!

スマイルゼミに少しでも興味がある方は、このタイミングでの資料請求がお得と言えます!

Z会は英語4技能をハイレベルまで学習できる講座を提供

出典:Z会 中学生

【ランキング評価】

  • 受講費用
    5
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価22/25点

★教材の分析★

ー受講費用が安いかー
受講費用は1科目からの選択または5教科セットから選べるが、セット講座は1年生から10,000円近い価格での提供と料金設定は高め。
手持ちのiPadでも対応できるが、無い場合は専用タブレットの購入が必要。

ーカリキュラムや教材の充実度ー
中高一貫コースにも対応。
また、タブレットに不慣れな生徒にはテキストコースも。
オプション講座で4技能講座やプログラミング講座を受けられる。 

ー学力レベル(合格実績など)ー
具体的な合格実績の記載なし。とくに英語に力を入れていて、オプションのAsteria英語では授業進度にとらわれない実戦的かつハイレベルな英語学習が可能。

ー学習サポート体制ー
解答を導くまでの考え方についてプロ講師からの添削指導あり。
単元学習の総仕上げではAIが個別にニガテ分野を捉えて最適な課題を出題。 

通信教育をメインに手がける大手企業のZ会が運営する中学生向け講座のZ会。

通常コースに加え、中高一貫コースも展開しています。

Z会はとくに英語力強化に力を入れていて、オプション講座のAsteria英語を活用すれば、学校の枠組みを超えたハイレベルな英語を中学生から取り組むことが可能です。

英語4技能をバランスよく学習できるほか、独自の英語活用力測定を行い、4技能の力を定期的に測定して具体的な対策ができるようにします。

料金情報

スクロールできます
コース名月額料金 ※税込
5教科セット受講(中1)年間払い:8,115円(合計97,380円)
半年払い:9,305円(合計55,830円)
毎月払い:9,900円
5教科セット受講(中2)年間払い:8,965円(合計107,580円)
半年払い:10,255円(合計61,530円)
毎月払い:10,900円
5教科セット受講(中3)年間払い:11,430円(合計137,160円)
半年払い:13,010円(合計78,060円)
毎月払い:13,800円
単科受講(中1)
本科5科目
年間払い:2,023円(合計24,276円)
半年払い:2,261円(合計13,566円)
毎月払い:2,380円
単科受講(中1)
Asteria英語
年間払い:2,992円(合計35,904円)
半年払い:3,344円(合計20,064円)
毎月払い:3,520円
単科受講(中1)
専科作文
年間払い:2,975円(合計35,700円)
半年払い:3,325円(合計19,950円)
毎月払い:3,500円
単科受講(中2)
本科5科目
年間払い:2,193円(合計26,316円)
半年払い:2,451円(合計14,706円)
毎月払い:2,580円
単科受講(中2)
Asteria英語
年間払い:2,992円(合計35,904円)
半年払い:3,344円(合計20,064円)
毎月払い:3,520円
単科受講(中2)
専科作文
年間払い:2,465円(合計29,580円)
半年払い:2,755円(合計16,530円)
毎月払い:2,900円
単科受講(中3)
本科5科目
年間払い:2,686円(合計32,232円)
半年払い:3,002円(合計18,012円)
毎月払い:3,160円
単科受講(中3)
Asteria英語
年間払い:2,992円(合計35,904円)
半年払い:3,344円(合計20,064円)
毎月払い:3,520円
単科受講(中3)
専科作文
年間払い:2,465円(合計29,580円)
半年払い:2,755円(合計16,530円)
毎月払い:2,900円
単科受講(中3)
専科入試特訓5科目
年間払い:1,827円(合計21,924円)
半年払い:2,042円(合計12,252円)
毎月払い:2,150円
【テキストコース】
本科5科目(中1)
年間払い:13,375円(合計160,500円)
半年払い:15,125円(合計90,750円)
毎月払い:16,000円
【テキストコース】
単科1科目(中1)
年間払い:2,975円(合計35,700円)
半年払い:3,325円(合計19,950円)
毎月払い:3,500円
【テキストコース】
専科作文(中1)
年間払い:2,975円(合計35,700円)
半年払い:3,325円(合計19,950円)
毎月払い:3,500円
【テキストコース】
本科5科目(中2)
年間払い:10,740円(合計128,880円)
半年払い:12,180円(合計73,080円)
毎月払い:12,900円
【テキストコース】
単科1科目(中2)
年間払い:2,448円(合計29,376円)
半年払い:2,736円(合計16,416円)
毎月払い:2,880円
【テキストコース】
専科作文(中2)
年間払い:2,465円(合計29,580円)
半年払い:2,755円(合計16,530円)
毎月払い:2,900円
【テキストコース】
本科5科目(中3)
進学クラス
年間払い:15,160円(合計181,920円)
半年払い:17,120円(合計102,720円)
毎月払い:18,100円
【テキストコース】
本科5科目(中3)
特進クラス
年間払い:17,370円(合計208,440円)
半年払い:19,590円(合計117,540円)
毎月払い:20,700円
【テキストコース】
単科1科目(中3)
進学クラス
年間払い:3,332円(合計39,984円)
半年払い:3,724円(合計22,344円)
毎月払い:3,920円
【テキストコース】
単科1科目(中3)
特進クラス
年間払い:3,774円(合計45,288円)
半年払い:4,218円(合計25,308円)
毎月払い:4,440円
【テキストコース】
専科作文(中3)
年間払い:2,465円(合計29,580円)
半年払い:2,755円(合計16,530円)
毎月払い:2,900円
【テキストコース】
専科入試特訓(中3)
年間払い:1,827円(合計21,924円)
半年払い:2,042円(合計12,252円)
毎月払い:2,150円
【中高一貫コース】
本科3講座(中1)
年間払い:8,265円(合計99,180円)
半年払い:9,414円(合計56,484円)
毎月払い:9,990円
【中高一貫コース】
本科3講座(中2)
年間払い:8,649円(合計103,788円)
半年払い:9.843円(合計59,058円)
毎月払い:10,440円
【中高一貫コース】
本科3講座(中3)
年間払い:8,649円(合計103,788円)
半年払い:9.843円(合計59,058円)
毎月払い:10,440円
【中高一貫コース】
単科1科目(中1)
年間払い:3,255円(合計39,060円)
半年払い:3,638円(合計21,828円)
毎月払い:3,830円
【中高一貫コース】
単科1科目(中2)
年間払い:3,383円(合計40,596円)
半年払い:3,781円(合計22,686円)
毎月払い:3,980円
【中高一貫コース】
単科1科目(中3)
年間払い:3,383円(合計40,596円)
半年払い:3,781円(合計22,686円)
毎月払い:3,980円

タブレットコースとテキストコース、中高一貫コースと学年別で料金設定を変えているZ会。

単科受講ができるので無駄な費用を抑えられるというメリットはありますが、セット講座で見ると他社より受講費用は高めです。

ベネッセが東京大学と共同研究した子どもの学習に関する調査によると、1ヵ月あたりの子ども1人の平均教育費は17,379円。

テキストコースの中3特進クラスは5科目セットで20,000円を超えるため平均以上の費用となりますが、ほかのコースは平均教育費以下でも受講が可能です。

口コミ・評価をまとめると…

メリット
難関高校合格の指導経験が豊富なベテラン講師による映像授業
AI分析による復習問題やトレーニング機能を活用可能
記述式の在宅全国模試で実戦での弱みが分かる

デメリット
iPadがない場合は24,900円の実費でタブレットの購入が必要
実技4技能のテスト対策は紙テキスト1冊のみで対応

基本情報

対象学年中学1~3年
月額料金(税込)1,827~20,700円
対応教科数5教科
学習スタイルタブレット/紙
目的・コース・定期テスト対策
・入試対策
・本科5科目
・Asteria英語
・専科作文
・専科入試特訓
・中高一貫コース
・進学クラス(上位校対策)
・特進クラス(難関高校対策)
難易度基礎~難関対策まで
教科書準拠
サポート内容・添削指導
・英語活用力測定
・先取り、さかのぼり学習
・外国人講師とのオンラインスピーキング
・オンラインホームルーム
・オンライン自習室
・教えてZ会!(質問・相談制度)
・高校入試情報
・保護者向け学習支援サイト
・学習ポイント制度
無料体験資料請求のみ
運営会社株式会社Z会

おすすめの人の特徴

  1. 中学3年間で英検準2級レベルまで英語力を伸ばしたい人
    ➡オプション講座Asteria英語では、4技能をバランスよく学べるハイレベルな英語指導を実施。
    外国人講師とのオンライン個別指導や英作文の高度な添削指導を行います。
  2. 中高一貫で学校独自のカリキュラムに対応してほしい人
    ➡3年間の単元をいつでも自由に学習できるので、独自のスピードで進む一貫校のカリキュラムにも対応しやすいです。
    論理的な思考力・文章力が身につくカリキュラムも。
  3. 学校の授業とは別に多角的な思考や知的好奇心を刺激したい人
    ➡科学、技術、工学、技術・教養、数学を総合的に学習できるテーマを題材とした映像講義を配信しています。
    学校では学べないテーマで新たな発見ができるでしょう。

4位:東進オンライン学校は分かりやすい映像講義と実戦問題で理解を深める

出典:東進オンライン中学部

【ランキング評価】

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価21/25点

★教材の分析★

ー受講費用が安いかー
学年が上がっても受講費用は変わらない。
また、追加費用などもかからないためリーズナブルに受講しやすい魅力的なサービス。

ーカリキュラムや教材の充実度ー
定期テスト対策に取り組めるほか、英語と数学の基礎的なトレーニングで効率よく学力を身に着ける講座も展開。
各界で活躍する講師を招いた特別講義も。

ー学力レベル(合格実績など)ー
全国統一中学生テストの結果によると、非会員の数学は1年で0.4点アップなのに対し、会員は10.2点と大幅アップを記録。
ただし入試対策には対応していない。 

ー学習サポート体制ー
添削指導や質問サポートは対応していない。
保護者向けのサポートページや返金制度など、家庭にやさしいサポートが多い印象。
講師によるわかりやすい映像授業を理解できるまで何度も試聴可能。
オンラインライブ授業や全国学力診断テストに参加してモチベーションを上げる。  

大手予備校の東進を運営するナガセが手がける通信教育の東進オンライン学校中学部。

学生への教育指導に長けている実績があるからこそ、通信教育でも必要なポイントに抑えたサービスとカリキュラムを展開しています。

英語と数学は基礎を積み上げられる標準講座、国語・理科・社会は実戦問題と解説講義を重ねる実戦力養成講座で、5教科の学校の成績をまんべんなくアップできるでしょう。

とくに英語と数学に関しては、受講生の94.3%が「楽しかった」と感じる映像講義と問題を提供しています。 

料金情報

スクロールできます
コース名月額料金 ※税込
中1~3年年間払い:3,278円(合計39,336円)
毎月払い:3,762円

料金体系は学年問わずシンプルな1プランのみなので、継続していても料金が明確で分かりやすいです。

また、他社と比較しても5,000円以下で3年間毎月利用できるのはかなりリーズナブルと言えるでしょう。

専用タブレットではないので追加費用も発生しません。

口コミ・評価をまとめると…

メリット
料金体系がシンプルで分かりやすい
とくに英語と数学の基礎力を仕上げやすいカリキュラム
保護者向けページで学習進捗が分かりやすい

デメリット
講座に対応する教科は分かれていてバランスよく学びづらい
添削や質問サポートに対応していない

基本情報

対象学年中学1~3年
月額料金(税込)3,278~3,762円
対応教科数5教科
学習スタイルタブレット
目的・コース・標準講座
・実戦力養成講座
・高速マスター基礎力養成講座
難易度基礎~応用
教科書準拠
サポート内容・先取り、さかのぼり学習
・保護者サポートページ・返金制度あり
・特別講義未来発見講座
無料体験
運営会社株式会社ナガセ

おすすめの人の特徴

  1. 将来の夢や学びたいことを見つけるきっかけが欲しい人
    ➡月1回配信される「特別講義未来発見講座」では、研究者や起業家など活躍する方が講師となって講演をしてくれます。
    子どもの夢を見つけるきっかけづくりに。
  2. 計算力や英単語力がニガテで自信がない人
    ➡高速マスター基礎力養成講座は英単語暗記と計算力をアップするトレーニングを実施。
    スマホからも空き時間に進めやすいです。
  3. 学校では深掘りされなかったなぜ?という根拠を知りたい人
    ➡映像講義を担当するのは東進の実力講師陣ばかりなので、学校よりもさらに深掘りした内容について分かりやすく教えてくれます。

5位:すららは幅広いシーンで活用され、2,000を超える塾や学校で導入されている

出典:すらら

【ランキング評価】

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価20/25点

★教材の分析★

ー受講費用が安いかー
入会金が発生してしまうものの、毎月の受講費用は他社の平均費用程度。
ただし、無料で塾講師のすららコーチによる学習フォローを受けられるのは魅力的。

ーカリキュラムや教材の充実度ー
中高一貫校から不登校、発達障がい、海外子女などさまざまな事情を抱える子どもたちに対応したカリキュラムを展開。
ただし定期テストや入試対策には不向き。

ー学力レベル(合格実績など)ー
入試対策向きではないため合格実績は記載なし。
しかし、学校のテストで点数があがったという声も多くあるため応用向き。
また、2,000を超える教育機関で使用されている。

ー学習サポート体制ー
子どもが楽しみながら学習に取り組めるよう配慮した対話式のアニメーション講義やゲーミフィケーションを展開。
AI搭載でニガテを抑えた復習も可能。 

すららはICT教材のなかでもAIとアダプティブラーニングを組み合わせた最先端学習システムを採用しています。

レクチャー→ドリル→テストという機能の繰り返しで学習内容の定着を一人でも実現できるため、不登校や発達障がいの生徒も取り組みやすい教材です。

学力に応じて出題される問題の難易度が自動で調整されるので、成功体験が少なく勉強嫌いになってしまう子どものニガテ意識克服にも役立つでしょう。

テスト対策のカリキュラムはありませんが、学校の教科書とテスト範囲を指定すれば、すららに登録されている類似問題で定期テスト用の模試を何度も解くことも可能です。 

料金情報

スクロールできます
コース名月額料金
入会金5教科:7,700円
3教科:11,000円
3教科コース4ヵ月継続:8,228円
毎月払い:8,800円
5教科コース4ヵ月継続:10,428円
毎月払い:10,978円

すららは入会金と月額費用の支払いが必要で、さらに入会金はコースによって10,000円を超えることも。

受講費用は他社の平均的な10,000円前後の価格で利用でき、追加費用もとくに必要ありません。

ベネッセが東京大学と共同研究した子どもの学習に関する調査によると、1ヵ月あたりの子ども1人の平均教育費は17,379円。

すららであれば平均教育費内で幅広い目的に対応した学習を受けることが可能です。 

口コミ・評価をまとめると…

メリット
小1~高3の範囲まで理解度に合わせてカリキュラムを調整できる
声優付きの対話式アニメーション授業で飽きずに学習できる
問題が解けなかった原因を即座に分析し、学びなおしを提案

デメリット
スマホでの操作は推奨環境外、Androidタブレットも不安定
アニメーションが多すぎて集中力が散ってしまう可能性も

基本情報

対象学年小1~高3※理科
・社会は小3~中3
月額料金(税込)8,228~10,978円
対応教科数5教科
学習スタイルタブレット
目的・コース・勉強嫌い
・中高一貫校
・帰国子女
・不登校
・発達障がい
難易度基礎~応用
教科書準拠
英語・数学は教科書との対応表を提供
サポート内容・先取り、さかのぼり学習
・学力診断テスト
・学習管理機能
・ゲーミフィケーション
・すららコーチの質疑応答、学習アドバイス
・先取り、さかのぼり学習
・学力診断テスト
・学習管理機能
・ゲーミフィケーション
・すららコーチの質疑応答、学習アドバイス
無料体験
運営会社株式会社すららネット

おすすめの人の特徴

  1. 子どもの家庭学習を保護者だけで支えるのが不安な人
    ➡追加費用不要で利用できるすららコーチサービスでは、現役の塾講師が1人ひとりの学習計画を立て、保護者にアドバイスを伝えます。
  2. 学校の授業や宿題に集中できない勉強嫌いな人
    ➡すららは勉強嫌いな子どもも楽しんで進められるよう工夫した機能やカリキュラムばかり。
    学習計画も立ててくれるので、やっているうちに自然と理解ができます。
  3. 不登校や発達障がいなどの事情を抱える人
    ➡すららは教育委員会や特別支援学級で採用実績が多数ある信頼性の高いICT教材です。
    これまで300人以上の不登校の生徒が出席扱いに認定されています。

6位:ポピーは紙教材中心×自ら学ぶ力を育てるテキストづくりを意識

出典:中学ポピー

【ランキング評価】

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    5
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    3

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価20/25点

★教材の分析★

ー受講費用が安いかー
5,000円前後と他社と比較しても料金設定はやさしめ。
入会金や年会費もなし。
教育サービスの利用に追加費用もかからないため、リーズナブルに使える通信教育。

ーカリキュラムや教材の充実度ー
学校の成績アップを目的とした定期テスト対策や入試対策の対応がメイン。
一部デジタルコンテンツの提供はあるものの、紙教材のテキスト利用が中心となる。

ー学力レベル(合格実績など)ー
合格実績は公開されていない。
英語4技能対応ワークや合格に向けた模擬テストの提供など、公立高校の入試対策まで対応できるレベルで展開。

ー学習サポート体制ー
学習相談サービスを使って教材に関する質問や相談が可能。
また、学校の授業がポピー教材より進んでしまったときは対応する教材を提供。  

ポピーは昭和48年の創刊から半世紀以上家庭学習を支えてきた歴史のある通信教育です。

手がけるのは小中学校の教材やプリントを開発する新学社なので、学校の授業に追いつきたい子どもや定期テストをしっかり対策したい家庭におすすめ。

教科書準拠だけでなく、定期テストは実技4科目を含め9教科まで対応しているので、学校のテスト対策がしやすい教材です。

シンプルなテキスト教材の毎月発送に追加費用が必要なサービスやオプションもないため、料金体系が分かりやすいところもポイントですね。

料金情報

スクロールできます
コース名月額料金 ※税込
中学ポピー1年生年間払い:4,750円(合計57,000円)
毎月払い:5,000円
中学ポピー2年生年間払い:4,940円(合計59,280円)
毎月払い:5,200円
中学ポピー3年生年間払い:5,035円(合計60,420円)
毎月払い:5,300円

他社の費用と比較してもポピーの受講費用は5,000円前後とかなりリーズナブルです。

追加費用や入会金なども不要なので受講費用を抑えたいならポピーがおすすめです。

ベネッセが東京大学と共同研究した子どもの学習に関する調査によると、1ヵ月あたりの子ども1人の平均教育費は17,379円。ポピーなら3分の1の費用で受講できます。

口コミ・評価をまとめると…

メリット
受講費用がお得だから継続しやすい
スケジュールに合わせて適切な教材が届けられる
英語4技能はデジタル教材で効率よく学習可能

デメリット
デジタル教材のコンテンツは少なめで汎用性は低い
教科書準拠なので個別のニガテ対策には対応しづらい

基本情報

対象学年中学1~3年
月額料金(税込)4,750~5,300円
対応教科数9教科
学習スタイル紙+デジタル
目的・コース・定期テスト対策
・入試対策
難易度基礎~入試対策まで
教科書準拠
サポート内容・学習相談サービス&教育相談サービス
・授業進度対応サービス
・ポピー診断
・がんばり大賞制度
・定期テストの範囲検索
無料体験
運営会社新学社

おすすめの人の特徴

  1. 学校の授業についていけるよう基礎から対策したい人
    ➡ポピーの教材は教科書準拠で、学校のテスト範囲との対応ページも確認がしやすいです。
    予習・復習やテスト前の集中対策にも取り組みやすい教材です。
  2. ほかの習い事に集中したいけど勉強も遅れをとりたくない人
    ➡ポピーは月額5,000円前後とリーズナブルなので、ほかの習い事や塾と掛け持ちがしやすいです。
    1日約30分程度で取り組める教材なので、時間がなくてもしっかり理解度を深められます。
  3. 毎月どんな教材が届くか楽しみにしたい人
    ➡ポピーは時期に応じて必要な教材を都度届けています。
    いつも同じテイストの教材に取り組むわけではないので、飽きずに続けられるでしょう。

7位:スタディサプリはコスパよくスマホやタブレットで学習できる

出典:スタディサプリ中学生

【ランキング評価】

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    4
  • 管理機能
    3

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価19/25点

★教材の分析★

ー受講費用が安いかー
ベーシックコースは年間21,780円とかなりリーズナブルに受講できる。
入会金や追加費用も必要なし。
個別指導コースも月額10,780円と平均的な費用。

ーカリキュラムや教材の充実度ー
小1~高3までの映像講義を見放題で無学年に対応している。
個別指導コースでは定期テスト対策や個別のスケジュールに対応したカリキュラムをコーチが提案。

ー学力レベル(合格実績など)ー
2022年度の全国各地の高校に合格した実績を多数記載。
英語と数学は難関校対策のカリキュラムを展開している。

ー学習サポート体制ー
料金体系を差別化したことによりベーシックコースのサポートは乏しい印象。
個別指導コースでは、科目別の質問制度や大学生コーチによる学習進捗フォローあり。 

学生から大人まで利用者が幅広いオンライン教材サブスクのスタディサプリはリクルートが手掛けています。

中学講座は小1から高3までの映像授業を追加費用なしに閲覧できるので、ニガテな分野はさかのぼって、得意な分野はどんどん中学校の進度を超えて学習することが可能です。

演習問題は10,000問以上用意されているので、映像授業でインプットしたことを効率よくアウトプットできます。

さらに教科書準拠でテストの日程を入力すれば、定期テスト対策のカリキュラムを提案してくれますよ。 

料金情報

スクロールできます
コース名月額料金 ※税込
ベーシックコース年間払い:1,815円(合計21,780円)
毎月払い:2,178円
個別指導コース毎月払い:10,780円

スタディサプリの受講費用は他社と比べてもかなりリーズナブルです。

コーチング指導や質問サポートが付いた個別指導コースも10,780円と、他社の平均的な受講費用に収まります。

映像講義は高3まで閲覧できるのでコスパがよいのと、定期的にキャンペーンで月額料金がさらにお得になるチャンスもあるので、費用面で期待の大きいサービスと言えます。

口コミ・評価をまとめると…

メリット
受講費用がお得で続けやすいところが魅力
タブレットじゃなくてもスマホやパソコンから学習しやすい
12ヵ月一括払いは返金制度があるので安心して入会できる

デメリット
添削指導などのサポート対応がない
難関校の徹底した入試対策としては物足りない

基本情報

対象学年小1~高3
月額料金(税込)1,815~10,780円
対応教科数9教科
学習スタイルタブレット+紙
目的・コース・基礎講座(教科書対応)
・応用講座(受験対策)
・期間限定講座(長期休み)
難易度基礎~入試対策まで
※英数は難関対策あり
教科書準拠
サポート内容・先取り、さかのぼり学習
・保護者メール
・サプモン(ゲーム)制度
・返金制度
・大学生コーチング(個別指導コースのみ)
・質問制度(個別指導コースのみ)
無料体験
運営会社株式会社リクルート

おすすめの人の特徴

  1. 子どもと保護者だけで学習管理ができるか不安な人
    ➡個別指導コースなら担当コーチが学習スケジュールを管理してくれるので、自分たちで進捗を意識する負担も少ないです。
    分からないことも質問できます。
  2. ほかの塾や通信教育と掛け持ちして学習したい人
    ➡スキマ時間に勉強しやすいスタディサプリは受講費用もリーズナブルなので、ほかの教育サービスと掛け持ちがしやすいです。
    一括払いの返金制度もあるので無理して続ける必要もありません。
  3. 毎回どの学習を始めればよいか分からない人
    ➡学校の進度や学習記録から、今やるべき学習を一目でわかるようにまとめたミッション機能を搭載。
    ミッションを進めるだけで、迷わずに定期テスト対策に日頃から取り組めます。

8位:デキタスは親しみやすいキャラクター×ゲーム機能で楽しんで学習できる 

出典:デキタス中学生

【ランキング評価】

  • 受講費用
    4
  • 対応科目
    4
  • カリキュラム
    4
  • サポート体制
    3
  • 管理機能
    4

受講費用
対応科目
カリキュラム
サポート体制
管理機能
総合評価19/25点

★教材の分析★

ー受講費用が安いかー
学年やコース別に費用が分かれていないため、料金体系が明確で分かりやすい。
入会金や追加費用なしで、5,000円以下なので他社と比べてもリーズナブルに受講可能。 

ーカリキュラムや教材の充実度ー
不登校の生徒や発達障がいの子どもも楽しんで取り組める授業動画を心がけている。
また、デキタス先生によるオンライン対面指導で出席扱い認定制度にも対応。

ー学力レベル(合格実績など)ー
入試対策のコースがないため合格実績の記載はなし。
教材は難関大合格指導を誇る城南予備校や城南医志塾を手掛けるグループの講師が監修しているので分かりやすい。

ー学習サポート体制ー
個別の質問対応や添削指導には対応していないものの、子どもが飽きずに学べるような工夫・配慮あり。
保護者向けのレポート内容も豊富で学習状況を把握しやすい。

デキタスを手がけるのは難関校への合格実績を誇る予備校を手がける城南進学研究社。

中学生の勉強が嫌いな子や不登校・発達障がいで学校の授業についていけるか不安な家庭をサポートできるよう、楽しんで学べる教材づくりを意識しています。

親しみやすいアニメキャラクターが解説してくれるほか、ほかの受講生とのランキングや年数回開かれる全国イベントで競い合うこともでき、モチベーションを高く持ちながら学習を続けることが可能です。

料金情報

スクロールできます
コース名月額受講料金(税込み)
中学生4,400円

受講費用は4,400円とシンプルかつリーズナブルです。追加費用なども必要ありません。

専用タブレットの購入も不要で、推奨環境に適したパソコン・タブレット・スマホと通信環境があれば、すぐに学習をスタートできます。

また、兄弟や姉妹で申し込むと全員にアバターや景品交換で使えるポイントが進呈されます。

口コミ・評価をまとめると…

メリット
対応デバイスが幅広いためどこからでも学習できる
競い合う仲間の存在で学習意欲を維持しやすい
テスト範囲の単元を設定すれば自分だけの定期テスト対策も可能

デメリット
ハイレベルな問題や入試対策には対応していない
個別の質問対応や添削指導のサポートがない

基本情報

対象学年小1~中3
月額料金(税込)4,400円
対応教科数8教科
学習スタイルタブレット
目的・コース・基礎
・不登校
・発達障がい
難易度基礎~応用
教科書準拠
サポート内容・先取り、さかのぼり学習
・ランキング
・全国イベント
・学習進捗レポート3種&ポイント制度
無料体験
運営会社株式会社城南進学研究社

おすすめの人の特徴

  1. 子どもがアニメやゲーム好きで競争心を持っている人
    ➡授業や演習問題には魅力的なキャラクターが登場し、アニメやゲームに近い世界観で学習を進められます。
    また、ランキング制度により競争心を持って学習できます。
  2. 受講費用を抑えて手軽に通信教育を始めたい人
    ➡デキタスは入会金不要で毎月5,000円以下で学習できるコスパのよい通信教育です。
    また、手持ちのスマホやタブレットで学習できる手軽さもあります。
  3. 不登校で出席扱い認定制度を利用したい人
    ➡先取り、さかのぼり学習にも対応しているほか、専属先生によるオンライン対面指導を受けられるので、出席扱い認定制度にも対応しています。

ちなみに…
教材は紙とタブレットどちらがおすすめ?

通信教育は紙教材が毎月郵送されるタイプと、教材がタブレットにオンライン配信されるタイプがあります。
紙教材はテキストに直接書き込みができるので、手を動かして知識が定着しやすい・実際の試験に近い環境で問題を解けるというメリットがあります。

一方で教材がかさばりやすく持ち運びにくい点や邪魔になってしまうところはデメリットです。
また、添削課題は返ってくるまで時間がかかるという面も。
タブレット教材は子どもが楽しみながら学習できる工夫があること。
アニメーションや講師解説の動画もあるので、分からないことを五感で理解しやすいです。

また、AIなどの機能が発展して、1人ひとりの学習状況を考慮した復習問題にも取り組めます。
ただしタブレットの準備がいる・または追加費用がかかる点や、通信サービスなどの整備が必要な点は家庭にとってデメリットもあるでしょう。

紙教材をおすすめしたいのは、手軽かつ安定して学習できる環境がほしい人。
ネットワークトラブルで学習が中断するリスクもなく、教材と筆記用具さえあれば学習環境は整います。

タブレット教材をおすすめしたいのは、効率良く学習したい人。
とくに復習問題などは生徒に合った問題がピックアップされるので、部活動などと両立したい人にもおすすめです。

【徹底比較】目的別におすすめの中学生向け通信教育は?

あらためて、今回のランキング結果は以下のようになりました。

スクロールできます
順位通信教育名受講費用大きな特徴
6,400円〜/月まなびライブラリーの取り扱いジャンルが幅広い
充実した添削、質問対応サービスで分からないことを解消
内申点対策と受験対策でコースを分けられてカリキュラムに無駄がない
7,480円〜/月特進クラスで早期から難関公立・国私立対策ができる
タブレットでも自由記述問題に対応できるから書く力がつく
学年を超えたニガテ分野を1回3分で反復学習
1,827円〜/月難関高校合格の指導経験が豊富なベテラン講師による映像授業
AI分析による復習問題やトレーニング機能を活用可能
記述式の在宅全国模試で実戦での弱みが分かる
3,278円〜/月料金体系がシンプルで分かりやすい
とくに英語と数学の基礎力を仕上げやすいカリキュラム
保護者向けページで学習進捗が分かりやすい
8,228円〜/月小1~高3の範囲まで理解度に合わせてカリキュラムを調整できる
声優付きの対話式アニメーション授業で飽きずに学習できる
問題が解けなかった原因を即座に分析し、学びなおしを提案
4,750円〜/月受講費用がお得だから継続しやすい
スケジュールに合わせて適切な教材が届けられる
英語4技能はデジタル教材で効率よく学習可能
1,815円〜/月受講費用がお得で続けやすいところが魅力
タブレットじゃなくてもスマホやパソコンから学習しやすい
12ヵ月一括払いは返金制度があるので安心して入会できる
4,400円/月対応デバイスが幅広いためどこからでも学習できる
競い合う仲間の存在で学習意欲を維持しやすい
テスト範囲の単元を設定すれば自分だけの定期テスト対策も可能

ここからは、目的別におすすめできる中学生向け通信教育を解説します。

中高一貫向けの通信教育は「Z会」がおすすめ

中高一貫校に対応する通信教育は、以下になります。

・進研ゼミ
・Z会
・すらら

その中でもおすすめしたいのが「Z会」です。

Z会は中高一貫校の独自ペースで進むカリキュラムに対応しやすいよう、中学3年間の範囲をすべて利用できます。

また、思考力や文章力が身につく講座もあるので、大学入試を見据えた総合的な学力アップを中学生のうちから図ることが可能です。

不登校向けの通信教育は「デキタス」がおすすめ

不登校に対応する通信教育は、以下になります。

・すらら
・デキタス

その中でもおすすめしたいのが「デキタス」です。

デキタスでは専門の先生がオンライン対面指導を行うため、出席扱い認定にも対応しています。

アニメやゲームの世界観に近いコンテンツで学習ができるので、子どもも楽しみながら学習を進められます。

また、ランキング制度や年数回の全国イベントをオンラインで開催しているので、少しずつほかの子どもとの触れ合いや距離感を縮められるでしょう。

受験対策向けの通信教育は「進研ゼミ」がおすすめ

受験対策に対応する通信教育は、以下になります。

進研ゼミ
・ポピー
・スマイルゼミ
・Z会
・スタディサプリ

その中でもおすすめしたいのが「進研ゼミ」です。

進研ゼミでは内申点を意識した基礎力固め中心のスタンダードコースと、難関高校受験を意識した応用ありのハイレベルコースを展開しています。

全国学力診断テストや添削指導にも対応しているので、高校入試を意識している中学2〜3年生には進研ゼミが取り組みやすいでしょう。

受験方式が内申点を考慮する推薦でも一般入試でも、どちらにも対応しやすいコースがあることが進研ゼミの魅力です。

定期テスト対策向けの通信教育は「スマイルゼミ」がおすすめ

定期テスト対策に対応する通信教育は、以下になります。

・進研ゼミ
・ポピー
スマイルゼミ
・Z会
・スタディサプリ
・東進オンライン学校

その中でもおすすめしたいのが「スマイルゼミ」です。

スマイルゼミは定期テスト期間になると9教科のテスト範囲から、理解度や進捗に合わせた生徒1人ひとりのカリキュラムをオーダーメイドで作成してくれます。

AIに提示された内容で復習していけば定期テスト対策はばっちりです。

基礎からの振り返りが必要な範囲については学年を超えて3分程度で復習できます。

発達障がい者向けの通信教育は「すらら」がおすすめ

発達障がい者に対応する通信教育は、以下になります。

すらら
・デキタス

その中でもおすすめしたいのが「すらら」です。

すららには発達障がい児を指導したことのある現役塾講師がすららコーチとして在籍することもあります。

すららコーチは学習計画の立案から保護者の学習サポートへのアドバイスまで、追加費用なしで全面的にサポートしてくれる心強い存在です。

提供されるコンテンツもアニメーションやゲームを意識した内容なので、楽しみながら学習できるでしょう。

海外在住・帰国子女向けの通信教育は「すらら」がおすすめ

海外在住・帰国子女に対応する通信教育は、以下になります。

すらら

「すらら」のコンテンツは、現地の日本人学校でも採用されている教材です。

パソコンやタブレットがあれば学習できるので、海外の自宅からでも日本の学習指導要領に沿った学習に取り組めます。

小学校時代から海外にいたという子でも、無学年方式のすららなら小学校の範囲から振替って学習できるので安心してください。

中学生向け!通信教育を選ぶときのポイントは?

中学生が通信教育を選ぶときは、次のようなポイントに気をつけましょう!

①子どもの性格や学習スタイルに合わせる

子どもが続けやすい環境を実現できるよう、性格や好みの学習スタイルに合った通信教育を選んでみましょう。

たとえば遊ぶことが好きな子には、タブレット教材でアニメーションやクイズ形式のコンテンツが多い通信教育が向いてます。

一方でタブレットの使い方になれていない、抵抗感のある子には紙教材が適しています。

すでにタブレットを活用した教育を進める学校も多いので、タブレットへの抵抗感については予め子どもに確認してみるのもよいでしょう。

②対応教科の柔軟性を確認(理科や社会だけ受講できるか)

通信教育のコース選択時に、受講したい教科を柔軟に選べるかもポイントになります。

たとえば、数学だけ成績を上げたい人にとっては、国語や英語などのほかの科目は不要です。

コストも抑えられるので、必要な教科だけ選択したいという場合は、料金設定や教科の選択方法についても確認しましょう。

③目標や予算をあらかじめ決めておく

通信教育はどれも魅力的なコンテンツや分かりやすいカリキュラムをそれぞれ独自に開発しているので、甲乙付けがたいこともあります。

そんな時に子どもに合った通信教育を選べるよう、自分たちで指標を作っておくと絞りやすいです。

たとえば通信教育を受講する目的にマッチしたカリキュラムがあるか、年間予算内に収まるかシミュレーションをするなど、指標を決めることで見えてくる要素もあります。

【メリットを解説】中学生向けの通信教育をおすすめする理由

そもそも「なぜ中学生には通信教育がおすすめなのか?」理由をわかりやすく解説しておきます。

①塾や家庭教師に比べて費用が安い

塾や家庭教師は人件費が発生する分、通信教育に比べ費用が高いです。

実際に文科省が令和3年に調査した中学生の学習塾の年間費用は、公立中学校で250,196円・私立中学校で175,435円でした。(出典:文科省「令和3年度 子供の学習費調査」)

月額で14,000〜20,000円程度かかるため、これまで紹介してきた通信教育の方がお得に利用できることが分かりますね。

②家庭学習の習慣がつきやすい

自宅で学習できる環境なので、自然と家庭学習の習慣をつけることが可能です。

自分の部屋でもリビングでも取り組めるので、保護者も学習の様子を把握できるという利点もあります。

家庭学習が習慣づくと高校受験の勉強や進学後の学習意欲にもつながるでしょう。

長期的に通信教育を利用するつもりはないという家庭も、中学生のうちに家庭学習の習慣づけは大切です。

③時間を有効活用でき部活動などと両立しやすい

塾や家庭教師のように決まった時間に授業を受ける必要がないため、時間を有効活用できるという利点があります。

通信教育のほとんどのサービスには、決まった学習スケジュールはありません。

早起きして学校に行く前に取り組むのも、お風呂の後に取り組むのも自由です。

部活動やほかの習い事と両立がしやすいことも通信教育のメリットと言えるでしょう。

④子どもに合わせて学習内容をカスタマイズ

子どもの今の理解力に合わせた学習内容を提供できるというのが通信教育のメリットです。

とくにタブレット教材の場合、毎日の学習進捗やこれまでの正答数を考慮して、苦手分野を克服できるカリキュラムを提供してくれます。

集団塾や学校は1人ひとりのペースに付き合うことはできません。

しかし通信教育では、理解してる得意科目は先に進んで学習、分からない苦手科目は学年を振り返って復習といった柔軟性のあるカリキュラムで取り組めますよ。

【デメリットを解説】中学生向けの通信教育をおすすめしない人の特徴

先ほどはメリットについて触れましたが、逆にデメリットはあるのでしょうか?

①分からないことをすぐに解決したい

通信教育は目の前に講師がいるわけではありません。

そのため、分からないことがあってもすぐに解決できないのはデメリットとなります。

つまずいたポイントをすぐに解決したい子どもや、オンラインや紙での質問が面倒だから分からないことを放置するという子どもには、通信教育は向きません。

②勉強に追加費用をかけたくない

タブレット教材を選んだ場合、専用タブレットが必要であったり家庭にタブレットがないという場合は、別途でタブレット費用が必要になります。

タブレットが万が一故障したときに備えたオプションの保険サービスなどもあり、心配であれこれと追加費用を払っていると想定外にコストが上がることも。

質問制度やフォロー制度にオプション費用がかかるケースもあるので、勉強中の思わぬ追加費用は避けたいという家庭にはおすすめしません。

③学習管理が困難で続けられるか分からない

塾や家庭教師はスケジュールが決まっているので、その日時になったら強制的に勉強する姿勢を取らなければいけません。

はじめは集中力のない子も、自然と集中できるようになるでしょう。

しかし、通信教育の場合は自分の意思で勉強を進めなければいけないため、モチベーションが持ちにくいというデメリットがあります。

ライバルの存在も見えにくいため、競争心が持てないという一面も。

また、スケジュールが決まっていないから故に学習管理もしづらいです。

家庭で相談しながら学習時間を確保するか、進捗状況などの見える化ができるサービスを選ぶといった工夫が求められます。

④保護者による学習サポートが難しい

通信教育になると目の前に講師はいないので、必然的に保護者が頼りの存在となります。

また、先ほどのような学習管理や進捗チェックは、保護者のサポートが必要な子どももいるでしょう。

保護者が目を掛けないと、受講費用を払っているだけで子どもが全く手をつけていない、という思わぬ事態になりかねません。

子どもによって程度に差はありますが、通信教育は保護者の介入が必要な学習方法です。

サポートをしたことがないという保護者は、適宜声をかけてみるところから始めてみましょう。

【解決策】無料体験や資料請求で不安要素を解消しよう

通信教育にもデメリットや思わぬ注意点が隠れています。

しかし、すべての通信教育が同じデメリットを持つわけではありません。

なかには通信教育にありがちな家庭の悩みを解決できるサポートやサービスを提供する通信教育もあります。

まず気になる通信教育があったら、いきなり入会をするのではなく、無料体験や資料請求をしてみましょう。

公式サイトや評価を見るよりも実体験で感じることもたくさんあります。

子どもが受けてみてどうか、保護者はどれくらい関わるべきかなど、気になるところをスタッフに相談してみるのもよいでしょう。

【FAQ】中学生向け通信教育について!よくある質問

最後に!中学生向けの通信教育について、よくある質問と回答をまとめました。

中学生の1日の学習時間の目安は?

2022年のベネッセと東京大学の共同研究によると、学校がある日の中学生の1日の学習時間は平均して103分です。

その中で学校の宿題が47分、学校の宿題以外の勉強が32分、学習塾が24分という内訳になります。

学習塾と併用して通信教育を受ける場合は30分前後、通信教育だけを受ける場合は50分程度が目安の勉強時間でしょう。

もちろん時間がない時は15分でも十分です。

大切なのは毎日学習するという習慣づくりです。

不登校の生徒は通信教育を出席扱いにできる?

文科省の取り決めによると、一定要件を満たした上で、自宅でICT等を活用した学習活動を行う場合、学校の校長は出席扱いとする+成果を学校の成績に反映することが可能です。

自宅での学習活動には学校外の公的機関や民間事業者が提供するコンテンツも含まれるので、一定の要件を満たせば通信教育でも出席扱いにできます。

実際にすららでも、不登校向けのカリキュラムを展開して300人以上の不登校生徒が出席扱いに認定されました。

気になる一定の要件は7つあります。

文科省発布の資料をもとに簡単にまとめたので、参考に確認してみてください。

1.保護者と学校で十分な連携や協力関係が取れていること
2.学習活動はICT・郵送・FAXなどを活用して提供されるものであること
3.定期的かつ継続的に対面指導が適切に行われることを前提とする
4.該当の生徒の理解度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
5.校長は生徒の対面指導・学習活動の状況を十分に把握すること
6.学校外の公的機関や民間施設で生徒が相談・指導を受けられない状況である
7.成果を成績に反映する場合は、学校の教育課程に照らし適切な学習計画と判断されること

中学生の通信教育を維持するコツは?

先ほどの学習時間の目安でもお伝えしたように、5分でも15分でもとにかく受講することが大切です。

自然と家庭学習が習慣化できるようになったら、通信教育を受講するタイミングをルーティンにするのもよいでしょう。

たとえばお風呂上がりや学校に行く前の10分など、簡単に決めておくだけでも続けやすくなります。

また、通信教育で頑張って勉強をした成果が目に見えると、モチベーションの維持につながります。

ちゃんと続けていたり成績が良かった時は保護者も積極的に声をかけて褒めてあげるなどして、通信教育の学習をサポートしてみてください。

タブレット教材の場合、外出時も利用可能?

通信環境を準備できるなら、外出時も利用可能です。

モバイルルーターでWi-Fiに接続するか、持ち込みのタブレットならデータ通信を契約するのもよいでしょう。

外出時も手軽に学習できるようになれば、さらに効率良く家庭学習ができます。

学校の授業に沿った内容を提供している?

通信教育によっては、学校の授業進度に合わせてカリキュラムを提供してくれるサービスもあります。

授業に沿った内容を希望する場合は、対応する教科書の中に学校で扱う教科書があるか事前に確認しましょう。

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